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「みんなの図書館のようです!」


62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 21:59:41.31 ID:NzXpg1hAO

 彼女は毎日のように図書館へと足を運んでいる、昔から町にある古ぼけた図書館に。

川 ゚ -゚)「今日は何を読もうか」

 図書館に着いた彼女は、一つのコーナーの前で立ち止まり、暫し吟味した後に一冊の本を片手に席に着く。
 彼女がいたコーナーはおとぎ話のコーナー、おとぎ話のコーナーである。
 それに見習い、俺も少し厚いおとぎ話を手に取り彼女が見える位置の席へと腰かける。

 何の興味もなくとった本だったが、厨二病の俺にはとても面白い内容で、思わず読みいってしまった。


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 22:01:59.01 ID:NzXpg1hAO

 そこである異変に気付いた、彼女がいないのだ。
 つい今さっきまでそこで本を読んでいた彼女が。

('A`)「逃げられたか…」

 机の上に乱雑に投げ出された本を見て、そう俺は推理をする。

('∀`)「…にしても、おとぎ話wwww」

誰もいない図書館で、彼女が読んでいた本をパラパラと捲りながら笑う。あぁ、なんて彼女は可愛いのだろう。




65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 22:04:22.65 ID:NzXpg1hAO

 本の内容は、おとぎ話にしてはブラックなホラーであった。子供が悪いことをすると、本に吸い込まれてしまうのである。
 
('A`)「ははっ、ワロス」

パラパラパラと捲り、本の最後のページになる。

そこに書かれている文字を見て、思わず俺は目を見開いてしまった。




67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 22:06:25.89 ID:NzXpg1hAO

――――悪い子悪い子、ニダーくん。悪い子悪い子、ニダーくん。あっちの世界で苦しんで。



――――悪い子悪い子、素直さん。悪い子悪い子、素直さん。こっちの世界で食べちゃおう。



――――悪い子悪い子、毒男くん。悪い子悪い子、毒男くん。どっちの世界に行くのかな?



 それを読み終わった瞬間、本に真っ黒な穴が現れて俺を吸い込む。
 その暗闇の先にあるのは、絶望か絶命か………――――――




そして、パタン。と本が閉じた。




68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/11/13(木) 22:07:51.37 ID:NzXpg1hAO

以上が

「みんなの図書館のようです!」

お題
絶望か絶命か
おとぎ話

続いてもう一つ


[ 2008/11/13 23:39 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
だからぼくたちみんな図書館につれてって~♪
[ 2009/10/19 21:23 ] [ 編集 ]

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