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( ^ω^)がプリズンをブレイクするようです


911 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:01:50.69 ID:6FhosgDAO

プロローグ


( ^ω^)「おーん!おーん!暇だおーん!」
( ^ω^)「おーん!このままじゃ暇に押しつぶされて3カウントとられちゃうお!」
( ^ω^)「しかしなんだおこの胸踊る感覚は!今ならなにか、なにかできそうな気がするお!ふぬぬぬぅううううむっぴょぉおお」
( ^ω^)「維持しなきゃ!維持しなきゃこれ維持しなきゃ!この湧き上がるテンションは恐らくあの幼き日の夢を叶えるためにボブ様(神様)が僕に与えなさった力の片鱗だお!」
( ^ω^)「フヒヒ・・・やってやる・・・」










( ^ω^ )「脱獄王に、俺アナル!」




~( ^ω^)がプリズンをブレイクするようです~



913 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:03:41.23 ID:6FhosgDAO

最終話「刑務所いけよ早く」

梅雨も早めに明け7月も半ばにさしかかり、いよいよ暑さも100%中の100%のパワーを出し始めようかという頃である。
日も暮れ始めたころ、
一軒の豪奢な家の一室から物語はもう始まっていた。

( ^ω^)「はぁ。ちょっと冷めた。まあでも、そうと決まったら早速計画だお」
このスンタラズの名前は内藤ホライゾン、通称ブーン。
見た目はどこにでもいるような平凡なニートだ。
祖父の莫大な資産を食いつぶし、ひきこもっていながら何の不自由もなく悠々自適な生活を送っていた。
( ^ω^)「お、その前にご飯食べるお」
このまま一生を自宅で終えることもできるのだが
こんなダメスンタラズにも幼いころから変わらない夢があった。
脱獄王である。

ブーン自身何故そんなものに憧れているかは、皆目見当もつかないのだが、
物心ついたころにはブーンの周りには『プリズンブレイク』や『五寸釘の寅吉』、果ては『ダイナマ伊藤』といった脱獄する気を誘うようなDVDや書物があったので、
そうなったのは至極当然と言えなくもないことはない。




915 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:04:39.71 ID:6FhosgDAO

( ^ω^)「かーちゃーん!お腹減ったお!」
ブーンは部屋に備え付けられている乳首型のインターホンにそう叫んだ。
すると、スピーカーの向こうから優しそうな声が聞こえてきた。
『はいはい。今用意するから糞でもひりだして待ってなさい』
( ^ω^)「おっおっ!今日のご飯はなにかお!」
ブーンはヘッドノッキングしながら五階にあるリビングへ向かった。
J( 'ー`)し「あら、リビングにくるなんて珍しいわね。でもまだ包丁すら握っていないわよ私は」
( ^ω^)「大事な話があるから今日はここで食べるお」
いつもブーンはこれまた部屋に備え付けられている小さな乳首型のエレベーターのようなもので自室まで食事を運搬してもらっているので、
リビングまでブーンが来ることは稀であった。
J( 'ー`)し「うふふ。何を話してくれるのか楽しみだわよ私は」
( ^ω^)「おっおっ。さっさと包丁握れお」



916 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:05:16.01 ID:6FhosgDAO

J( 'ー`)し「さぁ、ご飯ができたわよ私は。ブーン!できたわよ私はー!」
( ^ω^)「おっおっ、これはすごいお」
机の上に並べられたいつもよりひときわ豪華な夕食を見て、ブーンは思わずよだれを垂らしそうになった。
J( 'ー`)し「今日は久しぶりにブーンの顔をみたからね私は。ちょっと腕をふるったのよ私は!」
( ^ω^)「ありがとうだお!じゃあ早速いただきますお!」
言うが早いか、ブーンは目の前にあるものに手当たり次第に箸をつけ、ものすごいスピードで平らげていった。
J( 'ー`)し「どう?働かないで食べるメシは美味しい?」
( ^ω^)「ハムッ、ハフッハフッ!美味しいお!かーちゃんは料理上手だお!」
J( 'ー`)し「あらあら嬉しいわよ私は。それで、話ってなんだいブーン?」
ブーンは少し言うのを躊躇ったが、やっぱりすぐに口を開いた。
( ^ω^)「僕は前からやりたかったことをすることにしたんだお!」
J( 'ー`)し「おや?そうなのかい!それはとてもいいことよ私は!」
( ^ω^)(…?)
J( 'ー`)し「それで何をするんだい?」
( ^ω^)・・・








( ^ω^ )「脱獄王に、俺アナル!」



918 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:05:48.87 ID:6FhosgDAO

J( 'ー`)し「…」

( ^ω^ )「…」

J( 'ー`)し「…」

( ^ω^ )「アナル!」












J( 'ー`)し「…え?まじで?」



921 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:06:16.05 ID:6FhosgDAO

J( 'ー`)し「やはり血は争えん、か…」
しばしの静寂の後に、母親が静かに呟いた。
( ^ω^)「ぬ?」
しかしブーンにはその言葉は耳に入っていなかったようだ。
J( 'ー`)し「いいわよ私は。ブーンがやりたいことを見つけたのなら、応援するわよ私は!」
そう言う母親の拳は、固く握られていた。
( ^ω^)「ありがとーだお!ごちそうサマンサタバサ!」
そう言い残してブーンは自室へと急いだ。計画を立てるためだ。そして一人残された母親は…


J( 'ー`)し「歴史は繰り返す、か…」
こっちの方がしっくりきたようだ。



924 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:07:26.00 ID:6FhosgDAO

(;^ω^)「とは言ってもなにからはじめていいのかわからんお…」
ブーンは白痴であった。
( ^ω^)「困った時はばっちゃにきくお!」
ばっちゃは田舎に住んでいるため、ブーンはばっちゃに電話をかけた。

ぷるるんぷるるん
ぬちゃっ

ばっちゃ「はいよ。ブーンかい?」
( ^ω^)「おっおっ、ばっちゃは何でもお見通しだお」
ばっちゃ「ホッ。ワシャ大概のことは知っとるわい!」
( ^ω^)「実は、ばっちゃに聞きたいことがあるんだお」
ばっちゃ「ホッ。ワシャ大概のことは知っとるから、大概に相当する範囲で言ってみな、ホレ」
( ^ω^)「特殊相対性理論について聞きたいんだk 「ググれカス」

むちャッ

ツーツー…


( ^ω^)「ミスった」



925 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:08:09.15 ID:6FhosgDAO

ぷるるんぷるるん
ほひゅっ

ばっちゃ「はいよ。ブーンかい?」
( ^ω^)「おっおっ、ばっちゃは何でもお見通しだお。」
ばっちゃ「ホッ、ワシャ特殊相対性理論以外のことは大概のことは知っとるわい!」
( ^ω^)「そうかお。えっと、確実に監獄に入れられるようにするにはどうしたらいいかお?」
ばっちゃの顔が歪む。
ばっちゃ「ふむ、なかなかどうして珍しい質問じゃの。完全犯罪を成し遂げる方法なら今200個ぐらい思いつくんじゃが…」
( ^ω^)「ダメだお!僕は脱獄したいんだお!」

ばっちゃ「!」

その一言にばっちゃは言葉を失った。
まさか…、いややはり…ヤハウェ…
ばっちゃは心中穏やかではなかった。

( ^ω^)「?どうしたお?ばっちゃ」

ばっちゃ「あぁ、なんでもないよ。ちょっと脱腸したもんで…」

( ^ω^)「おっおっ、ばっちゃも脱獄かお」

ばっちゃ「いや…ははは、まじうけるよね」



926 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:08:34.24 ID:6FhosgDAO

( ^ω^)「それでどうすればいいんだお?できれば人は殺したくないお」

ばっちゃ「ふむ…。そうか…」

ばっちゃは受話器を手にしばし窓を眺めていた。
孫がこれから脱獄をしようと言うのだ。普通は落ち着いて電話などしていられないであろう。
しかし、そこはさすがにばっちゃである。冷静に、最も最善の策をブーンに伝えるため、ものすごい考えを巡らせていた。
そしたら、カブトムシが庭に落ちているのを発見し、ワクワクがとまらなくなった。



927 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:09:28.26 ID:6FhosgDAO

ばっちゃ「もう銀行強盗でいいじゃろ、ホレ、銀行強盗、な?切っていい?もう切っていい?」

ばっちゃは込み上げる少年の心を抑えきれず、電話を切った。
   _,、_
( ^ω^)「…ま、いいかお」
判然としないブーンであったが、とりあえず銀行強盗をすることで落ち着いたようだ。
( ^ω^)「そうと決まれば準備すんお!」
そうしてブーンは銀行強盗の定番(?)であるニット帽を浅めにかぶり、タイト目のTシャツを四枚重ね着して(もちろん乳首には穴)、下はスカートに裸足でGUCCIのローファーといった感じの服装で家を飛び出した。

J( 'ー`)し「しっかりやるのよ私はブーン…!」
母親はそっとブーンに声をかけたが、ブーンは目もくれなかった



932 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:19:07.43 ID:6FhosgDAO

( ^ω^)「インパクトが肝心ですよね。インパクトが肝心ですよね」
そう何度も呟きながら、ひきつった笑みを浮かべる人々を横目に住宅街を駆け抜け、商店街にたどり着いたブーンであった。

( ^ω^)「えっと、銀行はどこかお?」
きょろきょろ周りを伺っていると、後ろからなにやら迫る影が。
(警官)「ちょっとそこの…うわ…ちょっと君!」
(;^ω^)「(げ、警官かお…)」
(警官)「怪しい奴だなお前…おま、ホント怪しいなお前…マジで動くなよお前怪しいなちきしょう!」
警官は腰を落とし、まっすぐにブーンを突いた!
(;^ω^)「ひぃいいい!もう僕の夢ガメオベラ!」
絶体絶命である



933 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:21:36.30 ID:6FhosgDAO

…しかし、警官は突くのをやめた。
(;^ω^)「ぬ?」
(警官)「夢…か…。俺にもそんなのがあった頃があったな…」
警官は腰を落とすのをやめ、自嘲的な笑みを浮かべて呟いた。

( ^ω^)「(これはチャンスかも知れんね)」
ブーンの目が光った。
(警官)「聞かせてくれよ。お前の夢とやらばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば」
警官は白目を向き、泡を吹いてその場に崩れ落ちた。
(;^ω^)「ほー。持ってて良かったスタンガン」
金持ちはこういうとこ怖い。
(警官B)「貴様!なんてことを!」
(警官C)「こやつめ!しょっぴいてくれる!」
( ^ω^)「!!」
絶体絶命である



935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:32:26.06 ID:6FhosgDAO

しかしそこで。
( ^ω^)「このゲス野郎ども…もう許さんお…僕の夢は誰にも邪魔はさせんお…」
ブーンの纏う空気が変わった!
( ゜ω゜)「ふぉおおおおおぉお」
(警官たち)「ぎゃぁあああぁあああぁああああああばばばばばばばばばばばばばばばばばばは」
辺り構わずスタンガンを振り回し、警官たちを意識の底へ葬り去っていく。
( ゜ω゜)「誰にも我が野望をとめることなどできぬわぁ!わしゃ、わしゃ脱獄するんじゃーい!」
そう叫びながらどこからか取り出したフォークを両手に警官の尻と乳首をめった刺しにしていく。
(警官S)「ぎゃぁっぎゃぁっぎゃぁっぎゃぁっちょっ、わかった、一定のリズムを保ちながら刺さないでぎゃぁっぎゃぁっ」
警官の必死の懇願にも耳を傾けず、ガンガン刺していく。



936 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:35:11.24 ID:6FhosgDAO

凄惨な状況に耐えきれず、一定の距離を保った警官が狂戦士に問いかける。
(警官U)「よし、お、お前の望みは、脱獄なんだな?脱獄がしたいんだな?」
( ゜ω゜)「そうじゃあ…肥後もっこすちゃらワシのことじゃき…」
警官U「わ、わかった、じゃあお前をこれから刑務所にぶち込む!それでいいな…?」
( ゜ω゜)「…」



( ^ω^)「あ、じゃあそれで」
ブーンは血(など)にまみれたフォークを地面においた。
警官U「よし!ワッパかけろ!」
こうしてブーンの手に手錠がかけられた。
( ^ω^)「(銀行強盗しなくて良かったじゃないかお。)」



938 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/07/07(月) 21:37:53.48 ID:6FhosgDAO

ー裁判所ー

裁判長「え~と…お前…やっちゃったな…?」
( ^ω^)b グッ
裁判長「ん~…どうしようかなこれ。死人出てるし。」
( ^ω^)b グッ
弁護人「死刑でいいんじゃないっすか?」
裁判長「あ、やっぱそう?」
検事「15人死んでますからね。これはもう決定っしょ。」
( ^ω^)b グッ
裁判長「やっぱそーかなー。でも凶器フォークってウケない?マジで」
弁護人「ちょーウケるんですけどwwwwwwwwブロッコリーかっつーのwwwwwwwwwwwwww」
検事「じゃあもう20年くらいにしときますかwwwwwwwwwwwwww」
裁判長「おkwwwwwwwwカンカン!wwwwwwおぬしww20年でござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「ktkr」
ブーンは有罪判決を受け、懲役20年という重い刑をくらった。
そしてここから彼の真の物語は始まるのである。
いや、始まるのだろうか。





[ 2008/07/07 21:44 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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