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ノハ ゚⊿゚)がお題能力に助けられるようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




少年はいつも物語の中心に居た。

バトル物で、戦争物で。
勇敢に戦い、そして傷付いた。

『痛いお……もう逃げたいお』

或いは、シリアス物で。
心をえぐる話の中で、精神が悪夢に蝕まれた。

『もう…。もう、こんな話嫌だお!』

少年は、日に日に憎悪を募らせて行く。


少年は思った。
少年は祈った。
そして少年は―――。

『こんなセカイなど、消してやるお』

セカイを消そうとした。



20070902231318.jpg



ノハ ゚⊿゚)「ブーン!何故こんな事をした!!」

( ^ω^)「ヒートかお。君が最後に残るとは意外だったお」

ノハ ゚⊿゚)「何故こんな事をしたかと聞いているんだぁぁぁぁ!!」

ヒートはブーンに視線を向けたまま、歪んだセカイを指差し激昂する。
そんなヒートに目もくれず、淡々とブーンは言葉を発する。

( ^ω^)「スレが生まれ、やがてdatの海の藻屑となる。それの繰り返し」

( ^ω^)「良い加減苦痛だったお。ヒートもそう思わないかお?」

ノハ ゚⊿゚)「私は思わない!私達の思い出は確かに残っているからな!」

( ^ω^)「……そうかお。なら、今すぐ皆の元へ送ってあげるお」

ブーンはパチンと指を弾く。
すると、白く歪んだセカイの空間から1匹の黒龍が姿を現した。
その様子を見たヒートは、背中に背負っていた大剣を引き抜き、構える。

( ^ω^)「『執筆者の剣』それがある限り、僕はまた創造されてしまう」

( ^ω^)「……全力でぶっ壊すお」

ブーンの言葉を皮切りに、黒龍がヒートに突進した。
ヒートが大剣で応戦する。
攻撃を避けながらヒートは黒龍の背中を、翼を、頭を斬り払う。
しかし、全く手応えが無かった。

( ^ω^)「倒せる筈が無いお。それは僕の憎悪の塊だお。」

ノハ ゚⊿゚)「ッッ!!何か方法は無いのかああぁぁ!!」

( ^ω^)「ある訳無いお。それは僕が生んだ最強の『生物』」

ノハ ⊿ )「生物……?なら手がある!!」

ヒートはブーンに出会う前、三人の冒険者に3つ能力を与えられていた。
三人の冒険者達はdatの海に沈んで行ってしまったが、意志は継がれていた。

ノハ ゚⊿゚)「……今こそ使わせて貰う!!」


『目があった生物を惚れさせる能力』
      冒険者YV97cPiWO



ノハ ゚⊿゚)「…………」

ヒートは対峙している黒龍の目を、じっと見つめる。
すると、黒龍が纏っていた殺気が消えた。

ノハ ゚⊿゚)「……成功?」

( ^ω^)「……何をしたんだお?」

ノハ ゚⊿゚)「datの海へと消えて行った冒険者のちっぽけな能力だ!!」

ノハ ゚⊿゚)「いけえええぇぇ!!サンサーラナーガ号ッッ!!」

ヒートの叫び声と共に、黒龍は激しく吠えた。
翼をはためかせ、ブーンに向かい高速で迫る。

( ^ω^)「……これしきの事」

ブーンは迫り来る黒龍へと静かに呟く。

(  ω )「―――消えろ」

ブーンが呟き終えると、黒龍は霧散した。
まるで今まで黒龍が暴れていた事が嘘の様に、セカイは静寂に包まれている。

ノハ ゚⊿゚)「ブーン……その能力で……仲間を……」

( ^ω^)「そうだお。ドクオを、ツンを、ショボンを」

( ^ω^)「みーんな、みんな消しちゃったお!」

冷たく狂った表情を浮かべ、天を仰ぎながら笑うブーン。
そんなブーンにヒートは、肩を震わせながら問いかける。

ノハ ⊿ )「それで……ブーンは寂しく無いのか!?悲しく無いのか!?」

( ^ω^)「愚問だお。僕はもう悲しい思いをしたくないから皆を消したんだお」

( ^ω^)「さて、ヒート。君で最後だお」

ブーンはヒートに視線を移す。
その目は狂っていて、どこか寂しげだった。

ノハ;゚⊿゚)「っ!!」

( ^ω^)「何も見えない暗闇で、一生眠れば良いお」

ノハ;゚⊿゚)「ブーーーンンンンンン!!!」

ブーンはヒートの叫びを無視し、呪咀の言葉を紡ぐ。
その言葉が進むにつれ、ヒートの足から上へとかけと、
サラサラとゆっくり霧散し消えて行く。

( ^ω^)「何も無ければ、苦しまないで済むお」

( ^ω^)「だから僕は君を無に帰す」

ノハ ⊿ )「っく……まだだ!!まだ……」

ヒートの体は既に首辺りまで消えていた。
ブーンが最後の言葉を紡ぐ。

( ^ω^)「消えろ、そして失え、レゾンデート―――!?」

突然、ブーンの言葉が途切れた。
声を出せなくなり、驚きを隠せないブーン。


『相手の口を封じる能力』
      冒険者itk25zJw0



(;^ω^)「ん―――!?」

ブーンは、口を謎の能力で封じられ取り乱している。

(;^ω^)(こんな能力を隠し持っていたのかお!)

その時、ブーンの背中に硬い物が当たった。
ブーンの額に冷や汗が流れる。

ノハ ゚⊿゚)「これも名も無き冒険者の能力だああぁぁ!!」

(;^ω^)「………」

ヒートは油断を突き、ブーンの背後を取っていた。
ブーンの背中には、大剣の切っ先が突き付けられている。

( ^ω^)「こ……ろ…せ…」

ノハ ゚⊿゚)「……その前にお前と話がしたいぞ」

ヒートは背後でそう呟くと、能力を解いた。
ブーンの口が再び自由になる。

( ^ω^)「……話とは何だお」

ノハ ゚⊿゚)「私は…私はブーンを殺したく無い!!」

ノハ ゚⊿゚)「あんなに一緒に私達で、話を演じたじゃないかああぁぁぁ!!」

( ^ω^)「……もう無理だお。早く殺すと良いお」

ノハ ゚⊿゚)「時には仲が良かったり、時には敵同士だったり……」

ノハ ;⊿;)「もっともっと一緒に居たい!!まだまだ話を演じたい!!」

( ^ω^)「殺せお。セカイはもう終わってるお」

( ^ω^)「ヒートが死ぬか、僕が死ぬか。もうそれしか選択肢は残されて無いお」

ノハ -⊿-)「…………っ」


『二択に迫られたとき、良いほうの選択が分かる能力』
      冒険者oPRgosun0



ブーンの背中を『執筆者の剣』が貫いた。

ノハ -⊿-)「ブーン……機会があれば私と演じて欲しい」

( ^ω^)「……もう遅いお。ヒート一人、このセカイに残るのだから……」




僕は暗いセカイに居る。
この世界で、ずっと眠っている。
苦しい事も、悲しい事も無い。
―――だけど。

( ‐ω‐)「…………」

「あーあ、一番最初に親友を消すとかありえねー!」

(;^ω^)「お!?誰か居るのかお?」

「本当!私なんて躊躇いも無くよ!?」

(;^ω^)「だ、誰なんだお!?」

「一人で勝手に暴走して、一人で勝手に後悔。君らしいね」

暗闇のセカイに声が響く、声がだんだんと大きくなる。

「次はヒートちゃんのお話の番かしら?」

「最後まで残ってたって事は多分そうだろ」

「彼女は良い選択をしたよね。『執筆者の剣』で刺したんだから」

「ああ、お陰さんでまた話が生まれる」

「ほら、さっさと起きなさいよ!」

「君が起きないと、話が進まない」






「「「ブーン!!!」」」







( ‐ω‐)「むにゃむにゃ……そんなにキュウリ味のペプシは飲めないお」

(#'A`)「ブーン!起きろ!!」

(;^ω^)「はひぃん!?」

( ^ω^)「……何だドクオかお」

('A`)「何だじゃねーよ。学校に来ていきなり寝る奴がどこにいる」

(´・ω・`)「そう言えば今日、転入生が来るらしいね」

(*'A`)「まじで?おにゃのこ??」

ξ ゚⊿゚)ξ「女の子らしいけど、ドクオちょっとキモいわよ」

( ^ω^)「…………」

ブーン達が話をしていると、教室の扉が開いた。
担任と、転入生であろう女子生徒が入って来た。

( ^ω^)(……あれ?何だお?あの子どこかで)

ブーンは転入生の女子生徒に釘付けになっている。
女子生徒が挨拶の為に口を開く。
すると、大音量の叫び声が教室の窓を揺らした。



( ^ω^)がヒートに恋をするようです






この小説は2007年7月2日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:T6DZVfHUO 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです


お題
・目があった生物を惚れさせる能力
・相手の口を封じる能力
・二択に迫られたとき、良いほうの選択が分かる能力


ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/31 23:22 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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