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( ^ω^)達はみっちり詰まっているようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




ぷろろーぐ『箱がひとつあったとさ』

それは、ずっと前からそこにあった。
誰が置いたのか、いつから置かれているのか誰も知らない、長方形の箱。
ずっと野晒しなのに、朽ちる事無く立ち続けている鉄製の箱。

それは、ロッカー。
道端に放置されたロッカー。
何故こんな所にロッカーがあるのかなんて誰も気にしない。
それくらい、ずっと昔からあるロッカー。

いつもは空っぽのそのロッカーも、今日だけは少し違っていた。
いつもと違うのはその中身。
今日のロッカーは、


(;^ω^)「……暑いお」

二十代半ばのサラリーマン。


(;´・ω・`)「……暑いね」

ちょっと内気な小学生。


川;゚ -゚)「……シャワー浴びて床に全裸で寝転がりたい……」

部活帰りの中学生。


その三人で、みっちりと詰まっていた。

そのロッカーが何でそんな道端にあるのかなんて誰も知らない。
言える事は、三人とも自らロッカーを開け、ここに入った。
ただ、それだけ。

( ∵)「……」

ぷろろーぐ『副題:その姿、棺にも似て』



            20071028141917.jpg






13:17『ボクの場合』

(;^ω^)「ハッ……ハッ……」

ボクは、プリン片手に走っていた。
まだ夏は終っていないと最後の悪足掻き見せる太陽の下、休日の住宅街を全力で走っていた。
通行人や車を必死で避けながら、脇目も振らずに走っていた。

(;^ω^)「何で……プリン一つでこんな目に逢わなきゃならないんだお……」

愚痴を零しながらも足は止めない。少しでも足を止めれば掴まってしまう。
だからボクは走り続けなければならない。
後ろから迫り来る、

ξ#゚⊿゚)ξ「待てコラァァァァァァァァッ!」

怒り狂う嫁という存在から逃げる為に。

(;゚ω゚)「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」

ξ#゚⊿゚)ξ「止まれやコラァァァァァァッ!」

プリン三個セットの内一つを食べただけでここまで切れるなんて誰が予想できようか。
確かに食べたのは最後の一つ。何らかの補正が掛かっていても仕方が無い。
しかし、何故だ。

何故、時々恐いけど温厚な嫁がその程度の事でここまで怒り狂う。
何故、料理上手でプリンを本当に幸せそうに食べる嫁がここまで切れる。
何故、三食プリンでも構わないと豪語する優しい嫁がここまで殺気立つ。
何故、笑顔の似合う、バケツプリンを余裕で完食する嫁が髪を振り乱しながら僕を追いかける。

……うん、絶対切れるってちょっと考えれば分かるじゃん。
プリンラストONEを食ってる自分の姿を見られたらどうなるか、簡単に予想出来るじゃん。

(;^ω^)「……じゃなくて!ツン、頼むから落ち着いてくれお!」

ξ#゚⊿゚)ξ「ドリルで穿ってやんよぉぉぉぉぉぉっ!キュィィィィン!」

彼女の叫びと共に、側頭部に生えた一対のドリルが唸りを上げる。
どうやらDQNが気安く言う切れるのレベルはとっくの昔に通り越しているらしい。
今の彼女との交渉は、どんなネゴシエーターにも無理だろう。
止めれるとすれば、超一流菓子職人くらいしか浮かばない。

(;^ω^)「ガチで勘弁してくれお!」

ξ#゚⊿゚)ξ「オレサマ!オマエ!マルカジリ!」

訂正、お菓子現物じゃないと止まりそうにありません。

嫁との距離はおよそ30m程度。
男女の筋力差を考えれば、このまま走り続けていれば振り切れるかもしれない。
だが……果たして嫁を相手にして振り切れるだろうか。

(;^ω^)(……まず無理だお)

脳裏に浮かぶは高校時代の嫁。
ボクと共に陸上部に所属し、長距離走で高校記録を塗り替えた嫁。
結婚して第一線を退いたと言えども、その肉体は微塵も衰えていない。
生活を共にしている自分が言うのだから間違いない。

(;^ω^)(……どこか、隠れる場所は無いかお……)

嫁が落ち着くまでの時間を稼げる場所。
普通の場所じゃ駄目だ。
できる事なら嫁が気にも留めないような……


(;∵)(……ピコーン!)


一つ、あった。
それは、通常であれば異質な存在。
だが、ここらに住んでいる人であれば全く気にしない存在。
日課である早朝ジョギングの最中に見つけた、道端に放置されたロッカー。
其れが確かこの曲がり角の先に……

(;^ω^)「あったお!」

ボクはロッカーを開くと、躊躇する事なくその身を中に滑り込ませた。

13:25『副題:まず、内藤ホライゾンをぶち込みます』



13:41『僕の場合』

(´つω;`)「……」

九月初頭の、秋とは思えない強い日差しの中、僕は一人で道を歩いていた。

(´つω∩`)「僕……悪くないもん」

僕は、シャキンお兄ちゃんと初めて喧嘩した。
悪いのは全部お兄ちゃんだ。
僕が頑張ってフルスクラッチした1/100 ガッシャを勝手に触るからいけないんだ。
折角エアブラシを使ってMAX塗りで仕上げたのにハンマーガンを壊すのがいけないんだ。
僕は、何も悪くないもん。

(´つω・`)(お兄ちゃんなんて、お母さんから怒られちゃえばいいんだ)

僕が帰ってこなかったら、お母さんはお兄ちゃんと喧嘩したせいだって思うはずだ。
そしたらお兄ちゃんはこっぴどく怒られるだろう。いい気味だ。

(´・ω・`)「けど……今からどうしよう」

行く当てなんてどこにも無い。
友達の家に行こうかとも思ったけど、探された時にすぐ見つかるだろう。
それに、今の気分じゃ友達に嫌な思いをさせそうだから……


ξ ゚ー゚)ξ「あら、ショボン君」

(´・ω・`)「あっ、ツンさんこんにちは」

ξ ゚ー゚)ξ「こんにちは」

話しかけてきた人はツンさん。
ツンさんは隣の家に住んでいて、頭の両脇にドリルを生やしたとても綺麗な人。
初めて会った時に、おばさんと言ったらとても怖い顔をして、僕に空気を読む事を教えてくれた人だ。

ξ ゚ー゚)ξ「ねぇ、ショボン君。ウチの旦那知らない?」

(´・ω・`)「旦那さんって……いつもツンさんと一緒にいる人?」

僕の頭に浮かんだのは、いつもツンさんと一緒にいる優しそうな人。
いつもニコニコしてて、人生楽しくてたまらないんだろうなぁ。と少し羨ましくなる。

ξ ー )ξ「そうそう。あの人見つけたら……教えてね?」

(;´・ω・`)「……はい」

ξ ー )ξ「じゃあ、お願いね」

ツンさんは怖い眼のままそう言い残し、どこかへ行ってしまった。
旦那さんも可哀想に。
多分、見つかった日にはツンさんに死ぬまで詫び続けさせられるんだろうなぁ。

(´・ω・`)「オルステ……じゃなくて、探さなきゃ」

そう、ボクは探さなきゃならない。
お父さんやお母さん、それにお兄ちゃんが探しても見つからない場所を。
公園やコンビニじゃダメだ。
もっと、ばれない様な場所を……


(´∵`)(……ぴこーん!)


僕の頭の中に浮かんだのは通学路の途中にあるロッカー。
誰が置いたのか知らないけど、いつの間にか置いてあったロッカー。
あの中なら、多分見つからない。

(´・ω・`)「思い立ったら吉日って言うしね」

気付けば僕の足は小学校の方へと駆け出していた。

14:12『副題:そして、ショボンをねじ込みます』



14:16『私の場合』

川;゚ -゚)「……」

('A`)「……」

ずっと不審者に後を付けられていた。
私の勘違いでなければ、駅を出てからずっと。
一体何なのだろう。コレが噂のストーカーと言う奴なのだろうか。

川 ゚ -゚)(しかしなぁ……)

('A`)「……」

ストーカーにしては余りに動きが大雑把過ぎる。
時折立ち止まって頭を抱えたりと挙動不振であるものの、自分の存在を隠そうとしていない。

川 ゚ -゚)(……勘違いか……)

きっとここら辺に住んでいる人なのだろう。
そうに違い……

川 ゚ -゚)(……あれ?)

ふと、違和感を覚えた。
何というか、後ろにいる不審者を見た事がある気がするのだ。
それどころか何度か顔を合わせている様な……

川 ゚ -゚)(……ピコーン)

ようやく思い出した。
ウチのクラスのド…ド……ド……

川;゚ -゚)(しまった……名前が思い出せん)

……それも仕方の無い事だろう。
授業中、休み時間、昼休み、放課後と常に本を読んでいる印象しかない。
とにかく影の薄い存在。リアルステルス迷彩。そんなクラスメイトだ。

川 ゚ -゚)(……さて、どうしようか)

たまたま同じ道の可能性もあるし、私を追跡している可能性もある。
どちらにしろ、真っ直ぐ帰るというのは余り得策では無さそうだが……

(;'A`)「……よし!」

後ろで、そんな声が聞こえた。
辺りを見回すと私と彼以外、誰も人がいない。
この状況ならば、昨日読んだ漫画の如く蛇頭に拉致されたとしても誰も気付かない。

川;゚ -゚)(……この状況を待っていたという訳か)

自然と、鞄を持つ左手に力が入る。
脳裏に浮かぶのは嫌な光景。
無理矢理押し倒されたり、中華拳法という名のダンスを見せられたりするかもしれない。
もしかしたら、彼自身が綺麗な顔に風穴を開けられそうになる人の可能性だってある。

川 ゚ -゚)(……それはそれで面白いかも知れんな)

まぁ、そんな事は起こり得る訳が無いが。

(;'A`)「……」

川;゚ -゚)「……」

彼の歩くペースが速まり、それに伴い私の歩くペースも速まる。
叫んだ方がいいのだろうか。
だが、下手に刺激すれば相手が逆上する可能性もある。
ならば……逃げるしかない。

川;゚ -゚)(しかし……逃げ切れるか……?)

部活で陸上をやっているとはいえ、部活で疲労の蓄積した今の体で逃げ切れるだろうか。
全力で走れて一分。それ以上は持たないだろう。
その間にどこかへ隠れなければ。

川;゚ -゚)(……どこか隠れる場所は……)

思い出せ。どこか無いか。
あの不審者に見つからなければ何処でもいい。
どこか……どこか……


川 ∵)(……ピコーン!)


あった。ウチの近所にある謎のロッカー。
少々暑苦しいかもしれないが、あの中ならきっと見つからない筈。

だが、どうやって中に入る隙を作る?
入る姿を見られてしまっては一巻の終わり……

(;'A`)「あ、あのっ……」

川;゚ -゚)「……ッ!」

声を掛けられた瞬間、我を忘れて走り出した。

川;゚ -゚)「ハッ……ハッ……」

残された体力も考えず、全力でロッカーへと向かって走った。

ξ#゚⊿゚)ξ「何処行ったぁぁぁぁぁぁっ!」

(;'A`)「えっ……」


邪魔よッ!⊂二二二ξ#゚⊿゚)ξ二二⊃)゚A゚;)ゴッゾーラ!


14:36『副題:ああ……次はションベンだ……』



14:42『窮屈』

(;^ω^)「……暑いお」

(;´・ω・`)「……暑いね」

川;゚ -゚)「……シャワー浴びて全裸で寝転がりたい……」

( ∵)「……」

(;^ω^)「ねぇ、二人とも」

(;´・ω・`)「なぁに?」

川;゚ -゚)「なんですか?」

(;^ω^)「……プリン、食べないかお?」

( ∵)ノ「……」

(;´・ω・`)「いらない」

川;゚ -゚)「No thank you」

(;^ω^)「誰もいらないのかお……」

(´∵`)「……」

14:51『副題:引き篭もり開始』



14:56『捜索』

( A )「……ゴステ…ロ…」

(`・ω・´)「おい、ド…ド…………ドッゴーラだっけ?」

('A`)「……ドクオだよ。って……シャキン?」

(`・ω・´)「何でこんな道端で寝てるんだ?」

('A`)「何っつーか、クーさん追いかけてたら……誰かに撥ねられた」

(;`・ω・´)「最初はさて置き……車か?」

('A`)「いんや、多分生身の人間」

(`・ω・´)「まぁ、それはどうでもいいや」

(;'A`)「……」

(`・ω・´)「そんな事より暇だろ?ちょっと人探し手伝え」

(;'A`)「いや、ちょっと用z」

(`・ω・´)「お前の事情など聞いてはいない。手伝え」

(;'A`)「……はい。で、誰を探せば」

(*`・ω・´)b「俺のかわいい子猫ちゃんさ!」

(;'A`)「子猫?でも人探しって……」

(*`・ω・´)「おっとすまない、マイブラザーショボンの事だ」

('A`)「なるほど。で、写真とか無いのか?」

(*`・ω・´)b「大丈夫!ヤバいくらいに可愛いからな。一目で分かる!」

(;'A`)「……」

15:13『副題:先行き不安』



15:21『消失』

川;゚ -゚)「うーむ、やる事がないな」

(;´・ω・`)「仕方ないよ」

(;^ω^)「プリン……食べないかお?」

川;゚ -゚)「No Thank You」

(;´・ω・`)「……シネバイイノニ」

(;^ω^)「……何か酷い事言われた気がするお」

(ノ∵)ノ「……」

(;´・ω・`)「……気のせいだよ」

(;^ω^)「そうかお……あれ?」

(*∵)っU「……」

川;゚ -゚)「どうかしましたか?」

(;´・ω・`)「おしっこ?」

(;^ω^)「いや……プリン落としちゃったみたいだお」

川;゚ -゚)「えっ……しかし、落ちたような音はしてませんよね?」

(;´・ω・`)「うん。何も音とかしてないよね」

(;^ω^)「……謎だお」

(*∵)「……ゲフゥ」

15:48『副題:大変美味しゅうございました』



16:10『憤怒』

ξ#゚⊿゚)ξ「大抵の事なら笑って許せるけど……」

 |∵)「……」

ξ# ⊿ )ξ「これはメチャ許せんよなァ……」

 |∵)「……」

ウィーン⊂二二二ξ# ⊿ )ξ二二⊃ガシャン「……システムオールグリーン」

 |∵)「……」

―=⊂二二二ξ#゚⊿゚)ξ二二⊃「ツン・ナイトウ……出るッ!」

 |∵)ノシ「……」

16:18『副題:ロッカー前よりお送りしました』



16:40『渇望』

(;´・ω・`)「……のど渇いた」

(;^ω^)「飲み物無いから、ちょっと我慢してほしいお」

川;゚ -゚)「……そういえば左ポケットに飴が一つあったな。ショボン君、食べるか?」

(*´・ω・`)「ホント!?ちょーだい!」

(;^ω^)(欲しいけど……一つしかないなら我慢だお)

( ∵)ノ「……」

川;゚ -゚)「その代わり自分で取ってくれ。左手は鞄を持ってるせいで使えないんだ」

(*´・ω・`)「はーい」

(´∵`)「……」

(;´・ω・`)「えっと……このチャックかなー?」

川;゚ -゚)「あっ、ショボン君それはスカートのッ……」

(;´・ω・`)「何か中がツルツルしてる……あれ?もう一つポッケがある」

川 ///)「んッ…それはパンッ……りか…ぁる……」

(*^ω^)(何か分からんがおっきしたお)

(*∵)=3「……」

(;´・ω・`)「あれ、粒みたいなのが……これかな?」

川 ///)「ふぁ……がンッ…ぶらすた……ぁンッ……」

(;´・ω・`)「んー、取れないよ……あれ、何かヌルヌルしてる……」

川 ///)「す、済まない。飴が……溶けてしまったようだな……」

(;´・ω・`)「えー」

(*^ω^)o彡゜(……ワンモアセッ!ワンモアセッ!)

(*∵) o彡゜「……」

17:27『アメとマメ、一文字違いで大違い』



17:45『休憩』

(`・ω・´)「ほら、ジュースぐらい奢ってやるよ」

('A`)「センキュー。で、一つ聞いていいか?」

(`・ω・´)「なんだ?」

('A`)「何でわざわざ探すんだ?喧嘩でもしたか?」

(;`・ω・´)「喧嘩というか何というか……」

('A`)「何と言うか?」

(;`・ω・´)「その……」

('A`)「はいはいわっふるわっふる」

(`;ω;´)「『お兄ちゃんなんか大嫌いだ!』って言われちまったんだよぉぉぉぉぉっ!」

(;'A`)(うわぁ……)

(`;ω;´)「弟から見捨てられたら生きていけねえよぉぉぉぉぉぉっ!」

(;'A`)「……ガチで引くわ」

⊃「……ぉぉぉ……」


(#`;ω;´)「うっさいストーカー!」

(;'A`)「ストーカーじゃねえよ!ちゃんとした理由があんだよ!」

二二⊃「……おぉぉぉぉ……」


(#`;ω;´)「ストーカーはみんなそう言うんだよ!」

(;'A`)「だからちげえって!」

゚)ξ二二⊃「……おぉぉぉぉぉぉぉ……」


(;'A`)「……あれ、何か叫びみたいなの聞こえね?」

(#`;ω;´)「そう言ってごまかすつもりだろ!」

#゚⊿゚)ξ二二⊃「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」


(;'A`)「いやマジで……」

(#`;ω;´)「嘘だっ!」



―=⊂二二二ξ#゚⊿゚)ξ二二⊃「光の翼ァ――――!」



(;゚A゚)「「何か来たァ――――!」」(`゚ω゚ ´;)



邪魔よッ!⊂二二二ξ#゚⊿゚)ξ二二⊃)A゚;)シャイタァン!


もう一丁ッ!⊂二二二ξ#゚⊿゚)ξ二二⊃)゚ω゚´;)シャッコー!



(`#)ω゚´)「……疑ってごめん」

(#)A゚)「……分かれば……いいんだ……」

18:03『副題:2Hitcombo』



18:12『理由』

(;^ω^)「そういえば、君達は何でここに入ってきたんだお?」

(;´・ω・`)「そういうのって自分から話すものじゃないの?」

川;゚ -゚)「自分から話すのが礼儀ではないかと思われますが?」

( ∵)「……コクコク」

(;^ω^)「……ツンのプリン食べてたら、本人に見られたんだお」

(;´・ω・`)「それは殺されても仕方ないね」

川;゚ -゚)「万死に値すると言った所ですね」

( ∵)「……コクコク」

(;^ω^)「……ボクオワタ?」

(;´・ω・`)「うん。下手な抵抗しないほうがいいかもね」

川;゚ -゚)「ええ。余計に苦しむだけだと思われます」

( ∵)「……コクコク」

(;^ω^)「……そういう君達はどうしたんだお?」

(;´・ω・`)「なーいしょ」

川;゚ -゚)「禁則事項です」

( ∵)「……コクコク」

(;^ω^)「それ、ずるくないかお?」

(;´・ω・`)「そんな事無いと思うよ?」

川;゚ -゚)「言う義務は有りませんね」

( ∵)「……フルフル」

(;^ω^)「……」

18:20『副題:世の中は厳しいのです』



18:23『愛情』

(`・ω・´)「……流石に暗くなってきたな。そろそろお前の時間じゃないか?」

('A`)「なんでそうなるよ?」

(`・ω・´)「だって、お前ストーカーだろ?やりそうな顔してるし」

(;'A`)「だから違うって言ってるだろブラコン!」

(#`・ω・´)「美しき兄弟愛の何が悪い!」

(;'A`)「あ…………えと、ゴメン」

(`・ω・´)「分かればいいんだ。で、何でクーを追いかける必要があるんだ?」

('A`)「クーさんの財布拾ったからさ、渡そうと思って」

(`・ω・´)「ほほう、そしてフラグを立てようと考えている訳か」

(;'A`)「いや、それは……」

(`・ω・´)「ほれほれ、おぢさんに言ってごらん」

(*'A`)「考えてるに決まってるだろ!」

(`・ω・´)「やはり、か」

(*'A`)「あのけしからんおっぱいに挟まれたくてたまらねえよ!」

(`・ω・´)「よし、明日言いふらそうっと」

(;'A`)「ちょっ!?そしたらおま、ブラコンって言いふらすぞ!」

(*`・ω・´)b「別にいいぞ。弟さえ傍に居てくれれば彼女なんて要らないし」

(;'A`)「……」

(`・ω・´)「ん、どうした?」

(;'A`)「……あの、調子こいてスイマセン。マジで勘弁してください」

18:27『副題:返す言葉はだが断る』



18:29『危機』







――ぷぅぅぅぅっ……ぷすっ









(;´ ω `)・’,;`,’, スタンダッ!


(; ω )・’,;`,’, トゥザ!


川; - )・’,;`,’, ヴィクトリー!


(; )・’,;`,’, 




(;^ω^)「二人とも……ゴメン」

(#´・ω・`)「……ビキビキ」

(#∵)「……ビキビキ」

川; - )「内藤さん、庇わなくていい……さっきのは私だ」

(;´・ω・`)「……え?」

(;∵)「……!?」

(;^ω^)「な、何を言ってるんだお?さっきの屁はボクだお」

川; - )「如何なる理由であろうとも、この状況での放屁は許される行為ではありませんから」

(;´・ω・`)「……」

(;^ω^)「……」

川; - )「本当に……」


ヾ(*∵)シ「ゴエェェ!ゴエェェェ!」


(;´・ω・`)「えっ……?」

(;^ω^)「へっ……?」

川;゚ -゚)「なっ……?」


゚ミo(*∵) o彡゚「ゴエェェェェェェェェ!ゴエェェェェェェェ……ゲッ!ガハッ!」


川;゚ -゚);´・ω・)「「「何かいる――――!」」」(^ω^;)


(;∵)「ガハッ!ゲフッ!ゴエェェェ!」


18:36『脱出』



18:42『開放』

(;´・ω・`)「びっくりしたぁー」

(;^ω^)「アレは一体何だったんだお……」

川;゚ -゚)「気のせいという事にしておきませんか?」

( ^ω^)「それが良いかも……って、もう日が沈みかけてるお」

(´・ω・`)「……お腹空いたなぁ」

川 ゚ -゚)「そうだな……そういえば、ショボン君は何歳だったかな?」

(´・ω・`)「僕?僕は十歳」

川 ゚ -゚)「四歳差か……ちょっと耳を貸してもらってもいいかな?」

(´・ω・`)「うん」

川 ゚ -(´・ω・`)ゴニョゴニョ

(´・ω・`)「それってどういう意味?」

川*゚ -゚)b「もう少し大きくなったら分かるさ」

( ^ω^)「……何の話してたんだお?」

(´・ω・`)「禁則事項です」

川 ゚ -゚)「守秘義務という奴です」

(;^ω^)「……お」

|∵)「……」

18:50『副題:疎外感』



19:00『ボクの結末』

太陽が沈みかけ、街灯の点き始めた休日の住宅街を全力で走っていた。
愛しい人へと捧げるプリンを買う為に、近所のコンビニへと向かっていた。

(;^ω^)「……」

ξ  ⊿ )ξ「……」

しかし、ボクはコンビニに辿り着く前に足を止めた。
足を止めさせたのは街灯の傍に立つ一人の女性。
彼女こそボクの愛しい人であり……この場に於いては死神と同義の存在。
出会うのが早すぎた。せめて、コンビニを出た後ならば……

ξ  ー )ξ「ねぇ、アナタ……キュイィィィン」

(;^ω^)「……」

彼女は小さく笑っていた。頭に生えた一対のドリルを高速回転させながら。
間違いなく……腸が煮えくり返っている。

ξ ー )ξ「ねぇ、何処に行ってたの?キュイィィィン」

(;^ω^)「ずっと、ロッカーに隠れてたお」

ξ  ー )ξ「ロッカー?へぇ、サトミやエリカじゃないんだ……キュィィィン」

(;^ω^)「……へ?」

ξ  ー )ξ「……アナタの浮気相手がロッカーちゃんって言うんでしょ?キュィィィン」

(;^ω^)「浮気って……ボクはそんな事しないお!」

ξ#゚⊿゚)ξ「じゃあこれは何よ!ギュィィィィィィィン!」

(;^ω^)「ボクの……携帯?」

ξ#゚皿゚)ξ「このメールのタイトルって、どう見ても浮気相手でしょ!ギュィィィィィィィン!」

(;^ω^)「……」

こういう場合、ボクは何と言えばいいのだろう。
ボクの顔面に押し付けられた携帯。
それには、女性の名前がタイトルのメールがズラッと並んでいる。


(;^ω^)「……内容、見てないのかお?」

ξ#゚⊿゚)ξ「見てたら携帯なんて消滅させてるわよ!ギュィィィィィィィン!」

(;^ω^)「どれでもいいから、見れば分かるお」

ξ#゚⊿゚)ξ「どれだけ浮気相手が好きなのかが分かるとでも!?ギュィィィィィィィン!」

(;^ω^)「そうじゃなくて、とにかく見れば分かるお」

ξ#゚⊿゚)ξ「わかったわよ!見ればいいんでしょ見れ……ば……?」

彼女の表情が凍りつき、ドリルの回転が止まる。
まあ、当然と言えば当然だろう。
だってそれは……


( ^ω^)「どう見てもスパムです」

ξ ゚⊿゚)ξ「本当にありがとうございました」

( ^ω^)「理解してもらえたかお?」

ξ;゚⊿゚)ξ「えと、疑ってごめんなさい……」

( ^ω^)「別にいいんだけど、ボクって浮気するように見えるのかお?」

ξ  ⊿ )ξ「ううん。でも……」

( ^ω^)「でも?」

ξ ;⊿;)ξ「最近愛してるって言ってくれないじゃない……だから、だから……」

(;^ω^)「お……」

ξつ⊿;)ξ「寂しかったんだからね!」

( ^ω^)「ツン……愛してるお」

ξ ///)ξ「え……ちょ、こんな所で言わないでよ!」

(*^ω^)「聞こえないお……ツン、世界中の何よりも、誰よりも愛してるお」

ウィーン⊂二ξ ///)ξ⊃ガシャン「え、あ……」

(*^ω^)「絶対に離さないお……って、ツン?」


恥ずかしいじゃない!⊂二二二ξ///)ξ二二⊃)゚ω゚ )ブルッケング!


19:15『副題:元カノの名前のスパムで呻く』



19:03『私の結末』

川 ゚ -゚)「……」

(*'A`)「……」

(`・ω・´)「……」

私は、自分の家へと向かっていた。
なのに今、立ち止まって同級生達と向かい合っている。
一人は幼馴染、もう一人は不審者。
二人とも、私のクラスメイトだ。

川 ゚ -゚)「で、二人とも何の用だ?」

(;'A`)「え、えと、その……」

(`・ω・´)「クー、マイリトルエンジェルを知らないか?」

(;'A`)「……」

川 ゚ -゚)「そんな珍妙な名前の人間など知らんな」

(`・ω・´)b「何を言う!マイブラザーの事に決まってるじゃないか!」

川*゚ -゚)b「なるほど、ショボン君か。彼ならその呼び名も納得だ」

(*`・ω・´)b「だろう?」

川*゚ -゚)b「ああ。彼なら向こうのロッカーの所にいたぞ」

(`・ω・´)「把握!待ってろショボン!今お兄ちゃんが行くからなぁぁぁぁぁぁぁっ!」


―=三⊂⌒つ`・ω・´)つ


川 ゚ -゚)(……若いな)


('A`)「あ、あの……」

川 ゚ -゚)「どうしたドムットリア君」

(;'A`)「……ドクオです」

川 ゚ -゚)「そいつはスマンなドラッツェ君。で、何の用だ?」

(;'A`)「…………あの、クーさんの財布拾ったんで渡そうと思って」

川 ゚ -゚)「もしかして……昼間追いかけていたのはこれの為なのか?」

(;'A`)「は、はい」

川 ゚ -゚)「逃げたりしてスマンな。不審者にしか見えなかったんだ」

(;'A`)「……」

川 ゚ -゚)「それはそうと……本当にありがとう。大した礼も出来んが」

(*'A`)「い、いえっ!お礼なんかいいんです!」

川 ゚ -゚)「本当にいいのか?」

(*'A`)「えと、それじゃあ……一つ聞いていいですか?」

川 ゚ -゚)「私が答えられる事なら。因みに胸のサイズはEだ」

(*'A`)「それも気になってましたけど…………フラグ、立ちました?」

川*゚ -゚)「……かも知れないな」

(*'∀`)「えっ!?じゃ、じゃあ、俺と付き合ってもらえま」

川 ゚ -゚)「だがへし折る」

(*'∀`)「…………え?」

川 ゚ -゚)「くーは ふらぐを へしおった!」

(;'∀`)「どくおに 9999の だめーじ!」

19:18『副題:おお どくおよ しんでしまうとは なさけない』



19:07『僕の結末』

(´・ω・`)「……僕ショボン。君の名前は?」

 |∵)「ゴ……ゴェェェ……」

(´・ω・`)「ゴェェェ君、なの?」

 |∵)「……フルフル」

(´・ω・`)「違うの?」

 |∵)「……コクコク」

(´・ω・`)「じゃあ、なんなの?」

 |;∵)「ゴェェェ……」

(;´・ω・`)「……分かんないや」

 |´∵`)「……」

(´・ω・`)「今日はゴメンね、勝手にお家に入っちゃって」

 |∵)「……フルフル」


―=三⊂⌒つ`;ω;´)つ 空気読まずにお兄ちゃん参上!


(´・ω・`)「あれ、お兄ちゃん?」

 |彡

(;`;ω;´)「ショボン……本当にゴメンな」

(´・ω・`)「……反省してる?」

(;うω;´)「……うん。弟泣かすなんて、兄貴失格だよな。」

(´・ω・`)「今度ご飯が豚カツだったら一切れくれる?」

(*`・ω・´)「ああ!一切れと言わず三切れくれてやるさ!」

(´・ω・`)「じゃあ、仲直りしてあげる」

(*`・ω・´)「それじゃ、一緒に帰ろう」

(´・ω・`)「うん!」

|∵)ノシ「……」

(´・ω・`)ノシ「ばいばーい」

(`・ω・´)「ん、どうかしたのか?」

(´・ω・`)「なーいしょ」

そういえば、お姉ちゃんに僕が大きくなったら責任を取ってもらう。って言われたけど……
あとでお兄ちゃんにどういう意味なのか聞いてみようっと。


―=三⊂⌒つ`;ω;´)つ ウアァァァァン!


お兄ちゃんが泣きながら家を飛び出した。
なんだろう、反抗期なのかな?

20:15『副題:涙目wwwwwwwwww』



21:17『舞台は再びロッカーへ』

( ∵)「……」

ξ ///)ξ「あぁ……顔が熱い……」

('A`)「あの……ここで練炭焚いてもいいですか?」

(`;ω;´)「……お兄ちゃんを独りにしないでくれ……」

(;∵)「……」

21:23『副題:どうしよう』



えぴろーぐ『函がひとつあったとさ』

それは、ずっと前からそこにあった。
誰が置いたのか、いつから置かれているのか誰も知らない、長方形の箱。
誰かが拭いているのか、いつも綺麗に磨かれている鉄製の箱。

それは、ロッカー。
道端に放置されたロッカー。
何故こんな所にロッカーがあるのかなんて誰も気にしない。
それくらい、ずっと昔からある空っぽのロッカー。

(´・ω・`)「ねぇ、ジンギスカンキャラメル食べる?」

ヾ(*∵)シ「……」

(´・ω・`)「じゃあ、あげるね」

(*∵)「……モムモム」

(´・ω・`)「おいしい?」

(;∵)「……ゴエェェ!ガハッ!ゲフッ!ゴエェェェ!」

えぴろーぐ『副題:( ∵)はジンギスカンキャラメルが食えないようです』



( ^ω^)達はみっちり詰まっているようです 糸冬





この小説は2007年10月5日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:wDrg0NM00 氏



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[ 2009/12/31 23:30 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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