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【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです


86 :不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/28(日) 23:47:10.74 ID:tU0gFPXeO


【+  】


【+  】ゞ゚)


 ひょっこり、と起きればそこには真暗闇の世界。
 窓から差す月光、それ以外には何の光もありはしない。
 ここは廃屋敷、そして人間からしたら、お化け屋敷なのだろう。

 私達は人ならざる者達。
 夜な夜な街へ繰り出し人間達の平和を脅かす。
 そんな存在。





88 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/28(日) 23:50:41.40 ID:tU0gFPXeO




【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです







90 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/28(日) 23:53:38.80 ID:tU0gFPXeO

【+  】ゞ゚)「おはよう」

( ФωФ)「おお、おっはーである」

( <●><●>)「相変わらず起きるのが遅いですねボスは、おはようございます」

川д川「おはよーございます……」

( ∵)「……」

/ ゚、。 /「おはようございます、おはようございます」


 猫型獣人、ギョロ目吸血鬼、ホラー映画ヒロインに謎の生命体、そして一反木綿。
 屋敷の食堂とされていた場所に、奴等は集まっていた。
 奴等はほんの一部、この廃れた広い屋敷に住み着く化け物の、ほんの一部。


【+  】ゞ゚)「今は何時だい?」

/ ゚、。 /「午前零時でございます、午前零時でございます」

( <●><●>)「おそようございます、のが正しいですね」

【+  】ゞ゚)「む、そうかい……」




92 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/28(日) 23:56:42.72 ID:tU0gFPXeO

/ ゚、。 /「私めは午後四時に起きました、起きました四時午後に私め……」

【+  】ゞ゚)「鈴木、落ち着け」


 狂ったラジオの様な喋り方をする一反木綿、名前は鈴木ダイオード。
 時々今みたいにもっとおかしな喋り方をするが、まだマシな部類。
 この一部と他全ての化け物を比べて違いを挙げるとしたら、間違いなく理性があるかないかが根本に置かれる。


【+  】ゞ゚)「午後四時といったらまだ陽の光が、げほ、何これ不味い、これ作ったの誰……?」

( <●><●>)「血はお気に召さない様で」

/ ゚、。 /「召さない様で」

【+  】ゞ゚)「お前かワカッテマス、確かに私は吸血鬼だけどお前みたいな食べ方はしないよ、あと鈴木真似しないの」

/ ゚、。 /「しないの」

【+  】ゞ゚)「……」


 つまりアレか、反抗期なのか。




94 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/28(日) 23:59:37.28 ID:tU0gFPXeO

 そんな鈴木は置いといて。
 この吸血鬼はワカッテマス、知能に喋り方、そして外見が一番人間に近い。
 この中で一番賢い、というか狡猾。

 私を困らせるのは大抵ワカッテマスだ。


【+  】ゞ゚)「全く……後で片付けぶふっ、まずっ、何入れたらこんな風になるの?」

(♯ФωФ)「我輩の新作料理に文句でもあるのか?」

【+  】ゞ゚)「ありまくりです」


 奴は半人半獣、猫と人間の血を引いた者こと杉浦ロマネスク。
 ワカッテマスとは違い、意図的では無くこんな事をするから困る。
 猫舌な割には熱いもの出しやがって。


【+  】ゞ゚)「何入れたんだい?」

( ФωФ)「聞いて驚くなよ?」

【+  】ゞ゚)「良いから早く教えなさい馬鹿猫」




95 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:02:29.68 ID:u7aQxK+7O

 勿体ぶっても何も無いわ。
 期待されてるとでも思ったのか。
 そして、その時のロマネスクの顔と言ったら。


(´ФωФ)

【+  】ゞ゚)「ムカつくー」


 最高にウザい顔だった。
 ていうか皆こいつの料理避けてるじゃないか。
 気付けば良かった……。


( ФωФ)「まあ良いわい、入れたのはあたたかーいコーラにバターだ」

【+  】ゞ゚)「色んな意味で驚いたよ、で、自分で食べた?」

(*ФωФ)「それはもう傑作と言える程美味かったな」

【+  】ゞ゚)「誰かこいつに正しい味覚教えてあげてー」




97 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:05:24.53 ID:u7aQxK+7O

 そりゃあスープ(らしきもの)に微妙に泡が見えるのも納得な訳で。
 味も思い出したくは無いけど、言われてみたら確かにそんな味で。
 だけど、これは不味いと思う、絶対。


川;д川「だ、大丈、夫です……か……?」

【+  】ゞ゚)「とりあえずは命に別状は無いみたい」

川*ー川「よかった……」


 この娘は貞子。
 とある映画から本当に出て来た幽霊。
 外見とぎこちなく喋る様子で色々と誤解されて恐れられてはいるものの、こうして可愛らしい一面もあったり。

 普段は微妙に開いた口と目を隠す長髪のせいで、分からなくなってしまいがちではあるが、時々見せる表情で女の子なんだと実感する。


( ∵)「ゴェェ」

【+  】ゞ゚)「どうしたビコーズ」




98 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:08:45.28 ID:u7aQxK+7O

 すると小さな謎の生命体ことビコーズが……呻いた? というか叫んだ。
 未だにビコーズはよく分からない。
 だって気付いたらここに居たんだもの。


( ∵)「ガハッ」

【+  】ゞ゚)「おうふ」


 気付くとビコーズはあの核に匹敵するスープを吹き出していた。
 二人目の被害者、ていうか飲んだのか。
 そしてロマネスクはお構いなしに核スープを飲んでいる、死なないだろうか。


( ФωФ)「ねーボスー、そろそろ街に行きたいのであるー」

【+  】ゞ゚)「先週行ったばかりだけど」

( <●><●>)「化け猫は狩人にでも殺されていればいいのですよ」

(♯ФωФ)「なんだとう……」




100 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:11:31.89 ID:u7aQxK+7O

(*ФωФ)「夜だー! 街だー!」

(;゚"_ゞ゚)「……はあ……」


 結局、私達は街まで来てしまっていた。
 理由はあの二人の喧嘩だ、私が街へ行くとでも言うまで止めようが無かった。
 もうちょっと良い方法は無いものかと静かに溜め息をつく。


川д川「呪マース」

(;゚"_ゞ゚)「うわっ、なんだ貞子か……急に後ろに回り込まれるとはな……」

川д川「おど、驚いてくれましたか……」


 そりゃあ急に後ろに居られたら驚く。
 それに彼女もホラー映画のヒロイン(幽霊的な意味で)
 やはり怖い時は怖いのだ、と思っていると、背後から急に声が掛かった。


('、`;川「……あ、あ、あの、どちら様でしょうか……」




101 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:14:26.68 ID:u7aQxK+7O
      て
(;ФωФ)そ「え、ちょ、誰やねん!」

川;д川「に、人間……!」

( ∵)「ゴェェ! ガハッ! ゴェェェ!」

( ゚"_ゞ。)「皆落ち着くんだ、ああどうしようどうしよう……」

( <●><●>)「殺っちゃいます?」

/ ゚、。 /「流石にそれは酷いです、です」

('、`;川「え、や、あの……今何か物騒な言葉が……」


 マズい、そういう状況なのはよく分かってはいるんだけど。
 ていうか街から離れた墓地に、何で人間がいるんだろう……。
 ああとにかくどうしよう、本当どうすれば良いんだろう。


('、`;川「ええっと、私はペニサス伊藤と申します、あの墓地の方で暮らしてるんですが……」

(;゚"_ゞ゚)「は、はい、どうも……」




103 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:17:42.57 ID:u7aQxK+7O

('、`;川「あな、貴方達は……一体……」

(;ФωФ)「……」

('、`;川「その……明らかに人間じゃない人?もいますし……」


 そりゃあ一反木綿とか、謎の生命体とか猫人間とか……色々いるけど。
 一体何なのか、って聞かれても、返答の仕方に困る訳で。
 どう答えれば良いんだろう……。

 なんて迷っていると。


( <●><●>)「極悪非道な人外集団です」

('、`;川「え!? 極悪非道!? あわわわわ……!」


 ちょ、何を勝手に色々嘘吐いてるの。
 と驚いていれば、ペニサスさんはまた違う意味で驚きながら逃げようとする。
 しかし焦りがあるのか転ぶ転ぶ、見てるこっちがハラハラしてきた。




104 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:20:18.08 ID:u7aQxK+7O

(;゚"_ゞ゚)「だ、大丈夫?」

(;、;*川「いやあぁああ、こっち来ないでええぇぇ、とって食おうなんて考えているんでしょう!?」

(;゚"_ゞ゚)「それ嘘だから! こいつの嘘だから! あ、でも一部本当だから!」


 ワカッテマスを指差して全力で否定。
 しかしアレだ、結構言われると傷付くよこれは。
 ペニサスさんは徐々に泣きやんできて、だいぶ落ち着いていた。


(ぅ、;*川「ほ、本当に……?」

(;゚"_ゞ゚)「ああ、そうだよ、ほらワカッテマス……」

( <●><)「てへっ☆」

( ФωФ)「うっぜwww」


 何それ、怖いんだけど、ワカッテマスが真顔でやると怖いんだけど。




106 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:23:54.34 ID:u7aQxK+7O

(;゚"_ゞ゚)(で、どうしようかな……)


 我々の事を知られてしまっては、易々と帰す訳にもいかない。
 今日はもう、これで街に行きたいなどとロマネスクは言わないだろうし。
 ここでの最上の選択はなんだろう。


( <●><●>)「しかし、我々の正体がバレてしまったからにはただで生かしておけんのです」

/ ゚、。 /「おけんのです」

( ∵)「ゴェェ」

(;、;*川「そんなぁぁ……」

(;゚"_ゞ゚)「もうお前ら黙れよ! 特にワカッテマス黙れよ! 元々バレる正体とか無いし!」

( <●><●>)「良いじゃないですか……これくらい……」

川;д川「こ、これくらい……?」

/ ゚、。 /「これくらーい」




108 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:26:26.58 ID:u7aQxK+7O

(;、;*川「絶対仲間に言ったりはしませんし討伐隊を向かわせたりなんかしません! だからもう帰って良いですか……」

( <●><●>)「ほら、ボス……」

( ФωФ)「嬢ちゃんだってこう言ってくれてるんだし、もう良いのである、な?」

( ゚"_ゞ゚)「ねぇ、何でお前らが上目線なの?」


 しかも何このシチュエーションは。
 何か私が一番悪い奴にしか見えないんだけど、ねぇちょっと。
 ペニサスさんはすっかり怯えてしまい、今にも大声で泣き出しそうだった。

 な、何かマズいぞこの状況……。


川;д川「だ、大丈夫、ですか……?」

(;、;*川「ううぅ……」

川;д川「~!」

(;゚"_ゞ゚)「う、ううむ……」




109 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:30:09.50 ID:u7aQxK+7O

(;゚"_ゞ゚)「そ、そうだ」

( <●><●>)「京都へ行こう?」

(;゚"_ゞ゚)「だからお前黙れよ! じゃなくてペニサスさん、一回家に来ないかな?」

(;、;*川「そ、それは、どういう……」

(;゚"_ゞ゚)「勿論とって食おうなんて考えてないし、それに怪我してるだろう?」

(;、;*川「あ……」


 先程転んだせいなのか、彼女の膝には幾つかの傷が付いていた。
 血がつーと垂れているのは見てて心が痛む。
 吸血鬼だけど……。


( ゚"_ゞ゚)「歩くのもキツいだろうし、ほら、背負ってあげるから……」

(;、;*川「あ、ありがとうございます」




111 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:33:52.45 ID:u7aQxK+7O

( <●><●>)「流石はボスやってくれる」

( ФωФ)「か、漢だな……」

川*д川

( ∵)「ゴェッ」

/*゚、。 /「ひゅーひゅー」

(;゚"_ゞ゚)「誰かこいつら黙らせる機械を大量生産して!」


――……


('、;*川「し、しみるっ!」

【+  】ゞ゚)「はいはい我慢我慢」

('、;*川「いててっ」

【+  】ゞ゚)「すぐ終わるからねー」




112 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:37:07.66 ID:u7aQxK+7O

 脱脂綿に消毒液を含ませた物を傷口に当てると、いたた、と声が聞こえてくる。
 屋敷に着いてから消毒液やらを探してみたら、本当にあったのは驚きだった。
 廃屋敷だからてっきり無いと思ってたのに……曰く付きではない事を願おう。


【+  】ゞ゚)「……よし終わり、他に何か無い?」

('、`*川「あ、特に無いです、ありがとうございました……」


 私がそれらの入った箱をしまいながらペニサスさんに聞くと、彼女は何か言いたそうな顔で返事をした。


('、`;川「あ、あの」

【+  】ゞ゚)「?」

('、`;川「もう本当に大丈夫なので、か、帰っても」


 と言い掛けた時に。
 ぐう、と音が鳴った。
 ちょっと気まずかった。




115 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:41:05.03 ID:u7aQxK+7O

('、`;川「ほ、本当に悪いですって! ここまでしてもらうなんて……」

【+  】ゞ゚)「良いんだよ気にしないで」


 ていうかまだ食事の途中だったんだよね。
 すっかり忘れてた。
 こうして、ペニサスさんの分の料理も増えたテーブルは、いつもより少し豪華に見えた。


( ФωФ)「おーいペニ、これ食べるのである」

('、`;川「ペ、ペニ?」

( ФωФ)「我輩と鈴木で考えたあだ名である、さ、ペニ食え食え」

/ ゚、。 /「ペニー、ペニー」

( <●><●>)「遠慮なんて要りませんからねペニ」

('、`;川「あ、はい……」

川*ー川「どんどん食べて、ね……」




117 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:44:16.44 ID:u7aQxK+7O

【+  】ゞ゚)「……」


 なんか凄い馴染んでるなあ。
 良い事なんだろうけど、私からすればちょっと寂しい。
 だって蚊帳の外なんだもん……。


( ∵)

【+  】ゞ゚)「あ、ビコーズ……お前も仲間('、`*川「か、可愛い……!」


 ビコーズはひょいと持ち上げられて、彼女の腕にすっぽりとはまった。


( ∵)

(*∵)

【+  】ゞ;)「この裏切り者!」

('、`*川(可愛いなあ)




118 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:47:11.23 ID:u7aQxK+7O

( <●><●>)「ボスー」

【+  】「何だよう……」

( <●><●>)「あちらを」


 私が棺桶の中でグレていると、ふとワカッテマスが声を掛けて来た。
 そして棺桶から出て指差した先にあるものを見た。
 そこには、大鍋に入った核スープをペニサスさんに勧めるロマネスクの姿があった。


( ФωФ)「ペニ、飲んでみないか?」

('、`*川「良いんですか?」

( ФωФ)「皆いまいち美味しくないというのでな、これだけあっちゃ我輩も食べ切れん、我輩は一向に構わんから手伝うつもりで一つどうだ?」

【+  】ゞ゚)(いまいちじゃねーよすげーマズいよそれ)

( <●><●>)「ほら、ボス、止めなくて良いんですか?」

【+  】ゞ゚)「えあ、あそうだった!」




120 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:50:07.77 ID:u7aQxK+7O

('、`*川「じゃあいただきまーす」

【+  】ゞ゚)(食べちゃ駄目だ食べちゃ!)


 大鍋からどぼどぼと注がれるスープ(仮)
 私は棺桶から出ようとするがなかなか出れない。
 何故だ?


( <●><●>)「マント、棺桶の蓋に挟まってますよ」

【+  】ゞ゚)「あ」


(*ФωФ)「さ、食べてみるのである」

('、`*川「はーい」

【+  】ゞ゚)(あああヤバい!)


 やっと、棺桶から出れた私の思いも虚しく――。




122 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:53:06.52 ID:u7aQxK+7O

(;゚"_ゞ゚)「それを食べちゃ駄目だ!」


 という私の声と同時に、スープ(仮)が彼女の口にぱくりと……。


('~`*川

('、`*川「うまい!」

( <○><○>)

(  ) 三  ∵

川;д川

( ゚"дゞ゚)

/ 。、゜ /

('、`*川「これ最高ですよロマネスクさん!」

(*ФωФ)「おおそうか、そうか!」




127 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:56:24.75 ID:u7aQxK+7O

( <●><●>)「味覚おかしいんじゃないですかあの人……」

(;゚"_ゞ゚)「そ、そう言うなワカッテマス……いやまさか……なあ」

川;д川「よ、よく、食べれる、ね……」

('、`*川「そうかな、結構美味しいですよー? あ、ビコーズも食べる?」

(∵;三;∵)

('、`*川「そっかー……あ、ロマネスクさんおかわりくださーい!」

(;゚"_ゞ゚)「ええぇぇ味覚おかしいんじゃないのー?」

/ ゚、。 /「ボスが言うでない、です」


 それからというもの。
 あの大鍋に入った核スープは全滅し、屋敷の平和を脅かすものは消えた。
 そして鈴木が暴走したり、ビコーズでキャッチボールが始まったりで。


('ー`*川「今日はありがとうございました!」




129 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 00:59:22.63 ID:u7aQxK+7O

 ここは彼女と会った墓場。
 ペニサスさんはもう帰らなきゃいけない、という事で皆でお見送り。
 こんな近くに家なんて見た事も無いけれど、彼女も結構変わったところに住んでるものだ。


( ゚"_ゞ゚)「ああ、気をつけて」

('、`*川「あ、オサムさん」

( ゚"_ゞ゚)「?」

('、`*川「また行っても良いですか?」

「勿論だよ」

(^ー^*川「じゃあ、また」


( ゚"_ゞ゚)


(*゚"_ゞ゚)





130 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 01:02:09.97 ID:u7aQxK+7O

(*∵)

川*ー川

(*ФωФ)

/*゚、。 /

( <●>∀<●>)

(;゚"_ゞ゚)「……」


 何か、変な視線を感じる。
 無視だ無視、気にしたら負けだ。
 ていうか一人だけあからさまに笑ってるだろ。


ヾ('ー`*川「ではさようなら!」

( ゚"_ゞ゚)「ああさよ……」

(;゚"_ゞ゚)「は!?」




133 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 01:05:08.41 ID:u7aQxK+7O

 ずごお、と音を立てて彼女はある墓の墓石をずらしていく。
 え、は、何してるんだ……?
 とそこで、ふと気付く、まさか。


('、`*川「ゾンビって日に当たれないのが辛いんですよねー、ああ日が出ちゃう早くしなきゃー……」

( ゚"_ゞ゚)「……」


 そりゃあ、さ。
 ゾンビは日に当たれないとか、もうすぐ日の出とか、分かるけど。
 こういうの、アリなの……?


( <●><●>)「初恋がゾンビ……」

川д川「皆、気付いてたのに……」

( ФωФ)「墓場から来た時点で気付くべきだったな」

/ ゚、。 /「残念でした、残念でした」

( ∵)「ゴェ……」




134 :【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです:2008/09/29(月) 01:08:06.16 ID:u7aQxK+7O

(^ー^*川「では!」

(;゚"_ゞ゚)「あ、ああ……」


 棺の中に入って、中から墓石をずらしていき。
 彼女は完全に隠れた。
 何でいつも、上手くいかないんだろう。


( ;"_ゞ;)「こんなのあんまりだ!」


 そう叫んだと同時に、日が出てきた。



――【+  】ゞ゚)不気味に愉快な屋敷のようです おわり







139 :;以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/09/29(月) 01:11:14.36 ID:u7aQxK+7O

お題: あたたかーいコーラ / バター

支援ありがとうございました


[ 2008/09/29 19:02 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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