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( ФωФ)はでぶねこのようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

作者注※ こないだ我が家で実際にあったことをブーン系にしてみました
       動物って人の言葉理解できるよ絶対



  _
(#゚∀゚)「るっせーんだよこのしょぼくれ顔!!」

(´・ω・`)「親に向かってその口のききようは何だ」
  _
(#゚∀゚)「もう俺だって18なんだ、何しようと俺の勝手だろ!」

(´・ω・`)「いいや、そんな事言ってる内はまだ子供だ」
  _
(#゚∀゚)「だああ、知った風な口きくんじゃねぇよ!」



父の襟首をひっつかみ、大声をあげる兄。

一見すれば落ち着き払ったその仕草が、
兄の怒りを増徴させていると気づいていないKYな父。

おろおろするばかりの私。




20080522193656.jpg





何が起こったか三行で
   _
・( ゚∀゚)『一人暮らしがしたい』
・(´・ω・`)『ダメ』
・兄キレる


  _
(#゚∀゚)「なんでそんな余裕かましてんだよテメー!!」

(´・ω・`)「大声を上げたところで何の解決にもならんからだ」
  _
(#゚∀゚)「~~っとにムカつくしょぼくれヤローだなオイ!!」

ノハ;゚⊿゚)「兄ちゃんやめろ、父さんから手を離せ! 父さんも落ち着いて!」


飛び交う罵声。
食卓に叩きつけられた兄の拳、衝撃で茶碗がゆれ、湯飲みが倒れ、床に落ちる。

激昂する兄。
手当たり次第の皿を、父の足元へ投げつける。
直接当てない辺り、まだかすかに理性が残っているのか?
破片が足首を掠めたらしい、父の脚には紅いすじ。


止めて欲しい。
お願いだ。
必死の思いで兄のジャージの裾を握りしめれば

  _
(#゚∀゚)「うるせーっつってんだろ!」

ノハ;>⊿<)「きゃあっ」

(#´・ω・`)「ヒート! ジョルジュお前、妹を!」


突き飛ばされた。
振り払われた。

涙でにじんで視界がぼやける。
ダメだ、止められない。
怖い。
二人が二人じゃないみたい。
あのヘタレ兄が私を突き飛ばすなんて。

どうしようどうしようどうすればいい?
やめろ兄ちゃん、やめてくれ父さん。
喧嘩は私は大嫌いなのに、いつもはあんなに仲良しなのに。
始まりは些細なことだったのに。



誰か たすけて


  Λ__Λ  
 ( ФωФ)「……………」


歪んだ不明瞭な視界の中でも、はっきり目立つ黒い塊。
戸棚の上で寝ていたはずの、彼がむっくり起き上がる。

殴りあい喚きあう二人にちらりと視線をよこし、ゆうゆうと大きなあくびを一つ。



次の瞬間、全身のありとあらゆる肉に力を漲らせ、少しばかりの助走と共に、

体重5㌔の生ける砲弾、思いっきり飛び出した。



着地予想点、それは、父の襟首掴んだ兄の、

軽く屈めたその背中。

それはさながら最終兵器、いや、我家の、


     最 重 兵 器 。



ノハ;゚⊿゚)

(;´・ω・`)

  _
(  ∀ )   ゚ ゚



ぎっくり。


そう、確かに聞こえた。
ああ、ぎっくり腰ってほんとに音が、するんだなあ……





白目をむいた兄を介抱すべく、その場は一時休戦となった。
床でのたうつ惨めな兄に、詳しい話を聞いてみれば、


『恋敵が一人暮らしを始めたことを自慢してきたので、負けたくなかったから』


さすがの私も、開いた口がふさがらない。

兄も頭が冷えたのか、
一人暮らしの話はもう、言い出すことはなかったとさ。






この小説は2008年5月18日よりちょっと前、ID:vwLahxRF0 氏宅で起こった出来事です
作者はID:vwLahxRF0 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/02 20:00 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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