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( ^ω^)無題


499 :お願いします:2008/08/15(金) 02:14:34.55 ID:LNIefqUmO

僕は鳥が好きだ。

鳴き声も、柔らかそうな体毛も素晴らしい。
しかし、何より好きなのはあの華麗に空を飛ぶ姿だ。
軽やかで、美しい。
あの姿を見ているだけで幸せな気分になる。

まさに、僕とは対極だ。

クラスメートの女の子に言わせれば、僕の声を聞くと不快になり、姿を見ているだけで吐き気を催すらしい。

だが、僕にはわかる。
これは照れ隠しに言ったのだろう。
証拠に彼女は毎日僕に話しかけてくる。



500 :お願いします:2008/08/15(金) 02:16:02.35 ID:LNIefqUmO

毎日々々、飽きる事なく、死ね、キモイ、ウザイ等々。

始めはとても悩んだものだ。
嫌われているのかと思っていた。
が、どうやら違っていたようだ。

何故かって?

彼女が、わざわざ僕の夢に出てきて言ってくれたのだ。

僕の事が好きだ、と。



501 :お願いします:2008/08/15(金) 02:18:09.82 ID:LNIefqUmO

それから、僕の生活は一変した。
学校にいるときは常に目で追い、たまに視線が合えば微笑んであげた。

学校が終われば決まって一緒に帰ってあげた。
僕は緊張して話しかける事は出来なかったけれど。

ああ、そういえば、よく彼女の家に遊びに行ったりもしたなぁ。
決まって彼女は居なかったけどね。

恥ずかしがってどこかに隠れていたんだよね。
僕にはわかる。

じゃなきゃ、一緒に帰ってる時に家の鍵を置いていかないはずだしね。

家に行った時には決まって下着を拝借したっけ。



502 :ラストです:2008/08/15(金) 02:20:18.36 ID:LNIefqUmO

丁度今みたいに。


( ^ω^) 「でも、いいおね。
君は僕の為に買っておいてくれたんだし。」


彼女の部屋で、僕は呟く。

カン、カン、カン―――
足音が聞こえる。

ああ、どうやらやっと彼女は出てきてくれる気になったようだ。
楽しみで仕方ない。


何の話をしようか?
ああ……楽しみだなぁ……


[ 2008/08/15 09:43 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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