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ヒートは光を失ったようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

作者注※ ちょっと閲覧注意(グロ的に)




ノハ;+⊿+)「ぐ、うぅう……」

私は、眼窩に走る激痛によって目を覚ます。
ズキンズキンと、鈍い痛みが瞼の裏側に走っていた。

ノハ;+⊿+)「いったい何なの……?
       どうして、こんな……」

誰に言うわけでもなく、私は呟いた。
痛みの激しい瞼は、なぜか開くことができない。

ノハ;+⊿+)「どうして……?」

恐る恐る手を伸ばすと、その理由を理解した。



瞼が、縫い付けられている。




20080517134400.jpg




ノハ;+⊿+)「う、うわぁああぁぁあぁ!!!!」

私は、声を上げる。

ノハ;+⊿+)「誰か!誰かいないのかぁ!?」

助けを呼んで、叫ぶ。

ノハ;+⊿+)「うぅ……、誰か………助けて……」

しかし、その声は虚しく響くだけだった。



「ふむ、落ち着いたようだな」


どれくらいの時間が経ったこだろろうか。
目を開けられずに座り込んだままだった私に、知らない男の声がかけられた。

ノハ;+⊿+)「あなたはだれ……?
       私に、何が起こったの………?」

震える声で尋ねる。
だが、何も返事はない。

少しの静寂が流れたが、やがて目の前にいるだろう男が、自分のそばに近付いて来たのを感じた。
私は反射的に身を竦めながら、再び言葉を投げ掛ける。

ノハ;+⊿+)「あなたが、こんなことをしたの……?」

返事はなかったが、相手はゆっくりと私の髪に触れた。
優しい手付きのように感じられたが、逆にそれに嫌悪感を感じる。


「君が、悪いんだよ。
 君が他の男ばかり見て、僕を見てくれないから」


唐突に発せられる、男の声。
どこかで聞いたことのあるような気がしたが、思い出すことはできなかった。


ノハ;+⊿+)「それじゃあ、ちゃんとあなたを見るから……
       お願いだから、私の目を戻して………」


涙声になりながらも頼むが、返ってきたのは小さな笑い声だった。

私の首に、かしゃりとネックレスのようなものを架ける。



「ほら、返してあげたよ」


ノハ;+⊿+)「これ、は……?」

震える手でそれに触ると、ビーズのような感触に混じって、柔らかい球状のものに気付く。

そして、それが何なのかにも。



「意外と糸を通すのに手間取ってしまってね。
 でも、よく似合うよ」



ノハ;+д+)「あぁああぁぁあぁ!!!!!」







―――――どうやら、壊れてしまったようだ。


ぐったりとしたまま動かない彼女を見て、僕はそう思った。
だが、関係ない。

彼女の体を抱き寄せると、その長い髪に顔を埋める。


( ФωФ)「君は、僕だけのものだよ。
        この部屋で、無い光を求めて迷い続ける」


その言葉にも、彼女は何も反応することはなかった。






この小説は2008年5月14日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:mIQ2ICmtO 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです
タイトルがなかったので、それっぽいタイトルを付けました



お題
( ΦωΦ)「私だけのアリス、さあ迷おう」
眼球の数珠



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/02 19:55 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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