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('A`)と(´・ω・`)が守るようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




「その時」は突然やってきた。
ある日、学校から帰ってきた僕が見たものは

J( 'ー`)し「実の息子をこの手で殺す。それが私の子供の頃からの夢だったのよ」

山菜堀りの為の、バカみたいに太いナイフを両手に持った。母のカーチャと

( ゚д゚ )「ホントにお前とは気が合うな。やっぱり運命って奴なんだろう。
     ……だが、こればっかりは譲れないぜ」

1mゆうに超える長さの鉈を、日本刀のように構えた、父のミルナだった。

J( 'ー`)し「あらやだ運命だなんて! ……でも、アタシも同じさ。こればかりは譲れないからね」

( ゚д゚ )「分かってるよ」

訳が分からない。僕の両親は、いつも通り、目も当てられないほどラブラブだ。
そう、いつも通り。2人ともが刃物を持っていて、それを僕に向けている以外は。
しつこいようだが、訳が分からない。
それでも、するべき事はなんとなく分かった。

(;^ω^)「お……おぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

僕は鞄を投げつけ、走りだした。
当てなんて無い。ただひたすらに、両親から遠くへと。



20070721175651.jpg



だが、現実は甘くない。



(;;^ω^)「フヒ……フヒ……フヒィ……」

元々足は速い方だったが、問題はスタミナだ。
家に帰るなりパソコンを立ち上げるような生活をしていた僕は、すぐに息を切らせてしまった。
そして、1kmほど離れたガソリンスタンドに差し掛かった頃には、もう殆ど歩いているのと変わらないような状況だった。
しかも、運の悪い事に、ここのガソリンスタンドはセルフ式だ。人はいない。助けを乞う事はできない。

(;;^ω^)「ヤバイ……ヤバイお……このままじゃホントに……」

殺される。
最悪の現実を突きつけられ、えも知れぬ恐怖が僕を襲ったその時だった。

('A`)「あれ? ブーンじゃん。どうしたんだよ、汗だくで」

(´・ω・`)「もしかして、まだfate買ってないとか? 実は僕も買い忘れちゃってさ。
       ついでに買ってきてよ」

('A`)「あ、悪い。俺も頼まぁ」

呑気に下校をしている友人2人に出会った。掠れた声を振り絞り現状を伝える。

(;;^ω^)「ドクオ、ショボン……違っ……あれ……」


今来た道を指差す。数百m先に、両親が見えた。


(´・ω・`)「だね。……ナイフと長刀? みたいなのを持ってるけど、何やったの? 全教科赤点とか」

(;;^ω^)「冗談言ってる場合じゃないんだお! あの2人は異常だお!」

('A`)(´・ω・`)「ゴメン、産業で」

(;;^ω^)「将来の夢は
       自分の子供を
       殺すこと」

('A`;)「……mjsk?」

(´・ω・`)「そりゃまた……、さぞや先生は、作文の評価に困っただろうね」

ともかく、このままでは2人も危ない。
早いところ、2人とも逃げて……


(;;^ω^)「2人とも、助けて欲しいお!」


……あれ? ……僕は、今なんて言った?
助けて欲しい? それがどういう意味か分かっているのか? いや、分かっているのに?

身代わりになれって、言ってるようなもんじゃないか。だれがそんな事引き受け……

('A`)「……しゃーねぇな。任せとけ」

(´・ω・`)「いいけど、今度何か奢ってよね」

( ^ω^)「え……?」

引き受けてくれるのか? 何で?

('A`)「ホラ、早く行けよ! ここは俺達に任せろ!」

(´・ω・`)「ドクオ、それ死亡フラグなんだけど。俺達はカンベンして欲しいな」

ドンッ、と背中を押され、僕は力なく走り出した。
ホントにいいのか? そんな事、聞ける筈も無く。

( ゚д゚ )「…………」

J( 'ー`)し「…………」

背中の方で、両親が何かを言っていた。
改めて不安になる。本当に逃げていいのか、と足を止め……


('A`)「おい、ブーン!」

ドクオの声が耳に届いた。慌てて振り返る。
ドクオが、僕めがけて何かを投げた。何とか受け取る。
……財布?

('A`)「fate3人分。ある筈だ。他のもん買うんじゃねーぞ!」

……! こんな時にまで、この2人は……

( ^ω^)「任せるお! また学校で盛り上がるお!」

今度こそ、僕は走り出した。さっきよりも力強く。
売り切れてしまっていたら、2人に申し訳ないから。


きっと、大丈夫。



( ゚д゚ )「――いやぁ、素晴らしいね。学生時代を思い出したよ」

拍手をしながら、ミルナが言った。

('A`)「……アンタ、自分のガキを殺すって、正気かよ?」

( ゚д゚ )「あぁ、正気だね。……ん? 君は、どこかで会ったかな?」

ミルナがまじまじとドクオの顔を見つめ、ドクオはそれに答えた。

('A`)「何度か、家に遊びに行きました」

( ゚д゚ )「……思い出したよ。息子と一緒にアニメを見ていたっけ。
     これが俺の……なんだったけっな?」

('A`)「あぁ、それなら……」

( ゚д゚ )「あっ、いや、もういいんだ」

またもドクオが答えようとして、それをミルナが遮った。

( ゚д゚ )「だって、もう範囲内だからね」

先ほどからゆっくりと、ドクオとの距離を詰めていたミンナが、一足飛に、ドクオとの距離を縮めた。
そして、手に持った鉈を一薙ぎする。

('A`;)「のわぁ!?」

結果から言えば、鉈の一閃はドクオの頭上の空を切った。
だが、それはまったくの偶然。突然の攻撃に足を縺れさせたドクオが、転んだ結果でしかなかった。
ハラハラと髪の毛が舞い落ちる。

( ゚д゚ )「運がいいな、少年。で、どうする?」

見下しながら、ミルナが問うた。
どうする? つまり、自分を見逃し、ブーンを追わせるか? と言う事だ。
本来なら見逃してもらうのはドクオの方なのだろうが、ミルナの目的はあくまでブーンのようだ。

('A`)「……もし、アンタをここで逃がせば、俺は助かるのか?」

( ゚д゚ )「当然だ。俺の狙いは、あくまで息子ただ1人だからな」

('A`)「……本当だな?」

( ゚д゚ )「あぁ、本と……」

('A`)「あぁ、いや、もういいんだ」

今度は、ドクオがミルナの言葉を遮った。

('A`)「俺も、範囲内だ」

( ゚д゚ )「……!?」

その瞬間、世界は逆転した。重力さえもが消え去った。
少なくとも、ミルナの中では。

完全なオウム返し。ジリジリと距離を詰めたドクオが、全力を込めた足払いを仕掛けたのだ。

( ゚д゚ )「うぉぉぉ!」

地面に激突する刹那、ミルナは地面に腕を叩きつける。所謂「受身」だ。
腕には激痛が走り、背中を打ちつけた為、肺も苦しい。
だが、頭部には傷1つ無かった。まだ十分に人を殺せる。

( #゚д゚ )「猿真似たぁ……よくも厨二病みたいな真似をしてくれたな……!」

('A`)「いい歳こいた大人が厨二病はねーわ……」

(# ゚д゚ )「うるさい!」

再び切りかかるミルナ。だが、今度はさっきの様な不意打ちとは違う。
頭に血が上っている事もあって、よく見れば避けるのは難しくなかった」

('A`)(見える! 俺にも見えるよ!)

……ドクオが、このまま避け続け、折を見て自分も逃げようと考えて始めた時だった。
ミルナの攻撃が、突如止んだ。

('A`)「……あ?」

( ゚д゚ )「やめだ。埒が開かん。……これで、終わらせよう。
     本当は息子に使うつもりだったがな」

そう言うとミルナは、腰を落とし鉈を鞘に収めているような形に構えた。
その姿はどう見ても

('A`)(……居合い、だよな? 何でこの状況で……)

ドクオがそうこう考えている内に、ミルナは更に腰を深く落とし――

('A`;)「なっ!?」

まさに、瞬間移動とでも呼ぶべき速さだった。
不意打ちの時の、ゆうに2倍の距離があった。それが一瞬にして消え去ったのだ。

('A`;)(横……無理! なら……後ろだ!)

ドクオが全脚力を懸けて後ろへ飛んだ。


――ドンッ

背中に何かがぶつかった。十分な距離が取れない。

('A`)「あ」

ドクオの腹部に、真っ赤な花が咲いた。
崩れ落ちながら、ドクオが後ろを見た。給油機があった。

( ゚д゚ )「ちょっと……、浅かったかな?」

('A`)「浅い? どう見ても重傷です。本当に(ry
    ってか、人に厨二病って言っておいて、突撃居合いはねーわ……」

( ゚д゚ )「目には目を、だよ。それに、死にはしない傷だ。……動かなければね」

('A`)「……」

ザッと足音を立てて、ミルナがドクオに歩み寄る。もう、殺意は感じられない。

( ゚д゚ )「君は頑張った。君みたいな友人を持って、本当に息子は幸せだったろうね。
     安心してくれ。ゆっくり楽しむつもりだったが、
     君に免じて一撃で終わらせると誓おう」

('A`)「……だよ」

( ゚д゚ )「何?」

ドクオの声は、尋常じゃなく小さかった。
だからこそミルナは、彼にもう一歩、歩み寄った。

('A`)「俺が! ごごで! 終わらぜるづっだんだよ!」

起き上がり、胸ポケットのボールペンを、喉元めがけ突き出した。
見た目重視で、ちょっとカッコいい金属製のボールペン。突き刺されば、間違いなく絶命するだろう。

もちろん、突き刺されば、の話だが。

('A`)「くっ……」

ボールペンは、あと数cmの所で動きを止めていた。
ミルナの腕が、ドクオの腕を掴んだために。

( #゚д゚ )「……不意打ちが2度通じると思うか……!?
      残念だったなぁ? アニメのヒーローみたいにカッコよく一撃でキメたいよなぁ?
      ……君には無理だよ」


ドクオを突き飛ばし、ミルナは身を翻す。
ドクオとの距離が、どんどん開いていき

ミルナの頭上から、液体が降ってきた。


(;゚д゚;)「……これは?」

('A`)「へ……へへ……」

再びドクオを見据え、その左手に何かが握られている事に気付いた。
銃? 違う。そんな訳が無い。ならば何?
水鉄砲? よしんばそうでも、中身が違う。この臭いは……


(;゚д゚;)「……まさか」

('A`)「そっ……、そのまさか、だよ」

ドクオの左手に握られていた物。それは、給油ノズルだった。
そして、右手には、先ほどのボールペン。


(;゚д゚;)「よせ、やめろぉぉぉぉぉぉ!!」

('A`)「だが断る。耳かっぽじって良く聞けオッサン。
    ……これが俺のレッドフレイム(紅の一撃)だ!!」

ボールペンを、地面に突き刺すように振り下ろす。無論、刺さりはしない。
だがそれは、刺さりはしないまでも、火花を起こすには十分な勢いだった。


焔の道が出来上がる。


(  д )「があ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛あ゛!!!」

ミルナが踊っている。生きようともがき、足が縺れ倒れこんだ。
何とかして火を消すべく、地面を転がりまわるも、辺りも既に火の海となっていた。

('A`)「……」

しばらくして、ミルナは息絶えた。
その手は天へと向けられており、まるで天に助けを乞うかのようだった。

('A`)「終わったな。……ねみぃや……」

('A`)(……アレは…………)

ドクオの意識は、そこで途切れた。





J( 'ー`)し(――ミルナは、あの子と会話をしている。今のうちに……)

ゆっくりと、ミルナとドクオの視界に入らぬよう、移動するカーチャ。
あと少しで、逃げ切れる。そうカーチャが思った刹那。

(´・ω・`)「どこへ行くおつもりで?」

背後から声を掛けられた。声の主はブーンのもう1人の友人、ショボン。
カーチャは一瞬止まり、そして振り向いた。

J( 'ー`)し「ちょっとそこまで。……じゃ、ダメかしら?」

(´・ω・`)「ダメですね。大体、そのセリフは20代が限界かと」

J(#'ー`)し「アタシ、まだ29だけど?」

(´・ω・`)「……これは失礼。……でも、計算が合わないんですけど。それだと」

J( 'ー`)し「計算?」

ショボンが少し上を見上げる。考え事をする際の、無意識の行動だ。
カーチャもそれに気付き、腰を落とした。
だが、見上げながらも、目線は自分に向いている事に気付き、それをやめた。
ショボンが少し安堵したように見えた。

(´・ω・`)「だって、僕も内藤君も、18です。16歳に結婚したとしても……」

J( 'ー`)し「確かに、結婚したのは16だけど、初潮が来たのはもっと前だったわよ?」

(´・ω・`)「……なるほど」

子供が産めるようになってすぐ、ブーンを作ったと言う訳だ。
流石に、子供の頃からの夢と言っているだけの事はある。

(´・ω・`)「確かに、お若いですよね。家からこのガソリンスタンドまで走って来て、
       息1つ切らせていない」

J( 'ー`)し「当たり前よ。この日の為に、それなりの鍛錬はしたつもり。
      ……だから、アナタ達が勝てる訳無いの」

(´・ω・`)「かもしれませんね。でも、もう諦めた方が良いんじゃないですか? 見たでしょう?
       ブーンはもう、VIP市方面に逃げて行ってしまったのですから。
       今から追いつけるとは思えません」

ショボンの言葉に、カーチャは不敵な笑みを浮かべた。

J( 'ー`)し「いいのよ。どこにいるかなんて、もう分かってるんだから」

(´・ω・`)「……どこです?」

J( 'ー`)し「交番」

(´・ω・`)「……」

間違ってはいない。おそらくブーンは、警察に保護されている。
となれば、確かにいる場所は交番となる。
なるのだが……

(´・ω・`)「警察だっていますよ?」

J( 'ー`)し「警察にだって勝てます。
      だって、向こうは『殺られるまで撃っちゃダメ』なんでしょ?」

(´・ω・`)「『や』の字が違うかと」

J( 'ー`)し「いいのよ。細かい事は」

まったく恐れを知らない様子のカーチャ。
こうして話をしているのも、ショボンごとき、いつでも殺せると思っているからに違いない。

(´・ω・`)「良くないんですよね。これが」

J( 'ー`)し「……? まぁ良いわ。アタシそろそろ行きたいんだけど、やっぱり邪魔する気?」

(´・ω・`)「そのつもりです」

J( 'ー`)し「そう……、残念ね。君、礼儀正しくて、ちょっとステキだったのに」

たしかに、ショボンは礼儀正しい。
言葉遣いしかり、今だって殺人未遂犯を相手に、後ろで手を組み、両足を肩幅に広げ、話に臨んでいた。

J( 'ー`)し「楽には死ねないわよ?」

再び、カーチャが深く腰を落とす。
そしてカーチャは突撃を仕掛け、いや、仕掛けようとし

J( 'ー`)し「……っ!?」

大きく状態を仰け反らされた。
額からは鮮血が一筋流れ出ている。

(´・ω・`)「携帯電話って、案外重量もあるし、頑丈なんですよね」

ショボンの右腕が、カーチャに向けて一直線に伸びている。
どうやら、携帯電話を投げつけたらしい。尻ポケットにでも入っていたのだろう。


J( 'ー`)し「くっ……」

カーチャが体勢を立て直そうとし

(´・ω・`)「させませんよ」

もう一度、ショボンが何かを投げつけた。
思いがけない追撃に、カーチャは今度こそバランスを崩し、後ろに倒れた。

J( 'ー`)し「つぁ……こ、国語辞典?」

(´・ω・`)「正解です。景品は……これで」

更に投げつける。
今度は和英辞典だった。
角が眼球にめり込んでいた。

J( メー`)し「ふざっ……やめっ……!」

(´・ω・`)「遠慮はいりませんよ」

投げつける。英和辞典だ。
鼻にクリーンヒットし、血が吹き出る。あらぬ方向に鼻が曲がる。

地面に置いたエナメルバッグから教科書を抜き出し、投げつける。
その繰り返し。
狂ったように教科書を投げつけるショボンのその様は、バーサーカーと形容するのが相応しかった。
だが、それにも終わりはやってくる。
それは、丁度ショボンの背後で大きな爆発音が聞えた頃にやってきた。
ショボンとしても、ドクオが気がかりだったが、今は振り返っている暇は無い。

J( メー`)し「……弾切れ、かしら?」

(´・ω・`)「……ですね。水曜日なら、後4、5発あったんですけど……」

J( メー`)し「そう。……じゃぁ、死んで?」

(´・ω・`)「……残念。時間切れです」


ショボンが完全に脇見をしながら言い、何かけたたましい音が聞えた。近づいてくる。

J( メー`)し「これは……! まさか!」

カーチャが凄い形相で後ろを見る。
地面には、携帯電話が転がっていた。
ショボンの存在など忘れたかのように、その携帯を開く。


(´・ω・`)「あ、その携帯、生きてます? 買い換えるの面倒で」

ショボンが問い掛ける。当然、答えは無い。
カーチャは、携帯を少し弄り、画面を凝視した。
そこには、こう表示されていた。


―――――――――――――――――
発信履歴
××  ○/○○ 水

110
―――――――――――――――――


J( メー`)し「貴様ァ……」

(´・ω・`)「いやぁ、大変でしたよ。背中に隠しての操作はともかく、
       会話を続けながら、何とかして場所を知ってもらうのは」

少しだけ誇らしげに、ショボンが言った。
そして、カーチャの脳裏に、いくつかの単語がフラッシュバックする。


『内藤』『ブーン』
『ガソリンスタンド』『VIP市』


J( メー`)し「貴様……ふざけた真似を!」

( ,,゚Д゚)「――動くんじゃねぇゴルァ! 動いたら撃つからな!」

怒りを顕にしていたカーチャだが、拳銃を突きつけられている事を知ると、力なく腕を下ろした。

(;・∀・)「うわっ、何だこれ……、美味そうな臭いしてやがるのが何とも気持ちわりぃな
      ……って、おまっ、大丈夫かよ!? オイ、学生1人が重傷だ!」

(´・ω・`)(重症……学生……良かった。死んでない。生きてる)

( ;;゚Д゚)「――オイ小僧! 危ね……」

(´・ω・`)「え?」

確かにショボンは見た。カーチャが腕を下ろした、その姿を。
しかし、見落としていたのだ。
腕は下ろされても、その手から、ナイフが離れる事は無かったと言う事を。


(´・ω・`)「うぁ……」

鈍い音が聞え

( ,,゚Д゚)「……っ、この、馬鹿野郎が!」

乾いた破裂音が3つ、立て続けに鳴り響いた。





真っ白い部屋、即ち病室に、3人はいた。

(;^ω^)「本当に申し訳ないんだお……」

('A`)「気にすんなよ。俺らが勝手にやったんだ」

(´・ω・`)「俺らって言うか、ドクオが勝手に引き受けたんだけどね」

('A`)「イヤなら逃げても良かったんだぜ?」

(´・ω・`)「空気嫁って言われるのは目に見えてたからね、やめといたよ」

話が一旦切れる。誰も、ブーンの両親については触れなかった。
再びドクオが口を開く。

('A`)「あ、そーだ。財布、返してくれよ」

( ^ω^)「あ……、把握したお」

鞄を漁り、目当ての物を探り当てる。

( ^ω^)「ほいだお」

('A`)「うむ、確かに俺の財布だ。えっと……」

受け取るなり、中身を確認するドクオ。
と言っても、別にブーンを疑っている訳ではない。

('A`)「おっ、ちゃんと取っといたのな。感心感心」

そう言って、ドクオは財布から、白い紙切れを取り出した。

('A`)「fate3人分。後でちゃんと返してくれよ」

(´・ω・`)「あ、今返しとくよ」

( ^ω^)「んじゃ、僕もだお」

ブーンとショボンが金を差し出し、ドクオが受け取る。

('A`)「よし。……それで、fateの方はどうだ? もう結構進んだんじゃないのか?」

( ^ω^)「……やってないお」

('A`)「へ? 何で?」

( ^ω^)「約束、したお」

('A`)「約束? 何のことです?」

やれやれ、とショボンが首を振った。

(´・ω・`)「まぁ、ドクオらしいかな」

( ^ω^)「だおね。じゃ、僕はそろそろ帰るお」

('A`)「え、ちょっと待てよ。何なんだよ? 約束って」

(´・ω・`)「じゃーねー、ブーン」

( ^ω^)「ばいぶー」

ブーンがドアの向こう側へ消える。
ドクオは最後まで、約束が分からないでいた。


( ^ω^)「……また、学校で盛りあがるお」



廊下を歩きながら、ブーンはポツリと呟いた。






この小説は2007年4月22日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:ADKj3asV0 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです


お題
・バーサーカー
・居合
・J( 'ー`)し「実の息子をこの手で殺す。それが私の子供の頃からの夢だったのよ」
・( ゚д゚ ) 「ヒーローみたいにカッコよく一撃でキメたいよなぁ?」
・('A`)「これが俺のレッドフレイム(紅の一撃)だ!!」


ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/31 18:13 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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