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(´・_ゝ・`)は成り代わりたいようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




ああ、どうしようこれ。
ていうか何だこの状況


(´・_ゝ・`)「……………」

( ´_ゝ`)「……………」

(´・_ゝ・`)「……………」

(;´_ゝ`)「……………」

風呂からあがってああサッパリ!
さぁ今宵もネットの海で泳ぐ萌え画像でもゲト、いやサルベージしてやるぜ!とwktkしていたというのに。
部屋に戻って電気をつけると、ベッドの上には見知らぬ男が鎮座していた。

そして何故かはわからないが男は全裸だった。



20080528230306.jpg



…何だこいつ、微妙な顔しやがって。
ビミョメンと名高い俺にそう思われるってことは相当だぞ。

(;´_ゝ`)「……………」

(´・_ゝ・`)「……………」

そいつはやたらと無口な男で、扉の前で固まった俺をただじっと見つめているだけだった。
いや、何か喋れよ!
この時俺の選択肢は三つあった。
逃げるか、話しかけるか、母者に報告するかだ。

しかし今下手に動いたら怖いのと、間が持たないこの空間は正直俺には荷が重すぎる。
俺は勇気を振り絞って男に話しかけることにした。

(;´_ゝ`)「…………あのう」

(´・_ゝ・`)「何かな」

(;´_ゝ`)「ここ、俺の部屋なんですけどいつの間に入ったんですか」

(´・_ゝ・`)「お前が風呂入ってる間に窓ガラスを蹴破ったのさぁ!」


その瞬間、俺は扉へと走った。
当然の判断だろう。

横目に写った窓ガラスが粉々になっているのを見てさらに速度を高めた。
やばいコイツ変態だ!一見してわかってたが変態だ!

(´・_ゝ・`)「おっとそうは問屋がおろさないぜ!」

(;´_ゝ`)「ひぃ!」

しかし回り込まれた!
男はカバディのような動きで俺を惑わすとそのままタックルして床へと打ちのめした。
衝撃に息がつまり背骨が軋む。

(; _ゝ )「ぐはぁ!」

(´・_ゝ・`)「痛いだろう。だが、俺の心はもっと痛い。
      話し合おうと思っていたのに突然逃げられた悲しみ、お前にわかるか?」

(; _ゝ )「ぐ……な…」

なんという理不尽。
そもそも不法侵入の全裸男と話しおうなんて面白精神持った奴がそういるわきゃないだろう、常考。
思ったのに声が出ないとは非常にもどかしい。
こんなときに何をしているんだ弟者。今色々と突っ込みがいのある状況だぞ!

男は床でもんどりを打っている俺を担ぐとベッドに転がし、やたら恭しく自己紹介を始めた。


(´・_ゝ・`)「さて、初めまして、兄者さん。突然の訪問すまない。
      俺の名前は盛岡デ『たぁ~~~~けや~~~~さぁ~~さぁおだけぇ~~~~』だ。
       よろしく頼むよ」

(;´_ゝ`)「……………」


しかし肝心な部分がまったく聞こえなかった。
畜生、竿竹屋め。俺になんの恨みがあるってんだ。
ついでにこんな運命を俺に押し付けた神はちょっとこっち来い。

(´・_ゝ・`)「俺が今日ここに来たのは他でもない、君に話したいことがあったからさ」

とかなんとか考えてる間に話進んでしまった。

(;´_ゝ`)「あ、そうなんですか…」

今更「すいません、聞こえなかったんで名前もう一回いいですか」とか言える雰囲気でもない。
仕方ないので微妙に聞こえたデ…から名前を想像するとしよう。


( ´_ゝ`)「話、ですか…。引きこもりで最近は家族以外と会話すらあまりしない俺に
      なんの話があるというんですかね」

(´・_ゝ・`)「単刀直入に言おう」

( ´_ゝ`)「はぁ」

(´・_ゝ・`)「君、俺とキャラかぶってんだよね!!」

(  _ゝ ) ゚ ゚


大きく腕を振りかぶり指をつきつけたその男に、俺の目玉は飛び出した。
文字通り飛び出した。
え、ちょ、何言ってるんだこいつ。ていうかお前誰だ!


(´・_ゝ・`)「そもそもさぁ、君の顔って俺からちょっと・をとっただけじゃない?
       それなのになんで君ばっかりもてはやされて
       俺がマイナー扱いされるのか…まったくワケがわからないよ」

こっちのセリフだこの野郎!


いきなり現れて人を殴りつけたと思えば微妙に紳士言葉で失礼炸裂ってまったくワケがわからない。
ふざけているのか。いや、ふざけてなくてもどっちでもいい。こいつ殴りたい
大体なんで全裸なんだよ
なんで全裸なんだ!


(´・_ゝ・`)「おれがちょっとこう(´ _ゝ `)やれば君になれるじゃないか」

(;´_ゝ`)「いやおかしいだろそれは!」

(´・_ゝ・`)「それなのにやれ流石兄弟だ、やれ兄者だ弟者だって…
       こちとらアンタに似たキャラ付けのために全裸にまでなってんだぞ?」

(;´_ゝ`)「俺どんなキャラだと思われてるの!?」

(#´・_ゝ・`)「うるさい!」

( ;_ゝ;)「!? ぎゃぁーーー!痛い痛い痛い!」


デなんとかが動けない俺の腹にキックを食らわせる。
もう先ほどの紳士的振る舞いは皆無だった。
ていうか全裸の時点で最初からなかったが。

なんでいきなりこんな理不尽な攻撃を受けなきゃいけないんだ。
真上で揺れるおいなりさんのせいもあり視覚的にも肉体的にもかなりきつい。
意識せずとも閉じられていく瞼。

すると突然上から一滴の雫がふってきた。

…まさか、尿?

そんな恐怖を抱きながら上を見ると、なんと男がすすり泣いていた。


(´;_ゝ;`)「うっ…うっ…」

(;´_ゝ`)「……」


仮に可愛い女の子なら萌える展開だが、全裸の男じゃ気持ち悪いことこの上ない。
ていうか今この瞬間に誰か来たら間違いなくksms展開だと思われ


ガチャ


(´<_` )「兄者よ、風呂に入ったら風呂の蓋は閉めておけとあれほど…」


来ちゃったよ。



(´;_ゝ;`)

(;´_ゝ`)

(´<_` )


やめろ。
そんな可哀相な生き物を見る目で俺を見るな。





(´<_` )「誰だよお前」

(´・_ゝ・`)「ああ弟者か、いや、いきなりこの変な奴が部屋にいてな、兄さんも怖かったんだ」

(´<_` )「兄者が変なことは同意するがお前だ」


弟者がさした指からあっさりと顔を背け、変態は弟者の方に詰め寄った。


(´・_ゝ・`)「兄の顔を…忘れたのか?」

(´<_` )「(´・ω・`)と( ´_ゝ`)を混ぜたような兄なんぞ俺にはいない。
      わかったら二人とも早くこの部屋から出て行け」

(;´_ゝ`)「さりげなく俺まで追い出そうとするなよ!」

何この弟怖い!


俺はもう殴られまいと弟者の後ろに隠れつつ、これまでのいきさつを説明した。
説明っていうか、ただ単に因縁つけられて暴力振るわれただけなんだが。

こう書くとすごい勢いで犯罪だな。


(´<_` )「もうさっさと警察に通報してしまった方がいいのではないか?ていうか母者を呼べ」

( ´_ゝ`)「むう、やはりそうか。では…」

(;´・_ゝ・`)「ま、まってくれ!」

しかし大声を出そうとしたところで止められた。

今更往生際の悪い男だ、言っておくが俺に力はないが弟者はリア充スポーツメンだぞ!
そして母者は最終兵器撲滅母だ!お前に逃げ場はない!


( ´_ゝ`)「諦めてお縄につけ!」

高らかに笑って宣言すると、男はがっくりと膝をついた。

(´<_` )「味方が現れた途端強気だな兄者よ」

(;´・_ゝ・`)「わ、悪かったよ…別に悪気があったわけじゃないんだ!」

( ´_ゝ`)「嘘付け、悪意100%だったぞ!」

(´;_ゝ;`)「いや本当に…ただ…ちょっと、たまには目立ってみたかったんだ…!」

(´<_` )「………………」

(´;_ゝ;`)「人気キャラのお前らにはわからないだろう、この苦しみ…!
       たしかに俺は顔も横に長いし、キャラもないから使いづらいさ。
だが、俺にだって夢くらいはあってだな…!」

再び泣き始めた男に、俺は冷静に告げる。

( ´_ゝ`)「いや、そういうのはいいから、帰れよ」

(´<_`;)「ちょっとは聞いてやれ!」


(´;_ゝ;`)「俺だってなぁ…俺だって…好きでマイナーAAやってんじゃないんだぜ…」

(´<_` )「…………あんた…(そういや名前なんていうんだこいつ)」

( ´_ゝ`)「盛岡…デ…(…そういえばこいつ名前なんだっけ…?)」


おいなりさんを揺らしながらすすり泣く男の姿は正直気持ち悪い以外の何者でもなかったが
ここでうまく言いくるめれば帰ってくれるかもしれない。
母者を呼ぶのも一つの手だが、なんだか哀れに思えてきたのでそれもしのびないし…

とりあえず優しい言葉でもかけてやればこいつはきっと帰ってくれるだろう。
そう考えた俺は全力で慰めにかかった。


( ´_ゝ`)「まぁ…元気出せよ。俺だって変態設定とか多いしさ」

(´<_` )「多いというかほとんどだけどな」

(´;_ゝ;`)「…兄者…」

( ´_ゝ`)「(いつの間にか呼び捨てにされてる…)あんたもそのうち主役に使ってもらえるかもしれないだろ」

(´<_` )「可能性は0じゃないさ」

(´;_ゝ;`)「…うんだお」

(;´_ゝ`)「いやパクるのは止めといた方がいいと思うが…まぁ頑張れよ!」

(´<_` )「少なくともこの話を読んでくれた奴は、お前のことを…お前の名前を覚えてくれたはずさ」

(*´・_ゝ・`)「ほ、本当か!?」

その言葉に、男はポッと頬を染めた。
うむ、気持ち悪いが、この調子だ。
俺は、いや、俺達は言葉巧みに元気付けた。


( ´_ゝ`) 「ああ本当だ!だから元気だせ!」

(´<_` )「負けるな!」

(*´・_ゝ・`)「兄者…っお前ら、本当にありが」


( ´_ゝ`)「盛岡デリヘル!」

(´<_` )「名前の知らない誰か!」







(´゚_ゝ゚`) 




おわり





この小説は2008年5月20日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:yJ/7M5Tu0 氏



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[ 2010/01/04 18:58 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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