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百合と薔薇の王国なようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

作者注:百合薔薇な表現有




ある大陸には二つの国がありました。
真ん中にある国境線からまっぷたつに、女王様と王様の統治する二つの国がありました。

二つの国は争いもなく、平和に過ごしていたのですが、
女王様と王様の二人は、同じような悩みを抱えておりました。

(´・ω・`)「はぁ……」

川 ゚ -゚)「ふぅ……」

それは、二人共にパートナー、そして跡継ぎがいないことでした。

人々は、二人が婚約して、一つの国になれば良いと考えました。
二つの国の間は、とても仲がよく、国民はそれを望んでおりました。
二人は共に結婚をしていないのだから、そうするものだとばかり思っておりました。



20080628204132.jpg





さてここで問題があります。


ζ(゚ー゚*ζ「陛下、いい加減ぶらぶらしてないで、早々にご考慮下さい!
       もうご自分がおいくつか、わかっているでしょうに!
       昨年でもう20!遅すぎます!」

女王様の部屋で、メイドが女王様の着替えを手伝いながら、
毎日と同じ文句を口にしました。

川 ゚ -゚)「何の話だ?」

ζ(゚ー゚*ζ「わかっておりますでしょう、ご婚約の話です。
       国民は隣の国のしょぼーん王とご結婚されることを望んでおります」

川 ゚ -゚)「だが断る」

ζ(゚ー゚*ζ「何でですかっ」

女王様はメイドの言葉を右から左へと流し、
誰もを魅了するほどの、濃艶な笑みを浮かべました。

川 ゚ -゚)「わかっていように」

女王様はメイドの腰を引き寄せます。
そして口付けをし、大きなベッドに押し倒しました。

ζ(゚ー゚;ζ「陛下っ!」

川 ゚ -゚)「今日の予定はなんだったかな?」

ζ(゚ー゚;ζ「朝食の後、すぐに謁見が、あ、ラウンジ社のっ」

川 ゚ -゚)「そうか、なら大丈夫だな」

ζ(゚ー゚;ζ「陛下っ!」

そしてもう一つの国では、

(´・ω・`)「はぁ……」

('A`)「それで……予算が………の工事の……人員も……」

(´・ω・`)「はぁ……」

('A`)「陛下、聞いてるんですか」

(´・ω・`)「はぁ……」

('A`)ダメダコリャ

(´・ω・`)「ドックン……」


そう、二つの国の、二人の王様は、異性に興味がなかったのです。
そのため結婚などという、異性同士の婚約になど、好きでするわけがありません。


川 ゚ -゚)「なんでこんな結婚制度があるんだ…」(´・ω・`)


二人の王様はこのように考えました。
そして行き着く先は、婚約制度の改正でした。

二つの国はほぼ同時に、同性同士でも結婚できるようになりました。

しかし。

ξ ゚⊿゚)ξ「ねえ聞いた?女同士でも結婚できるようになったんだって」

('、`*川「ええ、聞いたわ……でも」

ξ ゚⊿゚)ξ「でも……ねえ」

('、`;川「ねえ、女王様は一体何を考えているのかしら」


  _
( ゚∀゚)「おい、王様が婚約制度変えたんだってよ!」

( ^Д^)「男同士とかwwwwww頭ワルスwwwwwwww」
  _
( ゚∀゚)「おっぱい以外を愛せるやつがいるかってんだよなwwwwwwww」


国民の反応は当然ながら、よくありませんでした。
二人の王様に縁談を申し込もうとする者もおりませんでした。
そして王様は再び考えました。

川 ゚ -゚)「そうだ、国民全体が同性が好きになるようになればいいんだ!」(´・ω・`)

川 ゚ -゚)「おや、しょぼーん王」

(´・ω・`)「おや、クール女王、奇遇ですな」

川 ゚ -゚)「奇遇ですなー、同じようにお考えで?」

(´・ω・`)「はっはっは、言うのも無粋というものですな」

川*゚ -゚)「はっはっはっは」(´・ω・`*)


考えた結果、二つの国から一人ずつ捕らえられました。

(;´_ゝ`)「いってえ!何すんだこのっ!」

从#゚∀从「レディーには優しくしろって習わなかったのかボケがっ!」

その二人は、二つの国の、国一番の科学者です。
二人は牢屋のような場所にぶちこまれ、こう宣言されます。

ノハ ゚⊿゚)「人が、同姓を好きになる薬を作るのだ」

( ´_ゝ`)「はあ?なにそれ、いきなりこんなとこに連れてきて何言っちゃってんの?」

从#゚∀从「ざけんなっ!何でそんなざけたモンつくんなきゃいけねーんだよ!」

ノハ ゚⊿゚)「陛下からのお達しだ。
      もし断るというのなら…大切な兄弟がどうなるかどうかわからんぞ」

(;´_ゝ`)「お、弟者がっ!?」

从;゚∀从「つー!?」

ノハ ゚⊿゚)「それでは、良い報告を待っている。
      必要なものがあれば、門番に言えば持ってこさせよう、ではな」

(;´_ゝ`)「こら待て!弟者がどうした!」

从#゚∀从「つーに何かしやがったらただじゃおかねえからなああああああ!!」

二人は扉に向かって暫くの間叫んでいましたが、
向こうからの反応がなくなると、そのまま床に崩れおちました。

(;´_ゝ`)「ま、まじかよ……。制度を変えたと思ったら、今度は薬って、
      一体何考えてんだあの崩れ眉毛王は…」

从#゚∀从「天才って肩書きも困りもんだな」

( ´_ゝ`)「お、どうすんだ?」

从 ゚∀从「こうしちゃいれねえ、何に使うのかはわかんねーが、
      つーの為にも一刻も早くその薬をつくんねーと」

(;´_ゝ`)「薬ねえ……気がすすまないなあ」

从#゚∀从「いいから早くつくんだよ!お前だって弟が心配じゃねーのか!」

(;´_ゝ`)「心配だよ!」



そうして二人はあっという間に薬を完成させました。

从#゚∀从「これで良いだろ!早くこっから出せよ!」

ノハ ゚⊿゚)「まあ待て、これが本当に効くのかどうか試してみないとな」

そう言うと、女は一度姿を消しました。
暫くして戻って来た足音は、一人ではなく、二人の走る音です。

(;゚∀゚)「ネーサン!大丈夫か!?」

从;゚∀从「つー!何もされてないか!?大丈夫か!?」

(;゚∀゚)「オレは大丈夫だけど、ネーサンこそ大丈夫だったか?」

从;゚∀从「オレも大丈夫だ、よかった」

(*;∀;)「よかった…オレ、心配だったんだ……
      ネーサンがいなかったら、本当にどうしようと…」

从 ゚∀从「つー……」

妹は姉に抱きつきました。
腕を回し、もう2度と話さないと言わんばかりに力を込めます。

姉の腕の中で、潤んだ瞳で妹は姉を見上げました。

(*;∀;)「ネーサン……」

从 ゚∀从「つー、どうした?」

(*;∀;)「オレ、オレ、ネーサンのことが……」

从;゚∀从「つー…?」

そして姉ははっと気付きました。
そう、先ほど女が言った言葉「試してみないと」という言葉です。

从;゚∀从「あいつ、つーを実験台にしやがったな!!」


『ぎゃー!!』


从;゚∀从「!?」

ハインが叫ぶと同時に、別な場所で叫び声が上がります。
驚いて声の方を向くと、一緒に薬を作った科学者と似た顔の男が増えていました。

(#´_ゝ`)「はなせっ!俺にそんな趣味ない!!
      女の子が好きなの!出来れば幼女!」

(´<_` )「安心しろ、もうそんなこと考えないように、これからは俺が守ってやる」

(#´_ゝ`)「余計なお世話だっつの!!
      ギャー!キモイキモイ!!放せー!!」

(´<_`*)「さあ帰ろう、これからもいつも一緒だ。
      二人だけの小さな山小屋で暮らそうじゃないか。
      そうだ、帰りに役所に寄って行こう」

(;´_ゝ`)「ちょwwwwwmjskwwwwwwwwwっをまwwww馬鹿力やめろwwwwwwww」

その兄弟の様子を見て、姉は少し気を遠くしつつも、
自分の妹をぎゅうと抱きしめました。
この可愛い妹に愛されるなら、それでもいいかな、と思いました。

从*゚∀从「つー、帰ろっか」

(*゚∀゚)「うんっ!」



ノハ ゚⊿゚)「陛下、例の薬が完成しました」

川 ゚ -゚)「おお、そうか!薬が完成したか!」

(´・ω・`)「ようやくですな」

川 ゚ -゚)「よし、それをすぐ全ての井戸に流すんだ」

(´・ω・`)「井戸?……そうか」

川 ゚ -゚)「そうだ、全国民の飲み水に繋がる井戸に……つまり」

(*´・ω・`)「はっはっはっは」

川*゚ -゚)「はっはっはっは」

二人は笑いあいました。
そして次の日には、全国民がその水を飲むことになります。



ξ*゚⊿゚)ξ「ねえ、この間女王様の姿を見ちゃったの」

('、`*川「え、いいなぁー素敵よね~」

ξ*゚⊿゚)ξ「素敵よねー…ああ、あんな人と結婚したいなあ」

('、`*川「そうだ、今度婚約者を決めるパーティがあるらしいじゃない、行ってみたら?」

ξ*゚⊿゚)ξ「そ、そうしてみようかなっ!」

('、`*川「頑張って!ツンの可愛さなら女王様もきっとメロメロよ!」


  _
( ゚∀゚)「やっぱ世界は胸板だよな」

( ^Д^)「いやいや、男の価値はそこじゃねーよ」
  _
( ゚∀゚)「胸板だろ!」
 _
(*゚∀゚)o彡゜「胸板!胸板!胸板!」

( ^Д^)「おまwwwwwwwそればっかwwwwwwwwwwww」



瞬く間に、人々は別れ、そして新たな恋人を作り出しました。
一ヶ月も経たずに、二つの国では、異性同士の婚約者はいなくなります。



そして、

ζ(゚ヮ゚*ζ「ご結婚おめでとうございます、陛下!」

('、`*川「ツーン!おめでとうー!!」

川*゚ -゚)「ツン……そなたは誰よりも美しい」

(`・ω・´)「それでは二人とも、誓いのキスを」

ξ*゚⊿゚)ξ「クール陛下……」

川*゚ -゚)「ツン……」


二つの国では、同時に王が婚約しました。
二つの国は、争いもなく、愛に溢れる幸せな時を過ごしました。



そして100年後。






二つの国には誰も存在しなくなりました。



     ~BAD END~






この小説は2008年6月15日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:+u4deqXC0 氏
タイトルがなかったので、それっぽいタイトルを付けました



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/06 14:06 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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