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('A`)ドクオとζ(゚ー゚*ζピアノとノクターンのようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




('A`)

ζ(゚ー゚*ζ『私の目の前にいるこの子はドクオ君』

ζ(゚ー゚*ζ『いつもは私に綺麗な声を出させてくれるんだけど……』


('A`)「……チッ」

ζ(゚ー゚*ζ『今日は駄目なのかな』

ζ(゚ー゚*ζ『……えっ?私は誰かって?』

ζ(゚ー゚*ζ『失礼ね、見ての通りピアノよピアノ』

ζ(゚ー゚*ζ『あっ、ちょっと待って!面白いことが起きそう!』



20090329000020.jpg
 

川 ゚ -゚)「弾けよ」

(;'A`)「なっ!」

川 ゚ -゚)「見てるだけじゃピアノは響かないさ」

('A`)「……お前、いつから居たんだ?」

川 ゚ -゚)「いつから?可笑しな事を聞くなお前は」

川 ゚ -゚)「私は君がくる前からここに居たが」

('A`)「そうか邪魔したな じゃあ帰るわ」

川 ゚ -゚)「おい!」

('A`)「なんだよ」

川 ゚ -゚)「なんでお前はここへ来たんだ?」

('A`)「そりゃあ……」

川 ゚ -゚)「ピアノを弾きたいから音楽室にきたんだろ?」

ζ(゚ー゚*ζ『そうそう 私のために来たのよね』


('A`)「……」

ζ(゚ー゚*ζ『……』


川 ゚ -゚)「……良い、私が弾く 私もそのために来たんだからな」

ζ(゚ー゚*ζ『あら 今日はクーちゃんが弾いてくれるんだ』


('A`)「じゃ俺は……」

川 ゚ -゚)「ついでだ 聴いていけ」

(;'A`)「マジかよ」

(;'A`)「おい えらく勝手だな」

川 ゚ -゚)「良いじゃないか たまにはお前が私のピアノを聴くというのも」

(;'A`)「はぁ?」

(;'A`)(訳わかんねぇ女だなコイツ……)

ζ(゚ー゚*ζ『それでクーちゃんが弾くのは』


('A`)(エンターテイナーか)

ζ(゚ー゚*ζ『ショプリンのエンターテイナーね』

ζ(゚ー゚*ζ『聴いたことのない人間なんているのか ってくらい有名な曲』

ζ(゚ー゚*ζ『けど、あれ?ちょっとアレンジされてるわ』


('A`)「編曲は自分で?」

川 ゚ -゚)「あぁ 私は手が小さくてそのままだと弾きにくいんだ」

('A`)(大したもんだな)

川 ゚ -゚)「まるでお前をモチーフにした様な曲だな」

(;'A`)「いや、意味がわからん 何が言いたいんだよ」

ζ(゚ー゚*ζ『滑稽だって言われてるの!貶されてるの!気付きなさい!』

ζ(゚ー゚*ζ『もう……鈍感なんだから』


川 ゚ -゚)「続きまして~」

(;'A`)(聞いちゃいねぇ……)

('A`)「まぁ良いか 次は何を弾くんだ?」

川 ゚ー゚)「ショパン、なんてどうかな」

(;'A`)「(……)良いんじゃないか?」

川 ゚ー゚)「ならば弾こうか ノクターン第二番」

ζ(゚ー゚*ζ『ノクターンの二番ってちょっと前までドクオ君がたくさん弾いてくれた……』


(;'A`)「おい、……何でお前は」

ζ(゚ー゚*ζ『あらあら、最後まで喋らせる前に弾き始めちゃったわクーちゃん』


(;'A`)(これは俺の……)

川 ゚ -゚)「音大入学の自由曲だったんだってな」

(;'A`)「っ!何でお前!!」

川 ゚ -゚)「私はツンと友達なんだ」

('A`)「あぁ、ブーンから流れたってことね」

川 ゚ -゚)「その辺りの話は知らんがお前はこの曲を……」

川#゚ -゚)「しくじった!」

ζ(゚ー゚*ζ『痛い!』


(;'A`)「おい、ピアノに怒りがこもってるぞ」

川#゚ -゚)「わかっている!」

川#゚ -゚)「私が怒っているのはお前のせいだ!」

(;'A`)「わ、訳わかんねぇよ 怒るも何もお前とは今日が初対面で……」

川#゚ -゚)「クラスメートの顔も覚えられないのかお前は!」

('A`)「へ?……っ!?」

ζ(゚ー゚*ζ『あ……』


川#; -;)「お前は私を見てくれていなかったが」

川 ; -;)「私はお前をずっと……」

ζ(゚ー゚*ζ『ドクオ君が好きなのね……』


(;'A`)「なんなんだよ一体……」

ζ(゚ー゚;ζ『アンタは気付きなさいな』


川 ; -;) ウゥ……

川 ; -⊂ゴシゴシ

川 ; -゚)「失礼、した」

('A`)「……なんで知ってたのかは分かったからさ」

('A`)「続き弾いてくれよ」

川 ゚ -゚) ……

川 ゚ -゚)「いや、これで私はやめよう」

('A`)「……そうか」

川 ゚ -゚)「次はお前、ドクオの番だ」

(;'A`)「おい、なんでお前はそう……」

川#゚ -゚)「私が!」

(;'A`)そ「うぉっ!?」

川 ゚ -゚)「……悪い」

川 ゚ -゚)「私が一番怒っているのは私を見てくれていなかったことでも」

川 ゚ -゚)「ましてや人の顔を覚えていなかったことでもなくて」

川 ゚ -゚)「お前が一度の失敗でピアノを、お前の好きなモノを投げ出したことだ」

川 ゚ -゚)「受験してから全く弾いていないみたいじゃないか」

('A`)「それもツンから聞いたのか?」

川;゚ -゚)「お前は本当に……」

('A`) ?

川 ゚ -゚)「私はいつもここで、ドクオの弾くピアノを聴いていたんだよ」

(;'A`)「うそ!?」

ζ(゚ー゚*ζ『いたいた』


川;゚ -゚)「無視されていただけと思ってたんだが……マジだ」

(;'A`)「“たまにはお前が私のピアノを聴くというのも”か」

('A`)「いつもはお前が俺のピアノを聴いていた訳ね」

川 ゚ -゚)「そういうこと」

('A`)「……わかったよ 弾けば良いんでしょ弾けば」

川 ゚ -゚)「ちなみに何を弾くつもりだ?」

('A`)「ん~、エリックサティの……」

川 ゚ -゚)「サティか」

('A`)「ん?」

川 ゚ -゚)「いや、サティの曲に好きな曲があってだな……」

('A`)「言いたいことははっきりと言わないと伝わらん」

川*゚ -゚)「リクエスト……しても良いか?」

('A`)「どうぞ」

川*゚ -゚)「ええと、……だな その……」

ζ(゚ー゚*ζ『フフ……』


川* - )「……あなたが、欲しい」

('A`)「了解」


ζ(゚ー゚*ζ『だからアンタは何かに気付きなさいって!もう……』


ζ(゚ー゚*ζ『……今日はドクオ君はクーちゃんの気持ちに気づいてあげられなかったみたい』

ζ(゚ー゚*ζ『けどいつかは気付く時がくるわよね』

ζ(゚ー゚*ζ『だって、ほら』

ζ(゚ー゚*ζ『今はお互いを意識してるみたいだから』



――fin





この小説は2009年2月21日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:1lKR2xu1O 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです



お題
ノクターン



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/09 18:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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