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川д川皆と私のバレンタインのようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




皆さんこんにちは。

私はVIP高校二年B組の貞子です。
この学校はみんな明るくて優しい人達ばかり。

私みたいな人間にも気軽に接してくれてるから、
イジメなんてものもない。

今日はバレンタインデー。
授業も終わって放課後に入ればいつものように賑わっている。
辺りを見渡せばチョコを渡してる光景が目に入る。

皆さんには今日の模様をお伝えします。



20090320092639.jpg



【ツン&ブーン】

ツンちゃんとブーン君は公認のカップル。

本当の気持ちとは逆な言葉を表に出してしまうツンちゃんの事を、
ブーン君はちゃんと理解してる。
お似合いの二人だと思う。


ξ ゚⊿゚)ξ ちょっとブーンこっち来なさいよ!

((( ^ω^) なんだおー?

ξ*゚⊿゚)ξ べ、別にこれはあんたのために作ってきたわけじゃないんだからね!

( ^ω^) おお、チョコかお!? ありがとうだお! ツン愛してるお!

ξ ///)ξ バ、バカッ!

ブーン君の真っ直ぐな言葉にツンちゃんは照れてる。
女の子らしいな。


【クー&ドクオ】

クーちゃんはドクオ君にゾッコン。
クーちゃんのアタックにドクオ君も気付いてる。
ドクオ君もクーちゃんの事好きになり始めてるのかも。

川 ゚ -゚) ドクオ、私からのバレンタインチョコを受け取ってくれ

('A`) え、俺? …ありがとう

川 ゚ -゚) ドクオのために最高級の店で厳選してきたのだ

(*'A`) そうなの? わざわざ俺のために…(キュン)

川 ゚ -゚) (よし、効果大だ)

川 ゚ -゚) それでな、ドクオ…

もう少しできっといけるよ。クーちゃん、頑張れ。


【ショボン&兄者】

ショボン君はどうやら兄者君の事がお気に入り。
今日も例によって兄者君は逃げ回っている。

(´・ω・`) 僕のチョコ受け取ってくれよ

(;´_ゝ`) お前男だろ? なんで俺なんだ

(*´・ω・`) いやだなあ、僕と君の仲じゃないか

(;´_ゝ`) いやいや、何もないだろ! そしてその卑猥な形のチョコはなんだ!

(*´・ω・`) さあ、これを食べてみてよ

(;´_ゝ`) 断る!

あ、兄者君が逃走。
でも、じき追いつかれる。
諦めるんだ。


【しぃ&ギコ】

しぃちゃんとギコ君は絵に描いてようなバカップル。
窓際で二人だけの世界ができあがってる。
眩しくて私溶けそうです。

(*゚ー゚) ギコ君、はいチョコレート♪

(,,゚Д゚) ありがとな、しぃ

(*゚ー゚)頑張って作ったんだよ~ ほら、ホワイトチョコで「I love GIKO」って書いたんだ

(,,゚Д゚) しぃは可愛い事するな

(*゚ー゚) へへっ♪

リア充め。こんにゃろ。


【渡辺先生&ロマネスク先生】

担任の渡辺先生は美人だけど天然。
むしろマイペースと言った方が正しいかな。
副担任のロマネスク先生は、自由奔放な渡辺先生の行動にいつも振り回されている。

从'ー'从 ロマ先生これあげます~

(;ФωФ) 仮にも教師である貴女が、何故バレンタインに参加するのでありますか

从'ー'从 いいじゃないですかぁ~ 生徒達も幸せそうですし~

从'ー'从 だからロマ先生にも幸せになるおまじない~

(;ФωФ) うむむ・・・わかりました、今回だけですよ

从'ー'从 わ~い、受け取ってもらって私も幸せ~!

実は良いカップルになるんじゃないだろうか。


【シュール&ジョルジュ】

シューちゃんは凄く個性的な人。大抵突拍子もない実験を他人にやらせて楽しんでいる。
今回のターゲットはおっぱい星人ジョルジュ君みたい。
  _
( ゚∀゚)o彡゜ おっぱい!チョコ!おっぱい!チョコ!

lw´‐ _‐ノv そんな君にはこれをやろう
  _
( ゚∀゚)o彡゜ おおおおお!!! まさしくおっぱい型のチョコ! 早速いただきまーす!

lw´‐ _‐ノv ・・・

  _
( ゚∀゚)o彡゜ ・・・っか

lw´‐ _‐ノv
  _
( ゚∀゚)o彡゜ がら゙い゙い゙ぃいいぃぃぃぃいいい!!!

lw´‐ _‐ノv そうだろうそうだろう
       これには、わさび、からし、生姜、タバスコ、なんとハバネロも入っているぞ
       私の最高傑作の味はどうだ?
  _
( ゚∀゚)o彡゜ めちゃめちゃかれえええええ!!
        でも癖になるううううう!!

lw´‐ _‐ノv ドMの極みだな

ジョルジュ君はおっぱい型チョコを一口食べては悶え、一口食べては悶えてる。楽しそうだなー。





私は、皆の和やかな雰囲気を楽しんで、靴箱で履き替えた。


そして、ある人にメールで「南門で待っています」というメールを送った。


私にも、実は渡したい人がいるから。




私は南門に着き、そこで待つ。

すると皆が帰っていくのが見える。



( ^ω^)b


ξ ゚⊿゚)ξb


('A`)b


川 ゚ -゚)b



私と目が合うと、皆エールを送ってくれる。
私はなんて幸せ者なんだろう。



【貞子&モララー】

5分、10分経っても、
モララー君は来ない。



川д川 …


やっぱり私には無理なのかな。




その時、肩をポンと叩かれた。
反射的に振り向くと、モララー君だった。

(;・∀・) ごめんね、待たせて

川д川 う、ううん 大丈夫

彼はよほど急いで来たのか、額には汗が滲んでいた。

私はそんな彼を見て申し訳無く思ってしまった。


私は彼に密かに恋心を抱いていた。
彼とは毎日挨拶を交わし、一日に5分くらい雑談をするような仲。
彼は気さくな性格で、笑顔が絶えない優しい人。

そんな彼に私はいつしか惹かれていた。

でも、私は彼に釣り合うような人間じゃない。


( ・∀・) それで、どうしたんだい?


彼はいつも見せる素敵な笑顔をして私を見つめる。
その顔だけで幸せになる私は死ねそうです。


川д川 え、ええと…


私は慌てて鞄に入れていた物を掴んだ。

しかし緊張で手が次の行動に移らない。



すごく怖い。

迷惑に思われたらどうしよう。
断られたらどうしよう。
嫌な顔をされたらどうしよう。
仮に渡しても後で捨てられたりしたどうしよう。




やっぱり



やめておこうかな。




だけど、右手にはもう手にしてる物がある。

だから、もう、渡してしまったら逃げよう。



川д川 モ、モララー君!


( ・∀・) うん?



川д川 これ、貰ってください!


そう言って包みを目の前に差し出した。


( ・∀・) うん


彼が言いながら手にした途端


川д川 そ、それじゃあ!


と言ってダッシュして逃げた。

でも、腕を何かに掴まれた感触が起き、二歩目は動く事が出来なかった。


(;・∀・) こらこら、何故逃げるんだい


モララー君が私の腕を掴んでいた。
触れられているのを認識した途端、心臓が爆発しそうな程の緊張が全身を巡った。

///д川 (あわわわわ)


(;・∀・) 大丈夫だよ、落ち着いて



( ・∀・) ね?


30秒程、私は動けず何も喋れなかった。
でも彼はそんな私の事を静かに待ってくれていた。


川д川 …うん

ようやく落ち着きを取り戻した私は、体をモララー君の方に向き直した。


川д川 …、えと、それ、良かったら食べてください


中にはチョコが入ってる。彼に似合うと思い、甘さ控えめなものを選んだ。



( ・∀・) うん、喜んでいただくよ、ありがとう!


川д川 どどどどどういたしまして


( ・∀・) そういえばさ、貞子ちゃんは俺以外に誰かあげた?

川д川 ううん、あげて、ないよ。モララー君だけにしかあげてないから

( ・∀・) えっ? そうなんだ

川д川 うん

(* ・∀・) じゃあ、貞子ちゃんから貰ったのは俺だけなんだね~、
       …嬉しいな

川д川 えっ?

( ・∀・) いやっ、なんでもないよー


( ・∀・) それでさ、なんで俺に渡したのか聞いていいかな?


彼は分かっているのか。

分かっていて言っているのか。
彼はSっ気が強いからおそらく分かっている。

私は…、今から当たって砕けます。
むしろ砕け散ってザオリク(ドラクエの蘇生呪文)が効かないくらいに大破しようと思います。


川д川 うん。私は…

川д川 私は、



川д川 モララー君が好きなんです


川д川 だから、モララー君だけに貰って欲しかったの


もう、砕けて火花となって散る覚悟が出来上がっていた。


川д川 モララー君、私と付き合ってください


勢いのように言ってしまった今、後悔は無い。


( ・∀・)


彼は、最後まで黙って聞いていた。
彼の表情から思考を読み取ることはできない。


彼は、


( -∀-)


( ・∀・) 俺さ


口を開いた。



( ・∀・) 嬉しいよ


川д川 …


( ・∀・) 俺も、貞子ちゃん好きだよ



へ? なんで?
と素で思った。



( ・∀・) だって、貞子ちゃんと居ると安らげるからさ


安らげる?

変わった人だなあ、と他人事のような感覚だった。




( ・∀・) だから、こちらこそお願いします




川 д川


川д 川


川Д川




川д川 …本当にいいの?

( ・∀・) もちろん


川д川 …ありがとう


( ・∀・) そこお礼言う所?

川д川 え?変かな?


( ・∀・) ははっw

川ー川 ふふw


( ・∀・) それじゃあ、行こっか


川ー川 うん



その日、私は初めて男の子と手を繋いだ。
こんな幸せを私でも感じていていいのかな。
だけど、ちょっとくらいこの幸せに浸っていてもいいよね。





皆さん、我が学校はいかがだったでしょうか。

本当に良い人達ばかりですよね。

もう少しで学年が上がりクラスのメンバーも変わってしまうけれども、
きっとこれからも楽しい日々を過ごせると思います。

それでは、また会いましょう。




川д川皆と私のバレンタインのようです 終





この小説は2009年2月13日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:wWnC5BALO 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/09 14:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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