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【+  】ゞ゚)棺桶死オサムのようです 第二十一話


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




姉者は激怒した。


∬#´_ゝ`)「間違っているのは私じゃない。世界の方よ!」


苦心して勤め始めた七つ目のバイトを、今日付でクビとなったのだ。
理由は『お客さんをナンパし過ぎ』である。


∬´_ゝ`)「セクシーボディが受付の宿屋とか夢が無い?」


あります。



1_20100108195347.jpg


                   第二十一話【流石だよなこの一家】



姉者が実家に帰ってから、流石家には毎日のように訪問者が現れ続けた。
彼らは皆姉者に縁談を申し込みにやってくるのだ。

その度に兄者と弟者がほうきを振り回して追い返すのに、男たちは全く挫けない。


( ´_ゝ`)「なんであんなにモテるのかわからん」

(´<_` )「俺もわからん」


実の姉弟だからこそ、気がつかないものもあるのだ。

そんな事がありつつも、流石家は平穏そのものだった。
世界を賭けた戦いが水面下で起こっていようとも、彼らの日常に何ら変わりは無かった。

そんなある日の事。


ピンポーン。


( ´_ゝ`)「また来たか」

(´<_` )「今度は誰だ?」


その日も例に漏れず、流石家の呼び鈴は訪問者を告げた。
ルーティンワークと諦めて、ほうきを片手に二人は玄関へ急ぐ。


「ごめん下さい。誰かいないのー?」

( *´_ゝ`)「!」(´<_`* )


しかしその日はいつもと違っていた。
声の主は、明らかに女性だった。

( ´_ゝ`)「弟者。お前は危険だ。俺の“円”の半径(8キロ)より外に下がっていろ」

(´<_` )「兄者にだけ良い思いはさせない。黄泉の国まで下がってろ」

( ;´_ゝ`)「言うに事欠いてお前……相当飢えてるな」

(´<_` )「出会いは大切にしなければならん」


田舎町で仕事もしていない彼らに出会いなど無かった。


( *´_ゝ`)「今開けまーす!」

(´<_`;)「待て! 俺が開ける!」


くんずほぐれつ、我先にと扉に駆け寄る。
二人がかりで扉を開けると、勢いそのまま彼らは外に飛び出してしまった。


( ;´_ゝ`)「いってえ。この愚弟が。兄を出し抜こうなどと考えるから……」

(´<_`;)「俺の人生設計がかかってるんだ。俺は人殺しさえも覚悟しているぞ」

( ;´_ゝ`)「マジか。一緒に魔法使いになろうと思ってたのに」


「魔法使い……ですか」


(´・ω・`)「そんなにいいものじゃあ、ありませんが……」

('、`*川「あんたたち、確か姉者の……」

( ´_ゝ`)「あんたは……」

(´<_` )「あの城にいたメイドさん?」



流石家が、運命に誘われた瞬間だった。



                  :
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                  :
                  :


( ´_ゝ`)「姉者に会いに、わざわざここまで?」

('、`*川「そういう事」

(´<_` )「こんなへんぴな村によく来ようと思ったな。まあお茶でも飲め」

('、`*川「ありがと。姉者は?」

( ´_ゝ`)「部屋に籠もってる。俺の勘だと泣きながら官能小説を書いてるはずだ」

('、`;川「彼女に一体何が!?」

( ´_ゝ`)「姉者はショックな事があると、自分を落ち着かせる為に官能小説を書くんだよ」

(´<_` )「この前七つ目のバイトをクビになってな」

('、`;川「そ、そうなんだ……。姉者を呼んで貰えるかしら」

(´<_` )「わかった」

('、`*川「ふう。あら、このお茶結構おいしい」

( ´_ゝ`)


ペニサスはいつも通りのメイド服でここまで来ていた。
兄者の視線は、フリルのついたスカートから伸びる足に釘付けになっている。

純白のオーバーニーソックスは、脚線美というより、可愛らしさを強調したものだった。
ペニサスが足を組み替える度に、わずかに露出した太ももが見え隠れする。


このチラリズムが良いのだ(兄者談)。


( ´_ゝ`)

('、`*川「薬売りさん」

(´・ω・`)「何でしょうか……」

('、`*川「本当に、オサム様についていっていいのかな?」

( ´_ゝ`)

(´・ω・`)「というと……?」

('、`*川「貞子たちを送っておいて、こんな事言うのはおかしいんだけど。
      ただ邪魔になるだけなんじゃないかなって、思うんですよね」

( ´_ゝ`)(邪魔なのはフリルだ……ああ、くそ)

(´・ω・`)「私はオサムさんと同等、もしくはそれ以上に、あなた方に賭けてるんです……」

('、`*川「賭けてる?」

(´・ω・`)「人の持つ可能性に……です」

('、`;川「……貴方、人間じゃないの?」

(´・ω・`)「さあ……人という存在の定義は、難しい……」

( *´_ゝ`)(見えた!)


兄者が一瞬の奇跡を垣間見た時、二階からどたどたと足音が聞こえてきた。
足音は階段を通り、ペニサスたちがいる居間へ迫ってくる。


∬*´_ゝ`)「ペニサスちゃん!」


部屋に飛び込んできたのは、ラフなノースリーブの姉者だった。
放漫な胸を揺らしながら、一ヶ月ぶりの再会を喜び顔をほころばせている。


('、`*川「久しぶ……」

('、`;川「にゃああああああ!!」

∬´_ゝ`)「ほうれうずもりなさーいうずもりなさーい」

('、`;川「ひゃめなふぁいほぅらぁ!!!」

( ;´_ゝ`)「百合キタコレッッ!!」

(´<_` )「何か大味な百合だな」


姉者が落ち着いたのは、ペニサスが二、三度頬をぶってからだった。


∬メ´_ゝ`)「よく来たわねえ。今ミルクを出しますから」

('、`*川「ど、何処からッ!? とりあえず話を聞いて頂戴。時間が無いの」

∬メ´_ゝ`)「時間が無い?」

('、`*川「えっと、そうね、とりあえず薬売りさんが城に来たところから話しましょうか」



                  :
                  :
                  :
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                  :
                  :


その日はいつもと違っていた。
部屋の掃除を終えた後に入れたミルクティーの風味が変わっていたり。
聞き慣れない鳥の鳴き声が聞こえたり。

何処かいつもとは違う空気が、城には漂っていた。


('、`*川(悪い事が起きていなければ良いけど……)


ペニサスは旅に出た貞子たちに何かあったのではないだろうかと気を揉む。

心配しても仕方無いと、彼女はいつものように正門の掃除へ出かけた。
身長の何倍もある扉を開け、外に出た時、目の前に立っていた人物に息を呑んだ。


(´・ω・`)

('、`;川「く、薬売りさん?」


城に漂う不穏な空気と同じく、その日突然訪問してきた薬売りの顔はとても険しかった。


(´・ω・`) ← 険しい顔

('、`*川「こういう時AAって不便よね」

(´・ω・`)「何の話でしょうか……」

('、`*川「あ、ううん。何でもないの。ところでどうされたんですか?
      いつもより城に来るペースが早いみたいですけど」

(´・ω・`)「オサムさんに会いに……」

('、`*川「ああ……ごめんなさい。オサム様は城を出てしまって、しばらく戻らないみたいなの」


ペニサスの言葉を聞いた薬売りは、眉間に皺を寄せ、さらに顔を険しくさせた。


(´・ω・`) ← 眉間に皺が寄りさらに険しくなった顔

(´・ω・`)「何か文句あるんですか……」

('、`*川「何が?」

(´・ω・`)「いえ……別に……」

(´・ω・`)「どうやらオサムさんは、私の事を置いていくつもりだったようですね……」

('、`*川「はぁ……?」

(´・ω・`)「心外だ……これは裏切りに近い行為ですよ……」

('、`*川「よくわからないですけど、とりあえず中に上がります?
      お昼まだでしたら、丁度良いので貴方の分も作りますけど」

(´・ω・`)「いえいえいえいえいえいえお気遣い無く……」

('、`*川「急にアクティビティーになったわね。まあお茶だけでも」

(´・ω・`)「そうしたいのも山々なのですが、何分時間が無いもので……」

('、`*川「時間が無いって、どういう事ですか?
      ひょっとしてオサム様の事、何かご存知なんですか!?」


薬売りはペニサスの目をじっと睨みつけた。
まるで彼女の事を試しているような、探っているような目つきだった。


(´・ω・`)「貴方はどういう風に聞いているのですか……?」

('、`*川「何も聞いてないんです。突然旅に出るって言い残して城を出て行ったから」

(´・ω・`)「全く……人でないのにお人好しな方だ……」

('、`*川「教えて下さい。何が起こっているのか。どうしてオサム様は出て行ったのか」

(´・ω・`)「聞いてどうするのですか……?」

('、`;川「いや、別に、そんな、何か、学校の新聞にでも、載せようかなーみたいな?」

(´・ω・`)「もうとっくに完結している現行ネタを貴方……」


(´・ω・`)「良いでしょう。どのみち、あなた方は皆巻き込まれる運命にある……。
      教えて差し上げましょう……引き金を引くのは誰でも良いのですから……」

('、`:川


空に暗雲が立ちこめ始めた。
太陽の光が遮られ、辺りが暗くなる。


 ――それは昔々の物語……今から三百年以上前の話です……

 ――人間とヴァンパイアが戦争を繰り返していた時代

 ――オサムさんも同様に、戦いの渦中にいました……


('、`*川「知っているわ。異端戦争ね」

(´・ω・`)「その通り……」


 ――人にとっての異端、ヴァンパイア

 ――ヴァンパイアにとっての異端、人

 ――彼らは生きる権利を得る為、戦った……


(´・ω・`)「ご存知でしょうか……ヴァンパイアは元々人以外の血を吸っていた……」

('、`*川「は、初耳です」

(´・ω・`)「しかし進化の過程で、次第に人の血を好むようになったのです……」


 ――人の血で生きるヴァンパイアと人では、水と油……

 ――激しい戦争で、多くの人とヴァンパイアの命が失われました……


 ――しかし戦争では常に人間側が有利でした……

 ――知恵を絞った戦略に、次第にヴァンパイアは追い詰められていった……


 ――そんな時、ヴァンパイア側にカリスマが現れた

 ――彼は強力な魔力を行使し、たった一人で国を落とそうとしたのです……



('、`;川「まさか……」

(´・ω・`)「違います。オサムさんではありません……」

('、`*川「そう、良かった」

(´・ω・`)「むしろ、逆です」

('、`*川「え?」

(´・ω・`)「オサムさんは人間の味方をして、そのカリスマと戦ったのです……」

('、`;川「は、はいぃ?」

(´・ω・`)「彼は異端の中の異端。人にとっても、ヴァンパイアにとっても……。
      そして私は世界の在りように、彼という答えを導き出した。
      人間と心を結ぶ事が出来た彼だけが、平和への橋渡しとしての存在になれると……」

('、`;川「ちょ、ちょっと待って、話が見えない……」

(´・ω・`)「おそらく、これも初耳でしょう……オサムさんは」


近くの山で、雷が落ちた。
体を芯から震わすような轟音が轟く。
空が白く輝く中、薬売りだけが稲光の逆光の中で浮かび上がった。


(´・ω・`)「人間とヴァンパイアのハーフなのです……」

('、`;川「―――!」


思い当たる節は、あった。
日光に当てても平気な体。最低限の血で繋ぐ事が出来る命。
何よりも、人と一緒に暮らしている事自体、おかしいのだ。



                  :
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                  :
                  :
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                  :
                  :
                  :


('、`*川「オサム様はそのカリスマって奴と戦って、一応は勝ったらしいの。
     でも完全に倒した訳じゃなくて、生きたまま封印しただけみたい」

∬´_ゝ`)「その封印が解けた……?」

('、`*川「そう。そいつと決着をつける為に旅に出た。こういう事らしいわ」

∬;´_ゝ`)「何だかあまりにも壮大過ぎて現実味が無いわね。だってあれよあれ」


( ゚"_ゞ゚) ← あれ


∬´_ゝ`)「間違えたフリして入浴中に凸したら慌てふためいて浴槽で溺れる人なのよ?」

('、`*川「そんな事してたの!? ま、まあ私も信じられないような事なんだけどさ」

(´・ω・`)「事実です……」

('、`*川「らしいわよ」

∬;´_ゝ`)「ううん……あ、それで、どうしてペニサスちゃんはここに?」

('、`*川「貴方と私も一緒に行くのよ」

∬´_ゝ`)「え」

( ´_ゝ`)「え?」

(´<_`;)「(見えた!)

∬;´_ゝ`)「ええぇぇぇぇちょっとマジで!?」

(´・ω・`)「マジです……」

('、`*川「大マジよ」

∬;´_ゝ`)「し、しぃさんならわかるわよ。あの人人間じゃないくらい強いもの。
      でも私たちが行ったところでどうにもなんないに決まってるわ」

(´・ω・`)「なるんです……」

('、`*川「なるのよ」

∬´_ゝ`)「う、うそーん」

(´・ω・`)「会いたくないのですか……オサム様に……」

∬´_ゝ`)「会いたいわよ! 会って○○○や××××したいけど!」

('、`;川「そんな事聞いてない!」

∬´_ゝ`)「私たちを危険な目に遭わせない為に、こっそりと旅に出たのよ?
      オサム様の好意を裏切る事になるんじゃないの?」

('、`*川「それは……そうかもしれないけど、でも」

∬´_ゝ`)「貴方も私も、もう学生気分でいられるような年じゃない。
      気持ちだけで行動して許されるような子供じゃないし。
      待つ事だってあの人の為になるのなら、何年だって待てるわよ」


姉者の言い分は正しい。
しかし、ここに異議を唱える者がいた。


「ちょっと待った!」


∬´_ゝ`)「あら懐かしい。ねるとんツアーみたい」

('、`*川「出てたの……?」

从 ∀ ノリ人「待つだけの女で良いのか。姉者よ」

∬´_ゝ`)「だ、誰だお前はー」

( ;´_ゝ`)「貴様何やつッッ!」

(´<_` )

( ´_ゝ`)「弟者」

(´<_` )「あーはいはい。うわーだーれーだー」

('、`*川「ひょっとして妹者ちゃん? 妹いるって聞いてたのよね。可愛いー」

(´・ω・`)「初めまして……」




从;∀;ノリ人「私の名前は謎のキューピッドシスター I なのじゃ!」




( ´_ゝ`)「泣いてる泣いてる。流石家恒例の出オチに泣いてるぞ」

(´<_` )「それでもめげずに通した精神力に感服だな」


彼女は妹者で、流石家の末娘である。


从・∀・ノリ人「ばらされたのじゃ……何者にも抗えない力にばらされたのじゃ」

∬´_ゝ`)「実は予告編で既に出てるしね」

从・∀・ノリ人「覚えてる人もいなかったろうに……」



从・∀・#リ人「そんな事はどうでもいいのじゃ!」

∬;´_ゝ`)「は、はい」



从・∀・ノリ人「姉者はそれで良いのじゃ?
        好きな男が年頃の娘連れて二人旅をしているというのに」

∬´_ゝ`)「た、確かに」

(´・ω・`)(実年齢を聞いたら驚くでしょうね……)

从・∀・ノリ人「二人っきりで見上げる夜空。邪魔する人は誰もいない。
        『だ、駄目よオサム様。こんなところで……』『安心しろ。星たちしか見ていないさ』
        『ああ、そんな大胆な!』『そいやっさ! そいやっさ!』みたいな事になってるかもしれんのじゃ!」

∬;´_ゝ`)「なんて羨ましい!」

从・∀・ノリ人「待ってるだけの女なんて女のクズじゃ。それはもう女じゃない。男じゃ!」

('、`*川「ええぇぇぇぇ」

( ;´_ゝ`)「ええええ――――」

(´<_`;)「「ええぇぇ俺ら生まれた時から女のクズなの?」

从・∀・ノリ人「当たり前じゃ! 男は女に付き従うのがこの世の定めなのじゃ!」

( ´_ゝ`)(あの母親にして)

(´<_` )「(この娘有りという訳か)

∬;´_ゝ`)「で、でも……でも……」

(´・ω・`)「そういえば、貞子さんたちはどうしたんでしょうか……」

('、`*川「言ったじゃないですか。オサム様たちを追って、とっくに出発していますよ」

∬´_ゝ`)「え」

('、`*川「彼女たちに追いつかないといけないから、私たちも早く……」

∬´_ゝ`)「え、何、何? 貞子ちゃんがどうしたの?」

('、`*川「ハインと横堀たち連れて、もう城を出たのよ」

∬´_ゝ`)




∬´_ゝ`)「挟み殺す」

( ;´_ゝ`)「急になんか言い出したこの人!」

(´<_`;)「「何で挟むつもりだ何で!?」

∬´_ゝ`)「限りなく豊満な何かで挟み殺す」

从・∀・ノリ人「うむ。それでこそ流石家の女」

('、`*川「もうやだこの一家……」



「行くなら妹者も連れていきな」


('、`;川「え……?」


ドスの効いた低い声が、何処からともなく聞こえてきた。
部屋にいる者たちは、きょろきょろと周りを見渡すが、声の主は見つからない。


「ちょいと甘やかしたせいで軟弱な子に育ってしまったからねぇ。
 ここいらで旅に出そうと考えてた所さ。ちょうどいい」


(´・ω・`)「!」


(´・ω・`)「上です皆さん!」



 @@@
@#_、_@
 (  ノ`) 「可愛い子ほど旅をさせろって言うしね」



上を見上げると、まるで重力を無視した主婦が天井に張り付いていた。
凄く異様な光景だった。


从・∀・ノリ人「母者!」

( ii´_ゝ`)「おかえりなさい」

(´<_`ii )「今日は早かったね」

∬´_ゝ`)「あんたたち急にテンション下がったわね」


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「よいしょっと」


母者が床に降り立つと、地震が起こったかのように家がぐらぐらと揺れた。
彼女の風貌にペニサスは完全に萎縮してしまっている。


从・∀・ノリ人「どういう事なのじゃ。妹者も一緒に行くって……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「流石家の掟第百十三条。『女は生物界の頂点であれ』。覚えてないのかい?」

从・∀・ノリ人「お、覚えてるのじゃ」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「あんたはちっこいしアタシのような魅力も無い」


( ´_ゝ`)

(´<_` )(わかっている。わかっているぞ兄者。何を言いたいか)


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「でもね、それが許されるのは子供の内までなのさ。
      大人になったら百人の暴漢を指だけで殺せるくらいにならなきゃいけない」


(´<_` )

( ´_ゝ`)(弟者。何も言うな。お前の言いたいことはわかるぞ)


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「世界は広い。あんたの知らない事ばかりさ。
     だから広い世界を旅して、女を磨いてきな」

从・∀・;リ人「……」

从・∀・;リ人「妹者は何も出来ないのじゃ……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「出来るさ」

从・∀・ノリ人「でも」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「あんたはアタシの娘だよ。大人になったら、アタシみたいになれるんだから」


( ;´_ゝ`)「嫌だ―――!! それだけは嫌だ―――!!」


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「噴ッ」


( ´_ゝ゚)「あげゃ」


兄者の首があり得ない角度に曲がった。
居間に一体の亡骸が転がる。


∬ _ゝ )( <_  )(お前の勇姿は忘れないよ。絶対―――絶対に)


∬;´_ゝ`)「お母さん。これは危険な旅になるのよ。妹者には無理よ」

(´・ω・`)「いえ……何かあっても、私がいますから……」

∬;´_ゝ`)「ちょ」

('、`*川「ひょっとして、この子も?」

(´・ω・`)「ええ……いずれは、巻き込まれる身……。
      そもそも……この戦いに負ければ……どのみち世界は終わりですし……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ほら。張り切っていきな」

从・∀・;リ人




  ――妹者は……

  ――妹者は他人事だからこそ、姉者を旅に出そうとしたのに……!



妹者の心の叫びは、誰にも聞こえなかった。



                  :
                  :
                  :
                  :
                  :
                  :
                  :
                  :
                  :
                  :



∬´_ゝ`)「それじゃ、行ってきます」

(#)メ_ゝ`)「頑張ってこいよ」

(´<_` )「妹者を頼んだ」

。゜゜从>∀<。ノリ人°゜。「嫌じゃー! まだ死にたくないのじゃー!」

('、`*川「凄い嫌がってるけど」

∬´_ゝ`)「うれし泣きよ」


その日の内に、彼らは旅に出る事になった。
まずは貞子たちと合流し、次にオサムを見つける旅である。

最終目的地は、サロン王国。
目指すは打倒カリスマヴァンパイアだ。


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「ねえ、あんた」

(´・ω・`)「私でしょうか……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「あんた、どうして人間の味方をするんだい?」

(´・ω・`)「……」



(´・ω・`)「私は私の目的がある……利害が一致しているだけですよ……」

 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「へえ。まあ頑張りな」

(´・ω・`)「ええ……」


('、`*川「さ、行くわよ! 『ペニサスと愉快な仲間たち隊』!」

∬´_ゝ`)「『姉者と従順な奴隷隊』にしません?」

从・∀・ノリ人「『妹者様と他数名』でいいのじゃ」

(´・ω・`)「『Team薬売り』で……」

('、`#川「何でもいいわ! さっさと行くわよ!」



( ´_ゝ`)「姉者、妹者! 何か忘れてないか?」

∬´_ゝ`)「あー、そうね」

从・∀・ノリ人「シメには良いのじゃ」

(´<_` )「ぶっちゃけるとガチでオチが思いつかなかっただけだけどな」

(‡`Д´)Ψ「すまん」


 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)「いくよあんたたち。せーの」




 @@@
@#_、_@
 (  ノ`)´_ゝ`)∬´_ゝ`)  「「「流石だよな俺(私)(アタシ)たち!!」」」(´<_` )从・∀・ノリ人

2_20100108195346.jpg



山々に反射する声は、晴れ渡った空を何処までも駆けていった。
彼らを祝福するかのように、鳥たちが空の海を羽ばたいた。




(´・ω・`)「ペニサスさん……私たちも対抗するべきでは……」

('、`*川「いりません……」

(´・ω・`)「流石だ('、`*川「やりません」



(´・ω・`)



第二十一話【流石だよなこの一家】  完





この小説は2008年10月7日から2008年10月8日にかけてニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者は◆CnIkSHJTGA 氏

Appleさんが停止中なので、引き継がせていただくことになりました
とりあえず最新話です

過去の話は順を追って、更新していきます
Appleさんは、こちらからどうぞ



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/08 19:54 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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