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(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです

※微閲覧注意





567 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:18:57.18 ID:QH9D5B2z0

(#^ω^)「おま…ふざけんなお!」

(´・ω・`)「ふざけてなんかいない。
      彼女は君より僕を選んだ、それだけのことさ。八つ当たりはやめてもらえないか?」

(#^ω^)「それが友達の言うことかお!」

(´・ω・`)「友達? そう思っていたのは君だけだろ?
      わかったらさっさと帰ってくれ。僕は君と違って忙しいんだ」

(#^ω^)「…ッ! もういいお! お前なんか死んでしまえお!」


バタン!!


(´・ω・`) 「ふぅ…やっと帰ったか」



569 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:22:26.59 ID:QH9D5B2z0

あ、自己紹介が遅れたね。僕の名はショボン。

『眉目秀麗』『頭脳明晰』『スポーツ万能』と世間一般の凡人達とは一線を画すと胸を張って言える。

さっきの男は同じクラスのブーン。
彼の彼女であるツンを寝取った事に対して逆恨みをし僕の家まで押しかけてきたが、誰と恋愛しようともそれは個人の自由だ。
よって僕がブーンに文句を言われる筋合いは無い。


(´・ω・`)「女の一人や二人奪われたくらいで、なんであんな簡単にキレるんだろうか?
      僕には全く理解できないね。まぁ彼のような醜男の考えなんて、理解したくもないけどね」


そう言うと、僕は何事も無かったように卒論の仕上げへと取り掛かった。
あの程度の人間関係のいざこざは日常茶飯事だ。僕のような人間は、愚鈍な一般人とは馬が合わないらしい



572 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:25:37.90 ID:QH9D5B2z0

(´・ω・`)「よし、もうすぐ完成だ。一服したら一気に仕上げてしまおう」


僕は机の端に置いていたマルボロの箱に手を伸ばすが…中身は空だった。
買い置き分も探したが全く見付からない。


(´・ω・`)「…仕方ない。コンビニに買いに行くか」


僕が住んでいるマンションからコンビニまでは結構距離がある。冬の真夜中なのでその道程は少し辛い。
寒さを感じないように充分に着込むと、僕はコンビニへと出掛けた。



575 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:29:50.62 ID:QH9D5B2z0

(´・ω・`)「この辺りは街灯が無いから危ないよなぁ…」


マンション周辺はその光によって視界が開けているが、5分も歩いた先は街灯も何も無い、薄暗い路地だ。
月の光が微かに照らす中、僕は転ばないように慎重に歩いていった。


(   ) 「うぅ…」


歩いている途中、道端でうずくまっている人影を僕は見付けた。


(´・ω・`) (どうせ酔っ払いとかだろう? 全く…恥というものを知らないのか?)


どうでいい愚図に構ってやるほど僕は優しくない。
声を掛ける事すらせず、素通りしてコンビニを目指した。



577 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:32:26.77 ID:QH9D5B2z0

次の瞬間だった。



(   )「無視するとはひどいなぁw ねぇ、ショボン君?」


僕のうなじにひんやりとしたものが刺さった。
感じたその冷たさは熱へ、そして痛みへと変わった。



582 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:37:36.36 ID:QH9D5B2z0

痛みを堪えながら振り向くと、そこには見た事あるような無いような男が立っていた。
曖昧な記憶ということは、この男もたいした事の無い愚鈍な大衆の一人だろう。

そしてその男の右手には包丁が、左手にはサバイバルナイフが握られていた。


('∀`)「僕の事を覚えているかい?」


('∀`)「あ、答えなくていいよ。もう喋れなくなるからw」


その言葉と同時に、僕の喉に包丁が捻じ込まれた。



584 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:39:52.03 ID:QH9D5B2z0

('∀`)「君が僕のカンニングを教師にチクったりしなければ、こんな事にはならなかったのにねぇ」


僕の左腿をナイフで突き刺され、


('∀`)「あれからの僕の人生を君に想像できるかい?」


僕の右腿を包丁で突き刺され、


('∀`)「学校は退学になり親からは勘当され、一気に負け組に落ちた僕の気持ちが君にわかるかい?」


僕の両肩を包丁とナイフで突き刺された。



587 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:42:28.21 ID:QH9D5B2z0

…思い出した。こいつは高校3年の時に同じクラスだった、鬱田ドクオだ。


それにしてもなんだいこの男は?
不正行為を黙認しなかった腹いせに僕を殺すつもりかい?

君とは生まれ持ったものが何もかも違う僕に、糞のような君の人生なんて想像できる筈がないだろう?
卑劣な手を使ってでしか勝ち組を気取れなかったクズの気持ちが、本物の勝ち組である僕にわかるとでも?


なんでこんなに愚かなんだか…理解に苦しむよ。


これだからこの世界は嫌なんだ。こんな愚劣で醜悪で無様な人間が大半なのだから。
そんな世界で生きていく事自体、僕には耐え難い事だったんだ。

さぁ、早く殺すがいいさ。君は獄の中で愚かな自分を後悔して嘆くがいい。
君みたいな人間は、死ぬまで自分の愚かさに気付かないだろうけどね。



589 :(´・ω・`)どいつもこいつも狂っておられるようです:2008/12/22(月) 04:44:57.41 ID:QH9D5B2z0


('∀`)「じゃあね。バイバイw」



二本の刃は、僕の顔へと突き立てられた。



  ―終わり―


[ 2008/12/22 19:32 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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