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ξ ゚⊿゚)ξ魔法少女のようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ






魔法少女、それ即ち最後の聖域。



20080223083209.jpg




 古より伝わってきた魔法文化は世界中で浸透し、魔法という技術は今や当たり前となっていた。
 人間が内に秘める力、魔力。
 又の名を第六感と言われ、それは命あるもの全てが持ち得る力であった。
 人間の臓器の一つとして魔臓という臓器があり、その魔臓が脳より与えられた情報を皮膚を通して具現化するのだ。

 一口に言っても、魔法は非常に幅広い。
 魔力を込めた特殊なインクを用いて描く魔方陣を始め、媒体に魔力を込めて自由に操る事も出来る。
 また魔力を上手く扱えば、ある空間の温度を魔力で操作する事により、氷や炎を生み出す事も可能である。

 そして、その魔力が一番高まる時期というのが俗に言う幼年期である。
 精神の発達が著しい期間である事が関係しているのか。
 少年少女の魔力は大人に比べて高い。
 無論、大人になればなる程精神の熟成により魔力の扱い方も上手くなるので、魔法の強さはその限りでは無い。

 そして、問題が一つあった。
 少女は魔力が高く、精神は幼い。
 凄まじい力も持つのに、その使い方を知らないのだ。
 その弊害も多い。それは今や社会問題にまでなっていた。


ξ ゚⊿゚)ξ「あぁ~……暇」

 彼女の名をツンデレと言った。生粋の魔法少女である。
 金髪ツインテール、纏うはピンク色のフリル付きドレス。
 どこからどう見ても魔法少女である。
 更に手に持つハート型の宝石を御覧に頂こう――――これはもう彼女を魔法少女と言うしかないだろう。

ξ ゚⊿゚)ξ「何か面白い事ないかなぁ~……」

 ツンデレは地上より遥か上空、大気圏外の宇宙空間に居る。
 月の隣りらへんでプカプカ浮かんでいる。
 真空の空間である宇宙空間において平然としていられるのは彼女が魔法少女だからである。
 常人を遥かに超越した魔力を持つ彼女は
 例え火の中水の中風の中宇宙の中あの子のスカートの中だろうと、生きていられる。

 それは彼女が魔法少女だからである。
 彼女は魔法少女の中でも特別力が強かった。世界一だった。

 ――――それ故に彼女は超が付く程のわがままだった。


ξ ゚⊿゚)ξ「ん~……あっ! そうだぁ☆」

 ☆、語尾な星である。ちなみに語尾に星が付くのは魔法少女の特権である。
 これがどこぞの女子高生だとしよう。そして、スイーツ(笑)とかほざいたとしよう。
 ぶっ飛ばしもんである。いっちょ首の骨でもくびり折りたくなるのが人情ってもんである。
 だがしかし、このツンデレは魔法少女。
 語尾に星を許されるのである。魔法少女であるが故に。

ξ ゚⊿゚)ξ「久し振りに国の一つでも滅ぼしちゃおっかな~……その後はスイーツ(笑)でも食べよっと」

 危ない所だった。
 もしツンデレが魔法少女でなかったら、私は彼女の延髄を金属バットでぶん殴っていた所である。
 だが、しかし彼女は魔法少女。前述した通り、スイーツ(笑)とほざこうと許されるのである。

 話を戻そう。
 彼女は今、国を滅ぼすと言った。栗でも蟹でも無い、国である。
 国を滅ぼす。そんな事が一個人に可能なのか?
 そう御思いの方々も多い事であろう。


 ―――可能なのである。
 何故なら彼女は魔法少女だから。



ξ ゚⊿゚)ξ「よ~しっ! そうと決まったら! 
       チチンプイプイアブラカターブラ……(呪文詠唱)」

 ツンデレはじゅもんをとなえた!


 彼女がハートの宝石を振り回す。その軌跡に虹色の光が付いて来る。
 背景も宇宙空間だったのが、いつの間にか変わってカラフルなステージ舞台である。
 魔法少女には付き物の変身シーン又は必殺業シーンに限っての特別演出だ。

 これがアニメーションだと作家の人達が大変だろうが、これは小説である。描写が三行で済んだ。


ξ ゚⊿゚)ξ「『※』闇の奥義第弐の術―――ダークブラックホール(暗黒の穴)」


 彼女はまるでヤクザみたいな重低音で呪文を唱え終えた。
 魔法少女と言ったらギャップである。必殺技の時は、声が重低音。これがマニアにはたまらない。
 技の名称がイヤに幼稚なのも、そのギャップを狙っての事である(暗黒微笑)


※:『ダークブラックホール(暗黒の穴)』
闇の魔法少女、ツンデレの得意技の一つの闇鏡流魔術の内の一つの術
空間上に存在する重力を圧縮し、ブラックホールを作る。向こう側は術者の任意の場所に繋がる。
相手は死ぬ。



ξ ゚⊿゚)ξ「待っててね国民の皆! 今から絶望の淵に叩き込んであ・げ・る・!」

 彼女は笑顔で目の前に魔法で開いた黒いブラックホールに飛び込む。
 この後数秒後具体的には数行後には、頭の中で思い浮かべた場所に彼女は立っているのである。
 何と便利な魔法であろう。こんな力が使えるのも彼女が魔法少女だからであろう。


 そして、場面は変わり―――ここはある大国、名をVIP国と言った。



ξ ゚⊿゚)ξ「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」


 ドカーン!

  ズゴゴゴゴ...

   キャーキャー ウワァー

    チュッドォ――――――ン!!!!!!

 
 阿鼻叫喚、地獄絵図、。地獄が体現された光景がそこにはあった。


('A`)「ぐわー」

(,,゚Д゚)「ぎゃーしぬー」

('、`*川「たすけてーいやー」

ξ*゚⊿゚)ξ「キャハハハハハハハハハハ!!! 楽しー!!!」


 次々と飛来する巨大隕石、噴火した火山から溶岩が噴き出し、大地は地割れで真っ二つ。
 津波が人を飲み込み、天より落ちた雷が人を穿ち、竜巻が人を細切れにする。
 まさにこの世の終わりだが、この現象も全てツンデレの魔法によるものである。

 その名も大魔法『エターナルマテリアルフォースゴッドディスティニー(ry』

 難解な魔方陣を描くのに一時間、複雑な呪文詠唱に三時間、必殺技シーン演出に十秒かかった魔法である。
 その描写は壮絶で驚嘆で誰もが舌を巻く文章力と数百レスに及ぶ長さだったのだが、全て省略した。

 焼け焦げた屍体となりながらも尚、奇声をあげもがき苦しむ国民達。
 断末魔が辺りを飛び交う。
 人々は逃げ惑い、ただ死んでいく。愉快に高笑いをする魔法少女の眼下で、何も出来ずに。

 あぁ……このままVIP国はツンデレという魔法少女に滅ぼされてしまうのだろうか?

 誰もがそう思った――――その時である!!!!!


川 ゚ -゚)「―――こまでだ」

ξ ゚⊿゚)ξ「誰!?」


 突如、ツンデレに振り下ろされる白刃。
 それを彼女は紙一重で避け、ステッキを横凪に振るう。
 それを下から上に振るわれた刀の刃が弾き、地平線の彼方まで響くような甲高い金属音を掻き鳴らす。
 それと同時に白刃を振るった影は後ろに跳躍。ツンデレとその影は御互いの姿を確認する。

 現れたのは黒髪の女子高生の制服姿の少女だった。その手には日本刀。
 女子高生の制服に日本刀、この組み合わせたもまたギャップである。マニアにはたまらない。
 常にパンチラ。
 黒髪。日本刀標準装備。
 巨乳。
 ここら辺が帯刀少女のステータスである。
 
 そして、この少女の正体とは?もう御気付きの方も多いだろう――――そう!この少女の正体とは!!!


川 ゚ -゚)「和の国から参った。チャンバラ魔法少女クーと申す者」

ξ ゚⊿゚)ξ「やっぱり……貴女も魔法少女!!!」


 やはり、魔法少女である。期待を裏切らない展開、意外な事実、流石である。


川 ゚ -゚)「同じ魔法少女と言えど、その方のこの狼藉……悪いが手加減は出来ぬ」

ξ ゚⊿゚)ξ「手加減すると死ぬわよ……まぁしなくても貴女は死ぬけどね」

川 ゚ -゚)「口だけは動くようだな……来ないならこちらから行くぞ!」

ξ#゚⊿゚)ξ「来なさい! 貴女のその自信を粉々に打ち砕いた挙句に地べたを舐めさせてあげるわ!」

川 ゚ -゚)「行くぞ! てやー!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「えい!」

川 ゚ -゚)「なかなかやるなー。これはどうだー」

ξ ゚⊿゚)ξ「なんのー。おかえしだー」

川 ゚ -゚)「うわーやーらーれーた~」


※:上記の応酬の行間にはツンデレとクーの戦いの壮絶な描写が書かれる予定でした。
   しかし、この辺りで作者がこの話を書くのに飽きてきた為に、誠に勝手ながら省略する運びとなりました。
   関係者及び読者の方々には唯唯深く謝罪するのみであり、反省の念がある事を此処に記します。



川;゚ -゚)「はぁはぁ……」

ξ ゚⊿゚)ξ「あら? もう終わりかしら?」

川;゚ -゚)「クソっ! こんなにも強いとは……!」

 肩で息をするクー。それを見据えるツンデレ。
 クーは制服の至る所が切り刻まれ、肌が露出していた。制服から血が滴り落ちる。
 これだけ切り刻まれて大事な部分は無傷な所も、魔法少女たるゆえんという事だろう。

ξ ゚⊿゚)ξ「私もこの国滅ぼすので忙しいから……とっと消えて?」

川;゚ -゚)「ここまでか……」

从 ゚∀从「おっと待ちな。そこまでだ、ツンデレとやら」

ξ;゚⊿゚)ξ「!! 何者!?」

从 ゚∀从「人は私を体育会系魔法少女ハインリッヒと呼ぶ」

川 ゚ -゚)「ハイン!! お前来るなと言ったのに!!!」

从 ゚∀从「無事か、クー。それに、俺だけじゃないぜ……! 後ろを見てみな」


ξ;゚⊿゚)ξ「な、なんですってー!!!」

川 ゚ -゚)「みんな……!」



(*゚ー゚)「白衣の天使な魔法少女しぃも来たよ☆」

从 ゚∀从「体育会系魔法少女ハインリッヒ参上だぜ!!!」

ノハ ゚⊿゚)「熱血系魔法少女素直ヒート推参!!!!」

川д川「呪い系魔法少女……貞子……」

从'ー'从「天然系魔法少女渡辺も来たよ~。弁当箱がないよ~」

J( 'ー`)し「母親系魔法熟女カーチャンだよ。ちゃんと御飯食べてるかい?」

(*゚∀゚)「狂気系魔法少女ツーも来た来たよ来たよきたきたたきキタタキタ北気他北北(ry アヒャヒャヒャヒャャ!!!」

('、`*川「お姉様系魔法少女ペニサス伊藤、宜しくぅ~」

(*‘ω‘ *)「チ○ポ系魔法少女ちんぽっぽ!! ぼいんっ!」

ζ(゚ー゚*ζ「照れ系魔法少女デレデレです!! お願いします!!!」

lw´‐ _‐ノv「シュール系魔法少女……素直シュール……の様な気がする」

*(‘‘)*「元祖魔法少女!! ヘリカル沢近ですぅ!」

( ∵)「コーホー」



ξ;゚⊿゚)ξ「こ、これが友情パワーか……!」




 一斉に放たれる総勢十四人の魔法少女の必殺技。

 それをまともに喰らい、醜い断末魔を放つツンデレ。



 そして――――爆発した。

   これが後に言うビックバンである。

     宇宙はこうして生まれた。

       そして数十億年の歳月が経ち

        今の我々がここにいるのだ。




―完。





この小説は2008年2月9日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:z1KEuYguO 氏



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[ 2010/01/02 13:32 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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