スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

( ^ω^)ブーンはうらぎりもののようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




ξ ゚⊿゚)ξ「ふんふん♪」

('A`)「ツンちゃん、かわいいなぁ」

( ^ω^)「ドクオ、どうしたお?」

('A`)「ツンちゃんに惚れた。プロポーズしてくる」

( ^ω^)「ちょっと待てお。それはまずい」

('A`)「なぜ?」

( ^ω^)「よし、僕が恋愛というものをレクチャーしてあげよう」



1_20091231191826.jpg



( ^ω^)「まずは挨拶だお」

('A`)「そんな、恥ずかしいよお」

( ^ω^)「黙れ殺すぞ」

('A`)「スイマセン」

( ^ω^)「本気で好きなら、勇気を振り絞れお」

('A`)「よし、頑張る」


ξ ゚⊿゚)ξ「それでさ~」

(*゚ー゚) 「あははw」

('A`)「隊長、無理です。伏兵が潜んでおりました」

( ^ω^)「ばか者。敵を倒すときは周りごと埋めるのだお」

('A`)「俺には無理です。ぐうう」

( ^ω^)「仕方ない。少しだけ手をかしてやるお」


( ^ω^)「すいません。隣いいですかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「どうぞ~」

( ^ω^)「あ、そのチキンライスおいしいですよね」

ξ ゚⊿゚)ξ「え、あ、はい。そうですね」

('A`)(凄い、なんて自然な流れなんだ。まるで川のせせらぎ)

( ^ω^)「いつもここで食べてるんですかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「木曜日はだいたいここで食べてますよー。教室から近いんで」

( ^ω^)「へー。ちなみに何学部なんですかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「文学部ですよー」

(*゚ー゚) 「私も同じく文学部でーす」

( ^ω^)「あ、僕は経済学部のブーンっていいますお。よろしくですお」

('A`)(会話に入れーなーいー♪俺はニコニコしてるだけ~♪)

( ^ω^)(ドクオも自己紹介するお)

('A`)「あ、あの。お、おおおおいらはドクオっていいます。よ、よろしくお願いします」

ξ ゚⊿゚)ξ「私はツンっていいます。こっちは友達のしぃ」

(*゚ー゚) 「よろしくねー。ドクオ君も経済学部?」

('A`)「は、はい。そうです」

( ^ω^)「二人は何かサークルとか入ってるの?」

ξ ゚⊿゚)ξ「入ってないですよー」

(*゚ー゚)「私もです」

( ^ω^)「じゃあバイトとか~」

……



ξ ゚⊿゚)ξ「それじゃ、私たち3限あるんでー」

(*゚ー゚)「じゃあねー」



( ^ω^)「ほっほっほ。まぁこんなもんだお」

('A`)「あなたは神ですか?」

( ^ω^)「とりあえず、メアドを手に入れたので第一段階完了だお」

('A`)「ふひひ。ついに念願の女の子のメアドをげっとしたぞ」

( ^ω^)「さあ、君はどうするお? ドクオ君」

('A`)「挨拶代わりに一発送っちゃいましょうか」

( ^ω^)「愚かな……」

('A`)「え?」

( ^ω^)「貴様はさっきの会話を聞いていなかったのか? 3限があると言っていただろう」

('A`)「いや、聞いてましたよ隊長」

( ^ω^)「いいか。耳かっぽじってよく聞けお」

('A`)「は、はい」

( ^ω^)「講義中にメールきたらどう思う?」

('A`)「まじめに受けてる講義なら、うざいかな」

( ^ω^)「そういうことだお」

('A`)「え……?」

( ^ω^)「彼女達は、今何をしていると思う?」

('A`)「はっ……! 3限目の講義……!」

( ^ω^)「そういうとこ気をつけないと、空気嫁無いって言われちゃうおね」

('A`)「浮かれてました。すいません」

( ^ω^)「若い内はテンションに流されがちだお。以後、気をつけろ」

('A`)「はい。隊長」

( ^ω^)「と、言う訳でメールは今夜辺りがベターだお」

('A`)「了解であります」

( ^ω^)「よろしい。では、今夜に攻撃を仕掛けるお」



その夜

('A`)「午後9時か。そろそろいいかな」

('A`)「……なんて送ればいいんだろう」

('A`)「初めまして。ドクオだよー」

('A`)「おう、メール届いてるか?」

('A`)「テスト」

('A`)「……どれもしっくりこないなぁ」

('A`)「やべ、もう10時かよ」

('A`)「寝ちゃってるかなぁ……そしたら迷惑かも……」

('A`)「よし、今日はやめておこう」



次の日

( ^ω^)「ドクオ、昨日ちゃんとメール送ったかお?」

('A`)「かくかくじかじか」

( ^ω^)「馬鹿者め」

('A`)「え?」

( ^ω^)「いいか。大学という上辺の付き合いが蔓延しているコミュニティでは
       深い付き合いが難しい。
       重要なのはマメなコミュニケーションだお」

('A`)「なるほど」

( ^ω^)「メアド聞いたその日にメールしないと彼女達の記憶に残らないお」

('A`)「まじ?」

( ^ω^)「僕は昨日、ちゃんと挨拶メールその他雑談3,4通したお。
       ドクオ、君は攻撃するチャンスを見事にスルーしてしまったお」

('A`)「もう無理だ死のう」

( ^ω^)「諦めるなお。手はある」

('A`)「本当ですか隊長」

( ^ω^)「今日の昼、もう一度目標と接触する」

('A`)「!! し、しかし、我が軍は一度攻撃に失敗しています。大丈夫でしょうか?」

( ^ω^)「傷はそう深くないお。戦いはこれからだお」

('A`)「……わかりました。僕も今度は頑張ります」


ξ ゚⊿゚)ξ「あ、こんにちは~」

( ^ω^)「どもどもだお。あれ、しぃちゃんは一緒じゃないのかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「今日は授業一緒じゃないんですよー」

( ^ω^)「へぇー。じゃあ今日はツンちゃん一人なの?」

ξ ゚⊿゚)ξ「そうですよー。寂しいですけどねー」

( ^ω^)「あはは。僕らも似たようなもんだお。いつもオトコ二人だお」

ξ ゚⊿゚)ξ「あはは」

('A`)「あはは。そういえばツンさんはバイトしてるんですか?」

ξ ゚⊿゚)ξ「ええ。近所のファミマでバイトしてますよー」

( ^ω^)「僕、ファミマのチキン大好きだお」

ξ ゚⊿゚)ξ「わかる! あれおいしいですよねー」

( ^ω^)「うんうん。でも今の時期はアイスが~…」

……



ξ ゚⊿゚)ξ「あれ、もうこんな時間」

( ^ω^)「この後何か予定あるのかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「何も無いですよー。バイトも入って無いですし」

( ^ω^)「僕らも暇なんだお。一緒にカラオケでも行かないかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「うーん」

( ^ω^)「近くに安いカラオケ店があるんだお。ツンちゃんの歌聞いてみたいおー」

ξ ゚⊿゚)ξ「えw私、音痴ですよー」

( ^ω^)「いやいや、そんなこと無いお。いかにも歌うまそうだお」

('A`)「うんうん」

ξ ゚⊿゚)ξ「じゃ、ちょっとだけ……」

( ^ω^)「おk! じゃあさっそく行くお!」


――……

「いらっしぃませー」

( ^ω^)「三時間でお願いします」

ξ ゚⊿゚)ξ「私、カラオケ久しぶりかも」

( ^ω^)「そうなのかお? ツンちゃんは何歌うんだお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「んーと、レンピーとかサクラとか」

( ^ω^)「お、いい選曲だおねー。僕もその歌手好きだお」

ξ ゚⊿゚)ξ「あ、じゃあ一緒に歌いませんか?」

( ^ω^)「おkだお」

('A`)(アニソンはダメだよな……)


ξ ゚⊿゚)ξ「さくらー」

( ^ω^)「舞い散るきせつー」

('A`)「ヒュー! パチパチパチ」

( ^ω^)「ふいー。次はドクオ歌うかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「そうですよー。ドクオさんも歌って歌ってw」

('A`)「う、うん」


('A`)「いいね快晴じゃーん、えっと……あ、だめだわかんね。ごめん消していいよ」

2_20091231191826.jpg




( ^ω^)「ふぃー。楽しかったお」

ξ ゚⊿゚)ξ「もうすっかり日が落ちちゃいましたねー」

ピピピピピ……

ξ ゚⊿゚)ξ「あ、ちょっとすいません。もしもーし。あ、しぃ?」

ξ ゚⊿゚)ξ「うん。今、ブーン君達とカラオケ行ってた。え? じゃあ来る?」

ピッ

ξ ゚⊿゚)ξ「しぃが近くまで来てるみたいなんで、合流してもいいですか?」

( ^ω^)「全然おkだお」

('A`)「うん」

( ^ω^)「じゃあ近くの飲み屋にでも行くかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「そうですねー。なんだかお腹すいちゃった」


「いらっしゃいませー。何名様ですか?」

( ^ω^)「三名で、後から一人来ます」

「かしこまりました。こちらへどうぞ」

ξ ゚⊿゚)ξ「ふー、何食べようかなぁ」

( ^ω^)「とりあえず生ビールいっとくかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「あ、じゃあお願いします」

('A`)「俺は飲めないからジュースでいいや」

( ^ω^)「わかったお。すいませーん。生2つとオレンジジュースで」



「お待たせしましたー」

( ^ω^)「ども。それじゃ、まずは乾杯するかお」

ξ ゚⊿゚)ξ「そうですねーw」

('A`)「冷えててうめぇ」

( ^ω^)「あ……ん、まぁいいお。かんぱーい!」

ξ ゚⊿゚)ξ「かんぱーい!」

グビグビ

ξ ゚⊿゚)ξ「おいしー」

( ^ω^)「はい、メニューだお」

ξ ゚⊿゚)ξ「ありがと。んー、私はから揚げと海鮮サラダと、串カツお願いします」

( ^ω^)「ドクオは何にするお?」

('A`)「じゃあ俺はお茶漬けで……」

( ^ω^)「おk。すいませーん」

……



ξ ゚⊿゚)ξ「それで、結局睨んだまま何も買わず出て行っちゃったんですよ。ひどくないですか?」

( ^ω^)「あはは。そりゃ確かにひどいおw」

ξ ゚⊿゚)ξ「でも、ブーンさんもバイトしててそういう事ありません?」

( ^ω^)「うちも接客業だから、やっぱりそういうトラブルはよくあるお。
       まぁそういうお客は相手にしないで適当に対応するのがいいお」

ξ ゚⊿゚)ξ「やっぱそれが一番ですよねー。でも、やっぱむかつくw」

( ^ω^)「ストレスためちゃうのはよくないおww
       せっかくの綺麗なお肌が駄目になっちゃうお」

ξ ゚⊿゚)ξ「あははwそれってお世辞ですかー?」

( ^ω^)「お世辞お世辞」

ξ ゚⊿゚)ξ「うわーw正直すぎですからw」

('A`)「うんうん」


カランカラン

「いらっしゃいませー」

(*゚ー゚)「こんばんはー」

ξ ゚⊿゚)ξ「あ、しぃ。こっちこっち」

( ^ω^)「こんばんはですおー。ささ、どうぞどうぞ」

('A`)「あ、ど、ども」

(*゚ー゚)「ふー。外暑くてやばかったー」

( ^ω^)「おっお。じゃあ何か冷えたものでも飲むかお?」

(*゚ー゚)「じゃあ生ビールお願いしますw」

( ^ω^)「わかったお」

('A`)「あの、しぃさんバイトだったんですか?」

(*゚ー゚)「ん、そうだよー。さっき終わったとこw」

('A`)「へぇ……」


( ^ω^)「すいませーん、生一つ追加で」


('A`)「何のバイトしてるんですか?」

(*゚ー゚)「ファミレスのウェイトレスだよ。結構大変だけど時給いいんだよねー」

('A`)「へぇ~」

(*゚ー゚)「ドクオ君はバイトしてるの?」

('A`)「あ、今はして無いです……」

(*゚ー゚)「そうなんだ。一人暮らし?」

('A`)「いえ、実家です」

(*゚ー゚)「へぇ~……実家から通ってるんだ」

('A`)「はい……」



ξ ゚⊿゚)ξ「へぇ~! 意外w」

( ^ω^)「まぁ一人暮らししてると嫌でも身につくお」

(*゚ー゚)「なになに? どうしたの?」

ξ ゚⊿゚)ξ「ブーン、料理うまいんだってw」

(*゚ー゚)「うそーw男で料理できるなんていまどき珍しいですねー!」

( ^ω^)「まぁたいした物は作れないおw」

('A`)「ブーンって包丁何使ってんの?」

( ^ω^)「え? 包丁?」

('A`)「いや、だって料理……」

( ^ω^)「別に普通のだお」

('A`)「え、ああ……うん」




ξ ゚⊿゚)ξ「あ、もうこんな時間。終電なくなっちゃう」

( ^ω^)「じゃあそろそろお開きにしますか」

('A`)「だね」

( ^ω^)「すいません、お勘定お願いしますお」


ξ ゚⊿゚)ξ「いくらですか?」

( ^ω^)「大丈夫だお。今日は僕が払っとくお」

(*゚ー゚)「えー、そんなの悪いですよ」

( ^ω^)「いいからいいからw」

ξ ゚⊿゚)ξ「じゃあ今度何かおごるってあげるー! それで貸し借りなーし!」

( ^ω^)「ツン、顔が真っ赤だおww」

ξ ゚⊿゚)ξ「酔ってないよ~うふふ」

('A`)「とりあえず、外出る?」



ξ ゚⊿゚)ξ「んー! いい気持ちー!」

(*゚ー゚)「ちょっとツンw近所迷惑だってw」

( ^ω^)「ツンの家はどっち方面だお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「私の家~? ラウンジ駅の近く~」

( ^ω^)「じゃあ、僕も同じ方面だから送っていくお」

ξ ゚⊿゚)ξ「どーもありがとうございますぅ! ん~……」

(;^ω^)「あーあー、フラフラだおね」

(*゚ー゚)「じゃあ、ブーンさん。ツンのことお願いしますね」

( ^ω^)「しぃさんはどっち方面なんですかお?」

(*゚ー゚)「ここの近くなんで、大丈夫ですよ」

( ^ω^)「いやいや、夜道に一人は危ないお。ドクオ、しぃさん送ってあげるお」

('A`)「え!?」

……



ξ ゚⊿゚)ξ「んー……」

(;^ω^)「ツン、大丈夫かお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「眠い……」

「次は~ラウンジ駅~」

( ^ω^)「ほら、ラウンジに着いたお。降りるお」

ξ ゚⊿゚)ξ「うん……」

ξ ゚⊿゚)ξ「ふぁ……」

(;^ω^)「ツン、こんなとこで寝ないでくれお」

ξ ゚⊿゚)ξ「もう歩けませぇ~ん……」

( ^ω^)「仕方ないお。ほら、乗るお」

ξ ゚⊿゚)ξ「ん……」

( ^ω^)「どっこいしょっと」

ξ ゚⊿゚)ξ「どっこいしょって何よー! 重いって思ったでしょー!」

(;^ω^)「思ってないお。誤解だお」

ξ ゚⊿゚)ξ「ばかばかぁ」

(;^ω^)「痛い痛い! い、いいから家の場所を教えてくれお」


――…


('A`)「……」

(*゚ー゚)「ふぅ。今日は楽しかった~」

('A`)「え、あ。はい。そうですね」

(*゚ー゚)「んー、敬語やめようよwそんなに年はなれてないんだし」

('A`)「す、すいません」

(*゚ー゚)「ほら、またぁ敬語だw」

('A`)(あ……しぃさんってよく見ると可愛い……)


――――


( ^ω^)「戦いはこれからだお!」


――――


('A`)(そうだ。戦わなきゃ!)

('A`)「あの、しぃさん」

(*゚ー゚)「ん?」

('A`)「あの……えっと」

(*゚ー゚)「なになに? どうしたのさw」

ドクン。ドクン。

('A`)(あー、やばい。頑張れ俺!)



('A`)「その……可愛いですね」

(*゚ー゚)「え?」


――……


ξ ゚⊿゚)ξ「到着~」

(;^ω^)「ふぅ。疲れたお」

ξ ゚⊿゚)ξ「あっ! やっぱ重いって思ってたんでしょ!」

( ^ω^)「だーかーら、そんなこと無いお! ツンは軽いお」

ξ ゚⊿゚)ξ「ほんとー?」

( ^ω^)「うん。ほんとだお」

ξ ゚⊿゚)ξ「……」

ξ ゚ー゚)ξ「えへへwそっかぁ~……」

( ^ω^)「じゃあ、ちゃんと鍵閉めて、ゆっくり寝るお」

ξ ゚⊿゚)ξ「ねぇ」

( ^ω^)「ん? なんだお?」


ξ ゚ー゚)ξ「ちょっとだけ……部屋、あがってかない?」


――……


(*゚ー゚)「え、何が?」

('A`)「いや、その……しぃさん可愛いなぁって思って」

(*゚ー゚)「えw え、急にどうしたの?」

('A`)「えーっと」

(*゚ー゚)「やだwそんなこと無いってほんとにw」

('A`)「そんなこと……無いです、よ」

(*゚ー゚)「またまたw ほんと私は可愛く無いですからw」

('A`)「俺は、可愛いと、その、思います……」

(*゚ー゚)「……」

('A`)「……」

('A`)「あ、す、すいません!何か変なこと言っちゃって! 忘れてくだしあ!」

(*゚ー゚)「え、あ。う、うん」

('A`)「あーもー何言ってんだ。ちょっと酔いすぎたのかなぁ。もーなんかすいませねん!!」


ブゥン、ブゥゥゥン!!


( ,,゚Д゚)「おーい、しぃ!」

(*゚ー゚)「ギコ君!」

( ,,゚Д゚)「何やってんだ? こんなとこで」

(*゚ー゚)「んー、飲み会の帰りだよー」

('A`)「……?」

(*゚ー゚)「あ、紹介するね。この人は私の彼氏のギコ君!」

( ,,゚Д゚)「ちぃっす」

('A`)「え……あ、ども……」

( ,,゚Д゚)「家まで乗ってくか?」

(*゚ー゚)「うん! ドクオ君、見送りありがと!」

('A`)「あ、ううん。全然平気」

(*゚ー゚)「じゃ、またね!」

( ,,゚Д゚)「しぃが世話になったッス。それじゃ!」


ブゥンブロロロロロ……!

3_20091231191826.jpg




('A`)「あー……」

('A`)「帰るか……」



('A`)「……」

ピッピッピ

('A`)「任務失敗。至急、連絡求む、と」

('A`)「送信」

('A`)「……」

('A`)「あれ……?」

('A`)「財布落とした……?」


――……


ピロピロ ピロピロ


ξ ゚⊿゚)ξ「ブーン……携帯、なってるよ……」

( ^ω^)「ん……いいお。どうせ迷惑メールだお……」

ξ ゚⊿゚)ξ「そっか……ん……」

( ^ω^)「ツン……」

ξ ゚⊿゚)ξ「ブーン……好き……あっ……! んっ……!」



プルルルル……

('A`)「あ、もしもしカーチャン?」

('A`)「遅くにごめん。迎えにこれる?」

('A`)「ああ。財布落としちゃって……」

('A`)「うん。ありがとう。んじゃバス停の近くで待ってるから」

ピッ

('A`)「はぁー……」

('A`)「月が綺麗だな……」



('A`)「……」

( ´∀`) 「……」

('A`)「……」

( ´∀`) 「……あのぉ」

('A`)「はい?」

( ´∀`)「ここ、タクシー乗り場ですよね?」

('A`)「いえ……タクシー乗り場は北口の方ですよ」

( ´∀`)「そうでしたか……」

('A`)「はい……」

( ´∀`)「あの」

('A`)「なんですか?」

( ´∀`)「お金貸してくれませんか?」

('A`)「……はい?」

( ´∀`)「タクシー代、貸してもらえないでしょうか?

('A`)「あのぉ……僕もお金持って無いですから」

( ´∀`)「そうですか……」

('A`)「すいません……」

( ´∀`)「いえ、こちらこそ申し訳ない」

('A`)「はぁ……」

( ´∀`)「……私には、嫁がいましてね」

('A`)「はぁ……?」

( ´∀`)「ちょっと、喧嘩しちゃって飛び出してきちゃったんですよ」

('A`)「は、はぁ……」

( ´∀`)「それで、気づいたら帰りの金が無くて」

('A`)「それはまた……災難ですね」

( ´∀`)「……どうしたらいいと思う?」

('A`)「迎えに行けばいいんじゃないんですか……?」

( ´∀`)「……許してくれるだろうか」

('A`)「あんま信用しない方がいいですよ……女なんて」

( ´∀`)「……そうか」


ププー!

('A`)「あ、車きた……。それじゃ」

( ´∀`)「ああ」

('A`)「よくわかんないけど、頑張ってくださいね」

( ´∀`)「……君モナ」

('A`)「……」


ブロロロロ……

('A`)「カーチャン」

J('ー`)し「何だい?」

('A`)「……いや、なんでもね」




次の日

( ^ω^)「それでさー、そん時店長が……」

ξ ゚⊿゚)ξ「あるあるwwてかさー、今度見に行っていい?」

('A`)「……」

(*゚ー゚)「ドクオ君、はい。これギコ君のライブのチケットw絶対来てね!」

('A`)「……あ、うん」



( ,,゚Д゚)「おっす! またライブ来てくれんの?」

('A`)「……あ、うん」

( ,,゚Д゚)「サンキューな! あ、終わったあと打ち上げやるけど来る?」

('A`)「……」


('A`)「……うん」





あれから、ブーンとは少し距離が出来た。
なんとなくだけど、ブーンとツンが付き合ってるのが雰囲気でわかった。


しぃとは、あれからも友達で良くライブとやらに誘ってくる。

金はかかるけど、断ったら気まずいし。


……そういえば、最近ギコさんからバンドに入らないかって誘われてる。

それも、いいかな。
純粋に音楽に生きるっていうのも、考えておこう。



―…


( ´∀`)「で、あるからして。未来というのは自分の手で切り開くものだ」


倫理学の講義。
ほとんどの人間は寝ている。

だけど、俺は口をぽかんと開けて、講義を聞いていた。


('A`)「あの人……教授だったのか」

( ´∀`)「行動すれば、何かが変わる。君達は無限の可能性を秘めている。
      だから、勇気を持つこと! これが何より重要だ!」



俺は、講義が終わると同時に携帯をプッシュした



('A`)「……もしもし、ギコさんですか? 俺、バンドやってみたいんですけど」

4_20091231191826.jpg




未来を切り開く。
こんな俺だって、出来るさ。
勇気を出せば、きっと……




fin






この小説は2007年8月6日から2007年8月7日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:r4wixXbl0 氏(ID:upr/w9Au0 氏)




ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/31 19:20 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/3079-afe23144


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。