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川 ゚ -゚) 駅のようです('A`)


780 :川 ゚ -゚) 駅のようです('A`):2008/12/26(金) 10:23:06.34 ID:QdH8x+yq0

 午前七時二十分。
 小さな駅で、学生服にショルダーバックといった出で立ちの少年が、電車が来るのを待っている。

川 ゚ -゚) 「やあ、少年」

 改札口から出てきた、ブレザーの制服の少女が少年に声をかけた。

('A`)「どーも、お姉さん。いつも早いっすね」

 少年も、それに応じる。



781 :川 ゚ -゚) 駅のようです('A`):2008/12/26(金) 10:26:09.42 ID:QdH8x+yq0

川 ゚ -゚) 「お? いつもよりカバンが軽そうだな」

 二人は同じ学校の生徒ではない。

('A`)「ああ、今日は体育祭だから、持ち物は体育着だけでいいんす」

 乗る電車の行き先も違う。

川 ゚ -゚) 「こんな時期に体育祭か? しかも平日じゃないか」

 互いに、名前も知らない。

('A`)「ですよねー。ウチの学校の人たちは何考えてんだか」

 二人の繋がりはこの時間だけ。

川 ゚ -゚) 「一度抗議してみたらいい。署名でも集めとけ」

 それでも二人は他愛もない会話を続ける。

('A`;)「そんな体育祭の日程ごときで熱くなれねっす」

 この時間が、楽しいから。



782 :川 ゚ -゚) 駅のようです('A`):2008/12/26(金) 10:29:09.61 ID:QdH8x+yq0

川 ゚ -゚) 「だよな。……おっ、来た来た」

 電車の警笛が終りの合図。

('A`)「うわ……座れそうにねぇや」ウツダシノウ

 楽しい時間は十分にも満たない。

川 ゚ -゚) 「すいてるだけでもありがたいと思え。あっち方面はいつも満員だ」

 電車が止まり、扉が開く。

('A`)ノシ「じゃ、お姉さん、また明日」

 他の乗客と共に、少年は電車へと乗り込む。

川 ゚ ー゚) 「ああ、またな、少年」

 扉が閉まり、電車が動く。
 少女は電車を見送り、空を仰いだ。
 そこには、綺麗に澄んだ青空が広がっていた。


~おわり~


[ 2008/12/26 17:46 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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