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('A`)無題


266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/20(水) 00:48:42.23 ID:uJPIF9rLO

ある日、ハンバーガー屋行ったんですよ、ハンバーガー屋

「こちらハンバーガーセットになりまーすぅ、ふひひ」
キモい笑顔の店員からトレイを受け取る。どこか空席がないものかとその場で開脚前転する。
昼食時の真っ只中であった。空いた席はなかったが、上手い具合に、一人の女性客が食事を終えて席を立つところであった。
その瞬間を見計らって素早くその人の太ももの上に乗る。今日の俺は運がいい。普段は中々こうはいかない。
騒ぐ女性をしり目にハンバーガーの包み紙を開封し、ふと気になって上部のパンを床に叩きつけてみた。
なんてことだ。俺は愕然とした。血の気が引いていくのが分かる。

('A`)「ちょっと。そこのあんた」

俺はそばを通りかかった店員を鋭く呼び止める。
「なんでございましょう、お客様」
俺はケチャップ塗れの肉の上に乗せられた、慄然たる『それ』を指差した。

('A`)「見ろ。こいつをどう思う?」

「すごく……大きいです」
何がなんだか分からないという顔だ。俺はこみ上げてくる怒りを必死に抑えることができずに店員を殴った。

('A`)「はい? じゃないだろ。俺はピクルスを乗せないよう注文したはずなんだが」

「はぁん。申し訳ございませんでした」
なんだそのやる気のない謝罪は。俺の語気も荒くなろうものだ。



267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/08/20(水) 00:50:49.75 ID:uJPIF9rLO

('A`)「全く、ここの店はいつもこうだ、客の注文を何にも聞いちゃいない。いいか、サービス業ってのは……」

がたん、と隣席から勢いよく立ち上がる影があった。
「何よ! あんたなんかね、あの人の耳糞にも及ばないわよ!」
目をやると、それは憤怒の形相の女性である。彼女の対面の席には負けず怒り顔の男が座っている。
見たところ痴話喧嘩のようだった。なんとなく気を殺がれ、俺は「行っていい」と尻を軽くなでてから店員を追い払った。
気をとり直し、ハンバーガーからピクルスを摘出してサイフに入れる。くそ。サイフにケチャップが。
そうしている間にも痴話喧嘩は続いていたが、俺はサイフに付いたケチャップを拭うのに忙しかった。
赤く汚れたナプキンを丸め、ようやくハンバーガーにかぶりつこうとしたその瞬間だった。
甲高い乾いた音が店内に轟いた。生暖かいものが俺の顔面を打った。
しかしそんなことは関係ない。
俺は懐から拳銃を取り出し、男に一発、女性店員に一発打ち込んでやった。

('∀`)「ふひ、ふひひひひ」

最後に一発、自らのこめかみにぶち込んだ。

('∀`)「きぃもちイィー!」
俺は死んだ。



[ 2008/08/20 18:54 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
GGドックン!
[ 2009/09/19 17:35 ] [ 編集 ]

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