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絵描きと獣使いのようです

 
はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




『昔昔、とある大きな国に一人の少女がいました。
 少女はとても可愛らしく、とても絵が上手でしたが、とても奇抜な性格だったので友達ができません。

 周りの友達は、みんな楽しそうに遊んでいます。
 追いかけっこをして、ボールを蹴って、隠れて、見つけて、みんなみんな笑顔です。

 少女の可憐な容姿に惹かれて、話しかける人は何人も居ました、
 しかし訳のわからない答えが返ってくるので次第に誰も近寄らなくなりました。

 少女は寂しい想いを絵に籠めて、絵を描く事にしました。
 絵を描く事はとても楽しくて、自分の世界を自分だけの空間で表現できる素敵な場所でした。
 するとどうでしょうか、十台半ば頃に絵が飛び出したのです。

 周囲とは違った、一際奇抜な性格だった少女もこれには驚きました。
 自分が願ったとおりに、思い通りに、絵は動くのです。
 これを見せれば人気者に間違いないと思ってみんなに見せると、気味悪がられました。

 明らかな異常者に待っていたのは、明らかな迫害です。両親すら迫害に加担してしまいました。
 話しかけても誰も答えてくれず、触れようとすると叩かれ、罵られる。

 少女はただ会話相手が、友達が欲しかったのだけなのです。
 その想いを絵に籠めて、描きます。 描きます。 描きます。

 自分のような性格が受け入れられないのならば、自分のような性格を描けば良い。
 自分のような容姿が受け入れられ易いのならば、自分とおなじ容姿に描けば良い。
 自分のような技能が自分しか持ち得ないならば、自分とおなじ技能を持てば良い。

           自分と友達になれる子を描けば良い。

 そして少女は描き上げました。
 しかし、一緒に遊んでくれる子はいませんでした。
 心が無くなって、器だけが残りました』




20090228115753.jpg



 背が高く伸びた平行脈の草を掻き分けて、私は目的地へと進む。

 緑色の樹木や草が、足の踏み場が無いほど隙間無く生い茂っているここを、私はもう数時間も進んでいた。
足元を見ると、膝下あたりまで伸びている草のせいで自身がどこを踏んでいるのかさえ判別が出来なかった。
靴を通して足裏に伝わる、折り重なった草を踏んでいる柔らかな感触と、時折ある石と、茶色い地面の硬さ。

 進み続けていた足を一度止めて、空を見上げた。
何処までも続く、障害物など何一つ無い、青い蒼い大空。
真っ白な雲が集まって何かの形に見えた。

 長く息を吐いて、同じだけ息を吸う。 
まだ進んでいるような、体が上下しているような感覚を少し楽しんでから、再び歩を進めた。

 この密林に来る前に立ち寄った街で噂になっていた、話だ。
若者達が楽しそうに話していて気になり、詳細を聞いてみると空想のような、
証拠も何も無い眉唾物の話だったけれど。
それでも私は進む。 密林内を探し続ける。 存在するかもしれないとの希望を抱いて。


 この密林内に住んでいると言われている、『魔女』に会うために。

 聞いたところ、どうやらその『魔女』とは元々街の人間だったらしく、街で産まれて街で育ったらしい。
そしてそのままその街の掟に従い、勉学を学び一般教育を受け、
友達もあまり多いとは言えないが数人いて、異性相手に恋愛も経験した。

 何故『魔女』と呼ばれるようになったのか、きっかけはなんだったのか。
それを駄目元で聞いてみると予想に反してまともな答えが返ってきた。

 どうやらその『魔女』には人を操る力があったらしいのだ。
話を打ち切って笑い飛ばしてやろうかと思ったが、若者達の口は止まらない。

 初めは違和感程度だったらしい、しかし次第におかしいと周囲の人々が気付き始めた。
『魔女』の周囲は全てと言っていいほどに『魔女』の思い通りに事象が円滑に進むのだ。
今日の晩御飯はコレがいいなと言う小さな願望から、明日あの教師が死なないかしらと言った出来事まで。

 思ったより良く出来ていたその話に、ではその『魔女』の友人達はどこにいるんだい?
と、突っ込んだ発言をすると、お決まりのセリフを若者達全員が口をそろえて私に言った。

「決まってるじゃないか。 正体を知ってしまって、『魔女』に殺されたんだよ」


 脳裏に鮮明に蘇った記憶をもう一度反芻する。
やはり信用できないな、と思った。 全員死んでしまったというオチの怪談話となんら変わりないじゃないか。

 顔を上げてぐるりと三百六十度周囲を見渡す。
人が住めそうな建物なんて何処にも無く、瞳に映るのはただただ樹木が繁茂している森。

 再び足を止めて湿ってきた額を拭い、背中の青色のリュックを地面に下ろす。
チャックを開いて、ペットボトル容器に入っている薄い肌色の液体を飲み乾した。
口を離して、息を吐く。 手に持ったキャップを後ろに放り投げて、容器は足元に捨てた。

 温暖化? 確かに私は暑いのは嫌いだけど、荷物が増えるのはもっと好まない。
さすがにこの日差しと、これだけの本数の樹木があれば問題ないだろう。

 リュックを背負って、歩き出す。
白色シャツの首元を指で引っ張って仰ぎ、空気を送る。
しかしほとんど意味を成さないので、体力の無駄だと悟り、私は無言で歩を進め続けた。

 緑一色の密林の中に橙色の鋭い光差し込んだ。
樹木達を避けてここまで延びてきた、地面に映る橙色の鋭角の陽光。
陽が沈み始めてきたのでこれ以上の探索は危険だと判断して、再びリュックを下ろす。

 リュックの中から取り出した道具でテントを造る準備を進める。
さて今日はテントの色を何色にしようかしら、やっぱり保護色になりえる緑色かしらと悩んでその場をうろうろと歩く。

 すると、延々と続いていた緑の地面の上に変化を見つけた。
背の高い草が、何か重たいモノによって押しつぶされたような後。
よく見るとそれは動物の足跡のようで、どうやらしばらく続いているようだった。

 これ以上出歩くのは危険だ、と理性。 ほとんど変化の無かった密林内に初めての大きな変化だ、と好奇心。
好奇心が理性を二秒で吹き飛ばし、テントの準備を止めて、馬を描く準備に移った。

 リュック内のスケッチブックを取り出して、茶色のベルトの背中側に地面と平行に固定している筆を握る。
昔の西部ガンマンの弾丸よろしく、ズボンとベルトに意図的に造った輪に通して
固定した色とりどりの絵の具を数色抜き出す。
私の肩幅程度までしかない、あまり大きなスケッチブックではないので数枚千切って地面に並べる、そして描く。

 首と頭が長く長い四肢を描き、各脚とも第三指を残し他の指は退化してたな、と実物と同じように
忠実に再現する。
硬い土の上を走ることができるように発達した蹄を、滑りやすい草の上でも走れるように少し手を加えた。
ふさふさ長い尾と、頭から首の上部にかけて生えるたてがみ。

lw´‐ _‐ノv「よし、出来た!」

 発言と同時に、紙から描いた馬が発現する。
荷物を纏めて、鳴き声を上げる馬の背に飛び乗ると、私の腰まである自慢の黒髪が舞った。

lw`‐ _‐ノv「さぁ進め!」

 軍隊の司令官のような威圧的な声を出して、人差し指を足跡の先へと突き出す。
私の命令で馬は四足で地面を駆け出したが、私の思惑通りに加速するにつれて前足を上げ出した。
最高速に達した私の馬は二速走行で背の高い草を掻き分けて進む。 懸命に振る前足二本が微笑ましい。

 振り落とされないように気をつけながら、風を切る感覚に自然と顔が綻ぶのを私は自覚する。


          *          *          *


 水平線に沈んでいく太陽を見て、自然と顔が綻んだ。
今日も一日、お疲れ様でした、と自分と周囲の動物さん達にお礼を言い、各自解散と告げる。

 橙色の陽光を前身に受けて、大きく伸びをして大きく息を吐く。
太陽に背を向けると私を手伝ってくれた動物さんの群れは各自の棲み処に帰っていく。
大小さまざまな動物さん達各自の体に日光が当たって、見慣れた動物さん達が幻想的に見えた。

 私も自分の家に帰ろうと砂浜から密林へと歩き出す。
足跡が残る砂浜は好きだ。 私と動物さん達の足跡が重なるとなんだか嬉しい。

 深緑の密林内に隠れて存在する、木で造られた緑色の家。
この家は私が立てたものではなく、私がここに来た時既に建設されていた。
背景が森なので保護色の役割を果たすのだが、あいにくこの辺りには私を襲うモノなんていない。

 家の裏に回って、自家栽培の小規模な畑からこの夏の季節に沿った果物や野菜を家内に持ち帰る。
そしてそれを家内で調理し、私が食べ終わった後、余った分だけに動物さん達に分け与える。
彼らは自覚できないけれど、動物さん達には色々とお世話になっているので、せめてもの恩返しに。

 人里から離れて何年になるだろうか。
平々凡々と過ごしていた私の日常に変化が起きた、忌まわしきあの日から何年がたったのだろうか。
日付、日数の観念を捨ててしまっているので、予想すらつかなかった。
多分十年は経っていないだろうけれど。

 言われてみれば確かに昔から思い当たる事は沢山あったのだ。
今日の晩御飯から、明日のテスト範囲、彼の好きな人や、彼女の嫌いな教師。
知ろうとすれば、求めれば、私の耳に勝手に情報が入ってきた。

 まるで自分が世界の中心のように、自分から動くことはせず、ただ受動的に情報を受けていた。
もちろん、自分の悪口だって、例外ではない。
苛立ちこそしたが、殴り合いの喧嘩まで発展しなかった事なんて何度もあった。
恐らくお互いが心の内で心行くまで相手の悪態をついて満足する。
普通の子だったらそれで仲良しに元通りなのだ。

 それが、なんで私だけ。
どうして私が、他人と違うだけでなんで迫害されなきゃいけないんだろう。


('、`*川「っと、危ない危ない」

 昔によく陥った、負の感情スパイラルに巻き込まれそうになったので、慌てて考えを打ち切った。
後悔は昔、腐るほどした。 涙はもう枯れたし、もう流す事はないだろう。

 なんとか熱しすぎる前に野菜を皿に移して、一人で黙々とご飯を食べた。
さすが私だ料理が上手。 今年の野菜が良かったのかな。 動物さん達に頼んで獲って貰ったお肉美味しいな。
とりとめもないただの短い感想が浮かんでは、消えて、また浮かぶ。

 私は自分の分を食べ終えて、大きな皿に作った料理を全て移す。
動物さん達に分け与えようと、皿を両手でしっかりと持って完全に闇に覆われた密林を一人、移動する。

 草があまり生い茂っていないいつもの場所に到着して、皿を地面に置いた。
家の中ではあんなに綺麗に見える白い皿も、暗い闇でよく見えない。

 私が一声呼びかけると動物さん達はどこからともなくぞろぞろ集まってきて、私の料理に食らいついた。
猛禽類や哺乳類など、数十種類の動物達が譲り合ってご飯を食べる。
食べ終わるのにはしばらく時間がかかるだろうと判断して、私は家に帰ってお風呂に入り、
パジャマ姿でベッドに寝転がる。

('、`*川「おやすみー」

 誰にとも無く呟いて、ベッド近くの明かりを消した。
目を瞑っていると、体が重くなり私の意識は私の中に深く沈んでいった。


          *          *          *


lw´‐ _‐ノv「ちくしょー、なんてこったい」

 馬に乗って足跡を追ったのはいいのだが、馬が速度を上げすぎて太い樹木の幹に激突し、
そのまま吹き飛んでしまった。
私こそ怪我は無かったものの馬は夜の闇で見当たらず、そのまま緑色のテントを描いて眠った。

 そして朝日が差し込んで、悪態をつきながら伸びをしている現在。
朝の体操をして、筆の確認、服に修繕する所が無いか、入念に確かめて異常がないと判断し、
手早くテントを片付けた。

 周囲を歩いて探索したが、馬は見つからなかった。
仕方が無いので、昨夜スケッチブックをリュックに戻したため再び取り出し、もう一度数枚破いて地面に並べる。

 草には未だ動物らしき足跡が続いており、この足跡の先へ向かうにつれて草の高さは低くなり
木々の密度は減っていた。
根と根の絡み合う隙間を埋めるようにして生えていた雑草の軍勢には食い散らかされたような後があり、
生物がいる事は明白だった。

 強くなってくる塩のにおいから、どうやらこの先には海があるようだ。
新しい絵の具の材料が入手できればいいななどと考えているうちに、馬は完成する。

 最後の一筆を描き、馬が発現する。
道具を片し、絵の具をズボンとベルトに挿した。
服装は昨日から変えていないので少し不快に感じるが贅沢は言ってられない。

 少し大きい半袖シャツ、少し大きめの青色のジーパン。
腰まである長い黒い髪の毛を束ねる白い髪留めに、背中に背負った青色の大きめのリュック。
修繕する所がないかもう一度確認して、私は馬に跨る。

lw`‐ _‐ノv「さぁ進めー!」

 昨日と同じ言葉を受けて、馬は四足走行から二足走行へと移行していった。


          *          *          *


('、`*川「くあぁ、おはよう」

 昨夜沈んだ太陽が昇り、朝の日差しを受けて意識が覚醒した。
徐々に体の底から浮き上がってくる私と言う自我。
それを自覚できた直後に両手を上げて伸び、大口開けて欠伸をする。

 ベッドを見ると、しっかりと敷いてあったシーツや布団は乱れており、私の服装も乱れていた。
同居人に男性でもいれば、昨夜はお楽しみでしたねの状況になるのだけれど、あいにく私は独り身でコレは毎朝の事なのだ。

('、`*川「いくつになっても、寝相が悪いのは直らないわねぇ」

 まぁ困ることは無いんだけれど、と自分に自分で返答する。

 朝ごはんを用意する前にいつものように散歩に出かける。
家を出て、木漏れ日が振りそそぐ密林内を抜け、明るく照らされた浜辺に到着した。
目を瞑っていても移動できるほど、慣れてしまった浜辺までの道程。

 潮風が気持ちいい。
胸元まで開いたパジャマ内に容赦なく侵入し、この暑い太陽光線に項垂れる私の体温を少し下げてくれる。
そして健康のために海の方へ向き、朝の体操を開始した。

 深呼吸が終わって、動物さん達に分けてあげたご飯を乗せた皿を回収に行こうと水平線に背を向けた。
頭の中で今日の予定を組み立てながら、木漏れ日を受けて私は目的地へと歩き出す。

 野菜とお肉をふんだんに使ったにも係わらず、動物さん達は全てを平らげていた。
あれだけの量を食べるのか。
自分の料理が残されずに完食されていると言う事は、少なくとも不味かったって事ではない。
料理に対する少しの自信と、食材に対する大きな感謝、動物さん達にも感謝の言葉を告げる。

('、`*川「さぁ、今日も一日頑張りますか!」

 気合を入れて皿を持ち、パジャマを着替えに家へ向かおうとしたその時だった。
背後から聞こえる甲高い奇妙な声と、規則的に響く地を鳴らす音。
なんだかよく分からないまま、その正体を確認するために私は振り向いた。

('、`;川「何、アレ」

 手に持っていた皿を思わず落としてしまい、皿が地面にぶつかる音が聞こえた。
どうやら割れなかったようだ。 予備があまり無いので助かった。

 私が見たものは、恐らくこの星の生物上に存在しない動物だと思うのだけれど。
訳のわからない生命体は明らかにこちらに向かって突進してくる。

lw`‐ _‐ノv「人じゃあああ! 人が居ったぞおおお!」

 凄まじい速度でこちらへと突進してくる馬(?)に乗った少女が声を上げる。
まるで人間と同じように二足で走り、外見と速度は馬そのもので、甲高い奇声を発しながら近づいてくる生物。
その謎の生物に跨り、まるでロデオを楽しんでいるかのようにしている少女。
 
('、`;川「ひぃっ」

 私が本能的に恐怖を感じて逃げ出すのは当然の事だった。


          *          *          *


 パジャマ姿の女性が逃げ出して、自らが描いた馬に跨り地を駆ける少女。
馬に乗っている少女はパジャマ姿の女性を見てさらに馬に速度を上げるよう、尻を蹴る。
パジャマ姿の女性は走りながら近くにいた、自分が跨れるほどの馬を呼んで、慌てて逃げ出した。

 しかし、二足で駆ける馬に乗っている少女は何故自分が逃げられるのか理解できず、
四足で駆ける馬に乗っている女性は何故自分が追いかけられているのか理解できない。
ただ、心当たりが無い、と言うわけではなく、今更自分に係わってくる人間がいるはずが無いと
可能性を打ち切っていた。

 二足で、まるで人間のように腕を振り、腿を上げて地を蹴る長い黒髪の少女の馬。
少女が描いた馬は、近くから呼び寄せた馬に乗った女性との距離を徐々に詰めだす。

('、`;川「ちょ、ちょっと! 何なのよ!」

lw`‐ _‐ノv「差せぇッー! いける! この馬なら勝て――」

 女性が脅え、少女が興奮し、初めは目に見える点程度の距離が残り八馬身ほどになった距離。
このままでは逃げ切れず追いつかれてしまう、このままなら差しきれる、勝てる、と両者の思惑が交錯する中。
女性が捨てた皿が割れて破片が飛び散る音が聞こえ、馬の鳴き声が一段と高くなると同時、
少女が宙に舞った。

 白い髪留めで止めていない部分が空中で広がり、舞う黒髪。
ズボンやベルトに固定した絵の具と筆は落ちる事無く、リュックの中身が激しく揺られる音が少女の耳に入る。
それを見て心配し、慌てて馬を止めた女性。 高く高く飛んでいるので、着地時に受け止めてやろうと
馬を下りる。

 が、


('、`;川「え、ちょ、これって……」

lw`‐ _‐ノv「どんなもんじゃーい」

まるで計画通りと言わんばかりの表情で少女は女性の馬の背に着地した。

 完璧に見えたかの移動術だったが、突然の凄まじい衝撃に通常の野生の馬が耐え切れるはずも無い。
痛みで暴れ、恐怖で叫び、女性の頼み、願いなど吹き飛んで、背に乗る少女を吹き飛ばし
密林の奥へと去っていった。

('、`;川「……」

lw´‐ _‐ノv「……」

 地面に投げ出されて体を強く打った少女。
痛みに耐えながら起き上がろうとする少女を心配そうに見つめる女性。
対峙し、両者を比較すると、少女の幼さが際立つ顔立ちがよくわかった。

('、`;川「え、えーと……」

 白色の生地にピンク色の水玉模様が入ったパジャマを着る女性が、明らかに困惑した表情で
少女に声を掛ける。
歳は二十代の半ばぐらいに見える。 成熟した女性の体を持ち、顔立ちも美しく、魅力的な女性だった。
半袖のパジャマから伸びた手は色が白く、どこか百合の花を連想させる細い体を
より細く見せているようにすら感じた。

 女性のズボンは足首を完全に覆い隠し、地面に接しそうで接しない境目を揺れる。
上下共に薄い生地で作られているので夏の夜でも涼しそうな、パジャマだった。

 冷静を取り戻すために、深呼吸をしてから、一つ咳払い。
立ち上がりこちらを見つめる、年齢十代半ば程度の少女を見て、女性はもう一度深呼吸をした。


('、`*川「どうして、ここへ?」

lw´‐ _‐ノv「キミニヨバレテ」

('、`;川「えぇー……」

 目の前の少女が何を言っているか理解できない、と取り戻した平静など瞬時に吹き飛ばされる。
勿論私は少女を呼んだ覚えもないし、出会った事すらない、と記憶を確認する。
だいたい私は人となんて何年もと考えを打ち切る。
女性は戸惑い、考え、ある思惑に達したと同時に、少女はリュックを下ろして口を開いた。

lw´‐ _‐ノv「あなた、『魔女』でしょ?」

('、`#川「ッ――!」

 言われると同時、女性の体が動いた。
右腕を天に突き出し、周囲の動物達に望んだ。
「この少女を捕らえろ」と。

lw´‐ _‐ノv「ほら、やっぱりね」

 何処からともなく草を掻き分ける音が、森の中に響いて数十種類の動物が姿を現した。
全てが少女と女性を取り囲む形になり、女性を護るように、少女を捕らえるように、動物達は意識を集中する。

('、`#川「どこで聞いたか知らないけれど、久しぶりの人間ね」

lw´‐ _‐ノv「私は初めて見たよ、『魔女』なんて。 よろしくねペニサス伊藤さん」

('、`#川「あらあら、私の名前も知っているのね。 貴方の名前も教えてもらえないかしら?」

lw´‐ _‐ノv「……名前なんてないね、と言いたいけれど、必要な場面ではこう名乗っています」

 下ろした青いリュックのチャックを開き、スケッチブックを取り出す。
地面と平行に固定した筆を右手で掴んで取り出し、素早くスケッチブックに描き込んだ。

lw´‐ _‐ノv「素直シュール、と」

('、`#川「そう、大人しく捕まってくれないかしら?」

lw´‐ _‐ノv「お断りします」

 最後の一線を勢い良く払い、スケッチブックに描かれた三匹の茶色い小鳥が発現する。
右肩、左肩、頭頂部へと乗り、同時にかわいらしい鳴き声を上げる。

 右腕を振り下ろしたペニサス。 それが合図だったのだろう。
シュールとペニサスを取り囲んでいた動物達が一斉にシュール目掛けて飛び出した。
目には、それだけが使命と信じ込んでいるような、捕らえる事が本能であるかのような
明確な意志を秘めていた。

lw´‐ _‐ノv「GO, 小鳥達」

 数十種類の動物に取り囲まれても余裕の表情を崩す事無く、平静を保ち続けるシュール。
少女の両肩と頭に止まっていた小鳥はペニサスに向かって一直線に飛び出し、
シュールはそのまま二枚目の絵を描く。

 尖った爪をスパイク代わりに使い、我先にと犬歯を覗かして群れを成して突っ込んでくる犬。
木の枝に乗り、鳴き声を上げるリスや小鳥。 地を這う蛇。
空中から狙いを定める鷹や鷲。 周囲の動物を蹴散らして突進する猪。

 まずは、猪がシュールの描いた一匹の小鳥に接した。
猪は全身茶褐の剛毛で覆われていて、下顎から生える半月型に曲がった牙を持っていた。
屈強で、危険な動物だ。
その猪突猛進と形容するに相応しい速度からの突進が、止まり、小鳥が弾けて消滅し同時に
猪は地面に倒れこんだ。

('、`;川「何? どういう事?」

lw´‐ _‐ノv「放っておくと、猪さん他の動物に踏まれて死んじゃうよー?」

 大地を揺らす地響きの中、シュールは二枚目に描いた動物を発現させる。
二匹の子鳥は迫り来る動物達にぶつかり、弾けて消えた。
消えた瞬間、近くにいた野生動物達は気を失って地面へと倒れこむ。

('、`*川「どう言う事……? 貴方は一体何者?」

lw´‐ _‐ノv「私は唯の『絵描き』、『魔女』みたいに素敵な力は持ってないよ」

 二枚目に描き、発現させた動物である猪に跨って、小鳥を飛ばして出来た包囲網の隙をつき、逃走する。
猪はスケッチブックサイズのため、先程突進してきた猪より小さく、幼少期であるウリ坊との印象を受けた。

('、`#川「逃がすか!」

 『魔女』と呼ばれて激昂した彼女は捕らえろとさらに強く願う。
願いを受けた動物達は目に秘めた意志をさらに強くし、猪に乗って逃げるシュールを追った。

 馬を一頭だけ傍らに残し、一人取り残されたペニサスはまだ耳に残っている喧騒の余韻に浸り、
どこか自嘲気味に笑みを浮かべた。



 素直シュールは背後に迫る動物たちから逃げ続けていた。
いくら猪と言えど、サイズが小さすぎる。 一歩一歩の歩幅が小さいため、時期に追いつかれてしまうだろう。
リュックは逃げ出した地点に置いてきてしまっているので、持ち物は脇に挟んでいるスケッチブックと
腰に巻いた絵を描く道具のみ。

 木々の少ない方へ、緑の少ない方へ、潮の香りが強い方へ、シュールは進んだ。
どのような原理かは不明だが、野生動物を意のままに操る『魔女』との対峙の際に、
多くの動物の棲み処がある密林内は危険だとの判断である。

 空を翔けていた鷹が、シュール目掛けて滑空してくる。
空気を裂いていた鷲が、シュール目掛けて嘴を突き立てようと滑空する。
その二匹を筆頭として、後には数十種類の猛禽類が続く。

lw´‐ _‐ノv「止まって、WRY」

 命令に忠実に従って、急停止をした猪から降りて、シュールは猛禽類の視線から逃れるべく
身を小さくして木の陰に隠れた。
太い木の幹からそっと顔だけを覗かせて鳥達を見れば、先ほどまでの猛威を失っており、
ただ飛行しているだけである。
その様子を見て、シュールは頭の中で一つの仮説を組み立てた。

lw´‐ _‐ノv(なるほどねー)

 再び猪に跨って潮の香りがする方向へ、木々が少ない方へと地を駆けさせる。
前方に光を発見して、勢いを上げる。 緑一色の景色が、肌色と青色の景色へと変貌した。
水平線が見える真っ青な海、太陽の照り返しによって細やかなガラスの破片のように浜辺は輝いていた。

 浜辺に足跡を残して、波打ち際に背を向け密林側へと向き直る。
猪から降り、この状況を打破するための絵を書こうとスケッチブックを開く。
イメージが頭の中で出来上がり、スケッチブックに筆を走らせていき、もう少しで完成だと言う所で、

lw`‐ _‐ノv「む」

 風を裂いて滑空してきた鷹にスケッチブックを奪い去られた。
器用に嘴でスケッチブックを挟んで、そのまま海の方へと飛翔して行き、口を開いた。 水飛沫が上がる。
地面を途切れる事無く打ち鳴らす激しい音が聞こえて動物達が集結し、しばらくしてペニサスが姿を現した。

('、`*川「どうする? 降参する?」

lw´‐ _‐ノv「頼みを聞いてもらうまでは、しないよ」

('、`*川「そう、なら」

「殺されなさい」とペニサスが願った。
ペニサスの周囲の動物達に明確な殺意が宿されて、駆け出した。
地を這う蛇、吼える犬、駆ける猫、唸る狼、空翔ける鷹、滑空する鷲、突進する猪。

lw´‐ _‐ノv「頼んだ、WRY」

 始点はペニサス、終点はシュール。
殺意の群れが移動を開始し、その中心にシュールが描いた猪が突進する。
その間にシュールは二つ深呼吸をしてから、目の前の喧騒を眺めて筆を構えた。

 まず、ベルトに挿してある絵の具を数種類、宙にブチ撒ける。
そして筆を宙に滑らせて、空中に一本の線が描かれた。
ただただ空間に浮かんでいる、筆の通った軌道に残る線。

 猪が奮闘している中、シュールは絵の具を足したり、腕を組んでイメージを固めたりと考え込む。
数本の線を描いて、イメージが固まったのかやがて空間を走る筆の速度が上昇していく。
一匹の猪に圧倒される野生動物達を見て狼狽するペニサス。 舞うように振られるシュールの筆。 

lw´‐ _‐ノv「む、夜の色が足りないな」

 絵の具の残量をしっかりと確認せず、街で買っておくことを忘れて少し後悔するシュール。
空いている方の手で頭を数回掻いて、棒状になって固まった絵の具を取り出し、空間に撒き、
余った分はベルトの輪に差した。
前方には猪を取り囲むように出来た小さな輪があり、その中心には今にも消えてしまいそうな猪がいた。

 シュールが合図を出した直後に、猪は残り少なくなった意識のまだある動物に飛び掛って弾けた。
ペニサスの願いを聞き入れた野生動物達は全て意識を失って浜辺に倒れ、明らかに困惑するペニサスを
シュールは一瞥する。

lw´‐ _‐ノv「まだやるかい?」

 戦闘の意志を無くしたかのようなペニサスを見て、シュールは筆を止めて口を動かした。
言葉を聞いてもペニサスはうわ言のように何かを呟いている。
やがてそれはだんだんと大きくなって、シュールは異常を感じ取った。

('、`*川「そうよ、初めからこうすれば良かったのよ」

lw´‐ _‐ノv「お前は何を言っているんだ」

('、`*川「シュール、だったっけ? さようなら」

lw´‐ _‐ノv「話ぐらい聞いてくれないかなー」

('、`*川「貴方、『自害しなさい』」

lw`‐ _‐ノv「お断りします」

 威圧的な口調で語りかけたペニサスに対して、軽々しい口調で返答したシュール。
『魔女』と呼ばれる所以となった自分の技能が通用しない相手にペニサスは狼狽し、
シュールは可愛らしく首を傾げる。

 やがて森の異変を感じ取ったのか新たな動物達がペニサスの背後に集結し、各自唸る。
思い通りに展開されない事象にペニサスは頭を両手で掻き毟ってから、殺気の篭った目で少女を見る。
右腕を振り上げて、強く願った。 素直シュールを「殺せ」と。

 猛る狼、牙を見せる獅子、狂乱する鹿、長く鋭い爪と強靭な肉体を持つ大型に進化した猿。
耳が翼のように風を切れるようになった飛行能力を持った兎。 双頭を持つ真紅の龍。
ライオンの頭と山羊の胴体、蛇の尻尾を持ち、口からは火炎を吐き出すキマイラ。

 シュールは慌てる事無く最後の一筆を描き終えて、息を吐いた。
筆が通って線が残り、線が集まって形を成し、意志を籠められて絵は飛び出す。
平面から立体へと発現した絵が浜辺に足跡をつけた。

('、`*川「私なんかより貴方の方がよっぽど『魔女』らしいわよ」

lw´‐ _‐ノv「私は唯の『絵描き』、貴方が『魔女』」

 神々しい銀色の鎧に身を包ませた聖騎士風の男が一歩歩く。 鎧が音を立てた。
背には彼の体の横幅の倍ほども大きい、鎧と同じ色の汚れ一つ無い純白の白い盾が固定されている。
腰には漆黒の鞘に収められた刀が周りとの対比で一層目立っていた。

lw´‐ _‐ノv「動物だけしか描けないと思ってた? まぁ、会話とか難しい事は全然出来ないんだけれどね」

('、`*川「『殺せ』」

 右腕が振り下ろされて、動物の群れがシュールへと弾けるように飛び出した。
シュールが描いた男も同じように、動物の群れへと飛び出した。


 動物達と接触し、聖騎士風の男が目にも留まらぬ剣術を見せる。
瞬間移動につぐ瞬間移動。 瞬時に動物の攻撃を回避して、右へ左へと演舞する。
その手に握られた、朝の陽光を受けて輝く刀の一撃を受けて生物達はたちまち意識を失って
地面へと倒れこんだ。

lw´‐ _‐ノv「絵の強さは、籠めた想いの強さ」

 目で追うことすら出来ない速度で振られる刀。
ただ倒れていく数メートルの生物達と、恐怖に脅えるペニサスだけがシュールの瞳に映っていた。

('、`*川「降参よ」

 願いを聞いてくれた動物を全て無力化され、眼前に刀を突きつけられると、ペニサスは両手を上げた。



          *          *          *


('、`*川「で、何の用?」

 真っ白なテーブルを挟んで、二人は向き合っていた。
家内に比べて不釣合いな、豪華な装飾が施されたティーカップには薄茶色の紅茶が入っている。
シュールの背中側の窓には密林が、ペニサスの背中側の窓には海と浜辺が、共に陽光を受けて
煌めいていた。

 十台半ばの幼い外見を持つシュールはラフな格好で椅子に座って紅茶を飲む。
二十台半ばの成熟した外見を持つペニサスは就寝前のような、白い生地に桃色の水玉模様が入った
パジャマを着衣してその様子を見る。
美少女と美人が朝の日差しが差し込む部屋で紅茶を飲む状況はそれだけで一枚の絵のようで、
時間が止まったかのように感じる。

lw´‐ _‐ノv「『普通』の人には出来ない、頼みを聞いてもらいたかったんだけれど」

('、`*川「……けれど?」

lw´‐ _‐ノv「貴方には無理だと思う」

 シュールが紅茶を飲む、それに釣られてペニサスも紅茶を口に含む。
一口飲まれた紅茶がテーブルの上に置かれて、小鳥の囀る声だけがしばらく空間を支配した。

('、`*川「そう……でも言ってみなさいよ。 私は結構『普通』じゃないから」

lw´‐ _‐ノv「『魔女』と呼ばれるぐらいだからね、『普通』じゃなくて当然でしょ」

 ティーカップを持ち上げて、シュールが再び口に含む。
テーブルの上に戻ってきたティーカップの中身は無くなっており、おかわりを促すような視線で
ペニサスを見上げた。
ペニサスは微笑んでシュールのティーカップに紅茶を注ぐ。

lw´‐ _‐ノv「貴方は?」

('、`*川「もう要らないのよ」

 そう言ってペニサスは残っていた紅茶を一気に呷り、息を吐く。
「頼みを教えて」と、ペニサスはシュールをじっと見つめて言った。

lw´‐ _‐ノv「それ、私には無意味だよ」

('、`*川「あ、やっぱり?」

lw´‐ _‐ノv「私の前では、貴方は唯の『獣使い』だ」

('、`*川「言えてるよ、それ」

lw´‐ _‐ノv「流石にそろそろ本題に入るけど、良い?」

('、`*川「どんとこい」

lw´‐ _‐ノv「『空』になった体はどうすれば蘇るか、分かる?」

('、`*川「……『から』?」

 紅茶を飲み干そうと、カップを傾けたが既に飲み干したと思い出して、元に戻した。
シュールは一気に紅茶を飲み干して、勢い良くテーブルに置く。 長い髪の毛が揺れた。

lw´‐ _‐ノv「『中』に何も入ってない状態のことを私は『空』って呼んでる。 つまりその状態」

('、`;川「ちょっと待って、意味が解らない」

lw´‐ _‐ノv「これ以上説明のしようがないんだ。
       無だった私は『空』だった。 『空』だった私に、彼女は中身を詰めた。
       すると今度は彼女が『空』になった。 けれど私の中身は彼女には移せない」

 どうすれば元に戻る? と、抑揚のない声で淡々と語る。

('、`*川「……残念だけれど、私は力になれそうも無いわね。 ごめんね」

 シュールは肩を落とすことも無く、ただペニサスを見つめる。
ペニサスはただ見返すことしか出来なかった。

lw´‐ _‐ノv「なら、別の頼みを聞いて欲しい」

('、`*川「何? 私にできる範囲でなら何でも聞くわよ」

lw´‐ _‐ノv「夜の色が欲しいんだ」

('、`*川「あぁ、それならお安い御用よ」

 椅子から立ち上がって、シュールの視界から消える。
待っている間、仕方なくシュールは自分で紅茶を注いでペニサスの帰りを待った。
紅茶を飲み終わる頃に彼女は両手に袋を持って、それを重そうに抱えながら帰ってきた。

('、`*川「これだけあれば大丈夫かしら?」

lw´‐ _‐ノv「十分。 全部貰うけれど、良い?」

('、`*川「構わないわ」

 立ち上がり、絵の具をベルトとズボンの輪に挿し込んで二、三度跳ねる。
絵の具が落ちないことを確認してから、少女は彼女にお礼を言って、扉を開いて家を出た。
玄関まで無言で歩き、木漏れ日が降り注ぐ密林内に入り、ペニサスが口を開く。

('、`*川「どうして私の願いが貴方には通じないの?」

lw´‐ _‐ノv「さぁね」

('、`*川「普通は自覚できないはずよ? 世界が私の思い通りに進むなんて」

lw´‐ _‐ノv「……少し違う、よね?」

('、`*川「え?」

lw´‐ _‐ノv「貴方が少しでも思った通りに世界が動いてしまう。 いや、生物が操られてしまう、のかな?
       例え本気で望んでいなくても、ね。
       だから、自分を苛立たせない、あまり高度な事を理解できない生物達に囲まれて
       過ごしてるんじゃないの?」

('、`*川「……そうね、迫害されないもの」

lw´‐ _‐ノv「ん。 それじゃあね」

('、`*川「えぇ、『貴方の願いが叶いますように』」

lw´‐ _‐ノv「私には意味が無いんだけれどね」

('、`*川「『魔女』が願うんだもの、きっと意味はあるわよ」

 返答せずに、シュールは空間をキャンパス代わりにして描く。
それほど時間が経過しないうちに、大きな体に大きな翼を持った真っ黒な龍は
二次元から三次元へと発現する。
シュールが腰まである真っ白な髪の毛を舞わせそれに跨ると、強い風を巻き起こして龍は飛び込んだ。



 青い蒼い、大空へと。



lw´‐ _‐ノv「げ、リュック忘れた」





  絵描きと獣使いのようです 了






この小説は2009年1月18日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:MAmwHDJ90 氏



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[ 2010/01/09 11:04 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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