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( ^ω^) サイダーvsコーラ ξ(゚⊿゚ξ のようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




サイダー。
覗くと向こう側が透けて見える無色透明で、それを口に入れてみると
たちまちほどよい甘味と酸味が口の中へと広がっていく。
香りは柑橘系の爽やかな香りで、それはまるで静かに揺れる湖面のようで、清涼飲水の域。
いや、それ以上かもしれない。

( ^ω^)「うめぇwwwwwwwww桜の塩漬け付きつぶあんパンとの相性良すぎだおwwwwwww」

ここはある公園。どこにでもある広い敷地に平日は主婦が和やかに世間話に花咲かせ
休日は家族サービスに奮闘する父が子を連れてやってきては
キャッチボールや自転車の乗る練習に励む、そんな平凡な公園。

( ^ω^)「ゴクゴクゴク……っぷぁ!! やっぱりサイダーは最高に美味いお!!」

その公園で平日の昼間にも関わらずに日影のベンチに腰掛けて大声で独り言を話す男がいた。
片手に白色のベースに緑の彩色の施されたサイダーの缶をにぎりしめ、
片手にあんパンというどうなのかと思う組み合わせの昼食を持っている。
 

コーラ。
黒々としている中にも僅かな明るさのある炭酸飲料。
多量のカフェインと砂糖が含まれているそれは甘い。
だが、その甘さを和らげるように炭酸の刺激があり、それでいて甘さを引き立てている。
甘さの中に刺激がある。それはまるで恋愛小説のように可憐であった。

ξ ゚⊿゚)ξ「コーラ。それは愛
        コーラ。それは希望」

ここはある公園。どこにでもある広い敷地に平日は老人がゲートボールに勤しみ
休日は老人が孫を引き連れてアスレチックで遊び、そのうちにいつの間にか老人が
あの世というゲートに自身というボールをインしてしまう、そんな平凡な公園。

ξ ゚⊿゚)ξ「ゴクゴクゴク……っふぅ! やはりコーラは非常に美味であるな」

その公園で平日の昼間にも関わらずに日影のベンチに腰掛けてボソリボソリと独り言を話す女がいた。
片手に鮮やかな赤一色に染められたコーラの缶をにぎりしめ、
片手でくるくると巻かれた髪をいじっている。
まだ、二人は気付いていない。宿敵が隣のベンチ、僅か十数メートルの距離にいる事を。


二人はまた、缶を傾けるとそれぞれの飲み物をグイッと首を後ろに向け一気に最後まで飲み干した。



( ^ω^)ξ゚⊿゚)ξ「「っぷぁ! やっぱりサイダー(コーラ)は最高だお(な)!!」」



( ^ω^)「お?」

ξ ゚⊿゚)ξ「ぬ?」


二人は、その時にお互いの存在を確認した。そして、一瞬目を合わせただけで感じ取った。


( ^ω^)(こいつ……)

ξ ゚⊿゚)ξ(ほう……こやつは)


そう、自らの宿敵である力量を感じ取ったのだ。こいつはできる、と。


( ^ω^)(おっおっ)

ξ ゚ー゚)ξ(こいつは楽しくなりそうだな)


二人の間に見えない火花が散り、戦いの火ぶたは切って落とされた。



20080816193424.jpg



サイダーとコーラ。

それは油と水のように常に反発し、巨乳と貧乳のように対極だった。
しかし、元の方へと向かえば二つは似通っている事がわかるだろう。
炭酸。甘味。香り。
それらは色や甘さ加減が違うだけで、ほぼ同じものなのだ。

( ^ω^)「コーラを飲むだと……」

( ゚ω゚)「こんのアホンダラァ!!」クワッ

何故、二つは争うのか。

ξ ゚⊿゚)ξ「サイダーだって……?」

ξ ゚∀゚)ξ「笑わせないでくれる!?」クワッ

それは、わからない。
サイダーを愛する者とコーラを愛する者。
どちらが正しいのかなど、どちらが美味しいなど、わからない。

( ゚ω゚)「サイダー!! それが究極の炭酸飲料だお!」

ξ ゚∀゚)ξ「コーラ!! それこそが究極の炭酸飲料よ!!」

なぜ、人が生きるのか。
人はなんのために生き、死に行くのか。その疑問に似ているかもしれない。
個人が個人の意見を持ち、それを信じ貫く。

( ゚ω゚)「お前らの好むコーラ!! それで僕は大切な人を失ったお!!」

決して妥協などはしない。
彼らには何かがあるのだ。何か大切な想いが。何か重大な理由が。

( ゚ω゚)「僕のカーチャンはコーラによって……!!」

( ;ω;)「コーラに殺されたんだお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「……続けろ」

この壮絶な戦いには慈悲がある。戦いとは、宿敵を自らの胸の中にある憎しみを相手にぶつける。
しかし、宿敵と同時に戦友なのだ。互いをただ憎しみ合うだけで卑怯な手を使うような事は絶対にしない。
それは戦士としての恥。戦いに勝ったとしても、それは真の勝利では無いのだ。

( ;ω;)「カーチャンはサイダー派だったお」

ξ ゚⊿゚)ξ「……」





J( '-`)し「あー、サイダーマジうっめぇ ヤベェんだけど、マジヤベェんだけど」

カーチャンは毎日サイダーを浴びるように飲んでたお。時には本当に浴びていたお。

J( '-`)し「サイダー風呂うめぇwwwwwwwwwwwww」

その影響から、僕もサイダーを飲むようになったお。
サイダーは本当に爽やかで美味しくて、すぐに僕はサイダーの虜になったお。


( ^ω^)「サイダー茶漬けうめぇwwwwwwwwwwww」

その日、僕はリビングで独自に開発したサイダー茶漬けを頬張りながらテレビを見ていたお。

( ^ω^)「サイダーのサイダー割りうめぇwwwwwwwwwwwwwwww」

サイダー茶漬けをサイダーのサイダー割りを飲みながら、食べ終えると僕は何気なくリビングを見渡したんだお。
四人掛けのテーブルの前にはテレビ、僕の後ろには窓があり僕の背中を暖かく太陽が照らしていたお。
そして、僕の目の前には食器棚があって、そこの中に信じられない者があったお。

( ゚ω゚)「コ、コーラ……?」

ガラス戸から見えるのは、やはり鮮やかな赤い色の缶、コーラだったお。
何故この家にあるのだろう。僕の家族は全員サイダー派だったお。
いけない。そう思っていても、手は自然にコーラに伸びていたお


(;゚ω゚)「……ッハァハァ」

それを持っていると、自然と額から汗が流れたお。
その時僕は異常に緊張していたお。コーラという未知の飲み物を目の前に。

( ;゚ω゚)「……」

それは父の部屋で見つけたエロ本を開くときのような、言いようの無い緊張感。
緊張から膝が笑うのがわかったお。
だけど、僕は未知のそれへの誘惑に誘われて、とうとうプルタブを開けたんだお。
プシュ。という気持ちの良い炭酸が抜ける音がしたお。
それはいつも僕が飲んでいるサイダーのような音だったお。

( ;゚ω゚)「……」

僕はそれをゆっくりと、口へと近づけていったお。
そして、それが僕の口に付き、あと少しほんの一瞬で口の中へと入るって時だお。

J(;'-`)し「ばっきゃろめぃ!!」

カーチャンが目にも留まらぬ速さで僕のコーラを手から剥ぎ取ったんだお。
そして、カーチャンはそれを勢いよく飲み干したお。

J( '-`)し「っぷぁ! ふぃぃ! コーラはうめぇなこr」

J(;'-`)し「ボエェェェ!!」

( ゚ω゚)「カーチャァァァァァアン!!」





ξ ゚⊿゚)ξ「……」

( ;ω;)「カーチャンは死んだお! コーラを飲んだ事によって!!」

( ;ω;)「あの時僕がコーラを見つけたばっかりに!!」

ブーンは大粒の涙を流しながら叫んだ。それはまるで今は無き母へ謝罪するように。

( ;ω;)「だから!! 僕はコーラを憎む!! コーラは悪魔の飲み物なんだお!!」

力の限りブーンは叫び続ける。拳を強く握りしめて、目の前にいる彼女に今にも殴り掛かりそうな勢いで。

ξ ゚⊿゚)ξ「コーラは」

( ;ω;)「お?」

彼女はそんなブーンに対して冷静に、表情一つ変えずに尋ねた。
ブーンはなんのことかと首を傾げながら彼女を見つめた。

ξ ゚⊿゚)ξ「コーラは誰が置いたんだ」

( ;ω;)「……うっうっ……それは……」

ブーンは彼女の言葉に鳴咽しながら、ゆっくりと言った。

( ;ω;)「トーチャンだお……うぅぇぇ」

ブーンはそこまで言うとせきを切ったように声を上げて泣き出した。
思い出したのだろう。
母の悲惨な姿を。父の信じられぬ行動を。

ξ ゚⊿゚)ξ「その父の名は」

彼女はそんなブーンを宥める事も何もせず、ただ冷静に言った。
彼女は自らのことは何も語らずにブーンへの質問をするのみ、一体彼女は何を考えているのだろう。
ブーンはそう思いながらも質問への返事をゆっくりと紡ぎ出す。

( ;ω;)「……ド……k」

( ゚ω゚)「オォォォォォォォォン!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「!! なにやつ!!」

ブーンが父の名を言っている時だった。突然何かがブーンのケツへと刺さったのだ。

('A`)「フフフ、名を知られたくないのでね」

ベンチの側の木の陰から一人の男が姿を表した。
男は細い木にも隠れてしまう細い体で、顔についてはノーコメントだ。


ξ ゚⊿゚)ξ「何者だ!!」

('A`)「私の名はドクオ!! 炭酸飲料の世界を支配する事を目指してるサラリーマンなり!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「名前言ってるしwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「バカスwwwwwwwwwwwwwwwwww」


('A`)「生きてるしwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「フヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwwサーセンwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ξ ゚⊿゚)ξ「ケツにコーラ刺さってるしwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


('A`)「普通に飲んでるしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「コーラもサイダーも両方うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ξ ゚⊿゚)ξ「サイダー飲ませろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

('A`)「はいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ξ ゚⊿゚)ξ「うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「サイダーのコーラ割りするおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

( ^ω^)「うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


みんな、飲まず嫌いはよそうね!


ξ ゚⊿゚)ξ「おい見てるかナギ。女の価値に胸のでかさが関係あったんだけど」











この小説は2008年8月5日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:iJng1pdgO 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです



お題
サクラの塩漬け付きつぶあんパン
ξ ゚⊿゚)ξ「おい見てるかナギ。女の価値に胸のでかさが関係あったんだけど」
サイダーvsコーラ



関係ないから
胸なんて飾りですよ
アクセサリーみたいのものですよ

たぶん参考記事はこちら(ナギ戦記さんの80万Hit記念絵の記事だったようです 現在はキャッシュ以外では見られません)




ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/07 21:43 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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