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国王軍VS盗賊団


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




( ><)「みかんが豊作なんです」

(*‘ω‘ *)「ちんぽっぽ」

籠一杯の蜜柑を目の前にして、男は満足そうに頷いた。
隣に居る女も嬉しそうに飛び跳ねた。

( ><)「それじゃ、家に帰るんです」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ……ぽ?」

男が蜜柑を載せたリヤカーを引こうとすると、女が男の髪の毛を引っ張った。
不意を突かれ、男は首を痛める結果となった。

(;><)「痛いんです!何するんですか!?」

(*‘ω‘ *)「ぽっぽ!ぽ!!」

女は必死に遠くを指す。
男が女の指差す方向に目をやると、
砂煙をあげながら自分達のところへやってくる集団がいた。

(;><)「あ、あれは……はははや、早く逃げるんです!」

(*‘ω‘ *)「ぽ!!」



20070617204814.jpg



玉座には、にこやかな顔をした人物がどっしりと構えていた。
傍には護衛兵と思しき男が、槍を片手に主を守るように立っている。

( ^ω^)「僕は国家なり」

( ・∀・)「その通りでございます」

( ^ω^)「太陽王なり」

( ・∀・)「その通りでございます」

( ^ω^)「僕はこの国の王なり」

( ・∀・)「その通りでございます」

(;^ω^)「……全部に突っ込んで欲しいとこ――ん?大臣は何処かお?」

( ・∀・)「モナ大臣はお腹を壊されてトイレにいらっしゃるかと」

そうかお、ありが㌧と王は言って溜め息をついた。
その時だ、突然一人の兵士が息を切らしながら王の間へと走りこんできた。

(;`・ω・´)「ハァハァ、お、王様!」

(#・∀・)「貴様!王の御前であるぞ!!そのような醜態を……」

( ^ω^)「まぁまぁ、で、どうしたお?」

(;`・ω・´)「は!や、奴等が現れました!!」


瞬間、王の雰囲気が変化した。
怒りを押し殺すかのように低い声で呟く。


( ^ω^)「何だと……」

(;・∀・)「おおおおおい!そそそそれの被害は!?」

(;`・ω・´)「はははははぃ!こここ国民2名が重症との報告です!」

ぶちっ

何かが切れるような音がした。
二人の兵士が王の方を恐る恐る振り向く。
王が体を震わせながら俯いていた。

刹那

(#゚ω゚)「あいつらめえぇぇぇぇええぇぇぇえ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」

王は立ち上がり、大声――咆哮と例えても良いだろう――を上げた。
そして怒鳴るように兵士二人に命令を下す。

(#゚ω゚)「兵を集めろぉぉぉ!!奴等の討伐に出掛けるぞ!!」

(;・∀・)(;`・ω・´)「「は、はい!!」」


二人は脱兎の如く駆け出していった。
王は握り拳を作り、鬼のような形相で王は呟いた。


(#゚ω゚)「許さん……許さんぞクズども……!!」





ここはVIP国。
農業を基盤としている国だ。
国民の生活は総じて裕福とは言えないが、彼等はそれなりに満足している。

何故か。それは国王の人柄や人望によるものであった。

国王ブーンは国民の為に寝る間も惜しんで身を裂いていた。

東に貧しい村があれば、すぐに救済処置を取り、
西に役人の不正があれば、自らの手で処罰を下し、
南に不満を言う人あれば、話を気の済むまで聞いてやり、
北に腹を下している大臣があれば、行ってトイレを暖めてあげる。

とにかく素晴らしい王なのだ(投げやり

しかしそんな彼にも一つ、悩みの種があった。

冒頭であった”奴等”の存在である。

( ^ω^)「”奴等”とは隣国の盗賊団の事を指すお。
       昔からいる盗賊達だけど、ここ最近動きが活発になってきてたお」

(#゚ω゚)「ところがワッショイ!そいつらが我が国に進入してきやがった!
      少し前から国民に危害を加えだしたんだお!!」

(#゚ω゚)「ガッデム!!国民は僕の家族も同然!!
      だから僕はあばばばばばあqせrtgふじこp;@:」


……わざわざご丁寧にどうもありがとうございます。
とまぁ、そういう社会的背景があるという事だと言って説明を終わりにしたいと思う。


長い廊下をひたすら走り続ける姿が二つ。
先程の兵士二人だ。全速力で走っているために息が荒い。

(;`・ω・´)「ハァハァ、た、隊長!!」

(;・∀・)「ゼーゼー、な、何だ!?世間話は後にしてくれ!!」

(;`・ω・´)「わかりました!!それでですね!!」

(;・∀・)「人の話はよく聞いといたほうがいいぞ!!」

(;`・ω・´)「何故王様は民が被害に遭うとあれほど激昂なさるのですか!?
        正直怖いです!!」

(;・∀・)「王は『国民は僕の大事な家族』と常におっしゃられているからな!!
      だから如何に温厚な王と言えどもお怒りになるのは至極当然だ!!
      私も怖いよ!!ビビる!!」

(;`・ω・´)「おっと分かれ道ですよ!!どうします隊長!!」

(;・∀・)「……お前、後で俺の部屋来いよ!!
      俺は直進するからお前は左から行って伝令係に伝えろ!!」

(;`・ω・´)「ksmsですね!!ブラジャー!!」

(#・∀・)「とっとと行け!!挿すぞ!!」

(;`・ω・´)「イエッサー!!」





城にて討伐の準備が進められている一方で、
噂の盗賊団もまた自分達のアジトにて次の作戦の計画を練っていた。


('A`)「さて次の作戦だが……」
  _
( ゚∀゚)「お頭~次はおっぱいがデカいところ狙おうぜ~」

( ゚∋゚)「……筋肉」

(*゚ー゚)「あ、この蜜柑おいしぃ~」

盗賊団の頭と幹部と思しき三人が、一つのテーブルを取り囲んでいる。
会話は成り立っていないが。

(#'A`)「真面目に話し合え」
  _
( ゚∀゚)「だってよーさっきの女はおっぱい大きくなかったし」

( ゚∋゚)「……プロテイン」

(*゚ー゚)「どのみちこの国の王が居る限りしばらくはまたナリを潜めないとね」

(;'A`)「そうだよな……」

団の頭である男は、以前強盗した際に国王軍と戦った事を思い出した。
たかだが盗賊数十人に兵士約千人が押し寄せてくるその光景。
男は身震いをした。


('A`)「あれ以来、仲間も減って俺を含めて10余人になったしな……」

(#゚ー゚)「だったら……何で懲りずに今回みたいな事したのよ!!」

女がテーブルを思い切り叩く。
その衝撃でテーブルにひびが入った。

(;'A`)「いや……だって」
  _
(;゚∀゚)「久しぶりに体を動かしたかったし……」

( ゚∋゚)「……筋トレ」

(#゚ー゚)「馬鹿!馬鹿男ども!!どうなるかぐらい予測してから行動してよね!!」

この言葉に頭にきたのだろう、今度はおっぱい発言をした男が立ち上がって女に迫った。
  _
(#゚∀゚)「なんだと!?お前だってミカンミカン五月蝿かったじゃねーか!!」

(;゚ー゚)「そ、それはそれよ!ただちょっとはしゃいだだけじゃない!!」


ドンッ


ギャーギャー騒ぐ二人の間を銀玉一発が抜けていった。
二人が顔を青くしてそれが飛んできた方を見る。
頭が額に青筋を立てて、銃口をこちらに向けていた。

(#'A`)「うるせえよ……」
  _
(;゚∀゚)(;゚ー゚)「ごめんなさい……」


男は舌打ちをすると腕を組んだ。

('A`)「それで今後の活動についてだが」

('A`)「あの王は既に兵を整えているだろう」
  _
(;゚∀゚)「そ、それで?」


('A`)「ここはあちらさんが静かになるまで大人しくしていよう」

(*゚ー゚)「そうね。じゃないと前回の二の舞になるものね」



( ゚∋゚)「それにこれ以上こちらの犠牲者を増やすわけにもいかんしな」



一同が目を点にして筋肉男を見つめた。筋肉男は怪訝な顔をしてどうした?と訊ねた。

  _
(;゚∀゚)「お前……普通に喋れたんだな」

( ゚∋゚)「当然だろう。今までは億劫だったから単語で済ませていただけだ」

(;゚ー゚)「億劫って……」

('A`)「とにかくだ。さっき言った事でFAだな?他の奴等にもそう伝えてくれ。
    各自準備だけは怠らないようにしろ。解散!」

「「「おう!!」」」





( ^ω^)「兵士諸君!!」

王は声を張り上げた。
彼の眼前には約千人の兵が列に乱れなく並んでいた。

(#^ω^)「聞いたであろうが、我等の家族が忌々しき悪に傷つけられた!!」

(#^ω^)「前回は全員を捕まえる事が出来なかったが、
       今回こそは何としてでも捕まえるぞ!!」

オオオオォォォォオォオォォォ

喊声が兵士達からあがる。彼等の士気が高まっていく。
比例して王の動きもヒートアップしていく。

(#゚ω゚)「今回で二回目の討伐遠征となる!!奴等も警戒してくるだろう!!」

地面を思い切り踏み鳴らす。

(#゚ω゚)「そこに気をつけながら奴等をフルボッコにするぞ!!ハッやっぞ!!」

オオオオォォォォオォオォォォオオオオォォォォ

(#゚ω゚)「っしゃあ!!行くぞオラァ!!俺に続けぇぇぇぇぇ!!」

と言うと彼は用意されていた馬に騎乗し、勢い良く駆け出して行った。
兵士達も彼の後ろをついていく。大群が動き出した。





再び場面は盗賊団アジトに移る。
各団員それぞれが静かに息を潜めてやりたい事をやっている。

('A`)「ずっと俺のターン」

「やめて団長www俺のライフはとっくに0っすよwwwwwww」

( ゚∋゚)「……風呂」
  _
(ヽ ∀ )「おっぱい……乙パイ……オパーイ……πタッチ……足りない……」

(* ゚ ー ゚ )「あ゛ーみがんおいじい゛~」

('A`)( ゚∋゚)「デブ乙」

(# ゚ ー ゚ )「な゛んでずっで~」

何だかんだでこの状況下においても楽しむ事は忘れていないようだ。

しかしそれも長くは続かない。
見張り役の団員の怒声がアジト内に響いた。

「国王軍が来たぞおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

「!」

盗賊達の緊張感が一気に高まる。
団員達は頭の方を一斉に見た。
頭は頷くとそれぞれに指示を始めた。


('A`)「それぞれ戦闘配置に付け!!作戦はA-typeだ!!」

('A`)「相手は大群だ!こっちは数が少ない分、機動力で攪乱するぞ!!」


('A`)「勝とうとは思うな!!相手が混乱した所で一時撤退する!!」

('A`)「これは敗走ではない!!奴等に勝つ為の布石だ!!」

('A`)「幸いこっちのアジトはまだあっちには知られてはいない!!」

('A`)「国王軍がこっちに来たのは偶然だ!!
    油断している時に奇襲をかけて怯ませるぞ!」


('A`)「ここで力尽きるわけにはいかない!!」

('A`)「これが終わったら!!この後酒でも飲み明かすぞお前等!!」


オオオオオオオオォォォォォ


( ゚∋゚)「腕が鳴る……」


(*   ゚  ー  ゚  )「う゛ぶぶ……わだしの術でいじもう゛だじんよ」

  _
(ヽ゚∀゚)「おっぱい成分が足りないが……一暴れしてやるぜ!!」


('A`)「それじゃ行くぞ野郎ども!!」



( ^ω^)「兵隊長、皆に気を引き締めるよう言ってくれお」

( ・∀・)「ハッ!」

王の斜め後ろに付いていた隊長は、更に後ろにいる部下達に王の言葉を伝えた。

前方には森が広がっている。
車輪の跡が森の中まで続いていた。

( ^ω^)「間の抜けた盗賊だお」

しかし油断は出来ない。もしかしたらこれは罠かもしれないからだ。

( ^ω^)「盗賊共め……」

前回の盗賊団との戦闘を思い出す。
奇襲にも係わらず犠牲者は多数、それに加え、負傷者に至っては半数以上も出た。
奇妙な術、的確な射撃、疾風の如き速さ、筋肉。

( ^ω^)「もう……これ以上の犠牲は出さないお」

( ^ω^)(切り札も今回は用意してある……)

王は手に持っていた筒を力強く握った。







('A`)「勝つのは俺達だ!!」





( ^ω^)(民を脅かす者共め……成敗してくれるお!!)







果たしてどちらが勝つのか

今、戦闘の火蓋が切って落とされようとしていた

この戦いの結果がどうなるのかは

神のみぞ知るところとなる







ジャアァァァァァァ

( ´∀`)「ふぅ~スッキリしたモナ」

一人の男がトイレの個室から出てきた。
近くに掛けていた豪華な装飾が施された衣服を羽織る。

( ´∀`)「何も変なもの食べてないのにお腹壊すとは」

(;´∀`)「……ストレスかモナ?」

そう呟きながら玉座のある間へと進んでいく。
尻の穴に違和感があるためか歩き方が少々覚束ない。

(;´∀`)「何かまだ出そう……あ、着いたモナ」

王の間に到着した大臣は扉を開ける。そこに王の姿は無かった。

(;´∀`)「……あら?」

辺りを見回すが人っ子一人も見当たらない。
不審に思い、玉座まで歩いていく。その上に一枚の紙が置いてあった。
それを読んで大臣はガックリとうな垂れる。と同時に深い溜め息を吐いた。

(;´∀`)「また、モナか……」

大臣の苦労はまだ始まったばかりである。










この小説は2007年5月29日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:NCm10Mbo0 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです


お題
・太陽王
・( ><)「みかんが豊作なんです」


ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/30 23:54 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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