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('A`)ドクオ達は過去の傷を抉るようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




過去、現在、未来。

運命の女神達が調和させる、この三つの中でどれが強いのだろうか。

それは過去だ。過去は変えられない足跡。

現在と未来の土台とも言える。

『あの時、ああしていれば、こうにはならなかった』

などと、過去はいつも私達を悩ませる。

そんな過去を味方につけ、戦う者逹がいる。

これは勇敢な戦士が、未来へと線を紡いで行く物語。

かもしれない。



20080202055601.jpg




教室にドクオの怒鳴り声が響く。
ドクオは消しゴムを片手にブーンへと詰め寄る。
ブーンはドクオから借りた消しゴムを、あろう事か、角を……角を使ってしまったのだ。
それは禁断の領域であった。

(#'A`)「ブーン! てめえ……俺の消しゴムの角使っただろ!」

( ^ω^)「そんな事くらいで怒んなお」

( A )「そんな事くらい……だと……?」

ドクオの顔からありとあらゆる感情が消え失る。
全身をわなわなと震わせ、消しゴムを爪で抉り潰した。

川 ゚ -゚)「勿体ね」

そんな二人の様子をクーは、椅子に座りながら頬杖をついて見ている。

(゚A゚)「久々にキレちまったよ……」

( ^ω^)「お? やる気かお? 僕に勝てるとでも?」

ドクオはバックステップでブーンから距離を取った。
格ゲーで言うところの『←←入力』である。

(# A )「――過去の力を思い知れ」

この世には過去の力の行使を出来る、特殊な人間が居る。

過去の力。
特筆すべきは精神を揺さぶる攻撃だ。
属性に因っては殺傷能力すら兼ね備えている。
ドクオとブーンはその類い稀なる力の持ち主。

川 ゚ -゚)「まーた始まった」


ドクオは足腰に力を込め、両手をブーンへと翳す。
するとどうした事でしょう! 彼の両手が輝き始めたではありませんか!
静かにドクオはブーンへと口を開く。

('A`)「ブーン、お前の黒歴史ノート、拝見させて貰ったぜ」

(;^ω^)「な!?」

その言葉を聞いたブーンは余裕の笑みを崩し、みるみる内に青ざめて行く。
黒歴史ノート。かの有名な死霊秘本よりも危険な書物。

('A`)「『右手と左手、合わせてうさうさ~♪』」

(  ω )「や、やめろ……」

('A`)『右手と左手を合わせてにゃんにゃん~♪』

ドクオが奏でているのは、その昔、ブーンが密かに創った歌詞だった。
若かりし日、楽器等を扱える訳でも無いのに、歌詞を書いた事は無かっただろうか?

川 ゚ -゚)「『右手と左手を合わせてわんわん~♪』」


ブーンはがくりと膝を地面に着いた。
何故、さっさと処理しなかったのだ。
何故、あんな物を書いたのだ。
そんな悲壮感がブーンの体を切り刻み、血が流れる。

('A`)「ふん、大した事ねぇな」

ドクオはブーンを見下ろし、勝利の台詞を吐き捨てる。
しかし。
ブーンの目にはまだ、闘志が宿っていた。

(メ ω )「――ドクオ。ライトノベルの新人賞に投稿したんだってお?」

(;'A`)「!? な、何故それを……」

(メ ω )「クーから聞いたお」

川 ゚ -゚)ノ「女にべらべら喋る物じゃないぞ」

(メ^ω^)「タイトルは『死神探偵団』」

ブーンはゆらりと立ち上がり、矢継ぎ早に言葉を投げ掛ける。

(メ^ω^)「ロリロリな死神逹(笑)の父親が濡れ衣を着せられる。
       無実を証明する為、死神逹は奮闘。
       しかしそれは単なる序章でしか無かった。
       いつしか世界の命運(笑)を賭けた戦いに巻き込まれて行く」

ブーンの背中に白い光を放つ翼が生える。

(メ^ω^)「ロリロリ死神達の名前は昔好きだった女の子から、だっておwwwww」

それは崩壊の序曲。

(メ^ω^)「流石ドクオ。素晴らしい想像力だお(笑)」

( A )「……………」

川 ゚ -゚)「ドクオが前、『殺陣』を『さつじん』って読んだのをふと思いだした」

過ちだ。
今考えれば、ストーリー展開に無理がありすぎた。
あと、なして好いとう子の名前さ、つけよったんじゃ。
クー、何故、地味に追い討ちをかけた。
何故じゃ、何故なんじゃ!!
ドクオは恥ずかしさの余り吹き飛ばされ、教室の壁へと背中から叩き付けられた。

(メ A )「…………く」

(メ^ω^)「ドクオの力も大した事ないお」

今度はブーンが腕を組み勝ち誇る。
と、その時、横目で二人の様子を伺っていたクーがふと呟いた。

川 ゚ -゚)「あのさ」

(メ^ω^)「?」

(メ A )「……………?」







川 ゚ -゚)ノ「『はーい、二人組作ってー』」






教室が爆発した。









この小説は2008年1月19日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:PSPNd/lBO 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです


お題
・右手と左手、合わせてうさうさ~♪
・死神探偵団と拾った父が無実を信じて奮闘


ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2010/01/02 11:50 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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