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川 ゚ -゚)クーが暴力の虚しさに気付くようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ





20080116064613.jpg




某日某時刻。
我が親友であるツンが格闘技系運動部員数名をフルボッコにする事件が起きた。

ことの発端は、ずばり"におい"。
ツンは剣道部マネージャーであるため臭いには寛容な方ではあるが、
突如隣の多目的教室から流れてきたそれに対してマジ切れしてしまったのだ。


ξ#゚⊿゚)ξ「キムチ鍋なんかしてるのはどこの馬鹿よ! ぬっ殺してやるんだから!」


隣の多目的教室はテコンドー部と拳法部の部室である。
最初の犠牲となったのはスープ番をしていたテコンドー部員で、
「最高の出来ニダ」などとホルホルしていた所をジャーマンスープレックスで失神KO。

そんな事情を知らずに「水餃子出来たアルヨ」と教室に入ってきた拳法部員は、
二連蹴りから540度後ろ回し蹴りで顎を粉砕。

さらに「ぞぬ肉買ってきたんよ」と教室に入ってきたボクシング部員を、
電光石火のワンツーからテンカオで撃墜。

最後に教室に入ってきたレスリング部員は運悪くツンと目をあわせてしまい、
弾丸タックルでテイクダウンの後失神するまでパウンドを落とされた。


後に聞いた話によれば、彼らはそこで細やかな鍋パーティーを開こうとしていたらしい。
とは言え学校に無断でそんなことをしようとしていたことがバレれば、
それはそれで面倒なことになるわけで、
ツンに暴行されたことを隠すかわりに鍋未遂も内々に処理されたわけだ。

その名残で、VIP高校には"ツン最強伝説"なるものが非公式ながら存在している。

さて、そんな最強娘に毎日殴られてる男がいる。


( ^ω^)「さすがはツンだお! 愛してるお!」

ξ*//⊿/)ξ「なななな何言っちゃってんのよあいあいあいあい愛して」

シュバッ ξ*////)ξ≡つ)ω^ ) ボイン

( ^ω^)「照れたツンも可愛いお」

シパパパξ*////)ξ≡つ)ω^ ) ボボボイン


ツンの恋人、ブーンである。
フルボッコにされた運動部員は
いずれも県大会以上の大会での入賞経験を持つ猛者たちであり、
そのことからもツンの打撃が尋常ではない破壊力であることが分かる。
友人には手加減をしているのかとも思っていたが


('A`)「いい加減ブーンと付き合っちまえよ、好きなんだろ?」

ξ*//⊿/)ξ「ばっ、ななななに言って」

ボッ ξ*////)ξ≡つ)A゚) エンッ

ξ*////)ξ「ブーンとはそんなんじゃないんだからねッ!」

( A ) ピクッ ピクッ


ドクオが何かなっちゃった所を見るに、どうやらそうでもないらしく、
つまりブーンが並外れた強度を誇っていると言うわけだ。


彼の頑強さは如何程の物か…思い立ったら行動を起こさずにはいられない。
何せ私は素直クール。
自らの欲望に素直な女。


川 ゚ -゚)「ブーンを殴ってみれば良いだけの話さ」

ξ#゚⊿゚)ξ「こらっ! いくらクーだからってダメだからね!」

川 ゚ -゚)「ちょっとだけ、一回だけだから」

ξ#゚⊿゚)ξ「ダ・メ」

川 ゚ -゚)「先っぽだけ! 十ピストンだけ!」

ξ ゚⊿゚)ξ ダメ

川 ゚ -゚) ケチ


だが私は挫けない。
何せ私はs(ry

私も打撃には少しばかり自信がある。
剣道で体を鍛えているし、
空手や太極拳やテコンドーの演舞を研究実践するほどの格闘技マニアだ。
当然、電気コードを用いてシャドーボクシングも欠かさない。

とは言え、何事にもリハーサルは必要である。


川 ゚ -゚)「ドクオ、ちょっと付き合え」

('A`) ?

川 ゚ -゚)「よし。歯を食いしばって腹筋に力を入れろ」

('A`)「なんだかよくわからんが…」

(#'A`)「ふんぬっ!」

川 ゚ -゚) そぉい!

ドムッ

(゚A゚)「ゲフゥ…!」

バタッ


苦手な左ボディフックでもこの威力とは、我ながら大したものだ。
ドクオとブーンの違いはあれど、得意の右正拳突きを鳩尾に叩き込んでやれば、
まあ無事では済むまい。
万が一の場合はミドルキックで追撃してやれば良い。


( A`) ファーブルスコ…ファーブルスコ…

川 ゚ -゚) …

川 ゚ -゚)≡つ)A゚) モルスァ!


だが、一つ問題がある。
それはブーンが剣道部員であり、すなわちツンが常に隣にいることだ。

ブーンはともかく、ツンを殴ることなど出来はしないし、
もし殴り返されたら、私ごときでは洒落にならない事態になるだろう。
何とかしてツンを遠ざける必要がある。


川 ゚ -゚) (ボブチャンチン師匠…何か策は無いのでしょうか…)

川 ゚ -゚) ポクポクポク…

川 ゚д゚) チーン!

 

川 ゚ -゚)「ツン、ブーンを殴らせろ」

ξ ゚⊿゚)ξ「ダメ」

川 ゚ -゚)「一発殴らせるか、一発セクロス」

ξ;゚⊿゚)ξ「どっちもダメ!」

川 ゚ -゚) …

ξ ゚―゚)ξ …

川 ゚ -゚)「ケチ」

ξ ゚⊿゚)ξ「なんとでもおっしゃい」

川 ゚ -゚)「貧乳」

ξ ;⊿;)ξ !!!

ξ つ⊿;)ξ「あんなの飾りです!偉い人にはそれが(ry」

川 ゚ -゚)「飾らない自分(笑) 等身大の自分(笑) 飾りすら無いなんて…プッwww」

川 ゚ -゚)「ちなみに、私のバストはDカップです。
     ですがもちろんバストであなたと闘う気はありませんから
     ご心配なく…」

  ≡ ξ つ⊿;)ξ ウワァァァァァン

川 ゚ -゚) …


何せ私は素直クール。
自らの欲望を満たすためなら友情を犠牲にすることもいとわない、クールな女。
後でフォローするからすっこんでな。


川 ゚ -゚)「ブーン、ちょっと来てくれ」

( ^ω^) ?


ドクオの時は構える猶予を与えたが、ブーンには必要あるまい。
『ジャブなんてセコいパンチはいらねえ。男なら初っぱなから右をぶちこむもんだぜ』
かの名伯楽、丹下段平もそう言っていたはずだ。
許せブーン。そして、死ね。


川#゚ -゚) ちェりアアッ!

グモッ

( ^ω^) …

川 ゚ -゚) …

( ^ω^) ?

川 ゚ -゚) ゴメンネ

( ^ω^)ノシ


完璧な角度、完璧なタイミング、完璧な手応え…しかしブーンは平然と去っていった。

まるで通じなかった。
私はブーンに完膚無きまでに叩きのめされたのだ。
主に手首を中心に。


川;゚ -゚)(手首痛ぇwwww)


『ブーン君のここ…こんなに硬くなってるよぉ?』なんてレベルじゃない。
きっと奴は肥満ではなくよくしぼりこまれた巨大な筋肉に違いない。
そう考えれば納得がいく。

銃が小さすぎたか、鳩尾をプレートでカバーしてあったか。
ナルホド…一介のJKなど歯が立たなかったわけだ。
およそ人体が絶命だけを免れるギリギリの破壊を行使されなかっただけでも
良しとせねばなるまい。


川;゚ -゚) ヤイサホー


かくして私は手首を痛め、その日の部活動は別メニューを行うこととなった。


川 ゚ -゚)「ツン、ちょっとテーピングをしてほしいんだが」

ξ ゚⊿゚)ξ「もう…大会も近いんだから、気を付けないと」

川 ゚ -゚)「すまない。あと、さっきはすまなかった」

川 ゚ -゚)「私は小さなおっぱいが好きで好きでたまらん」

フニフニフニ…

ξ//⊿/)ξ「ちょっ、何触ってんの!」

川 ゚ -゚)「私のも触って良いぞ」

ξ;////)ξ …アトデ

│ω^;) ゴクリ

ξ*゚⊿゚)ξ !

ξ*゚⊿゚)ξ「ブーン!貴様!見ているなッ!」

( ゚ω゚) !!!

シュボッ ξ;゚⊿゚)ξ≡つ)ω^;) バイン

ξ;゚⊿゚)ξ「ブーンは早く練習に戻りなさい! クーは完治するまで無理しないこと!」

川 ゚ -゚)「ツン。人体と言うものは案外頑丈だから、不用意に殴ると手首を痛めるぞ」

ξ ゚⊿゚)ξ ?

川 ゚ -゚)「まあ、君は何ともないようだが」

ξ ゚⊿゚)ξ「うん、まあブーン柔らかいし、大丈夫よ」

川  - )


なんだろう、この強烈な敗北感は…。
いや、硬いのは体だけで案外フニャチンかも知れない。
ええい、リベンジだリベンジ。
足は腕の三倍強いって言うし。回転後ろ蹴りとミドルキックでブッ飛ばしてやる。


川 ゚ -゚)「ブーンや、ちょいと来ておくれ」

((( ^ω^)

川 ゚ -゚) しぇりゃああ!

モガッ

川 ゚ -゚) そいやああ!

グモッ

(;^ω^) …

(;^ω^)「どうしたんだお?」

川 ゚ -゚)「いや…実は君の頑丈さを試したくてな…。すまない、だがもう終わりだ」

川 ゚ -゚))) ヒョコッヒョコッ

│ -゚))) ヒョコッヒョコッ

(;^ω^) …


結局私の打撃はまるで役に立たなかった。
ブーンの体は硬く、重く、私に出来る最強の技さえもあっさり弾き返された。
しかもお釣り付きで。


川 ゚ -゚) ヒョコヒョコ…

川;゚ -゚)(…折れてる折れてる折れてる折れてるおr)


運良く私の骨は無事だったが、とにもかくにも、私の戦いは終わった。
戦いはいつも虚しい。


川 ゚ -゚)「Love&Peace。世界に愛と平和を」

ξ ゚⊿゚)ξ「なに? 急に」

川 ゚ -゚)「ちょっとな。暴力の虚しさを感じていたのだよ」

ξ ゚⊿゚)ξ フーン
 
川 ゚ -゚) …




川 ゚ -゚) 終わりだ


 


この小説は2007年12月26日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:nHzIKez6O 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


 
[ 2010/01/02 11:02 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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