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( ^ω^)は巣食う者のようです


278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:28:50.61 ID:qq7wRmMeO

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人が歩く音、人が幸せを奏でる声や、人が不幸を嘆く声
怒声や、呼び込みの声。


そんな夜の街に私はいた。

( ^ω^)「…」


微笑んでいるように見える男(私)は、身長170cmといったところだろうか、
体系は全体に筋肉が無く、所轄女性のような体つきである。


( ^ω^)「おっおっ」

私は一人で歩いているのにもかかわらず微笑みを絶やさず、
自分でもどこを見ているとも無い目で辺りを見回している。


何かを探して


…かれこれ1時間弱…といったところだろうか…



285 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:32:08.01 ID:qq7wRmMeO

そこで私の目に一人の少女がとまる。


ξ゜⊿゜)ξ


こんな荒れた夜の町に制服姿の女子高生が一人、
ファーストフード店の前に顔をうずめる様にして座っていた。


スクイのない、そしてスクウ者ばかりの街で、


無言でただ、求める事もできず、
しかし、何かを求め続ける彼女に、私はゆっくりと近寄っていく



( ^ω^)「…」


ξ゜⊿゜)ξ「…」


私は彼女の前に屈み、しかし、双方に無言の時間が流れる。



291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:35:03.73 ID:qq7wRmMeO

先に口を開いたのは少女であった。


ξ゜⊿゜)ξ「何?あんたホスト?」

( ^ω^)「…」

ξ゜⊿゜)ξ「用が無いならかかわらないで、店には行かない。」


彼女は私に向かい強く言い放つ、が


( ^ω^)「…大丈夫かお」


ξ゜⊿゜)ξ「…何が?」

これで1ポイント…


( ^ω^)「…終電ないお?」

ξ゜⊿゜)ξ「始発で帰るわ」


これで2ポイント…



300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:37:06.59 ID:qq7wRmMeO

( ^ω^)「…こんな所にそんな格好で一人じゃ流石に危ないお」

ξ゜⊿゜)ξ「関係ないでしょ?」



これで3ポイント…そろそろ決めるか。



( ^ω^)「男か…聞いてやるぐらい馬鹿の俺でもでき
るお」

ξ゜⊿゜)ξ「え…」

( ^ω^)「別に大丈夫だお」

ξ゜⊿゜)ξ「…」


決まりだお。



302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:38:27.19 ID:qq7wRmMeO

( ^ω^)「流石にここじゃ落ち着かないお、個室じゃなく
ていいからファミレスでもいくかお?」

ξ゜⊿゜)ξ「…」


無言で少女が立ち上がる。

ξ゜⊿゜)ξ「で?」

( ^ω^)「おっおっwあっちの方にあったはずだお」


私が指差す方向に…実際はファミレスなんてない。


とうにファミレスなど潰れており、名残程度に張り紙があるぐらいだ。



散々歩かせた挙句それを見せる事で、
「ファミレスじゃない所へ行く」という不審感を取り除く、という算段だ。



305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:39:41.52 ID:qq7wRmMeO

( ^ω^)「じゃ…いくかお」



これで勝負は私の勝利だろう。



私はスクウ者、

心の隙間に入り、

削り、

内側から支配する者。



ξ゜⊿゜)ξ「?」

( ^ω^)「どうかしたかお?w」



おっと…いけない、
考えこんでしまっていたようだ。



私は、仮面の様に張り付いた、屈託の無い微笑みを少女に向ける。



308 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/30(火) 23:42:10.97 ID:qq7wRmMeO

笑顔とは…便利だ。

人の心の扉を緩める。



「畜生以下の雌豚が」



そう心の中で呟き足を速そうめる。



金も、体も、人生さえも


全部


喰らい尽くさせてもらうよ。

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( ^ω^)は巣食う者のようです。


[ 2008/10/01 08:23 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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