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僕と魔王のようです


201 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:18:42.42 ID:qOcboFS80

( ^ω^)「ル・ラーダ・フォルオル・イン・ザ・ブーン
       出でよ! 魔王ベルゼブブよ!」


なんか呪文を唱えているこの男は内藤ホライゾン。略してブーン。
VIP中学校に通うごく普通の中二病患者である。
どれくらい中二病かというと

ビル→ПI←これくらいである。分かりやすいっ!

3か月前は妄想にふけっていたが、現在は黒魔術にハマっていたのであった。


( 'ω`)「やっぱり駄目かお。きちんと本の通りにやったのに何で出てこないのかお?」

('A`)「いや、出てるから。きちんとここにいるから」

( ゚ω゚)「なななな、なんだお、お前! いつの間にこの部屋に入ってきたお!
      名を名乗れお!」

('A`)「どうもー。ドクオと言いまーす。一応魔王やってまーす。俺が魔王だ」

( ゚ω゚)「ま、マジで出たお。フ、フフフフフ」

( ^ω^)「やったお! ついに僕はやったんだお!」


僕と魔王のようです



203 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:21:30.22 ID:qOcboFS80

('A`)「じゃあ、もう帰っていいすか。むこうでアニメ見たいんで」

( ゚ω゚)「ちょ、ちょ待てよ。
      こういうのは僕の言うこと聞くのがセオリーじゃないかお?」

('A`)「なんすか、それ。こっちは勝手に呼び出されて、そのうえ言うこと聞けなんて、
    正直勝手じゃないすか?」

( ゚ω゚)「この魔法幼女ティンクルちゃんのDVD1~8巻あげるから!」



('∀`)「何なりとお申し付けを。ご主人さま」

( ^ω^)「よし、ならばまずお前の力を見せてくれお」

('∀`)「何をすればいいんでしょうかご主人様」

(;^ω^)「えーと、んーと、ちょっと待ってくれお。いま思いつくから」

('∀`)「目的に優先順位をつけられない奴は亡びるだけですよ、ご主人様」

( ^ω^)「ふむ。ならば人類の永遠の夢、永久機関を作ってくれお!」



205 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:24:35.04 ID:qOcboFS80




('A`)「無理」





( ゚ω゚)「えええ! お前魔王じゃないのかお!?」

('A`)「魔王でも無理なものは無理なの。
    んなもんマクスウェルの悪魔にでも出張ってきてもらわない限り無理だっつーの」

( ゚ω゚)「じゃ、じゃあ何ができるんだお!?」

('A`)「よし、ちょっと待っててくれ」


そう言って魔王ことドクオは消えたのであった。





208 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:28:00.37 ID:qOcboFS80

――十分後


('∀`)「はーい。おまたせー」

( ^ω^)「さあ、何を見せてくれるんだお?」

('∀`)「では行きまーす。ミュージックスタート!」

(;^ω^)「え?」


チャラララララーン♪


('∀`)「まずここに檻とそれに入れられた哀れな猫がいます」

∧_∧
(´・ω・`) 「ニャー」

('∀`)「この檻にこの黒い布をかぶせて」ファサッ





209 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:31:30.77 ID:qOcboFS80



(゚A゚)「串刺しにします!」

(゚∀゚)「ほれほれー」グサッグサッ

■「ニャアアアアア! ンアアアア!」

(;^ω^)「ちょ、ちょっと!違うAAになってるし、猫が叫んでるし、なんか怖いお!」

('A`)「さて、この猫は生きているのか死んでいるのか…どっちなんだ?
    その答えはこの布をとればわかる!」

( ^ω^)「ゴクリ」

('A`)「いざ!」バッ


そう言ってドクオは黒い布を檻から取った。
内藤は愛らしい猫がピンピンしていることを信じて疑わなかった―――。



215 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:34:25.58 ID:qOcboFS80

ババーン
僕と魔王




218 :僕と魔王のようです:2008/11/30(日) 21:37:20.62 ID:qOcboFS80


(;゚ω゚)「うわあああああ!」

( ゚ω゚)「どどどどどうなってんだお、これ!
      なななななんで猫が串刺しで死んでるんだお!」

('A`)「なんでって、そりゃあ串刺しにしたから?」

( ゚ω゚)「てててて手品じゃなかったのかお!?」

('A`)「そんなこと俺にできるわけねーじゃん」

( ゚ω゚)「じゃあ、なぜこんなことをしたんだお!?」

('A`)「しいて言うならなんとなくかな」

その時、部屋にこの惨状に似合わぬ電子音が響いた。




222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:40:34.82 ID:qOcboFS80

イツモマホウデホロボスノヨーキュンキュン♪


('A`)「もしもし。うん、わかった。じゃあ」ピッ

('A`)「今から晩飯ってカーチャンから電話かかってきた」

('∀`)ノシ「それじゃあ、またな!」

( ;ω;)「二度と来るなおおおぉぉぉー!」








                     Λ_Λ
(;^ω^)「これどうするお」     (´゚ω。`)



おわり







223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/30(日) 21:41:34.04 ID:qOcboFS80

お題は
「んなもんマクスウェルの悪魔にでも出張ってきてもらわない限り無理だっつーの」
黒魔術にハマる中学生の( ^ω^)
この猫は生きているのか死んでいるのか…どっちなんだ?
目的に優先順位をつけられない奴は亡びる
俺が○○だ

最後名前ミスちまった……

支援ありがとうございました


[ 2008/11/30 22:50 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
さすが魔王
[ 2009/10/27 00:38 ] [ 編集 ]

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