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(*゚ー゚)シィちゃんの執事のようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




(*゚ー゚)「ギコギコギコー」

(,,゚Д゚)「……人の名前を擬音のように呼ばないでくれますか」

(*゚ー゚)「今日は良い天気よねー」

(,,゚Д゚)「はぁ」

(*゚ー゚)「この部屋は日の光が一杯入ってくるわね」

(,,゚Д゚)「カーテン、閉めますか?」

(#*゚ー゚)「ちっがう! 何でそうなるの!」

(;゚Д゚)「えぇ……」

(#*゚ー゚)「私は甘いものが食べたいのー!」

(;゚Д゚)「関連性が全く見当たらねぇ……!!」




200904210628467d6.jpg


 
(#*゚ー゚)「だから! 何か! 持って来て!」

(;゚Д゚)「さ、さっき昼喰ったばっかだろお前! 太るぞ?!」

(#*゚ー゚)「太りませんー! 太ったらギコの責任なんですー!」

(;゚Д゚)「何故ッ!?」

(#*゚ー゚)「オジョーサマの体調管理も執事の仕事のうちだもんねー!」

(;゚Д゚)「そんなこと、あった!」

(#*゚ー゚)「早くー! 甘いものー!」

(;゚Д゚)「太ったら俺の責任とか言っといてお前!」

(#*゚ー゚)「あっまいものっ! あっまいものっ! 分かったら早くー!」

(;゚Д゚)「えぇぇ……」


(;゚Д゚)「甘いもの……たって、……厨房行くか」




( ФωФ)「甘いもの? 無いであるよ」

(,,゚Д゚)「ですよねー」

( ФωФ)「大体さっき昼食の片付け終わったばっかりなのに、また作れとかどんだけ鬼であるか」

(,,゚Д゚)「でっすよねー」

( ФωФ)「クーデター起こすであるぞ」

(,,゚Д゚)「あーそれは止めてー」



(*゚ー゚)「プリンかなー、ケーキかなー。チョコレート系も食べたいなー」



(,,゚Д゚)「今日のおやつの分は……」

( ФωФ)「今日は取り寄せなのである。確かどっかのシェフを」

(,,゚Д゚)「いつ聞いてもシェフを取り寄せってどうかと思うわ」

( ФωФ)「吾輩は仕事が減って楽なのでどうでもいいである」



(*゚ー゚)「あっ、そうだ! 折角甘いもの食べるんだから、着替えよう! この前買ったワンピース!」

(*゚ー゚)「髪の毛もちゃんとしよ」



(,,゚Д゚)「じゃあしょうがないな、オジョーサマには諦めてもらいますか」

( ФωФ)「頑張れである」

(,,゚Д゚)「解雇にならないようにだけ踏ん張ってくる」

( ФωФ)「減俸までは覚悟しとけ」

(,,゚Д゚)「まじか……」



(,,゚Д゚)「オジョーサマー、甘いものですが、やっぱり、」

(*゚ー゚)「あっギコ!」

(,,゚Д゚)「無い、って……」

(*゚ー゚)「何? 何持って来てくれたの? チョコケーキ? プリン? あのねぇ、ショートケーキなら、」

(*゚ー゚)「ってあれ? 何にも持ってないけど……」

(,, Д )「……んだよもう、反則だろこいつ。何この生き物。
     それこの前買ったばっかのワンピースじゃねぇか。新しい服みだりに下ろすなっつってんのに。
      あー、畜生」

(*゚ー゚)「どうしたの?」


 


(,,゚Д゚)「……今から用意させて頂きますので、少々我慢して下さいますか、お嬢様」

(*゚ー゚)「? うん!」



(,,゚Д゚)「杉浦、やっぱ台所使って欲しくないよな」

( ФωФ)「折角磨き上げた流しを汚そうものならば、そいつを全力で殴り飛ばす覚悟である」

(,,゚Д゚)「うん、死にますね。じゃあ、しゃあないなー」



(*゚ー゚)「ショートケーキかな。ショートケーキが良いな。苺、……」

(*゚ー゚)「ギコまだかなー」



(,,゚Д゚)「ちょっくら走ってくるわ」

( ФωФ)「車道を走れよ。歩行者が死ぬから」

(,,゚Д゚)「頑張る」



ハハ ロ -ロ)ハ「はー、今日は午後から出張ですか。
       まさかシェフになって出張があるとは思いませんでしたよ……ニホン、世知辛いデース」


<パッリーン

<ギャァァァァヒトガツッコンデキタァアア!!

<ヤベ、ツッコンジャッタ。マァイッカ


ハハ;ロ -ロ)ハ「な、何の騒ぎですか……」

(,,゚Д゚)「どうも、埴ヶ屋の者ですが。ミスハローでいらっしゃいますか?」

ハハ;ロ -ロ)ハ「ひぃっ?! は、はい?! そ、そうですが?!」

(,,゚Д゚)「大変失礼ですが、予定を繰り上げていただけませんでしょうか?」

ハハ;ロ -ロ)ハ「え?! あの、でも今日は午後から出張がありまして、料理人になったってのに出張だなんて
        ちょっと自分でも吃驚してるんですが!」

(,,゚Д゚)「いえ、だからその予定の繰上げを、」

(,,゚Д゚)「……あー、説明するのだるくなってきたー。もう良いです。ミスハロー、ちょっと着いてきてください」

ハハ;ロ -ロ)ハ「はひっ?! あの着いてきて下さいっていうか抱えてらっしゃいます! テイクアウトですか?!」

(,,゚Д゚)「あ、すみません其処のこう名前も顔も付かない感じの方、店先のガラスとかすみませんでした

    領収書は埴ヶ屋椎名あてで切って下さい」

「え?! あの、まだハローさんの仕事残ってて、」

(,,゚Д゚)「ああ、それはすみません……後で埴ヶ屋が全総力を持ってフォローさせていただきます」

「えええ?! あの?!」

ハハ;ロ -ロ)ハ「放して下さーい! ドントテイクアウトミー!! 助けてー!」

(,,゚Д゚)「ミスハロー、暴れんで下さいねー。
     高速とかに落としたらちょっと洒落にならないというか、ケーキを作っていただけませんから」

ハハ;ロ -ロ)ハ「いやー! ぎゃー! gy」



「は、早……っ! え、え、ええええええ……」



ハハ ロ -ロ)ハ「な、何も連れ去らなくても、あの場で作れば良かったんじゃないですか……」

(,,゚Д゚)「いえ、やっぱり折角用意した材料を使っていただきたいですから。
     ミスハロー指定の、最高級のものを用意させていただきました」

ハハ;ロ -ロ)ハ「だったら材料を持って来てください……!」

(,,゚Д゚)「……」

(゚Д゚,,)「……」

ハハ;ロ -ロ)ハ「コッチ見て下さい!!」

(,,゚Д゚)「屋敷の近くのホテルの厨房の一角を借りました。そこで作っていただけますか?」

ハハ;ロ -ロ)ハ「だから材料を、」

(゚Д゚,,)「……」

ハハ;ロ -ロ)ハ「コッチ見て! 目逸らさないで!!」



(*゚ー゚)「まだかなー。まだかなー」



(*゚ー゚)「……うー、暇だなぁ。誰かに電話でもしようかな」

(*゚ー゚)「てけててっててーん、ギコの携帯ぃー!」

(*゚ー゚)「あれだよね、執事には携帯持たせといて娘には持たせないってね、どういうことなんだろうね」

(*゚ー゚)「電話くらい私にだって管理できますうーってのよ」


(*゚ー゚)「……あ、掛かった!」

『大変お待たせ致しました、出嶺で御座います。
 この番号はツン様の私用番号となっておりますので、公用の方は事務用の電話番号におかけ直し下さい』

(*゚ー゚)「あのー、私、埴ヶ屋椎名って言います。ツンちゃんのお友達です。ツンちゃん、居ますか?」

『……ツン様のお友達ですかお?!』

(*゚ー゚)「……お?」

『っ、ツン様の電話の管理をして来てはや五年目、
 やっと、やっと友達って名乗るこが、ツン様に電話を……!』

『ツン様ぁああああおめでとうですおー!!』

(*゚ー゚)「お?」

(*゚ー゚)「あ、あのー?」

『ツンさまぁぁああ、やりましたおー! お友達が! しかも女の子の! おめでとうございますおー!!』

(;*゚ー゚)「き、聞いてますかー?」

『僕、嬉しいですおっ!! ツン様ちょっと態度がきついから、
 皆に誤解されて学校で一人で居るんじゃないかって、心配で心配で!』

『もう本当に毎日お送りする時気が気じゃnオブフゥ
『何電話口で一人泣き臥せってるのよ馬鹿ぁあああああああああ!!!』

(;*゚ー゚)「……(耳キーンってした……)」

『お電話、代わりましたッ! うちの執事が失礼致しました! どちらさまっ?!』

(*゚ー゚)「あっ、ツンちゃん? 私だよー、椎名」

『しぃ?! わー、あんた私の携帯の番号知ってたの?!』

(*゚ー゚)「うん、ギコの携帯に入れておいたんだー。執事さん、大丈夫?」

『今噎び泣いてるわ。心配性通り越してウザイのよ、こいつ』

(*゚ー゚)「あはは、内藤くんだったっけ?」

『そ、よく覚えててくれたわね。有難う。で、何か用?』

(*゚ー゚)「え? ううん? ちょっと今暇だからねー」

『そっ、そう。……今、私も暇だから、ちょっとくらいなら相手してやってm
『ツン様、後三十分でピアノの先生来ますおー? 練習するんじゃなかったんですかお?』

『ちょ、ば、黙ってなさい!』
『でも、今週はあんまり練習できなかったからって腕まくりしてたじゃないですかお』

『アンタはさっきまで咽び泣いてたくせに何でそんなつらっつらと話すのよ!』

(*゚ー゚)「ピアノ、あるの? ならいいよ。ツンちゃん今度コンクールだって言ってたし、練習しなきゃ駄目だよー」

『で、でも、』

(*゚ー゚)「今度聞かせてねー」

『……うん』

(*゚ー゚)「ばいばーい」


(*゚ー゚)「……」

(*゚ー゚)「……ギコ、まだかなー」



(,,゚Д゚)「オジョーサマ、只今帰りました」

(*゚ー゚)「ギコッ!!」

(,,゚Д゚)「某コンテストで金賞を受賞されましたミスハローによる苺のショートケーキです。
      えーっと、シンプルイズベストが信念らしく、ストレートのアールグレイとお召し上がり下さい、
     とのことです」

(*゚ー゚)「うっわぁ、美味しそう! 苺っ! 苺ちゃんとのってる!
    苺一個だけ載ってるケーキって憧れだったんだー!!
      いっただっきまーす!」

(,,゚Д゚)「そのかわり!」

(*゚ー゚)「?!」

(,,゚Д゚)「今日のおやつはこれです。三時には出さない。それでもいいなら、くえば」

(#*゚ー゚)「えー!!」

(,,゚Д゚)「お前の体重増えたら俺の責任なんだよ!」

(#*゚ー゚)「……」

(,,゚Д゚)「では、お茶を淹れさせて頂きます」


(*゚ー゚)「……いただきます」

(,,゚Д゚)「あれ、聞き分け良い」

(*゚ー゚)「私、いい子だもーん」

(;゚Д゚)「えぇえ……」


(*゚ー゚)「あ、そうだ、ギコギコギコギコー」

(,,゚Д゚)「……人の名前を擬音みたいに言うの止めてくれますか」

(*゚ー゚)「あのねー」

(,,゚Д゚)「今度は、何」

(*゚ー゚)「はい!」

(,,゚Д゚)「あ? 苺? はよくえよ、萎びるぞゴルァ」

(#*゚ー゚)「ちっがう!」


(*゚ー゚)「お疲れ様、ギコ」

(*゚ー゚)「苺、あげるよ」


(,,゚Д゚)「……有難き幸せです、お嬢様」




<ツンと内藤の日常>


( ^ω^)「ツン様ツン様ー、さっきのお電話の人って誰なんですかおー?」

ξ ゚⊿゚)ξ「友達だって言ってるでしょうが。椎名ちゃんよ」

( ^ω^)「椎名さん、といいますと、埴ヶ屋のお家のひとですかおー。可愛い声でしたお」

ξ ゚⊿゚)ξ「キモイ」

(;^ω^)「すみませんおー……ツン様、もうそろそろ休憩しませんかお? もう三時間もやってますお」

ξ#゚⊿゚)ξ「だってあのバカ先公授業放棄しやがったのよ!?
       気がすまないじゃない! 次来たら絶対見返してやる! だから練習するの!」

(;^ω^)「で、でもお体壊したら元も子もありませんお。っていうかツン様、先公って、お言葉遣いが、」

ξ#゚⊿゚)ξ「あーもう思い出してもムカつくー!! 何よあのにやにや顔ー! くっそぉおお!!」

(# ^ω^)「ツン様! お言葉遣いが汚いですお!」

ξ;゚⊿゚)ξ「ひあ?!」

( ^ω^)「糞なんて言っちゃいけませんお。糞って排泄物ですお……」

ξ;゚⊿゚)ξ「いや、そんな改めて言われても」

( ^ω^)「力みたい時は糞なんていわず、もっとこうやんわりとした言葉でお願いしますお」

ξ;゚⊿゚)ξ「う、うん……」

( ^ω^)「間違っても糞をやんわりと言っちゃ駄目ですお?! 糞ってやんわり言ったらつまりうんkごぐあ」
ξ#゚⊿゚)ξ「しつこいわぁあああああ!!!」

ξ#゚⊿゚)ξ「分かったわ! そんなに言わなくても宜しいっ! 休憩にするから、何かお茶を入れて!」

( ^ω^)「いえ、もう夜も遅いので、カフェインは摂らないほうがいいと思いますお。
       ミルクセーキでも作りますお」

ξ ゚⊿゚)ξ「そ、そう。……ありがと」

( ^ω^)「いや、でもこんな時間にあんなに甘いものを食べたら太ってしまうかもしれませんお、
       牛乳……いや、大して変わらんお、それ」

ξ#゚⊿゚)ξ「なんでも良いから早くもってこい!!」


ξ ゚⊿゚)ξ「ふー、疲れたぁ……」

( ^ω^)「ツン様ー、花梨の蜂蜜漬けの牛乳割りで落ち着きましたおー」

ξ*゚⊿゚)ξ「……ありがと」




<しぃの料理>


(;ФωФ)「ギコ!」

(;゚Д゚)「ほげぇっ?! な、何?! 違うぞ、何で携帯の履歴に
     内藤宛ての履歴があるんだろうって悩んでただけで!
      別にネットでエロサイトに行こうとかそんなんじゃ無いからな?!」

(;ФωФ)「そんなんどうでもいいわ!」

(#゚Д゚)「どうでもいいだと?! バカ、俺がどんだけ罪悪感に駆られてると思ってるんだ!」

(;ФωФ)「果てしなく嫌な事を聞いた!!
        って、そんな事よりも、ギコ、お前お嬢様に何を吹き込んだであるか!!」

(#゚Д゚)「そんなんだt……オジョーサマ?」

(,,゚Д゚)「え? 何? オジョーサマが何?」


(*゚ー゚)「えっとねー、先ず卵をー」

(;・∀・)「お嬢様、それ冷蔵庫じゃありません、生ゴミ処理機です!」

(;*゚ー゚)「うわ何これ臭っ!!」


(;ФωФ)「ふりふりエプロンで厨房に突貫してきたであるぞ?!」

(;゚Д゚)「ええぇぇ……」


(;ФωФ)「どうせまたなんかお前が変なことを言ったであろう」

(;゚Д゚)「お、俺ぇ? な、何か言いましたっけ……?」


~~回想~~

(*゚ー゚)「ギコはさー、料理できるー?」

(,,゚Д゚)「最近やってみたらフライパンとコンロぶっ壊して厨房陣に殺されかけましたね」

(;*゚ー゚)「えぇえ……」

(,,゚Д゚)「まぁ此処の屋敷で働かせていただく限り飯には困りませんし、
     最悪料理の出来る嫁さん貰うからいいです」

(*゚ー゚)「料理の出来る……」

(,,゚Д゚)「あーでも結婚できなかったらどうしようかなー。割と死活問題だな。まぁいいか」

(*゚ー゚)「……」

~~ここまで回想~~


(;ФωФ)「それだ!」

(;゚Д゚)「これ?!」


(;・∀・)「お嬢様、とりあえず何が作りたいんですか。っていうかまず何がしたいんですか」

(*゚ー゚)「お料理」

(;・∀・)「厨房に来てお料理しなかったら何するつもりなのか聞くつもりだったので一安心です」

(*゚ー゚)「えっとね、チーズケーキ作りたいんだ!」

( ・∀・)「チーズケーキ、ですか? そんなん俺達が作りますよ?
       ご不満でしたら、パテェシエやらなんやかやお取り寄せしても……」

(*゚ー゚)「作りたいの!」

( ・∀・)「えぇええ……」


(*゚ー゚)「で、先ず卵でしょ? レアチーズに、生クリームに、お砂糖にー」

( ・∀・)「お嬢様、バニラエッセンスも入れてください」

(*゚ー゚)「あ、うん!」


(;ФωФ)「どう考えてもフラグであろうそれ、もっとお前考えて発言しろである」

(;゚Д゚)「えええ……だってそんな、えええ……」

(;ФωФ)「とりあえずモララーがついているからそんなに突拍子の無いものは出来ないとは思うであるが、
        相応の覚悟を決めるである」

(;゚Д゚)「お、おおお……まぁ、えっと、その何だ、お茶でも飲む?」

(;ФωФ)「あ、飲むである」


( ・∀・)「……出来ましたね」

(*゚ー゚)「出来た! どう? これ、美味しそう?」

( ・∀・)「美味しそうですよ。流石はお嬢様です。もっと練習すれば俺も敵わないかもしれませんね」

(*゚ー゚)「ほんと? じゃあ、今から食べようかな」

( ・∀・)「……ふた切れも食べるんですか?」

(*゚ー゚)「うん! かたっぽ、ギコの分!」


( ・∀・)「じゃあ、健闘を祈りますー」

(*゚ー゚)「いってきますー」


( ФωФ)「あ、砥石切れた」

(,,゚Д゚)「まじですか。お、しっぽ切れた。剥ぎ取り剥ぎ取り」

(*゚ー゚)「ギコー!」

(;゚Д゚)「はいぃいっ?!」

(*゚ー゚)「あのね、チーズケーキ作ったんだ。一緒に食べよう!」

(;゚Д゚)「え、あ、はい! 有難き幸せです?! 杉うr、あっ! いねぇ! 何だあいつ忍者か?!」

(*゚ー゚)「? はい、こっちがギコの分ね」

(;゚Д゚)「あ、ありがとうございます。……」

(*゚ー゚)「それじゃあいただきまーす」

(;゚Д゚)(何で、チーズケーキって言ったのにオムライスが皿に載ってるんだろう……)

(*゚ー゚)「中のチキンライスが大変でねー」

(;゚Д゚)「そ、そうか」

(*゚ー゚)「あとね、モララーさんに薦められてキムチ入れてみたんだ。どう? 美味しい?」

(,,゚Д゚)「材料が足りなかった大学生の晩飯みたいな味がします」

(*゚ー゚)「それは褒めてるの……?」

(,,゚Д゚)「た、たぶん」



( ・∀・)「お嬢様の才能まじぱねぇ。チーズケーキの材料からどんどんオムライスが出来てった……」

( ФωФ)「そうであるか……」

( ・∀・)「しかも意を決して味見してみたら超うまかった。ちょっと吃驚するくらいオムライスだった」

( ФωФ)「吃驚であるな」

( ・∀・)「何で砂糖とか入ってるあのチキンライスが美味いんだろうな……
      俺、ちょっとコックとして自信無くなってきたわ」

( ФωФ)「……お前はよくやったであるよ……」


(,,゚Д゚)「……杉浦、俺、料理も覚えるよ……」

(*゚ー゚)「ギコ? どしたの? 美味しくなかった?」

(,,゚Д゚)「いや、美味い。ありがとうございます、オジョーサマ」

(*゚ー゚)「えっへー。もっと褒めてもいいよ」

(,,゚Д゚)「はいはい」




<ギコはおやつにはいりますか?>


∬´_ゝ`)「それじゃあ、来週の社会見学の香港に持っていくおやつは三万円までとします」

从;゚∀从「二週間のおやつ三万円でまかなえってか?! 少なすぎないかそれ!」

∬´_ゝ`)「職員会議で決まったのよ。大体お小遣いに上限は無いんだから、現地で買えばいいでしょう」

(*‘ω‘ *)「香港に売ってる菓子なんて怖くて食べれないっぽ」

ξ ゚⊿゚)ξ「お腹壊したら大変だし……」

∬´_ゝ`)「じゃあ我慢なさい」

(;*゚ー゚)「えっ?! さ、三万円?!」

从;゚∀从「なぁ? 少ないよなぁ?!」

(;*゚ー゚)「せっ、先生! ギコはおやつに入りますか?!」

从;゚∀从「え、……えええええ……」

∬;´_ゝ`)「ギコ……?」

(;*゚ー゚)「一日目はお弁当なんですよね?
      それにギコを持っていこうと思ってたんですけど、ギコはおやつに入りますか?!」

∬;´_ゝ`)「えええええ……た、食べ物扱い?」

(;*゚ー゚)「おやつなら、ギコ、月給(ピー)万円だから、無理になっちゃう!」

从;゚∀从「っていうか、人をお弁当……?」

(;*゚ー゚)「だ、だって、執事は連れていっちゃいけませんって先生……だったらお弁当にって思って」

(*‘ω‘ *)「あ、其の手が在ったかっぽ! 先生! うちのビロードもおやつに入りますかっぽ!」

ξ*゚⊿゚)ξ「な、内藤は?」

从;゚∀从「お、お前等ズルイぞ! ならうちのトソンも!」

∬;´_ゝ`)「ええええええ……もう、何この子たち……」


(,,゚Д゚)「……なんか今、酷い扱いを受けた気がする」

( ・∀・)「気のせいじゃね? ほら焦げるぞー、ひっくり返すんだからなー!」


(*゚ー゚)「楽しみだねー、香港! 空港に美味しいスイーツのお店があるんだってさー」

从 ゚∀从「スイーツ(笑)てか空港から食う気かよ」

(#*゚ー゚)「食べるスイーツには何にも罪は無いもん! ツンちゃんは行くよね!」

ξ*゚⊿゚)ξ「……うん!」


(*‘ω‘ *)「弁当まだかっぽー」

川 ゚ -゚)「機内の簡易キッチンに、しかもあの大人数だからな。手間取ってるんじゃないのか」

(*‘ω‘ *)「機内食もあるけど、こんなん食べれたもんじゃないっぽ」

川 ゚ -゚)「っていうか旅客機で行く意味がわからん。自家用機とかあるだろうに。現地集合じゃ駄目なのか」

∬´_ゝ`)「世間一般視線の旅行を経験する為よ」

川 ゚ -゚)「ふぅん」


( ^ω^)「おっおーん、ツン様ーのたーめなーらえーんやこら」

(゚、゚トソン「すみません、そちらのお塩とっていただけますか」

(,,゚Д゚)「あ、どぞ」

(゚、゚トソン「どうもありがとうございます」

(;><)「な、なんで一旦置いて砂糖を取るんですか?! 間違ってるんです!」

(゚、゚トソン「あれ、うっかり」

( ^ω^)「ツーン様ーのたーめなーらえーんやこら」

(,,゚Д゚)「あ、やべ殻入った、もういいや卵。めんどい」

(;><)「あ、アバウトすぎるんです!!」

(,,゚Д゚)「大体態々飛行機の中で飯を作る意味が分かんねぇ」

(゚、゚トソン「全くですね。高々数時間程度の空の旅だというのに」

(;><)「物凄いこと言ってるんです!」

( ^ω^)「ツーン様のこーうぶつーはー、ローストビーフーえーんやこらー」

  _
( ゚∀゚)「へーいクーさまー、ご飯できたぜー」

川 ゚ -゚)「あ、早かったな」
  _
( ゚∀゚)「家で作ってもらったのチンしただけだからな。厨房のデミタスに感謝しれ」

川 ゚ -゚)「お前はもっと仕事をしろ」


( ^ω^)「ツンさまー、出来ましたおー」

ξ ゚⊿゚)ξ「あ、ありがと。……なんか一品だけ異常に多くない?」

( ^ω^)「張り切り過ぎましたお」

ξ ゚⊿゚)ξ「あっそ……、しぃとハインも食べる?」

(*゚ー゚)「あー、いいや。ギコくんつくってくれるし!」

从 ゚∀从「オレは貰うぜ! ……トソンの料理とか、期待できないし。
      うん、オレも家で作ってもらってくれば良かった……」

( ^ω^)「おっお、どうぞですおー」


(*‘ω‘ *)「蜜柑ゼリー美味いっぽ」

(;><)「それはデザートなんです! ご飯食べてからにして欲しいんです!」


(゚、゚トソン「……」

(,,゚Д゚)「よっし、出来た。んじゃ俺先出してきますんで」

(゚、゚トソン「あ、じゃあうちのハインさんに『ダイエット応援してます』って言っておいて下さい」

(,,゚Д゚)「え? ああ、うん……」


(,,゚Д゚)「オジョーサマー、お待たせしましたー。粗食ですがどうぞお召し上がり下さいっと」

(*゚ー゚)「凄っ! 腕あげたねぇギコ」

(,,゚Д゚)「そりゃあもう、これまで犠牲になってきた幾千のフライパンとか鍋とかコンロとか
     冷蔵庫の上に今の俺は居るからな」

(*゚ー゚)「めっちゃ壊してたもんね。じゃあ、いただきまーす!」

(,,゚Д゚)「あ、そうだ、ハイン様」

从 ゚∀从「ん? 何だ?」

(,,゚Д゚)「トソンさんから『ダイエット応援してます』、と伝えるように言われました。……頑張ってください」

(;*゚ー゚)「は、ハインちゃんダイエットしてるの?! 止めなよ、体に悪いよ?!」

从 ∀从「あ、ああ……そうだな……」




<暴漢襲来>


<_プー゚)フ「お嬢様校は一味違うね! 何かもう空気が違うね!」

(,,゚Д゚)「え、あ、はぁ」

<_プー゚)フ「で、私はそんな空気の違うお嬢様校に忍び込んでうっひょっひょい状態になろうと
        テンションをあげていたのよ!」

(,,゚Д゚)「へぇ、はぁー、ふーん」

<#プー゚)フ「なのに! 何で、男、お前、居る?!」

(,,゚Д゚)「はーん、ほーん、はにゃーん」

<#プー゚)フ「聞いてねぇぇeeeeee!!!」

(,,゚Д゚)「いやぁ、今日は授業参観日なんで、俺自分の学校ほっぽってこっちに来たんですよねー」

<_;プー゚)フ「聞いてた! 授業参観だったんだ!!」

(,,゚Д゚)「でも存外に早く着いちゃったから校内見学の許可貰って周ってたら、
     何かこう、鼻息の荒い感じの人を見つけまして」

<#プー゚)フ「鼻息荒いって言うな! 良いにおいだったら嗅いじゃうだろ!」

(;゚Д゚)「えええ……なんで自信たっぷりにおまえ……」


(*゚ー゚)「ギコー! 次の時間体育だけど、一緒にやるー?」

(;゚Д゚)「あっしかも何か物凄いタイミングで来やがったこのオジョーサマ!」

<_プー゚*)フ「きたぁあああああああ!!」

(;゚Д゚)「ひぃいい何だコイツ!!」

<_プー゚*)フ「お嬢様だぁああ真正お嬢様だぁああかぁあいいよぉしゃらしゃらしてるよぉお良い匂いだよぉお」

(;*゚ー゚)「ひ、ひぃいい?!」

(;゚Д゚)「うわぁああ何だこの生物、ちょ、あっ! 痛っ! 殴られた! オジョーサマ逃げろぉおおお!」


(#*゚ー゚)「ぇえええいッ!!」

<_フー )フ「ごえふっ!」



(;゚Д゚)「……えええ……」

(*゚ー゚)「お嬢様は油断も隙もあっちゃだめだって姉者先生が言ってたんだ」

(;゚Д゚)「えええええ……」

(*゚ー゚)「次の体育でもねー、合気道やるんだよー。ギコもする?」




<ハインとトソンの日常(もしくは関係)>


从 ゚∀从「トソン、お前さー」

(゚、゚トソン「なんですか」

从 ゚∀从「スカートとか履かないの」

(゚、゚トソン「履きませんよ」

从 ゚∀从「トイレは男か女どっちに入る?」

(゚、゚トソン「兼用の広いところがすきですね。何時もそこです」

从 ゚∀从「お前が生まれて初めて抱かれた看護婦さんがお前の親に言った言葉は?」

(゚、゚トソン「『あんまり元気じゃありませんけど、大丈夫です。こういう子も時々は居ます』だったらしいですね」

从 ゚∀从「……今日のご飯何が良い?」

(゚、゚トソン「ハヤシライスが良いとコックたちには伝えました」

从 ゚∀从「パンツは何派?」

(゚、゚トソン「ボクサーですが。ユニク●に女性用ボクサーパンツって売ってますよね。吃驚しました」

从 ゚∀从「ベット派? 布団派?」

(゚、゚トソン「ベットに畳の敷きパットを敷きますね」

从 ゚∀从「今日のオレの予定は?」

(゚、゚トソン「いつも通り学校へ行ってから、午前で早退してください。午後からは大学で講演があります」

从 ゚∀从「お前は何時になったら料理が出来るようになるの?」

(゚、゚トソン「未来永劫なれません」

从 ゚∀从「昨日の実験の結果どうなってる?」

(゚、゚トソン「芳しくないとの報告が研究員から入っています」

从 ゚∀从「じゃあ講演終ったら直で研究所行くから」


(;^ω^)「おっ、……お」

(゚、゚トソン「……執事とお嬢様ですよ?」

(;^ω^)「おっ、……お」

ξ;゚⊿゚)ξ「事務的ね……」

从 ゚∀从「え? ふつーだろ?」




<執事戦争>


川 ゚ -゚)「っていうゲームはどうだろうか。格ゲーもので」
  _
( ゚∀゚)「チートキャラが多すぎるって苦情が来るんじゃねーですか」

川 ゚ -゚)「そうか? 例えばお前のステータスは」

  _
( ゚∀゚) ジョルジュ長岡
スピード:3
パワー:2
トリック:4
耐久度:2


川 ゚ -゚)「こんな感じだ。ほら、あんまりチートじゃない」
  _
( ゚∀゚)「……じゃあ、ギコの奴のステータスなら?」

川 ゚ -゚)「え? ギコ?」
  _
( ゚∀゚)「あとトソンさん」

川 ゚ -゚)「えーっと……」


(,,゚Д゚) ギコ
スピード:5
パワー:5
トリック:3
耐久度:5


(゚、゚トソン 都村トソン
スピード:4
パワー:4
トリック:5
耐久度:5

  _
( ゚∀゚)「既にチートじゃねぇですか」

川 ゚ -゚)「でも現実と照らし合わせてみろ、大して嘘じゃない。というか、本当のステータスだ」
  _
( ゚∀゚)「それでもゲームとして成立しないでしょうが……幾らなんでも楽しくないですよ、こりゃ」

川 ゚ -゚)「そうかなぁ……折角プログラム三割方出来たところなのに」
  _
( ゚∀゚)「クーさま仕事はええっすよ……」
  _
( ゚∀゚)「いくらドクオさんでもこれは喜ばないんじゃないですか?」

川 ゚ -゚)「むう、折角仕事の手助けが出来ると思ったのにな」
  _
( ゚∀゚)「まぁ精々笑ってお疲れ様って言ってやるだけで良いんすよ、男なんて」

川 ゚ -゚)「そうなのか……」



('A`)「へっちょぉい!」

( ´_ゝ`)「うわ社長、汚ねっ!」

('A`)「あー、何かむずっと来た。すまんこ」

(´・ω・`)「絶賛会議中なんですからもっと緊張感持ってくださいよ……」

('A`)「あーい」

(´・ω・`)「大体社長が趣味に走ったゲームばっか出すから、
      うちの会社なんか半ネタ会社みたいに扱われてるんですよ?
      それなりに業績あるのに……」

('A`)「うへーい」

(´・ω・`)「聞いてます?」




<エピローグ>


(*゚ー゚)「ギコギコギコー、あれ乗りたい! あれ!」

(,,゚Д゚)「はいはい、走らないで下さいねー」

(*゚ー゚)「メリーゴーランドメリーゴーランド! 白馬!」

(,,゚Д゚)「遊園地なんて何年ぶりだよ、ほんと……」

(*゚ー゚)「ほら早く乗るよー!」

(,,゚Д゚)「待てこら、置いてくな!」


(;*゚ー゚)「うわ、案外高い! 怖っ! ぎ、ギコー!」

(,,゚Д゚)「はいはい、今行きますから」


(*゚ー゚)「ん!」

(,,゚Д゚)「……はー」

(*゚ー゚)「えっへー、遊園地ごと買い取ったかい、あったね! 貸切!」

(,,゚Д゚)「一々動かすの俺なんですけど」

(*゚ー゚)「……出来ないの?」

(,,゚Д゚)「え?」

(*゚ー゚)「操縦、出来ないの、ギコ?」



(,,゚Д゚)「……俺を誰だと思ってるんですか。お前の執事だぞ」


(*゚ー゚)「えっへー、じゃあ、全速前進だ!!」

(,,゚Д゚)「お嬢様のご命令とあらば」





この小説は2009年4月18日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:Yd7O3khN0 氏



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[ 2010/01/09 18:55 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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