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( ´_ゝ`)は負け組なようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




( ´_ゝ`)「おkブラクラゲット」

(´<_` )「流石だな兄者」

( ´_ゝ`)「お、弟者帰ってたのか。おかえり~」

(´<_` )「ついさっきな。ただいま」

 がさがさ

( ´_ゝ`)「この寒い中いったいどこ行ってたんだ?」

(´<_` )「もうそこまで寒くないだろ。ちょっとそこのデパートにな」

( ´_ゝ`)「ほう。何買ってきたんだ?」

(´<_` )「んー? クッキーとかマシュマロとか、色々な」

 ごそごそ

( ´_ゝ`)「お菓子かよ! なぁなぁ俺の分は?」

(´<_` )「ねーよ」

(*´_ゝ`)「またまたそんなこと言っちゃって。ホントはあるんだろ? お兄ちゃんは何でもお見通しなんだぜ?」

(´<_` )「ねーよ」

( ´_ゝ`)「……」

(´<_` )「……」

( ´_ゝ`)「ホントは冗談なんだろ?」

(´<_` )「ねーよ」

( ;_ゝ;)ぶわっ

(´<_` )「高校生にもなってお菓子で泣くなよ…」

 がさがさごとごと

( ´_ゝ`)「つか、あれ? なんか多くね? え、これ弟者一人で食うの?」

(´<_` )「一人でこんなに食えるか」

( ´_ゝ`)「ですよねー」

 がさがさ

( ´_ゝ`)「でもそんなら何? そのお菓子の山。
       あとさっきから何やってんの?」

(´<_` )「これはお返しの品だ。 包装くらいやって贈らないと失礼だろう?」

( ´_ゝ`)「お返し? 何の?」

 ごそごそ

(´<_` )「バレンタインの。明日ホワイトデーだからな」

 がさがさ

( ´_ゝ`)「ホワイトデー? 何それ食えんの?」

(´<_` )「食えねーよ」



20080406071512.jpg



( ´_ゝ`)「……」

(´<_` )「……」

 かさかさ

 かさかさ

( ´_ゝ`)「HAHAHA! つまりこれは当て付けってことかいブラザー!」

(´<_` )「いきなり何だ」

( ´_ゝ`)「あれだろ? わざわざ俺の目の前でそんなの用意してるのは
      『俺にはバレンタインにチョコくれた女がこんだけいるんだぜwwそれに比べてお前は0www
       身内にすら貰えなかったニートざまぁwwww』
       って意味なんだろ?」

(´<_` )「被害妄想乙」

( ´_ゝ`)「だがその驕りはいつまで続くかな! 見方を変えてみるがいい!」

(´<_` )「うるせぇ…」

( ´_ゝ`)「バレンタインにチョコを貰えば、悲しいかな、
      ホワイトデーにはそのお返しをしなければならないのが全世界共通のルール!
      もしそれを破れば、以降その男は女たちから白い目で見られること必至!
      ホワイトデーに白い目とかうまくね? ね?

(´<_` )「全然」

( ´_ゝ`)「相手が一人や二人ならまだいいだろう。だが十人も二十人も百人も千人もいてみろ!
       全員へのお返しに割く現金、時間、労力を考えてみればこれほどの無駄はない!」

(´<_` )「聞けよ。つか一般人で百人千人はねーよ」

( ´_ゝ`)「そこでバレンタインにチョコ貰えなかったこの一見負け組!」

(´<_` )「自覚はあるのか」

( ´_ゝ`)「勝ち組がホワイトデーに費やす諸々のことをもっと有意義なことに使えるんだぜ!
       エロゲ買うとかエロゲやるとかエロゲやるとか」

(´<_` )「何という無駄遣い」

( ´_ゝ`)「全国の同志達よ! 嘆くことはない、俺達には決して裏切ることのない二次元の恋人達が…」

 ごそごそ

 かさかさ

( ´_ゝ`)「…虚しくなってきた」

(´<_` )「おせぇよ」

( ´_ゝ`)「同じ人間なのに…世の中って不公平だよな…」

(´<_` )「……」

 がさり

(´<_` )「…クッキーやろうか?」

( T_ゝT)「んな慰めいらねぇよばかやろぉぉー!」

 ばしぃっ

(´<_` )「あ」

 だだだ ばたん! たったっ……


(´<_` )「外行ったか」

(´<_` )「…ちゃんとクッキー受け取ってる辺り流石だな、兄者よ」




( T_ゝT)「いいんだいいんだどうせ俺なんか俺なんか俺なんか…ぶつぶつ」

( ^ω^)「あれ、おいすー兄者。兄者が外出てるなんてめずらs」

( T_ゝT)「同志よおぉぉぉぉぉぉ!!」

(;^ω^)「うはwwちょww 抱きついてくんなおきめぇwwww」

( T_ゝT)「内藤なら、内藤なら俺の痛み分かるだろう!?
       世の女に見捨てられ、勝ち組から嘲られる俺の苦しみが!」

(;^ω^)「ちょ、落ち着くお。まず何の話かも分かんないお」

( う_ゝ`)「すまん…つい」

( ^ω^)「まぁ何があったか知らないけど、ブーンで良ければ話聞いてあげるお」

( ´_ゝ`)「そうしてくれるか…ありがとう。やはり持つべきものは友だな」

( ^ω^)「気にすんなお。あ、暇ならその後ついでに買い物付き合ってくれお。
      何買ったらいいか悩んでるんだお」

( ´_ゝ`)「あぁ…そうし」

( ´_ゝ`)「…買い物?」

(*^ω^)「明日ホワイトデーだお? バレンタインにツンにチョコ貰ったからそのお返s」

(#´_ゝ`)「逆賊め!!!!!」

(;^ω^)「お…?」

(#´_ゝ`)「貴様に話すことなど何もない! とっとと俺の前から消え失せろ!!」

 だっ!

(;^ω^)「行っちゃった… いったい何だったんだお?」

(*^ω^)「まぁいいお。早くプレゼント買いに行くお。ツンの喜ぶ顔が目に浮かぶお~ふひひ」




(#´_ゝ`)「ちくしょう内藤の奴いつの間におにゃのこからチョコを貰える身分に…
      内藤のくせに内藤のくせにピザデブのくせにピザヲタのくせに…ぐちぐち」

('A`)ウツダシノウ

( T_ゝT)「同志よおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

(;'A`)「あ? え、な、うわぁ!」

 どんっ びたーん!

(゚A゚)「ぐぇぇ」

( T_ゝT)「お前は、ドクオ、お前は俺の仲間だよな!? 内藤みたいに裏切らないよな!?」

(゚A゚)「お、重、ぐるじ、ちょ、どいて、首…死ぬ、死ぬ!」

( ´_ゝ`)「あー、すまんつい興奮して」

(;'A`)「つい、で殺されちゃかなわんぜマジで…」

('A`)「で、何か用?」

( ´_ゝ`)「実はかくかくしかじか」

('A`)「要するにバレンタイン勝ち組死ねってことか」

( ´_ゝ`)「うむ」

('A`)「…安心しろ。俺もホワイトデーなんざ全く無関係の男さ」

(*´_ゝ`)「そか、よかった」

('A`)「俺もさっき内藤に買い物誘われてさ…俺が何も貰えなかったの知ってるくせにあの野郎
    ……当然断ったが」

( ´_ゝ`)「それはむかつくな」

('A`)「嫉妬心に火がついたぜ… はっ、どうせ俺みたいな奴はカーチャンの同情チョコくらいしか貰えねぇよ!」

( ´_ゝ`)「え?」

('A`)「え?」

( ´_ゝ`)「貰ったの? バレンタインにチョコ」

('A`)「母親のなんか貰った内に入らないだろ常考」

(#´_ゝ`)「この裏切り者おぉおぉぉぉぉぉぉっっ!!」

 ごっ!

(゚A(#)「あべしっ!」

(#´_ゝ`)「死ね! 氏ねじゃなくて死ね! あとちゃんとカーチャンにもお返ししろよこの薄情息子!」

 だーっ!

(゚A(#)「……」

('A(#)「そうだよな…カーチャンだって俺のことを思ってチョコくれたんだもんな…」

('A`)「何か買いに行くか… カーチャン何あげたら喜ぶかな…」




( T_ゝT)「はぁ、結局真の負け組は俺だけか…」

( ´_ゝ`)「しかし久しぶりに外出て走り回ったから腹減ったな」

( ´_ゝ`)「弟者に貰ったクッキーでも食うか…」

 がさがさ

( ´_ゝ`)「クッキーうめぇwwww」

( ゚∀゚)「はぁー…」

( ´_ゝ`)「ん? ジョルジュじゃないか。どうしたため息などついて」

( ゚∀゚)「ん、よう、兄者。珍しいな外で会うなんて」

( ´_ゝ`)「どうかしたのか?」

( ゚∀゚)「いや? さっきちょっとモララーに買い物付き合わされただけさ。ホワイトデーのお返しだそうで」

( ´_ゝ`)「モララーは100%勝ち組だよな死ね」

( ゚∀゚)「同感だ」

( ´_ゝ`)「何言ってんだ、どうせジョルジュも勝ち組なんだろ? ホワイトデーのお返しの額で悩むくらい」

( ゚∀゚)「んなことねーよ。俺のバレンタインのチョコ数0だぜ? ホワイトデーなんか全く関係ないね」

(;´_ゝ`)「噂のイケメンジョルジュがチョコ0だとぉ!? 嘘をつくな嘘を!」

( ゚∀゚)「いや、マジだって」

(;´_ゝ`)「馬鹿な…! あ、でもどうせ身内には貰ったってオチなんだろ! そうなんだろ!?」

( ゚∀゚)「身内…妹从 ゚∀从に『死ね』って言葉なら貰ったな…」

(;´_ゝ`)「うわぁ…」

( ゚∀゚)「あれは真面目に泣いたわ」

(;´_ゝ`)「で、でも昨年はたくさん貰ってなかったか?」

( ゚∀゚)「昨年か…懐かしいな。下駄箱開けたらチョコが滝みたいに降ってきやがんの。
     机の上にも中にもチョコの山」

( ゚∀゚)「あの頃は良かった…」

(;´_ゝ`)「一年の間にいったい何が…」

( ゚∀゚)「何、大したことじゃねぇのさ。
     ただ俺がちょっとおっぱいおっぱい叫んだり
     おっぱいについて熱く議論したり
     ところ構わずおにゃのこのおっぱい揉みまくったり
     着替えを盗撮しておっぱい写真入手したり
     こっそり更衣室からブラジャー持ち出したりしただけさ…」

( ´_ゝ`)「把握した」

( ゚∀゚)「女ってのはさ…最初は顔で人を判断してちやほやしときながら、
     ちょっと自分の理想に合わないと簡単に捨て去る身勝手な存在なんだよ…」

( ´_ゝ`)「そーいうレベルの問題じゃ」

( ゚∀゚)「昨年までの勝ち組が、今は負け組中の負け組だぜ…? ははっ、笑いたきゃ笑えよ」

(;´_ゝ`)「いや…その…話振って正直すまんかった」

(  ∀ )「兄者…お前には分かんねぇだろ。最初から負け組のお前には。この俺の苦しみが」

(;´_ゝ`)「……」

 がさがさ

( ´_ゝ`)「…クッキー食うか?」

( ;∀;)「慰めなんかいらねぇよばかやろぉぉーっっ!!」




 ばたん

( ´_ゝ`)「ただいまー」

(´<_` )「おかえり。遅かったな」

( ´_ゝ`)「うん。たまには外もいいな」

(´<_` )「たまにじゃなくてもっと頻繁に出て欲しいものだが」

( ´_ゝ`)「ばっかお前、そうしたらFMVたんが淋しがるだろーが!」

(´<_` )「ねーよ」

( ´_ゝ`)「バカ、機械だってなぁ、愛情持って接してやれば魂がだなぁ」

(´<_` )「お前が愛情向けてるのはFMVじゃなくて画面に映ってるエロ画だろ」

( ´_ゝ`)「……」

(´<_` )「……」

( ´_ゝ`)「返す言葉もありません」

(´<_` )「少しは否定しろ」


( ´_ゝ`)「なぁ弟者」

(´<_` )「ん?」

( ´_ゝ`)「今日はちょっと弟者の気持ちが分かった気がする」

(´<_` )「そうか」

( ´_ゝ`)「うん」

( ´_ゝ`)「……」

(´<_` )「……」


( ´_ゝ`)「なぁ弟者」

(´<_` )「今度はなんだ?」

( ´_ゝ`)「クッキーありがとな。旨かったよ」

(´<_` )「…どういたしまして」





この小説は2008年3月14日から2008年3月15日にかけてニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:891a3C9AO 氏(ID:oJk8csFhO)



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/02 14:40 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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