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(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです


501 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです1/30:2008/12/22(月) 01:50:02.42 ID:JdV4A3FF0

数多くの高層ビルやマンション、スーパーマーケット等の立ち並ぶ街。

どこを見渡しても緑などは見えず。

アスファルトの道が広がるここには
コンクリートジャングルといった言葉がよく似合った。

歩道の隅には地下へ伸びる階段が数多くあり
地下鉄が通っていることがわかる。

通勤するサラリーマン、遊びに来た若者や老人。

道端で者を売る露天商、道行く者にビラやティッシュを配るバイト。

肩で風を切り、我が物顔で堂々と歩くチンピラ……

この街にやって来る者や働く者は数多くおり
人の多さに驚かされ、初めてやってきた者には些か恐怖心を煽るかもしれない。

初めて訪れる都市というものは大抵そう言うものだろう。

しかし、この街は国の最先端をいっており
遊ぶ場所や食事、買い物に困ることはない。

いや、逆にそういった場所が多くあり過ぎて
初見の者達は自分の好みに合う店に巡り合えずに四苦八苦することもあるだろう。



503 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです2/30:2008/12/22(月) 01:52:27.51 ID:JdV4A3FF0

れもこの街が発展しているから起こる現象であり
誰もそれに不満を漏らす者はいない。

ここに来た者達は多すぎる建物に困惑しながらも
足を運び充足感を得る。

この街は賑やかだ。

―――――――――そのはずであった。

その街も今では数多くの建物を半壊させており
ガラスの破片やコンクリートの塊をぶちまけ
道路にはモグラ叩きのような風穴が空いていた。

砂煙が舞い、死体が横たわる。

ビルの残骸にはペンキのように血が塗られ
窓ガラスにはクモの巣のような罅が入り
この街で銃撃戦があったことが物語られていた。


そこに賑わった街などと言った面影はなく
廃墟という言葉がよく似合っていた。



504 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです3/30:2008/12/22(月) 01:54:25.15 ID:JdV4A3FF0

ここで戦闘があったのだ。

今やここは敵国に制圧され
この街を行きかっていた者達もいなくなり。

この場にはもう二人の男しかいない。

一方の男はギコと言い、もう一方はミルナと言った。

ギコは黒い潜水服のような物で隙間なく首下まで覆い
彼の体に密着し、鎧のように体の至る所を覆う機械や服の下から覗く彼の筋肉が
その服の全体像にゴツゴツとした印象を与えた。

この黒いスーツは<強化骨格>と呼ばれ、彼の体を支える装備の一つ。

彼の腰には一振りの方刃の剣とナイフが携えられており
肩にはアサルトライフルが銃帯で掛けられている。

対するミルナは裸の上半身に脚甲のような物で下半身を覆い
両腕にはそれぞれ小振りのナイフが3本、ホルスターに備えられている。

彼の体はよく鍛えられており、至る所に筋肉が蓄えられ
露出した上半身からは数多くの古傷が晒されていた。



507 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです3/30:2008/12/22(月) 01:57:05.74 ID:JdV4A3FF0

( ゚д゚ ) 「やっと見つけたぞ……さぁ! 俺を楽しませてくれぇ!!」

ミルナが吠え、ギコへ向けて突進していく。

(,,゚Д゚) 「そちらから出向いてくれるとは手間が省ける」

(,,#゚Д゚) 「楽しむ間もなく終わらせてやる!」

ギコは咆哮し、方刃の剣を引き抜き、構える。

漆黒の分厚い刃が露わになる、抜刀と同時に風切り音がし
その音はこの剣の切れ味の鋭さを物語っていた。

ミルナがそれに呼応するかのように左腕からナイフを抜き、右腕で構える。

ギコまで後10歩という距離に迫ると
彼は飛び上がった。

なんと、ミルナは5m程もの高さにおり
そのままギコへと飛びかかっていったのだ。

(,,゚Д゚) (あの脚甲も<強化骨格>か………)

ギコは驚きもせずにそう推測し
ミルナを迎撃する為に態勢を低く取る。

(#゚д゚ ) 「はぁぁぁっ!」

ミルナが吠える。
その様は獲物に飛び掛かる肉食獣そのものであった。



508 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです5/30:2008/12/22(月) 02:00:04.02 ID:JdV4A3FF0

彼は空中でナイフを振りかぶり、ギコへと向けて振るう。

(,,゚Д゚) 「フンッ!」

しかし、彼はナイフが届く前にミルナに向けて剣を振るっていた。

ミルナはナイフの軌道をずらし、剣を往なす。

シィン、という金属の擦れる音が響き
ギコの剣がミルナの左頬を掠めかける。

ミルナはそのまま彼の右脇へと着地し
その瞬間に生じた衝撃を受け流して足払いをギコの足にかけた。

しかし、ギコはそれを後退することでかわし
離れ際に剣を振るう。

それはミルナの右胸に浅い赤い線を刻むに止まり
剣を頭上に持っていき、上段に構えなおす。

(,,#゚Д゚) 「シィィィィィィ」

(#゚д゚ ) 「オォォォォォォ」

互いに膠着が生まれ、動物が威嚇するかのように気を込める。



509 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです6/30:2008/12/22(月) 02:04:13.17 ID:JdV4A3FF0

(,,#゚Д゚) 「アァッ!」

初めに動いたのはギコであった。

彼は上段に構えた剣を力の限り振り下ろし
その速度は彼の全速力を誇り、既に視認出来ないほどの速さを生んでいた。

だが、ミルナは予測していたかのように
これを体を逸らすだけで回避。

一足飛びで彼はギコの脇をすり抜けると同時
右腕からナイフを抜くと同時にギコの横腹を切りつけた。

全力で剣を振り下ろしたギコは前のめりになり
体勢を立て直す暇などなく、まともに腹を切り裂かれる。

(,,;゚Д゚) 「ぐっ………フンッ!」

痛みに微かな汗を浮かばせながらも
ギコは足を捻り、独楽のように回転し
腕に握られた剣がミルナを襲う。

しかし、彼はそれを軽くナイフで往なす。

すかさずギコは刃を戻し、再びミルナの体に向けて振るう。



510 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです7/30:2008/12/22(月) 02:08:06.08 ID:JdV4A3FF0

またしてもそれは往なされ…………

( ゚д゚ ) 「ハッハッハ! 流石だ、楽しいぜ!!」

ミルナはそう歓喜の声を上げ、ギコへ向けてナイフを一閃する。

ギコは剣の腹でそれを往なし
彼はそのままミルナの胸部に向けて振り抜く。

ミルナはそれをバックステップで避ける。

ギコはすかさず追撃。

彼の剣が以前よりも苛烈さを増し、ミルナを追い込めていく。

金属の弾ける音が廃墟に鳴り響き
それは楽器の演奏にも似ていた。

ギコが力強く剣を振り抜くと
ミルナがそれを往なし、高音を奏で
ミルナがナイフを振るうと、ギコがそれを往なし、低音を奏でる。

(,,゚Д゚) 「おぉぉぉぉっ!!!」

ギコが咆哮し、さらに剣撃は激しさを増した。

その速さは既に剣が振るわれる速さでは無く
鉄砲玉のような速さで振るわれていた。



512 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです8/30:2008/12/22(月) 02:11:33.89 ID:JdV4A3FF0

奏でられる金属音はどんどん激しくなってゆく。

上に、右に、左に、そしてまた右に。

そうやって何度も剣を振り回し、ミルナを圧倒する。

だが、ミルナはそれをことごとく防いだ。

ギコが彼の首に向けて剣を一閃
ミルナはそれをナイフの刃先で往なす。

ギコが体を捻り、左肩へ向けて剣を叩きつける。

ミルナは右に体を捩って避ける。

ほんの一瞬前にはミルナの空間に刃が通り
その剣風から熱を感じ取れた。

何合も打ち合い、金属がぶつかり合う度に
熱を蓄えていったのだろう。

振られた剣をギコは右へと跳ね上げ
彼の脇腹を抉らんとする。

ミルナがそれを先ほどからと同じように
ナイフで往なす。

ギコは体を回転させ、もう一度ミルナの脇腹に向けて剣を振るう。



513 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです9/30:2008/12/22(月) 02:14:47.36 ID:JdV4A3FF0

すると、虚を突かれたのかミルナはそれを避けれずに
脇腹を大きく切り裂かれ、左へ向けて大きく仰け反る。

(;゚д゚ ) 「ぐぁっ!」

ミルナが苦しげにそう漏らす。
仰け反った体は隙だらけだ。

ギコはその隙を逃さずに斬りかかる。

左肩へと向けて剣を振るい
回転するようにミルナは右へ仰け反った。

(,,#゚Д゚) 「あぁぁぁぁっ!!」

ギコは咆哮する。

地面すれすれまでに降ろされた剣をミルナへと定め
体を前に押し倒すように前へと踏み込み
ミルナの右胸へと吸い込まれるように剣先が走って行った。

黒光りする刃が彼の右胸を突き
胸骨ごと背中へと黒い刀身に貫かれた。

( д ) 「ぐぉっ……!」

短くミルナがそう悲鳴を上げ
剣が突き刺された右胸から血が滴る。



514 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです10/30:2008/12/22(月) 02:20:43.29 ID:JdV4A3FF0

ギコは剣をそのまま我武者羅に降ろし
ミルナの体内の内臓や骨ごと黒い刃が切り裂き
彼の体が大きく切り開かれる。

だが、ギコの攻撃はそれだけでは終わらなかった。

振り降ろされた剣を振るい上げ
ミルナの胸を切り裂き、そこからさらに一閃し
体を独楽のように回転させてミルナの脇腹を斬り付ける。

彼はそれを受けて大きく後退するが
ギコは更に追撃する。

念には念を入れる、そのつもりだろう。

上段から込められる限りの力を込め
ギコは剣を振り下ろした。



517 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです11/30:2008/12/22(月) 02:23:45.22 ID:JdV4A3FF0

既に夥しいまでの血が流れており
何時死んでも可笑しくは無い。

そんな体に大きな赤い線がさらに刻みこまれ
その傷からクジラの潮吹きのように赤い血が噴き出された。

ギコはその血を真正面から浴び
ミルナはそのまま大の字になって倒れていく。

ミルナの横たわった場所からは
血が流れ、そこからは血の水溜りが出来ていた。

(,,゚Д゚) 「はっ…………」

ミルナを斬り伏せたギコはあれほどまでに
激しい切り結びを演じたにも関わらず
汗の一粒すら流してはいなかった。

彼の眼は鋭く、眉根にはしわが寄せられており
口はきつく結ばれている。

視線はミルナへ向けられており
その目は死亡を確認しているようであった。



519 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです12/30:2008/12/22(月) 02:26:04.73 ID:JdV4A3FF0

( ゚д゚ ) 「ほう……やるな……流石俺の見込んだ兵士だ」

しかし、死んだはずのミルナは立ち上がり、そう語った。

(,,゚Д゚) 「狸寝入りは終わりか?」

( ゚д゚ ) 「あぁ……休憩は終わりだ」

ミルナがそれに応えて起き上がる。

彼の体にあった数々の傷は既に塞がっており
数多く拵えられた古傷の一つとなっていた。

まるで、巻き戻したかのように怪我はなくなっていたが
ミルナの体にこびり付いた血液が
巻き戻されたわけではないと物語っている。

彼は再びナイフを構えなおし、ギコと再び対峙した。

( ゚д゚ ) 「ハハハ、俺が死なないことは知っていたよな?
      そうわかっていてもお前は俺に挑んできたのだ
      ギコ、お前は何か秘策でも持ってきてるのか? え?」

(,,゚Д゚) 「そんな物など無い。俺は自分の仕事をするだけだ」

( ゚д゚ ) 「それが果たせない仕事だとしてもか?
     <wktk>を移植した兵士をどうやって殺すってんだ?
      いくら<強化骨格>で身を固めようが死なない兵士を殺すことは出来ないぞ?」



520 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです13/30:2008/12/22(月) 02:29:41.16 ID:JdV4A3FF0

(,,゚Д゚) 「黙れ、誰が死なないと決めた?
      貴様が死ぬまで殺してくれる。死なない者などこの世に存在しない」

( ゚д゚ ) 「そう、上官に言われたのか?」

(,,゚Д゚) 「…………」

そう問われ、図星を突かれたギコは、返す言葉を見つけられなかった。

( ゚д゚ ) 「そうだろう? そうやって命令されたんだろう?」

ミルナがそれを見て捲し立てようとする。

( ゚д゚ ) 「だよなぁ<VIP計画>で体を改造して国に体を売ったんだからなぁ。
      わかるぞ、お前の気持ちが。<VIP計画>に加担し
      <wktk>だなんて物を俺は移植しちまったんだからな。初めはお前と同じ気持ちだった」

( ゚д゚ ) 「何をやってもうまくいかない。もう戦うことしか俺にはできない。
      だが俺よりも銃の扱いが上手い奴なんて腐るほどいる。
      そうやって自分の居場所を見出せず、それでも戦い続ける」

( ゚д゚ ) 「俺は他人に必要とされているのか? 俺が戦うことで誰かを守れるのか?
      そういった苦悩の果てに、俺は<VIPPER>となった。
      この細胞を移植して俺は不死身となった!」

(,,#゚Д゚) 「そこまでしてどうして裏切った!?」

沈黙していたギコは怒声をあげる。



521 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです14/30:2008/12/22(月) 02:32:58.23 ID:JdV4A3FF0

( ゚д゚ ) 「気づいたのさ、自分の居場所に、囚われている物に。
      俺は常識や人との繋がりに囚われていた。本物の自分を押し隠してな」

(,,#゚Д゚) 「囚われていた? 解放される為に国を捨てたのか!?」

息が続く限りギコは大声をあげた。

その言葉にはむき出しの怒りが込められている。

( ゚д゚ ) 「<強化骨格>を埋めたお前は素晴らしかった、素晴らしい力だった。
      その時考えたのさ。この力と真正面からぶつかるとどれほど楽しいのだろう。
      この軍事大国ニューソクと戦うとどれほどの歓喜を味わえるのだろうかってな!」

(,,#゚Д゚) 「貴様ッ! たった、それだけの為に裏切ったのか!?」

( ゚д゚ ) 「下らなくはない。楽しいだろう? お前も感じてきているはずだ!
      <強化骨格>で己の体を全て人工物に替え、サイボーグと化したお前ならな!
      どうだ!? その人間離れした力は? ゴミのように敵をぶち殺せて気持ちが良いだろう!?」

<VIP計画>は戦場での絶対的な存在力と絶対的な任務遂行能力を持った兵士
<VIPPER>を作ることを目的とし、その為なら過酷なトレーニングや薬物投与
人体改造、遺伝子操作など、非人道的なことであろうとなかろうとどんなことでも行う計画だ。

兵器開発等も行われており<強化骨格>もこの計画によって作り出された兵器の内の一つである。

強化骨格によって全身を人工物に取り換えたギコはメンテナンスさえ受ければ
どれほど傷付こうとも何度でも戦うことが出来、筋肉に代わって運動を行う機械の力によって
超人じみた身体能力をもったサイボーグとなったのだ。



522 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです15/30:2008/12/22(月) 02:36:03.13 ID:JdV4A3FF0

VIPPERとなり、サイボーグとなったギコは
ミルナの言うとおり、ゴミのように敵兵士をぶち殺すようになった。

(,,゚Д゚) 「貴様のようなクズの考えは俺には理解できない」

しかし、彼はミルナの言葉を否定した。

( ゚д゚ ) 「……まだお前は囚われているようだな。
      お前の本性を見せてみろ、VIPPER!!」

ミルナが叫び、腰に備えていた無線を開き

( ゚д゚ ) 「始めろ」

無線にそう吹き込むと、廃墟の高層ビルの蔭から異様な戦車が“飛び出してきた”

その戦車にはキャタピラが無く、代わりに二つの足が生えている。
機械の物とは思えぬようなしなやかで強靭な筋肉の付いた足だ。

人工的に作られた筋肉、人工筋肉が採用され
この戦車<AA>はこの筋肉によって機械とは思えぬ柔軟な動きが可能となり
時速200kmで走行し、300mの高度まで飛び上ることが出来る。

また、砲塔には二門の機関砲が搭載されていた。

世界の最先端を行く戦車であり、現在の地球上の技術において最強の陸戦兵器だ。

AAに生えた二足は湿地帯でも難なく走破し、歩兵との連携を容易とさせ
いざ戦闘となると敵陣へと切り込み、その図体で暴れまわり、機関砲を乱射して敵兵士を蹂躙する。



528 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです16/30:2008/12/22(月) 02:57:44.69 ID:JdV4A3FF0

AAは既に戦場の主役となり、相手取る敵にとっては災害になりつつあった。

それが今6機現れ、ギコを囲むようにして陣取っている。

どうやらミルナの味方のようだ。

しかし、これは世界最新の兵器であり
軍事大国ニューソクでしか開発が成功されていないはずであるが……

(,,゚Д゚) 「AAか……貴様が強奪したものはこれで全てだな?」

ギコが口を開き、ミルナへと問うが答えは返ってこない。

代わりにAA達が動き出した。

ギコを取り囲むようにしていたAA達は
ピッタリと息を合わせたかのように駆けだし、ギコへと殺到する。

彼の元へ後一歩の距離まで辿り着くと
6機が6機とも同時に足を振り上げてギコを踏みつぶす。

逃げる間もなく殺されてしまったかのように見えたが
ギコは彼の正面へと構えていたAAの砲塔の上に乗りかかっていた。

そのままギコは黒い剣を操縦席へと向け
黒い刃は蒸気を上げて真っ赤に燃え盛っている。



532 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです17/30:2008/12/22(月) 03:02:51.33 ID:JdV4A3FF0

この黒い剣は名をライトニングブレードと言い。

自らの刀身に超音波を当てて振動させ
切れ味を増加させるというVIP計画によって作られた武器である。

その振動によってこの刃は高熱を帯びているのだ。

赤熱化した刃をAAの装甲へと突き刺すと
熱された鉄板に蕩けていくバターのように
装甲が易々と貫かれていった。

ギコが剣を引き抜くと
その刀身には血がこびり付いており、操縦兵の死亡を物語っていた。

AAの装甲は対戦車砲等の重火器では無ければ
破壊できないような分厚い装甲であるはずだが
ニューソクの最新兵器の前には紙切れも同然であった。

もっとも、同じくニューソクで作られた兵器同士であることは皮肉ではあるが……

ギコが足場としていたAAを蹴り上げ
正反対の方向に位置するAAに飛び移る。

彼に蹴られたAAは後ろから倒れていった。

ギコが身に纏っている強化骨格によって強化された脚力が成せる業だ。

彼が目指すAAに飛び移ると、周囲のAAがぎょっとしたように後退する。

その光景を楽しげにミルナが廃ビルの上から眺めていた。



534 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです18/30:2008/12/22(月) 03:05:37.69 ID:JdV4A3FF0

ギコが剣を振りかぶるのが早いか、彼が足場とするAAから金属の弾ける音がした。

攻撃されている。機関砲を放って来たAAが一機居たのだ。

ギコはそれに気付くとすぐさま飛び降りる。

常人なら骨折をしても可笑しくはない高度だが
サイボーグの彼には関係が無い。

足場にされ、ギコの代わりに砲撃を受けたAAは
胴体から炎を噴きだして大破する。

着地すると右からAAが迫って来た。

瞬きの間にギコとの距離を閉じ、AAは彼を蹴り飛ばさんとする。

爬虫類を思わせる足がギコへと迫るが
彼の目の前へ到達する前にAAの脛から先が消え去っていた。

背後から鈍い落下音が聞こえ
音の先にはこのAAの物と思わしき脛が転がっていた。

ギコが切り裂いたのだ。

AAはたちまちバランスを崩し。失った右足のあるべき方向へと倒れていく。

しかし、まだ敵を倒すための力は充分に残されており
倒れたAAは機関砲をギコへ向けた。

その砲口がこちらを向くのを感じたギコはすぐさま倒れたAAの死角へと回りこむ。



537 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです19/30:2008/12/22(月) 03:09:37.20 ID:JdV4A3FF0

横たわったAAの足元へと彼は駆けていき
胴体へ剣を振るってそのまま真っ二つにせんとするが
先ほどギコが足場にしていたAAを砲撃したAAが駆け寄り、それを防ぐ。

ギコはバックステップでAAとの距離を開いた。

危うく踏み潰されかねなかったが
次なる危険が更にギコを襲う。

何かが落下してくる音が聞こえるのだ。

それを聞き取るよりも早くギコは横転してその場を退避。

そうして一瞬遅れ、先ほどまで彼がいた場所にAAが落下する。

ギコとAAの距離は2mと離れておらず、剣の間合いに入っており
彼はAAの足に向けて刃を振るった。

しかし、AAはそれよりも早く自らの足を折りたたみ
そのまま片足を伸ばして独楽のように一回転した。

人間で言う回し蹴りだ。

ギコはそれを避けようが無く
AAの巨体を支える強靭な足の一撃をまともに脇腹に受けた。

ギコはそのまま吹き飛ばされ
右足を失ったAAの元まで宙を舞うことになってしまった。



539 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです20/30:2008/12/22(月) 03:13:20.69 ID:JdV4A3FF0

待っていましたと言わんばかりに
先ほどのAAが地面へと叩きつけられたギコを踏み付ける。

しかし、その足元にはギコはおらず
横たわったAAの胴体へと駆けだしていた。

AAの足は頑丈であり、俊敏であるが。
強化骨格を着込んだ彼の足も頑丈且つ俊敏だ。

刹那の間にギコが剣を振りかぶり、金属を切り裂く鋭い音が鳴り響く。

操縦席を真っ二つにし、中の操縦兵がまたしても死んだ。

(,,゚Д゚) 「ミルナ! 貴様の玩具はこの程度か!?」

ギコがそうミルナに向けて声を張り上げる。

余裕ともとれるその言葉とは裏腹に、彼の口元からは血が流れていた。

いくらサイボーグとも言えど、先ほどのAAによる回し蹴りが効いているのだろう。

再びAA達がギコを三角形に取り囲む。



540 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです21/30:2008/12/22(月) 03:17:32.83 ID:JdV4A3FF0

しかし以前のように近づいたりはせず、中距離から機関砲での砲撃を行った。

ビシッとアスファルトが弾け、砲弾の雨がギコへと向けて降り注いだ。
彼はこの砲雨を潜り抜け、北の方角から砲撃を行うAAへと向かっていく。

ギコは跳ね上がり、空中で一回転して着地する。

その間も砲撃の隙を与えないために彼は前へと転がって行く。

そうして転がった先から足を地面に蹴り上げて跳ね跳ぶ。

飛んだ先にはAAが立ちふさがっており、砲口がこちらを向いていた。

砲弾が発射されるが構わずにギコはAAに突っ込んでいき
彼の身に降り注ぐ砲雨に対し、剣を傘代わりにして弾く。

その姿は最早人間の物ではなかった。

人としての生を捨て、戦いに忠を尽くす人の姿。
強化骨格に身を包みサイボーグとなった兵士―――――――

VIPPERの姿だ。

彼の前では最早銃弾や砲弾は驚異とは呼べない。

しかし、それでも完璧に防ぎきれるわけではなく
ギコの身体を往なした砲弾は掠めていき、彼は体の至る所から出血している。

だが、彼はそれでも剣を振るった。振るい、砲撃を行うAAを斬り伏せた。



542 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです22/30:2008/12/22(月) 03:20:54.41 ID:JdV4A3FF0

(,,メ゚Д゚) (これで三角形の頂点は消えた………)

ギコは内心に呟き、疲労してきた心を慰めた。

しかし、身体が疲労することはない。
彼の身体は機械で出来ているのだから………

背後から一機のAAが突貫してくる。

残る一機は砲撃を続けていた。

ギコはそれを難なく往なし、もう一機に神経を集中する。
矢張り速い。弾丸のようにその巨体に似合わぬ速度で駆け抜けてくるのだ。

AAが前足を突き出し、蹴りかかってくるかと思考する。

だが、AAはそのまま飛び上り
ギコの頭上へと降りかかってきた。

彼はそれをバック転で避け、そのままAAから突き出された足を跳ね飛ばす。

クルクルと宙に舞った足が落下するかしないかという一瞬にギコはAAを両断した。

火花が舞い散ると共に真っ二つに装甲が裂け、AAの断面図を彼に晒す。

しかし、その裂けた狭間からもう一機のAAが姿を見せ、ギコの視界をAAの足が埋め尽くしていく。

彼は黒い刀身を盾に使うが、そんなことはお構いなしにAAの足は彼を吹き飛ばす。



544 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです23/30:2008/12/22(月) 03:23:35.24 ID:JdV4A3FF0

ギコは地面へと激突し、空中から叩き落とされた衝撃は計り知れず
2回、3回とバウンドし、最後に跳ねあがった際に彼は剣を手放してしまった。

AAが雄たけびのような駆動音を上げて彼へと向かう。

肩に掛けているライフルを使うか? いや、こんな物はAAには効かない。
ならばどうする? ライトニングブレードを拾いに行くか? それでは間に合わない。

そう一瞬で思考するが
AAは既に彼の元へと辿り着き、足を振り下ろす。

ギコは地面に片足を附き、立ち上がろうとする。

だが、既にAAの足は振り降ろされ、地に足をつけていた。

間に合わなかったのだ。
ギコはAAに押し潰されてしまった。



546 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです24/30:2008/12/22(月) 03:27:03.48 ID:JdV4A3FF0

そのはずであった。

しかし、AAの足は地面から2m程浮き上がっており
足下には立ち上がったギコがいた。

彼は20tもの重量を誇るAAの足を“受け止めて”持ち上げたのだ。

(,,#゚Д゚) 「ぐぅぉぉぉぉぉぉ!!」

ギコが腹の底から力を込めて雄たけびを上げ、力の限りを両腕へと込める。

背部の機械が隆起し、そこから排気熱が噴き出された。

すると、彼はAAの足を両腕で掴み取り、廃ビルへと投げ飛ばす。

途轍もない衝撃にAAは襲われ、機能不全へと追いやられた。

VIP計画で目指された“絶対的な存在力”というのはこういうものなのであろうか……

だとすればこの強化骨格は、ギコは、既に完成品と呼べるかもしれない。

ギコはそのままライトニングブレードの元へと向かって拾う。

ミルナがAAの突っ込んだ廃ビルとは別のビルから飛び降り。ギコの元へと向かう。
このような芸当が出来るのも足を覆う強化骨格の力であろう。

( ゚д゚ ) 「ハッハッハッハッハッハッハ!!
      流石だ! お前はよく楽しませてくれる! それでこそVIPPERだ!!」

ミルナが歓喜の声を上げて言う。



548 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです25/30:2008/12/22(月) 03:30:50.73 ID:JdV4A3FF0

( ゚д゚ ) 「さぁ! 俺を殺してみろ!!」

彼は大声を張り上げると共にギコの元へと飛びかかる。

10mもの高度へと一気に上りつめ、彼は装備していたナイフを6本ギコへと投擲。

6つの刃はギコの胸へと真っ直ぐに突き進むが
左右に振られた肉厚の黒い刃に阻まれてしまう。

彼の目前へと迫っていたミルナは既にナイフを握り
その刃をギコへと振り降ろさんとしていた。

それをギコは受けようともせずに剣をミルナへと突き付け、彼の胸を貫く。

ナイフと剣ではその長さの違いは一目瞭然。

リーチの差でナイフは負け、貫かれた刃は
宙から落下するミルナへと深く突き刺さっていく。

しかし、彼はどうということもなく
ギコへとナイフを振るう。

咄嗟にギコはミルナを蹴り飛ばし、彼を廃屋へと突き飛ばして行った。

壁に打ち付けられたミルナは何も無かったかのように
立ち上がろうとしたが、それは身を貫く衝撃によって妨げられる。

一瞬遅れて銃声がし、その音の方角には剣を収めたギコがアサルトライフルを構えていた。



550 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです26/30:2008/12/22(月) 03:34:09.60 ID:JdV4A3FF0

再び銃撃が浴びせられ、それがミルナの額を撃ち抜く。

(,,゚Д゚) 「頭を撃ち抜いても死なないらしいな? ならば遠慮はいらん! 全弾持って行け!!」

次々と彼の体へと弾雨が浴びせられ、その弾丸は的確に人体の急所を捉えており
ギコの射撃技術の高さを物語っていた。

しかし、そんなことはお構いなしにミルナは立ち上がる。

彼は体を撃ち貫かれながらもギコの元へと駆けて行く。

驚異的なスピードでギコの元へと迫って行くミルナ。

だが、ミルナの体には距離が縮まるごとに正確になって行く
射撃が次々と浴びせられていった。

ギコの眼前へと迫ると、ミルナはナイフを振るい
ギコが抜刀すると同時にミルナの上半身と下半身を切り離した。

下半身から夥しい量の血が噴水のように噴き出され、ミルナは倒れる。

だが、死なない。

刹那の間に彼の体は再生し、即座に腰に手を回し、新しいナイフを構えてギコへ斬りかかる。

ギコは上から振られた刃を剣で防ぎ、そのままミルナの胴へと振るい落とす。
ばっくりと胴が縦に二つに裂けるが、みるみると離れた身体は繋がっていった。

そして先ほどから握られていた刃が虚を突かれたギコの胸に赤い線を作る。



553 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです27/30:2008/12/22(月) 03:37:53.40 ID:JdV4A3FF0

次の一撃へと小振りの刃が移り、ギコの左胸へと伸びていく。
心臓へと突き刺さり彼は致命傷をを負った。

(,,゚Д゚) 「ギコハハハ」

しかし、してやったりとでも言わんばかりにギコは小さく笑みを漏らした。

( ゚д゚ ) 「……………お前も死ねない体に?」

(,,゚Д゚) 「違う。死を恐れていないだけだ!」

咆哮すると握られた剣を右下段から振り上げられ、ミルナはそれを防ぐ。

ミルナがそのままナイフの刃を剣へと這わせ、ギコの首へと一閃され
彼は後ろに体を引くことでそれを避けるがミルナに追撃され、蹴り飛ばされてしまう。

ギコは受け身をとって着地するが、目前にはミルナが迫っていた。

ナイフを一閃され、ギコは仰け反り、更にもう一撃二撃と切り刻まれていく。

ギコのダメージは先ほどの戦闘から蓄積されていき
至る所に不具合が生じ、彼の身体は既に思うように動かなくなっていたのだ。

剣を落とし、蹴り飛ばされ、ビルへと打ち付けられてしまう。

ミルナは剣を拾い、ギコへと駆けていく。

しかし、彼はしゃがみ込むような姿勢のまま動こうとしない。

彼の目の前に迫ったミルナがギコの頭上へと剣を振り下ろした



555 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです28/30:2008/12/22(月) 03:40:34.05 ID:JdV4A3FF0

すると、振り下ろすその瞬間にギコが立ち上がり
腰から引き抜いたナイフでミルナの左胸を貫いた。

(;゚д゚ ) 「なっ………に……?」

ミルナが驚愕の声を上げる。
ギコが立ち上がったことに驚いたのではない。

自分の体に起きている急激な衰えと老化に驚いたのだ。

(;゚д゚ ) 「な………ぜ……」

呼吸すらままならず、体に起こる激痛に耐えきれずに横たわる。

(,,゚Д゚) 「wktk……これを移植すると細胞の自然治癒能力が増大し、負傷しても即座に治癒される。
      だが、こいつは人の寿命を削ってでも自然治癒能力を上げてしまうんだ。
      あんたは不死身であるが人間だ。人間は限りある命を生きているんだ。それは有限であり、無限ではない」

(;゚д゚ ) 「貴様………ならば……貴様は無限だとでもいうのか……?」

(,,゚Д゚) 「俺も死ぬ。だがお前と違って長生きはできる。ただ死に難いだけだ。俺は死を恐れていない」

(,,゚Д゚) 「あんたの体は既に数多くの戦場で人間の限界を超えた傷を何度も負っていた。
       少しの変化で気づけなかったかも知れないが、あんたの体は既に限界だったんだ。
      言っただろ? 死ぬまで殺してやるってな。不死身の化け物も“寿命で死なない”とは限らない」

( ゚д゚ ) 「くっくっく そういうわけか………俺はこのまま死ぬのか……楽しめる戦いの中で
      死ぬのが俺の目標だったんだが……まぁいい。楽しめた。礼に良い事を教えてやるよ」

(,,゚Д゚) 「あんたの懺悔を聞くことは俺の任務じゃない」



560 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです29/30:2008/12/22(月) 03:55:59.19 ID:JdV4A3FF0

( ゚д゚ ) 「死を恐れないと言ったな? そいつは違うね。生きることが怖いくせに何を言ってやがる
      人に関わって生きるのが怖いから死を遠ざける為に人の体を捨て機械になった。生を克服したかのようにな」

(,,#゚Д゚) 「俺は何も恐れていない!」

ギコが怒声を張り上げるが無視してミルナが続ける。

( ゚д゚ ) 「お前達と共に戦っていた時、俺は気付いた。兵士は何の為に戦うのかをな。
      徴兵だのそんなことは関係ない。俺達は兵士になった時既に覚悟していたのさ。
      俺達兵士の戦いには勝ち負けなんて無い。生きるか死ぬかだ。戦いの連鎖だ!」

( ゚д゚ ) 「誰が死のうと同じことだ。生き残った者は戦いに囚われ
      終わりなき戦いへ永遠と漕ぎ出していく。死んだ者だけが戦いから解放される。俺はやっと…………」

そうミルナが続きを紡ごうと口を動かすが、既にその力は彼の体に残されてはいなかったようだ。

(,,Д) 「俺が囚われ続けるだと……?
     貴様は……戦って死ぬ為だけにニューソクを敵に回したのか……?」

ギコは問うが、それに応えるべき者は既にこの世にいない。



563 :(,,゚Д゚) ギコは解き放つようです30/30:2008/12/22(月) 04:00:27.19 ID:JdV4A3FF0

突然地面が揺れ、砂埃が舞い上がる。数々の重たい物が落下する鈍い音が廃墟へと鳴り響き
周囲を見回すと数え切れない程のAAがギコを取り囲んでいた。

全てのAAがギコへと体を向けており
その数は彼一人を殺すには贅沢過ぎる程の戦力だ。

対するギコは既に満身創痍。

1機道連れに出来るのかさえ危ぶまれる。

しかし、彼はまだここで死ぬわけにはいかない。

人と関わることがとてつもなく恐ろしい彼が
自然体で接し、悩みを打ち明けられ、心を癒してくれる仲間達が居る。
その仲間達が彼の帰還を待っている。

機械の自分に出来た仲間達。
彼等が戦場で死ぬ可能性を少しでも減らすためにも彼はこの場から生還しなければならない。

生き残った者は戦場に残され、終わりなき戦いへ漕ぎ出してゆく…………

(,,゚Д゚) 「もう量産されていたのか………流石、パクリ大国。人のマネをすることだけは一級品だな」

(,,゚Д゚) 「だが、俺はまだ解放されるわけにはいかない。 リミット解除……コード“雷電”!」

ギコは呟くと、機械の体の制御が解除される。
以前とは比べ物にならない力を解放し、背中の機械から排気熱が煙と共に噴き出されると
彼はAA達へと斬り込んでいく。ミルナは解き放たれたが、そうしてギコは戦いの連鎖に囚われていった―――――――




[ 2008/12/22 19:28 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

これ

MGS4のヴァンプと雷電の戦い丸パクリじゃん。
AAってか、ただの月光だろ?
[ 2008/12/25 01:54 ] [ 編集 ]

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