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ξ ゚⊿゚)ξ ツンが殺しに来たようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




それは…………

剣と言うにはあまりにも大きすぎた


大きく 分厚く 重く そして大雑把すぎた



それはまさに鉄塊だった





20070616232559.jpg




とある町のとある酒場。


ξ ゚⊿゚)ξ  「この町にブーンって男がいるって聞いたんだけど」

バーテン  「……いたらどうだって言うんだい?」

ξ ゚⊿゚)ξ  「家を教えてくれないかしら?」


(,,゚Д゚)   「おう、ネーチャン。ブーンさんに何の用だい?」

ξ ゚⊿゚)ξ  「…昔の借りを返しに…ね」


( ^Д^)  「……昔の借り…ねえ。
       ブーンさんの昔の事を口にするヤツは
       タップリ可愛がってやれって言われてんだよな……」


(,,゚Д゚)   「そう言うこった。
       まぁアンタみたいなベッピンさんは違う意味でタップリ可愛がってやるよww」


ξ ゚⊿゚)ξ  「……」



それは 剣と言うにはあまりにも大きすぎた




(,,゚Д゚)   「ゴルァ!こっちに来な…」




大きく 分厚く 重く そして大雑把すぎた




ブォンッ! スパン!!



(,;゚Д゚)   「ががッ」




それはまさに鉄塊だった






 (;^Д^) 「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!ギコがあああああ!!!!」


ダンッ!


 (;^Д^) 「ひぃ!」

ξ ゚⊿゚)ξ  「案内してくれる? ブーンの所まで」





从'ー'从 「お父さん!私、花で首飾りをつくったの。お父さんにあげる!」

('A`)  「トウチャン…、絵本読んでくれよ…」

(´・ω・`) 「お父さん、僕に釣りを教えてくれる約束だったよね」

(`・ω・´)「ショボン!俺が先だぞ!」

( ∵)    「……」

( ^ω^) 「おいおい、そんないっぺんに言われてもお父さん困るおw」



公園ほども広い庭園で、中年の男が子供達に囲まれていた。



ξ ゚⊿゚)ξ  「ひさしぶり」





( ^ω^) 「……はて? どちら様ですかお?」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……10年前、VIPヴィレッジ」

(; ^ω^) 「!! ……な、なにを…言っているんだお……
        そのVIPヴィレッジとやらがどうかしたのかお…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「ねえ、私の顔をよーーく見て。面影ないかな?」

(; ^ω^) 「?…………ッ!!ま、まさかっ……いやそんなハズは…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「そんなハズあるのよ。生き残ったの、あの爆発を、奇跡的に」

(; ^ω^) 「ツ…ツツツ…ツツ」
 
ξ ゚⊿゚)ξ  「ツン、でしょ?人の名前くらいちゃんと発音しなさいよ」


(; ^ω^) 「…ま…まさか……。生きていたとは思わなかったお……」

ξ ゚⊿゚)ξ  「それは残念ね。
       残虐非道な過去を忘れてぬくぬくと余生を送るつもりだったのかも知れないけど
       そうは問屋が卸さないわ。あの時の借り、今この場でキッチリと払わせてやる」

(; ^ω^) 「………」


( ^ω^) 「……借りか。確かにあの時の生き残りである君には大きな借りがあるお。
       私があの村で行った事はどんな事をしても償いきれるものではない。
       君が私の命を望むならそれを拒む事など出来ないお…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

( ^ω^) 「……ただ、もし許されるなら私に時間を与えて欲しいお。
       君の村を去った後、私は自分の過ちを心底悔いたお…。
       自分の欲の為に…何人もの人を殺めてしまった。
       悔やんでも悔やみ切れず、毎夜悪夢にうなされたお」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

( ^ω^) 「罪を償いたくても、償うべき相手はみんな殺してしまった…。
        いっそ自ら命を絶って、せめてもの償いにしようとも考えたお…。
        そんな時この子達と出会ったんだお…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

( ^ω^) 「この子達は戦争で親を亡くして路頭に迷っていたんだお。
        この子達を見て私は思ったお。
        私が奪ってしまった命はもう戻らないが、
        これから失われる命を救う事なら出来る、と。
        それが私に唯一残された懺悔の道ではないのか、と」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

(; ^ω^) 「勿論、だからと言って私の罪が消える訳ではないお。
        私の命は君のものだお。だが、少しだけ待ってほしいお。五年…いや三年でいい。
        この子達がなんとか自分達だけで生きていけるようになるまで、
        それまで待って欲しいお。
        それが終わったら私は喜んで君に命を差し出すお…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」


ブン  ドゴォッ!!


(; ^ω^) 「ッ!!」

ツンの剣がブーンが立っていた地面にめり込んだ。かわさなければ即死だっただろう。

ξ ゚⊿゚)ξ  「命乞いは終わった?じゃあ私の答えをあげる」

(; ^ω^) 「……」

ξ ゚⊿゚)ξ  「アンタは、今日、ここで、私に殺される。以上よ」

(; ^ω^) 「…くっ……。みんな、逃げるんだお!!」


子供達は悲鳴を上げながら逃げ出した。



ξ ゚⊿゚)ξ  「心配しなくていいわよ。子供は殺さないから。私の獲物はアンタだけ」

ツンは剣を構え直した。



(; ^ω^) 「くっ!」

ブーンは後ろに飛び退きながら懐から銃を取り出した。

(; ^ω^) 「…急所は……外すお!」


ガオンッ! ガオンッ! ガオンッ!

キン! キン! キン!


(; ^ω^) 「な、なんだと!?」


ツンはその巨大な剣の腹に身を隠し銃弾を防いでいた。


ξ ゚⊿゚)ξ  「死ね」

ツンが剣を振り上げる。



(; ^ω^) 「ッ!」 ポイ


ブーンは持っていた銃をツンの方に放り投げた。

ξ ゚⊿゚)ξ  「なんのつもりよ?」


ガオンッ!


ブーンは一瞬で懐からもう一つの銃を抜き、空中の銃を撃った!


ババババババーンッ!!


銃は爆発し、辺りを凄まじい爆音と閃光が覆った。

ξ ゚⊿゚)ξ  「ッ!!」


ツンはとっさに剣の影に身を隠して銃の破片から身を守った。


⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン


ブーンはそのスキに門の方へ向かって走り出した。

ξ ゚⊿゚)ξ  「…逃がさない」

ツンもすぐに剣を構え直しブーンを追いかける。


⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン

从;ー;从 「えーん、えーん」

(; ^ω^) 「ッ!!」

ブーンの進行方向に、突如泣きじゃくりながら走る渡辺が現れた。

(; ^ω^) 「うおっ!」

突然の事にブーンはバランスを崩し転びそうになる。
その間にツンはどんどんブーンとの距離を縮めていった。



ξ ゚⊿゚)ξ  「終わりにしてやるわ………全て」



(; ^ω^) 「くっ!」

从;ー;从 「えーん、えーん」

(; ^ω^) 「……」

(; ^ω^) 「私はまだ死ぬ訳にはいかない……………ツン、すまない!」

ガシッ





( ^ω^)从;ー;从  「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」
            「きゃあああああああああああ!!!!!」

ξ;゚⊿゚)ξ  「ッ!!!」


ダダダダダダ

ブーンは渡辺を盾にしてツンに向かって走り出した。


カチャ


ブーンはツンに見えないように渡辺の後ろで銃を構えた。

( ^ω^) (渡辺ごと死ねい)


ξ ゚⊿゚)ξ  「シィィィィィィィッッ」


(; ^ω^) 「ッ!!!」




それは 剣と言うにはあまりにも大きすぎた



大きく 分厚く 重く そして大雑把すぎた



それはまさに鉄塊だった








ブォン!   スパン!


从'⊿'从 「いたい!身体がまっぷたつに!」





ゴロゴロゴロ


ブーンは寸前で横に飛びのいてツンの剣戟をかわした



ξ ゚⊿゚)ξ  「チッ」

(; ^ω^) 「な、なんてやつだ!子供ごと私を切ろうとしたのかお!
        ひどい!お前はひどいぞ!」



ξ ゚⊿゚)ξ  「私はアンタを殺したいだけよ。他の事は知らないわ」




(; ^ω^) 「………」


ブーンの脳裏に、渡辺との楽しかった思い出が鮮やかに蘇った


(#^ω^) 「ゆ…ゆるさんぞ……。貴様だけは絶対に許さん!」



ガチャッ!!

ブーンは懐からショットガンを取り出した。


ξ ゚⊿゚)ξ  「ッ!!」

( ^ω^) 「死ねお!!」


ドウンッ!! ドウンッ!! ドウンッ!!


(; ^ω^) 「な! か、かわした!?」



それは 剣と言うにはあまりにも大きすぎた


ξ ゚⊿゚)ξ  「終わりよ」


大きく 分厚く 重く  そして大雑把すぎた


それはまさに鉄塊だった



ブォン!!

ガキィィィンッ!!



(; ^ω^) 「ぐわああああ!」



ブーンは25m吹っ飛ばされた。



ドサッ





(; ^ω^) 「ゲボッ!ゲボッ!」

ξ ゚⊿゚)ξ  「ショットガンで防いだおかげで致命傷は免れたようね。
       でも次で終わりよ」

(; ^ω^) (つ、強い…。技、身体能力、精神力、全てが私の上をいくお。
        一体どうすればヤツに勝てるんだお……。一体……どうすれば………)


『Don't think. Feel.』


(; ^ω^) 「!!」

突然、ブーンの脳裏にブルースリーの言葉がよぎった。

(; ^ω^) (そうだ…。考えちゃ駄目だお…。感じるんだ。水になるんだ……)


(; ^ω^) 「これだお!!」


ガッ! ブンッ!!









( ^ω^)ノ       三('A`)「うわー!」



ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」


それは剣と言うにはあまりn(ryブォンッ! スパンッ!

('A`)  「あつい!」




( ^ω^) 「今だお!」


ガオンッ! ガオンッ! ガオンッ!

ξ ゚⊿゚)ξ  「ッ!!」

ツンがドクオを一刀両断したスキをついてブーンが銃を撃った!


キンッ キンッ ボシュッ!

ξ ゚⊿゚)ξ  「グッ!」

ツンの防御は遅れ、一発が肩にめり込んだ。






( ^ω^) 「いけるお!」





( ^ω^) 「えい!」 ブンッ

(*゚∀゚) 「たすけて!」


ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ! スパンッ!


( ^ω^) 「今だお!!」 ガオンッ! ガオンッ! ガオンッ!

ξ ゚⊿゚)ξ  「グッ!」




( ^ω^) 「えい!」 ブンッ

( ∵)   「……」


ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ! スパンッ!


( ^ω^) 「今だお!!」 ガオンッ! ガオンッ! ガオンッ!

ξ ゚⊿゚)ξ  「グッ!」




( ^ω^) 「形勢逆転だお!子供はまだまだ沢山いるお!!」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……ッ」






( ^ω^) (師匠……ありがとうございますお!)







( ^ω^) 「次はコイツだお」 ガシ

(´・ω・`) 「や、やめて」

(`・ω・´)「やめろ!ショボンをはなせ!」

(´・ω・`) 「に、にいさん」

( ^ω^) 「バカヤロウッ!!いつまでも甘ったれた事言ってんじゃねえお!
        男はな、戦場に立ったら誰もが戦士なんだお!戦わなきゃ死んじまうんだお!」


(`・ω・´)「ショボンの代わりに俺が行く!」


(;´・ω・`) 「に、にいさん。駄目だよ、そんなの駄目だ」


(`・ω・´)「ショボン……強く生きろよ」


(;´・ω・`) 「にいさーん!!」













( ^ω^)ノ            三(´・ω・`)(`・ω・´)



ガオンッ! ガオンッ! ガオンッ!


ξ ゚⊿゚)ξ  「グハッ」

( ^ω^) 「ツン!もう勝ち目はないお!」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

( ^ω^) 「敗北を受け入れろツン。ここまで君は十分に闘った。君は一流のファイターだ。
        これ以上私に…………ッッ」


ξ ゚⊿゚)ξ  「……」 カチャ


( ^ω^) 「…?左手を差し出して、一体なにをするつもりだお?」


ドウンッ!!


(; ^ω^) 「バッバカな!? 義手から……大砲だとッ!!?」



ドカ――ン!!!



(; ^ω^) 「ぐわあああああ!」




凄まじい爆発に、辺りは煙に包まれた。



ξ ゚⊿゚)ξ  「………」


ξ ゚⊿゚)ξ  「…いないッ!?」





⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン  付き合いきれねーお



ブーンは庭園の外に逃げ出していた。





⊂二二二( ^ω^)二⊃ブーン  死ぬまでやってろカスがwwwwww




⊂二二二ξ ゚皿゚)ξ二⊃シィィィィ   ⊂二二二(^ω^;)二⊃ブーン はやいお!





ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ! 



(; ^ω^) 「あぶねっ!」 ヒョイ

スパンッ!

川 ゚ -゚)「巻き添え!」







ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ! 



(; ^ω^) 「こわいっ!」 ヒョイ

スパンッ!

\(^o^)/ 「人生オワタ」







ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ! 



(; ^ω^) 「いやぁっ!」 ヒョイ

スパンッ!

(‘_L’)  「左腕が!」










(; ^ω^) 「なんて事を…。あの人の腕はラス1だったんだぞッ!!」




ξ ゚皿゚)ξ  「シィィィィィッッ」 ブォンッ!

(; ^ω^) 「ひぃ!」





(; ^ω^) 「ううう…、もう身体が動かないお…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」



それは



(; ^ω^) 「たっ、助けてくれお!私はまだ死ぬ訳にはいかないんだお!!」




剣と言うにはあまりに大きかった




ξ ゚⊿゚)ξ  「……」




大きく




(; ^ω^) 「君の村の事は本当に済まなかったと思っているお!
         一日だって忘れた事はないお!」




分厚く





ξ ゚⊿゚)ξ  「…もう罪の意識に苦しむ事は無いわ。アンタは今日ここで償いが出来るんだから」




重く




(; ^ω^) 「わっ、私には守らなければならない子達がいるんだお!
        私が死ねばあの子達は生きていけないお!!」




そして大雑把すぎた




ξ ゚⊿゚)ξ  「…言ったでしょ?私はアンタを殺したいだけ。他の事は知らないわ」

(; ^ω^) 「や……やめ  



ズバァァァァッッ!!!!!





( ゚ω゚ ) 


( ゚d b゚ )






それはまさに鉄塊だった








ξ ゚⊿゚)ξ  「終わったわ…」


誰に言うでもなくツンはそう呟いた。


ξ ;⊿;)ξ  「……」


なんの涙だろうか?
復讐を終えた喜びか、目的を失った虚しさか、それは彼女にしか分からない。





ξ ⊿ )ξ  「……行くわ」


ツンは歩き出した。
一体どこに向かって?それは彼女にも分からない。







・・・・・・・・・・・・


主の消えた庭園に、一つの動く影があった。

(´・ω・`) 「う…う……う」

(´・ω・`) 「にいさん…」






(´・ω・`) 「仇は必ず……」



憎しみの連鎖は終わらない





fin







この小説は2007年6月16日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:QjL3BlBj0 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/30 23:52 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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