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(*゚∀゚)だれも報われないようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




君が好きだって言えたらよかった

行かないでって泣いて抱き付きたかった

あの女よりもっと私を見て欲しかった



なんでよ なんでなんでなんで一一


あんたたちはそんなに幸せそうなの

それを壊しただけで悪者扱いなんて酷いよ


一番苦しいのは私なのに!



20080626202438.jpg




ノハ*゚⊿゚)「なあなあペニサスっ!今度の日曜空いてる!?」

('、`*川「なーによまた心霊スポットとか言ったら目に塩水たらすわよ」

ノハ;゚⊿゚)「地味に嫌な脅しだ…てかなんでダメなんだよー最近流行ってるし面白そうなのにー!」

('、`*川「流行りものに便乗するその姿勢が嫌いなのよ。私オカルト興味ないし」

ノハ ゚⊿゚)「またまた~ホントは怖いだけなくせ
('、`*川「前言撤回。目にトマトジュースたらす」

ノハ;゚⊿゚)「い~や~やめろ~!ホラーみたくなる~!!」

('、`#川「よかったわね!あんたの大好きなお化けの仲間入りができるわよ!?」


バタバタバタ…
キャーワー


(;*゚∀゚)「朝からうっせーなあ…」

(,,-Д゚)「まったくだ…ムニャ」


雨がじとじとと降る六月。
私たちの高校で、どういうわけかこんな時期に心霊スポット巡りが流行りだした。

せめて花火が似合う季節まで、もう少しくらい待てなかったものか。



(*゚∀゚)(胸糞わるいや)

ノハ;゚⊿゚)「うあー怖かった!」

('、`*川「ちっ…ことごとく私のトマトジュース・マシンガンをかわすうちに
      トマトジュースが弾切れ(液切れ)するなんて…運のいい奴め」

ノハ ゚⊿゚)(なんで説明口調なんだろう)

ノハ ゚⊿゚)「そんなことより廊下が血ま…違う、トマトジュースまみれになってるぞ!心霊スポットより怖いぞコレ!」


ヒートの言葉に興味本意で廊下を覗いてみると、

こ れ は ひ ど い。赤い液体が30メートルほどの渡り廊下の白い床や壁に飛び散っている。
トマトジュースの匂いがなかったら完全に事件現場と言って差し支えないほどだ。


あーやっぱ見なきゃよかったな。
胸糞わるさが増幅した。


あの時に…似て非なる光景だった。


(,,゚Д゚)「うはwwwテラ殺人現場www」
  _
( ゚∀゚)「何だこれ怖ぇwwwww伊藤ちゃんと掃除しとけよwww」

(;*゚∀゚)「うぉっびっくりした…」

いつのまにか後ろにいたバカ二人。
急に大声出すな畜生。眉毛剃るぞ。

ノハ ゚⊿゚)「いや~でも本物の心霊スポットにゃ勝てないだろーな~
      なんせホントに出るらしいしな~あそこはな~」

何やらわざとらしくヒートが言い出した。
また後ろからかよ!なんなんだお前ら!そんなに私の寿命を縮めたいか!

('、`*川「さっきはこっちの方が怖いとか言ってたくせに…
     そんなに行きたきゃそこのバカップルと+αでも連れて行ってくればいいじゃん。私を巻き込むなや」

ペニサスが私とギコと+αを指してそういった。

  _
( ゚∀゚)(…いいんだ…所詮俺は+αさ…)

ノハ ゚⊿゚)「ん?なるほど、それもいいな~!」
  _
( ゚∀゚)(,,゚Д゚)(*゚∀゚)「「「え」」」


ノハ*゚⊿゚)「よーし!第一回『梅雨のジメジメと共に流行りの心霊スポットでドキワク☆ダブルデート肝試し』
      開催決定だぁ―――!」


('、`*川「はいはい行ってらー」

(,;゚Д゚)「勝手に決めんなよ…」
  _
( ゚∀゚)「ダブルデート…」


ノハ ゚⊿゚)←Dカップ
  _
(* ゚∀゚)


(*゚∀゚)「キメェ」

  _
(  ∀ )




そして日曜日


私は目を疑った。夢だと思った。
これは、何かの間違いだ。おかしい…おかしすぎる。
嘘だろ…?


(;*゚∀゚)(なんでここなんだよ…!?)



そこは郊外の低い山。
頂上までの道が申し訳程度に舗装された山。
最近流行りの心霊スポットの一つである山。

私の人生を変え、あの日以来 一度も訪れていない山。

手足が震える。思い出したくない記憶が


(,,゚Д゚)「おい大丈夫か?つー」


この男によって連想される。


(;*゚∀゚)「…だ…だいじょうぶ。多分」

ノハ ゚⊿゚)「なんだなんだつー!今更怖気づいたって遅いぞ!青春は待っちゃくれないんだからな!」
  _
( *゚∀゚)(おっぱい!おっぱい!)

(,,゚Д゚)「思ったんだけどさ、お前らって付き合ってねーのにダブルデートでいいの?」

ノハ ゚⊿゚)「だってそういう名目の方がなんか盛り上がるだろっ!!
     長岡は顔だけでウザくて変態で終わってるが嫌いじゃないしな!」
  _
(  ∀ ) (おっぱ…い…)

ノハ*゚⊿゚)「よーしじゃあ始めるぞ!二人ずつここから頂上まで行って帰ってきたらゴールな!いくぞ長岡!」

(,,゚Д゚)「お前ら先かよ。別にいいけどさ」

ノハ ゚⊿゚)「そうそう!帰ってくるまで暇だろうから花火セット買っとけよ!あっちから河原に降りれるからな!」


(,,゚Д゚)「もちろん割り勘d
ノパ⊿゚)「さあ出発だー!」
  _
( ゚∀゚)「おー(っぱい)」


遠ざかる二人の姿。

何気にお似合いなのかもしれない。
手を繋いで、というかヒートが長岡の手を掴んで引っ張っていくその表情は満更でもなさそうだ。

私もあんな風に綺麗な心で、こいつと付き合えたら良かったのに。


(,,゚Д゚)「安いのにしとくか花火」

(*゚∀゚)「…ギk」

(,,゚Д゚)「行こう」

(*゚∀゚)「あ…うん」


あれ…なんか変だな…?



二人が出発してから30分ほどが経った。

まだ帰ってこないけど、距離的にもそろそろだろうと思う。
そしたら次は私とギコが行かなきゃならないわけだが。

あーやっぱ嫌だ。どうにかして断ろう。

とか考えながら線香花火なんかしてると、最後の火の玉が絶対に落ちる。
これほど悲しいこともないよね。

(*゚∀゚)「…」

(,,゚Д゚)「お前下手だなwww見てろ俺のテクニックを」

いつにも増してテンションが高いギコ。そんなに楽しいのだろうか。
でもこのままじゃヤバいんだ。言うなら、今。

(*゚∀゚)「なぁギコ…」

(,,゚Д゚)「んー?」

(*゚∀゚)「今日は私帰っていいか?気分悪いんだ」

(,,゚Д゚)「は?ダメだろせっかく来たのに」

(*゚∀゚)「…え」

(,,゚Д゚)「ダメ。我慢できるだろそんくらい」

あれー…やっぱり今日はおかしいなコイツ。
いつもなら心配してくれるのに。
気を使って家まで送ってくれるのに。

(;*゚∀゚)「え…でも」

(,,゚Д゚)「あ、ほら帰ってきた」

何このタイミング。マジでなんなの?ご都合主義もいいとこだよ。

  _
( ;∀;)「こ…恐かった…」

ノハ;゚⊿゚)「やばい…本気でここヤバいかもしれん。冗談でなく」

(,,゚Д゚)「マジで?なんか出たのか!?」

あーもうやだやだ。それ以上言わないで…





ノハ;゚⊿゚)「いや…見間違いかもだけど…しぃが…いたような気がして」


(,,゚Д゚)「……」


ああああもう!なんでだよ!なんでなんでなんで!?

  _
(;゚∀゚)「馬鹿おまえっ…」

ノハ;゚⊿゚)「あ…えと…ごめんあの…行きたくなきゃ今日はもう…」

(,,゚Д゚)「いや、行くよ。行こうぜ?つー」

(;*゚∀゚)「ふえっ!?」

苦い顔を隠すように俯いてた私は急に手を引かれ、つまずきそうになりながら山に入らされた。
驚いて変な声を出してもギコは見向きもしない。


体勢を整え、ギコと手を繋ぎながらちらっと目を向けると、
彼の唇は薄笑いを浮かべていた。


背筋が凍るなんてもんじゃない。
正体不明の黒い塊に全身を犯されたような恐怖を感じて、叫びそうになった。

生きた心地がしなかった。
ここには二度と来ないと誓ったのに。

ここがギコがこの地で起きた事があの日の記憶が彼女の存在が私の心が恐くて恐くて恐くて恐くて恐くて…


(*;∀;)「うっ…ふぇ…」

聞こえたはずの鳴咽にもギコは無視を決め込んだ。
ここまでくるとやはり私は愛されてなんかいなかったことを自覚する。

馬鹿だなあ。もっと早く気付けよ…私。


いつしか彼は道をはずれ、草を掻き分けてなお上へ登る。
ついていく私も同じように、きっと人っ子一人いないところへ。

ギコがようやく立ち止まった所は
見覚えがありすぎる場所だった。

もう逃げられない。なんで、だよ。


(,, Д )「ここだったよなあつー。あいつを埋めたの。覚えてるんだろ」

何も言えない言いたくない答えたくない。
嫌だ嫌だ嫌だ!!来ないで!

(,,゚Д゚)「あの夜さ…しぃからお前に殺されかけてるとかメールがきてさ。この山にいるってことも」

耳を塞いでも鮮明に聞こえる声。
逃げ出したいのに足が動かない。

(,,゚Д゚)「急いで探したんだけど」

(*;∀;)「うわっ!」

(,,゚Д゚)「見つけたのはここだ」

どさっと音をたてて、ギコに押し倒される。
そのまま彼は私の首に手をかけ、ギリギリ呼吸ができる程度まで締め付けた。

(,,゚Д゚)「雨も降ってたし…叫び声が近所に聞こえなかったんだろうな。だから今の今まで行方不明扱い」


ギコの言葉に、あの夜がフラッシュバックする。

中三の六月のこと。
そういえば私とギコとヒートと長岡は同じクラスだった。もちろんしぃも。


『話があるから家の人には何も言わないで私のところに来て』

『え?…うんわかった』


そうしてうちにやってきたしぃ。
家族がいるからと山へ連れ出す私。
強めに降っていた六月の雨。

焦っていた私は狙いを外して二の腕を少し切っただけ。
青くなって逃げ出しながら携帯を打つ彼女の後ろ姿。

転んだしぃにナイフを突きたて、飛び散る鮮血。
血だらけで血まみれで、降り注ぐ雨はそれを流してくれた。

家に帰ってスッコプ持ってきてしぃを埋めるのに何時間かかっただろう。
雨はこの時だけ意地悪だったなぁ。



そこにあんたがいたなんて、知らなかったよ。


(* ∀ )「その時に…ケホッ…通報しとけば良かったじゃん…」

(,,゚Д゚)「逮捕されたってどうせ死刑までいかないだろ。確実に殺したかったんだよ。俺の手で、な」


口には笑みを、目には憎悪を滲ませて、かけられた手は力を増していく。
苦しい。


(,, Д )「ははっ…やっと…仇がとれるよ…つー。さよならだ。
     できるならお前を殺す代わりにしぃ…しぃを返してくれよ」


俺はあいつだけを愛していたんだから。

言った彼の目から流れる涙が私の頬に落ち、唇は笑う。


私を愛するフリをして、彼女を愛していたんだね。
こうしてあんたを信用しきった私を殺す日を夢に見ながら?


(* ∀ )「…アヒャヒャ」



ギコの隣にしぃがいた。…気がした。


(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

(,, Д )「っ!!」

確かな手応えを感じながら、右拳でギコの顎を殴る。
首から手が離れた。

(*゚∀゚)「あんたらみたく目の前でイチャイチャされたら殺意も沸くよ!自業自得さバカップル!」

(#,゚Д゚)「このアマ…!!」

(*゚∀゚)「アヒャヒャヒャヒャ!!ここまでおいでー!!」


子どものように誘う私は、やっぱり精神が幼稚なんだろう。
大人のように素直に諦めればまだ幸せだったかも知れない。


でも、見てほしかったんだ。私をもっと…

足場の悪い山での追い掛けっこ。
あーあ、追い付かれそう。
追い付かれたら殺されるのかなあ?

なら用心して持ってきててよかった!
備えあれば…なんだっけ?

彼はどんどん距離を詰めてくる
あと1メートル

あと数十センチメートル


あとすうせんちめーとる



ぜろ


腕を掴まれた…

…?



(#;゚Д゚)「うぁ…!?」

(*゚∀゚)「あ…」


視界がぐるりと回って
身体中に衝撃と痛みを感じて

重力に引っ張られて

意識が飛びそうで
転がって

つまり私達は、急な斜面に足を踏み外してしまったらしい。


ぐら
 ぐら


全てが混沌としている。なにがなんだかもうそんなの別にどうでもいい。


「つー…生きてる?」

近くから声が聞こえた。紛れもないギコの声が。

「…うん…生きてるよ」

目を開いて隣を確認する。
泥だらけの彼が必死に起きようと、地面に着いた腕に力を込めているのがわかる。

「そうか…残念だ」

「…アヒャヒャ」

(メ,-Д゚)「罪状…死体損壊だけで済んだかもしれないのにな」

ギコの片手にはいつからあったのか刃物が握られていた。

(メ,-Д゚)「これ以上…長引かせるのは嫌なんだ」


さっきのように馬乗りになったギコの、掠れた声が耳に入る。
でも残念ながら、あんたの憎しみより私の方が狂ってる。


備えあればなんとやら。
隠し持っていたナイフを取り出して突き付け、言った。



(* ∀ )「ねえ…」



やっぱり君も――




「殺していい…?」




-fin-






この小説は2008年6月18日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:WvVXa/Y1O 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです



お題
心霊スポット巡り
今はやりの…



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/06 14:02 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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