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はじめてブーン系小説を読む方は
こちらへどうぞ
プルルル……プルルル ガチャ
美「はい美容室ル・マンダムです」
('A`)「あ、あの…よやくを」
美「もしもし?」
('A`;)「あ、あの!予約をお願いします!」
美「(汚ねえ声だな)はい、担当者のご指名はございますか?」
(注)カッコ()内は全て被害妄想です
('A`)「いえ、あの、初めてで」
美「(かもキター!)ありがとうございます。ご予約はいつになさいますか?」
('A`)「今からでもいいですか?」
美「(それ予約じゃねえし(笑))はい、大丈夫ですよ」
カランコロ~ン♪
へらっっしっっへぇぇっ!!!!
('A`)「さっき電話した毒夫木です」
美「(ちょっwなんぞコイツwwキモいwいや…気持ちが悪い…)はい、こちらにお掛けになってお待ちください」
('A`;)ソワソワソワ……
(;'A`)キョロキョロ……
美「(めちゃめちゃキョドってんすけどwwつーか頑張って美容院来てみましたって感じですか~?www)」
30分後~
カラリンコロリン♪
へらっっしっっへぇぇ!!!
客「久しぶり~、今日も頼むわ~w」
美「髪伸びましたね~、じゃあちょっとお待ちくだ…!!!」
('A`;)………
美「(こいつ忘れとった!!!!)」
注)被害妄想です
美「毒夫木様お待たせしました、こちらへどうぞ~(やべえwwこいつ涙目ww)」
('A`)「あ、はい!」
美「(えっと、こいつは不細工だから窓際の席はNGだな)こちらにお掛けぐさい」
('A`)チョコン……
美「今日はどんな感じにしますか?(やべえ天パwwスチールウールかってww)」
('A`;)「えと…えと…妻夫木聡みたいな……」
美「え?」
美「(やwwめwwろ)…………w」
(*'A`*)「やっぱりスポーツ刈りでお願いします」
美「(身の丈を知ったwwwでもスポーツ刈りってww)あの、よろしければこちらの雑誌からお選びください」
(*'A`*)「いや…あの、やっぱり前髪をシャギーでカットして、アンメシトリで……」
美「(くww腹筋やべえwwこいつなんどもシミュレーションしてきたなwwwでもイミフww)あwwあの…くっww」
(*'A`)「それで、トップは束っぽくなる感じで…」
美「(うるせえw何がトップだwwいいから選べw)この中にイメージに近いものはございますか?」
パラパラパラ
('A`)「じゃ、じゃあこれで」
美「……(モデルの倍くらい顔でかいのわかってんのか?)」
美「じゃあ今のまま全体的に短くする感じでいきますね~」
Σ('A`;)「え!」
美「(え!じゃねえよ物理的に無理があんだよ)よろしいですね~♪」
('A`;)「は…はい…」
美「じゃあまずシャンプーしますね~、こちらへどうぞ~」
('A`)トコトコ チョコン
美「椅子倒しますね~」
ウイイイイン
('A`)……
美「(ww必死に冷静装ってて不細工すぎるww)」
シャワシャワシャワ
美「痒いところはございますか~」
('A`;)「あふ、ありません…あふ」
美「(あ、タオルずれた…ちょww唇ウニウにして戻そうとしてるww)」
美「(く……wだめだwwやればやるほどタオルがwwwやめろww)」
('A`;)「ふむ…ふぁむ…」
美「(ほらよ、戻してやんよwって耳の穴拭いたら耳垢付きまくり汚ねえwww)」
美「椅子もどしますね~、お疲れ様でした~」
ウイイイン
('A`;)シュバッ!!
美「(起きるの速っww)」
美「それじゃあカットしていきますね~(髪濡れたらいっそう不細工だな…笑えねえ……)」
('A`)「お願いします」
美「今日はお休みなんですか~?」
Σ('A`;)「え……、あの、はい……」
美「いいですね~、お仕事なになさってるんですか~?」
('A`;)「………」
美「(あ、もしかして……)」
('A`;)「今は就職活動中なんです」
美「(無職ね)そうなんですか~。どんなお仕事探してるんですか~?」
('A`;)「えと…こ、広告代理店とか」
美「へ~、なんかカッコいいすね~、美大とかいってたんすか~?」
('A`;)「いや……大学は……」
美「あ、大学はそういう系じゃなかったんすね~」
('A`;)「いや…大学はいってません……」
美「あ、専門ですか?一緒ですね~」
('A`;)「いや…専門学校も…」
美「(あらららら~)」
美「(なんか…可哀想……)……」
チョキチョキ…チョキチョキ…
('A`)………
美「………」
チョキチョキ…
('A`)「………」
美2「マジっすか~wwやばいっすね~ww」
客「本当なんだってば~ww」
キャイキャイ♪
美「(あっちは楽しそうだな…)」
('A`)「…………」
美「(にしても本当場違いだなこいつ……)」
チョキチョキ……
('A`)「………」
美「(きっとなけなしの勇気振り絞って来たんだろうな……こんなに不細工なのに……)」
チョキチョキ……
('A`)「………」
美「(そういえば俺も、中学んときカッコつけたくて高い服屋とかドキドキしながら入ったな……)」
美「(よし!! 俺が生まれかわらせてやる!! 今日からデビューだ!)」
チョキチョキチョキチョキ!!!!!
('A`)「……………」
20分後~
美「お疲れ様でした~!!いかがですか~?」
('A`)「はい。大丈夫です」
美「(どうだ!見違えただろww)」
美「ありがとうございました~」
カラリンコロリン♪
美「(一人の男の人生を俺の手が変えた…か…よし!!)」
ピポパポパパ~ンピポパポパン♪
しゃっせぇぇぇっ!!!!
('A`)「あの…トイレ借りていいですか?」
コンビニ店員「どっぞ~」
バタン
('A`)「んもう!なんでこんな変なセットすんだよもー!!!」グシャグシャ
完
・ちょwwwwwwwwwwww
・ちょwwwwwwwwwwww台無しwwwwwwwww
・もったいねぇwww
・おいwwwwwwwwwwwwwww
・ひっでwwwwwwwwww
・可愛かったドックン返せwwwwwwwwwwwww
この小説は2008年6月27日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:5XW43xf/O 氏
最後のみ、
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