スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

( ^ω^)ブーンが手品師になったようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




( ^ω^)「こんばんワイーン」

客「・・・・・」

( ^ω^)「このハットの中から鳩を出しますお」

客「・・・・・・・・・・」

( ^ω^)「(ノリの悪い客だお、でも気にしない気にしない。こういう時こそ落ち着いてやるお)」

( ^ω^)「それではワン!ツー!スリー! この通り・・・」

(;^ω^)「あれ?どうだったかお?・・・あれ?おかしいお・・・」

客「帰れ!!!このヘタクソ!!!」

(;^ω^)「あわわわ・・・物を投げないで下さいだお」

   ・
   ・
   ・

(;^ω^)「すみませんでした、あの今日の分のお金を頂きたいんですお・・・」

支配人「金なんか出せねーよ!!!帰れ!!」

ドカッ



(;^ω^)「僕は才能がないお・・・もう田舎に帰った方がいいのかお・・・」

とぼとぼと歩くブーン。
すると、道端に倒れている少女を見つけた。

(;^ω^)「大丈夫かお!?」

少女「み・・・みず・・・」

(;^ω^)「水?ちょっと待ってるお!!」

(;^ω^)「う・・・これを使ったら今日のご飯のカップラーメンを買えなくなるお・・・
     でも今は迷ってる場合じゃないお!!!」

ブーンは自動販売機で午前の紅茶レモンを買って、少女に差し出した。


少女「ありがとう・・・生き返ったわ・・・」

( ^ω^)「それは良かったお」

少女「アタシ・・・行く所がないの。泊めてくれない?」

(;^ω^)「ちょwwww女の子を家に連れていくなんてwwwっうぇwww」

少女「勘違いしないでよね!!何かしたいからって訳じゃないんだからね!!」

(;^ω^)「それはこっちのセリフだお!!」

仕方なくブーンは少女を家に連れて帰った。

( ^ω^)「ところで君は誰だお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシはツン。行くところがなくて本当に困ってたの。ありがとう」

( ^ω^)「ツンはどこから来たのかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「それは聞かないで。
     その代わりあなたの言うこと何でも聞くからずっとここにいさせて」

(;^ω^)「ちょ・・・ずっと居座るつもりかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「だめ?」

(;^ω^)「だめじゃないけど・・・食事もろくにさせてあげられないお」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシ何もいらないわ」

(;^ω^)「それならいいけど・・・」

ξ ゚⊿゚)ξ「じゃあ仕方ないからここに住んであげるわね!フン!!」

(;^ω^)「(さっきとずいぶん態度が違うお・・・)」

(*^ω^)「(でも可愛いからいいお!)」

その日からブーンとツンの不思議な暮らしが始まった。



20070807034759.jpg




【バー・ワロス】


( ^ω^)「こんばんワロース」

客「・・・・・」

( ^ω^)「このハットから鳩を・・・」

客「帰れ!!!」「ヘタクソ!!!」

   ・
   ・
   ・

支配人「お前に金なんぞ払えるか!!」

   ・
   ・
   ・

( ;ω;)「うう・・・」


泣きながら家に帰るブーン。

ξ ゚⊿゚)ξ「どうしたの!?}

(;^ω^)「気にしなくていいお!!それより今日は何してたんだお?」

ξ ゚⊿゚)ξ「今日はお部屋のお掃除をしてたわ」

(*^ω^)「本当だお!家がピカピカだお!!」

ξ ////)ξ「か・・・勘違いしないでよね!!アンタのためじゃないんだから!!!」

( ^ω^)「じゃあ何のために?」

ξ ////)ξ「もう知らない!!アタシ寝る!!」

毎日のようにこんなやり取りをしながらも、ブーンは幸せだった。


翌朝

( ^ω^)「はぁ、仕事に行きたくないお・・・」

ξ ゚⊿゚)ξ「どうしたの?」

( ^ω^)「あんまり心配はかけたくないんだけど・・・僕は才能がないのかもしれないお。
     一流の手品師を夢見て上京してきたけど、
     もう田舎に帰った方がいいのかもしれないお・・・」

(;^ω^)「こんな話聞かせてごめんだお!行ってくるお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「待って。これを持って行って」

ツンは自分のカバンの中からハンカチを取り出した。

( ^ω^)「これは?」

ξ ////)ξ「お守りがわりよ、行ってらっしゃい」

(*^ω^)「ありがとうだお!行ってくるお!」


【バー・スゴス】


(;^ω^)「気が重いお・・・でも仕方ないから始めるお・・・」

( ^ω^)「こんばんワーゲン」

客「ギャハハハハハハハハ!!!」

( ^ω^)「!!!!!」

( ^ω^)「(今日の客はノリがいいお)」

( ^ω^)「このハットから鳩を出しますお」

客「ハットから鳩だってよー!!ギャハハハハハハ」

( ^ω^)「(すごくうけてるお!がんばるお!)」

( ^ω^)「はーい、ハットした瞬間に鳩が出ましたお!」

客「ブラボー!!!」

ワーワー パチパチパチパチ  

(*^ω^)「(やったお!)」



( ´・ω・`)「君、今日は盛り上げてくれてありがとう。少し多めに入れておいてあげたよ」

(*^ω^)「ありがとうだお!!」



ξ ゚⊿゚)ξ「おかえりなさい、あらその袋は?」

( ^ω^)「オミヤゲだお!」

ξ ////)ξ「嬉しい」

( ^ω^)「今朝はあんなこと言ったけど、すごくやる気になったお!まだまだ頑張るお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「そう、良かったわね。疲れたでしょう?今日は早く寝たら?」

( ^ω^)「少しネタの練習してから寝るお!頑張るお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「クス・・・無理しないようにね」


それからというもの、ブーンの手品はどこへ行っても大うけだった。
それにつれて、収入もどんどん上がっていった。

( ^ω^)「行ってくるお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「待って、はいお守りのハンカチ」

( ^ω^)「ありがとうだお!じゃあ今日も頑張ってくるお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「行ってらっしゃい」


【バー・テラエロス】


客「アンコール!!!アンコール!!!」

( ^ω^)「今日もすごく盛り上がったお!!」

('A`)「すみません、ブーンさんですよね?」

( ^ω^)「誰だお?」

('A`)「TV局の者ですが」

  ・
  ・
  ・

(;^ω^)「僕がTVに!?」

('A`)「あなた程の才能の持ち主ならTVでも十分やっていけますよ」

(;^ω^)「マジ!?」

('A`)「マジ」

(;^ω^)「そんなこと考えたこともなかったお」

('A`)「TVデビューには最高の舞台も用意します。報酬も~~~くらい払います」

(;^ω^)「マジ!?」

('A`)「マジ」

( ^ω^)「ヒャッホー!!!!」



ξ ゚⊿゚)ξ「おかえりなさい、どうしたの?嬉しそうな顔して」

( ^ω^)「ツン聞くお!TVの仕事が決まったお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「すごいじゃない!!」

( ^ω^)「諦めなくて良かったお!!」



翌朝

( ^ω^)「行ってきますお!これからは収入も上がるし、ツンにも楽させてあげるお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシはいいのよ、一緒にいられれば・・・」

(*^ω^)「ツン・・・」

ξ*゚⊿゚)ξ「か、勘違いしないでよね!!アタシはただ・・・」

(*^ω^)「わかってるお!行ってくるお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「待って!はいお守りのハンカチと・・・」

チュ

(*^ω^)「うはwwwwwwキタコレwwww」

ξ ////)ξ「もう!!早く行きなさいよ!!バカ!!」



それからのブーンは、売れっ子への道をとんとん拍子にかけ上がっていった。


( ´・ω・`)「ブーンさん、今日もお疲れ様でした」

( ^ω^)「ああ」

( ´・ω・`)「もうすぐTVにも出演されるんですよね?でもうちにもまた出てくださいね」

(#^ω^)「こんな小さなところではもうやりたくないお!」

(#^ω^)「僕ほどの人間は、大きなホールでも借りてから呼べだお!」

( ´・ω・`)「ショボーン」



ある朝

ξ ゚⊿゚)ξ「いってらっしゃい」

( ^ω^)「・・・」

ξ ゚⊿゚)ξ「はい、お守りのハンカチ」

( ^ω^)「こんな汚いハンカチなんかいらないお。それよりブランドのハンカチを出すお」

ξ ゚⊿゚)ξ「うちにはブランドのハンカチなんてないわ」

(#^ω^)「じゃあ買っておくお!お金ならあるお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「・・・・」


【カワイソス・ホール】


( ^ω^)「こんばんワイーン」

客「・・・・・」

(;^ω^)「今日のお客さんはノリが悪いお」

客「客に向かって何言ってんだテメー!!!」

(;^ω^)「ちょwwww物を投げたら危ないおwwwwとりあえず鳩を出すおwww」

客「そんなもん見飽きたよ!!!他のことやれよ!!!」

(;^ω^)「他のこと・・・隣の塀にカッコイイ壁ができたってねぇ・・・」

客「ツマンネー!!!帰れ!!!」

帰れコールが起きた。

(;^ω^)「今日はついてないお・・・」

  ・
  ・
  ・


ξ ゚⊿゚)ξ「・・・おかえりなさい」

(;^ω^)「今日は疲れたお・・・」

ξ ゚⊿゚)ξ「あの、これ・・・」

(;^ω^)「そんな安物の紅茶飲みたくないお!
     疲れてるんだから最高級のバーボンティーでも出すお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「・・・・」

(#^ω^)「本当に気がきかない女だお!」

ツンの手から午前の紅茶レモンがポトリと落ちた。



次の日


【キングカワイソス・ホール】


客「ツマンネー!!!帰れ!!帰れ!!」

(;^ω^)「どうしたんだお?今日も全然お客が乗ってくれないお・・・」

  ・
  ・
  ・

('A`)「ブーンさん、どうしたんですか?」

(;^ω^)「あ、TV局の人だお!今日はたまたま調子が悪いけど、大丈夫だお!」

('A`)「1週間後のTVデビューはドームなんすからねー、頑張って下さいよー」

(;^ω^)「もちろんだお!任せるお!!」

  ・
  ・
  ・


(;^ω^)「調子が乗らないお。こういう時はげんを担ぐお」

ξ ゚⊿゚)ξ「おかえりなさい」

( ^ω^)「あのハンカチを出すお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「あのハンカチ?」

(#^ω^)「お守りがわりに持たされたあの汚いハンカチだお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「・・・・あれは捨てたわ・・・」

(#^ω^)「勝手なことするなだお!!!もういいお!!
     お前の物だったら何でもいいからよこすお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「やめて!!!カバンを引っ張らないで!!!」

(#^ω^)「うるさいお!!!」

バチーン バリバリ

ツンのカバンはビリビリに裂けてしまった。

ξ ゚⊿゚)ξ「ああ・・・」

(#^ω^)「いちいちうるさいお!そんなカバンいくつでも買ってやるお!!」




翌朝

( ^ω^)「仕方ないからこの裂けたカバンを持っていくお」

ツンは起きてこない。

(#^ω^)「チッ」


  ・
  ・
  ・



【アラマキ・ホール】


( ^ω^)「それではハットから鳩を出すお!」

客「・・・・・」

(;^ω^)「(やっぱり今日もダメだお・・・あの女がハンカチを捨てたせいだお)」

  ・
  ・
  ・


(#^ω^)「おいコラ!!帰ったお!!!」

家にはツンの姿はなかった。

( ^ω^)「???」

リビングの机の上に置手紙があった。

    『アタシはもうあなたの力にはなれません。さようなら。  ツン』

(#^ω^)「勝手な女だお!!!」



それからのブーンの手品はどこへ行ってもうけなかった。

( ^ω^)「まぁこういう時期もあるお」

( ´・ω・`)「またうちに出てくれませんか?」

(#^ω^)「だから小さいところでなんかもうやりたくないお!!僕はスターだお!!」

( ´・ω・`)「そうですか」

(#^ω^)「今週末のドームを録画予約でもして何回も見るお!お前にはそれで十分だお!!」

( ´・ω・`)「ショボーン」



【テラキモス・ホール】


( ^ω^)「おはようございますだおー」

(*‘ω‘ *)「ああ、君もう来なくていいから」

(;^ω^)「ちょ!!いきなりなんだお!!!」

(*‘ω‘ *)「君ねぇ、つまんないからいらない」

(;^ω^)「ちょっと待つお!!」

(*‘ω‘ *)「この世界はお客さんの意見が第一だからね。君はもう誰も見たくないってさ」

(;^ω^)「そんなはずはないお!!!」

(*‘ω‘ *)「さっさと帰った帰った」

  ・
  ・
  ・

(;^ω^)「この前まであんなにペコペコしてたくせに非情だお」

( ^ω^)「まぁ今週末のドームが成功すれば、また向こうから頼みに来るお」

電話「プルルルルル」

( ^ω^)「もしもし」

('A`)「お前のドーム中止な」

(;^ω^)「ちょっと待つお!!!急になんだお!!!」

('A`)「最近のお前つまんねーから。ドームは別のマジシャンに出てもらう」

(;^ω^)「そんな!!!!大丈夫だお!!!ちゃんとうまくやるお!!!」

('A`)「信用できねーよ。じゃ」

チン

(;^ω^)「これはまずいことになったお・・・」



【バー・スゴス】


( ^ω^)「ここに出てやってもいいお」

( ´・ω・`)「結構です」

( ^ω^)「!!!!」

(;^ω^)「ちょ!!!さっきまで出てくれって頼んでたくせに何だお!?」

( ´・ω・`)「君みたいなつまんないマジシャン出したらお客さんに怒られちゃうよ、
      さぁ帰った帰った」

(;^ω^)「冗談じゃないお!!僕が出てやるって言ってるんだお!!!」

( ´・ω・`)「冗談ではない。商売の邪魔だから帰れ!!!」

バシャーン

(;^ω^)「水をかけられてしまったお・・・僕はどうしたらいいんだお・・・」

  ・
  ・
  ・



( ^ω^)「ただいま・・・」

そう言ってみても、真っ暗な部屋からは誰の返事もない。


( ^ω^)「こんな時はいつもツンが励ましてくれたお・・・」


( ;ω;)「僕は・・・僕は憧れのマジシャンになれたけど・・・
      それは僕のためじゃなくて
      いつの間にか一緒に喜んでくれるツンのために頑張ってた気がするお・・・」


( ;ω;)「ツン・・・・」

( ;ω;)「僕はどうしたらいいんだお????教えてくれお!!!!!!」





週末 【テレビ・ドーム】


('A`)「じゃあこういう段取りでお願いしますね」

( ´._ゝ`)「はい!頑張ります」

('A`)「すごい気合っすねー!今日も期待してますよ!!」

( ^ω^)「あの・・・」

('A`)「!!!おいどこから入ったんだ!!!部外者立ち入り禁止だぞ!!」

( ^ω^)「お話があって来ました・・・」

('A`)「落ち目のお前となんか話すことねーよ!!帰れ!!」

( ´._ゝ`)「ちょっと待ってください」

('A`)「!!」

( ´._ゝ`)「その方が本当は今日のドームの主役だったんです、話くらい聞きましょう」

('A`)「あなたがそう言うなら・・・」

( ^ω^)「ありがとうございますだお!」

('A`)「話ってなんだ?」

ガバッ

(;^ω^)「今日のドーム、少しでいいから出演させて下さいだお!!
     お願いしますお!!!」

ブーンは床に頭をこすりつけながら叫んだ。

(;'A`)「お・・・おいやめろよ・・・」

( ´._ゝ`)「・・・・」

(;^ω^)「お願いしますお!!!お願いしますお!!!この通りだお!!!!」

(;'A`)「おい・・・やめろって。そんなことしてもこの世界は甘くねーんだよ」

( ´._ゝ`)「・・・いいじゃないですか」

(;^ω^)(;'A`)「!!!」

( ´._ゝ`)「少しくらいの時間なら作れるでしょう?」

(;^ω^)「ありがとうございますだお!!!このご恩は一生忘れませんお!!!」


  ・
  ・
  ・


ブーンの出番が近付いてきた。

('A`)「おい、話の成り行きで出演させてやることになったけど、しくじったら承知しないぞ」

( ^ω^)「わかってますお」

(*゚ー゚)「それでは次の出演者の方は舞台袖までお願いしまーす」

( ^ω^)「いよいよだお・・・」

ブーンの手にはあの日引き裂かれたツンのカバンが握られていた。


(*゚ー゚)「3・・・2・・・1・・・スタート!」

放送が始まった。
ブーンの様子は全国ネットで日本中に流れている。
マジック人気の高い昨今、この手の番組は視聴率がいい。

( ^ω^)「(ツンも見ているかもしれないお!)」

ブーンは勢いよく舞台の中央へと走っていった。

( ^ω^)「こんばんワイーン!」

観客がざわめく。
それを全く気にしていない様子のブーンは言葉を続けた。

( ^ω^)「今日はこの布の中から僕の大事なものを出すお!!」

それはツンのカバンだった。

( ^ω^)「これは今は破れて半分しかないけど、それでも頑張るお!」

観客はさらにざわめく。

(;'A`)「おい、アイツ何やってるんだ!!生放送だぞ!!」

( ^ω^)「スリー!ツー!ワン!」

布の中からは何も出てこない。

( ^ω^)「もう1回いくお!スリー!ツー!ワン!」

何回やっても何も出てこない。

( ^ω^)「おかしいお?スリー!ツー!ワン!」

(;'A`)「おい、誰かアイツを止めて来い!!」

( ´._ゝ`)「・・・・」

( ^ω^)「スリー!ツー!ワン!」

( ^ω^)「スリー!ツー!ワン!」

( ^ω^)「おかしいお?僕の大事なツンが出てくるはずだお?」

( ^ω^)「スリー!ツー!ワン!」

( ^ω^)「スリー!ツー!ワン!」 

( ´._ゝ`)「・・・・」

(;'A`)「おい、CMに行け!いいからCMだ!!!」

( ´._ゝ`)「その必要はありません、私が行きます」

( ^ω^)「スリー!ツー!・・・」


( ´._ゝ`)「ワン!ほらこんなにキレイな花が出ました!!」


( ^ω^)「!!」


会場から拍手喝采が起きる。

( ´._ゝ`)「この花を上に放り投げると・・・・ハイ!鳩になりました!!」

観客は大喜びだ。

( ´._ゝ`)「彼は僕の付き人で、まだ新人なんです、彼にはまだこういう技は難しいんですよ。
      マジックはそう簡単にできないってこと、わかってもらえましたかー?」

観客は更なる拍手で彼の言葉に応える。


( ´._ゝ`)「・・・・もう行きなさい・・・」

( ^ω^)「!!」

( ´._ゝ`)「私が君を出すように許可した手前、こうするしかなかった」

( ^ω^)「・・・・」

( ´._ゝ`)「君は私の顔に泥を塗った。もうこの世界で生きていけると思うなよ」

ここでCMに入る。

(#'A`)「おい!アイツをつまみ出せ!!!!」





(メ^ω^)「・・・・本当はちゃんとしたマジックをするつもりだったんだお・・・」


とぼとぼと歩きながらブーンは呟いた。

(メ^ω^)「・・・・でもツンが見てるかもしれないと思ったら・・・
     無意識のうちにツンを出そうとしてたんだお・・・」

(メ^ω^)「これで僕は全てを失ったお・・・」

真っ暗な部屋に着く。

( ^ω^)「これからどうしたらいいんだお・・・・」


ξ ゚⊿゚)ξ「また1から頑張ればいいじゃない!」


( ^ω^)「!!!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「あんたって本当にバカね。せっかくのチャンスだったのに。
     せっかく夢をつかみかけたのに」

( ;ω;)「ツン!!!!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「本当にバカよ・・・あんなに・・・・あんなにマジシャンに憧れてて・・・
     せっかくの大舞台だったのに・・・」

( ;ω;)「僕にはツンがいてくれれば、もうそれだけでいいんだお!!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「バカ!!!!」

( ;ω;)「!!!」

ξ ゚⊿゚)ξ「アタシは夢に向かって頑張ってるアンタが好きだったのよ!!!」


ξ ;⊿;)ξ「それなのに・・・・アタシの名前なんて呼んで・・・・せっかくの・・・・グス・・・・」

( ;ω;)「ごめんだお!!でも僕はツンがいないと何もできない男なんだお!!!」

ξ ;⊿;)ξ「アタシだって・・・アタシだってアンタがいないと生きてる意味なんてないわよ!!!
      でもアンタのお荷物になると思って出て行ったのに・・・
      これじゃ意味がないじゃない!!」

( ;ω;)「でも帰ってきてくれたお!!!」


ξ ゚⊿゚)ξ「それは・・・・それは・・・・アンタのマジックを成功させようとして・・・」

( ;ω;)「!!!???」

ξ ゚⊿゚)ξ「アンタがあんな大舞台でアタシを呼んだんだから、失敗させちゃいけないと思って・・・」

( ;ω;)「ツン!!!!!」

ξ ;⊿;)ξ「ちょっと痛い・・・そんなに強く抱きしめないで・・・」

( ;ω;)「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん」

ξ;⊿;)ξ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん」

2人の泣き声は夜明けまで止むことはなかった。






( ^ω^)「行ってくるお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「行ってらっしゃい」

( ^ω^)「いつものちょうだいだお!」

ξ ゚⊿゚)ξ「はい、いつものお守りと・・・・」

ξ ////)ξ「チュ」

(*^ω^)「うはwwww今日も頑張るお!!!!」




(*‘ω‘ *)「それにしても、よく彼を使う気になりましたね」

( ´・ω・`)「彼も心を入れ替えて頑張っているようだしね」






( ^ω^)「それではこのハットから鳩を出しますお!!」

ブーンの手にはいつものハットと、破れたカバンと。




おしまい





この小説は2006年1月16日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者は◆MSf3aMYBGM 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/31 19:14 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/3076-afed088a


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。