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( ^ω^) 夕焼けのガンマンのようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ





20070616212043.jpg




( ^ω^) 「ハァ…ハァ……」

ガクッ

( ^ω^) 「……」



・・・・・・・・・・・・



(;*゚ー゚)  「まあ大変!人が倒れてるわ!ツン、誰か人を呼んできて」

ξ;゚⊿゚)ξ  「わ、わかったわお姉ちゃん」 タッタッタッター




(;*゚ー゚)  「大丈夫ですか!?」

( ^ω^) 「うう……み……みず……」

(;*゚ー゚)  「すぐ村の者が来ますからね!気をしっかり持って」






( ・∀・)  「やっかいな事をしてくれたよ。
        コイツがジョルジュ一味の手下だったらどうするつもりなんだ?」

(;*゚ー゚)  「それはないと思うんです…。
        すごく弱っていたし、風貌だって悪いことをするような人には見えないし」   

( ・∀・)  「そんな事わかるもんか。俺達を油断させる作戦なのかも知れない。
        第一コイツはガンベルトを着けてたんだろ?
        なら立派なガンマンじゃないか。どっちにしろ物騒な人種だよ」

(;*゚ー゚)  「……」

ξ#゚⊿゚)ξ  「ちょっと!じゃあなによ、あのまま放っておけばよかったって言うワケ!?
        そんな事したら死んじゃってたわよ?この人」

 / ,' 3  「やめんか。済んだ事をとやかく言っても始まらん。
       とにかく彼が目覚めたら早々に村から出て行ってもらう事にする。
       それでいいだろう」


( ^ω^) 「う…うーん」

(;*゚ー゚)  「あ、目が覚めたみたい!」

(;^ω^) 「こ、ここはどこだお…?」


 / ,' 3  「ここはVIPヴィレッジ、そしてワシは村長のアラマキだ。村の外で倒れていたアンタを
       そこのシィとツンが見つけて介抱してくれたのだよ?」

(;^ω^) 「覚えてるお…。二人とも、どうもありがとうだお」

(*゚ー゚)  「いえ…無事でよかったです」

ξ ゚⊿゚)ξ  「感謝しなさいよ」


 / ,' 3  「ところで…目覚めた早々申し訳ないだが二、三質問させてくれ。
       アンタ一体何者だね?
       なぜあんな場所で行き倒れておったんだ?」

(;^ω^) 「僕の名前はブーン。ラウンジシティを目指して旅をしていたんだけど
       途中で馬に逃げられてしまったんだお…。
       飲まず食わずでなんとかここまで歩いて来たけど力尽きてしまったお」


 / ,' 3  「で、シィとツンに助けられた、と。ふむ…。アンタ、ガンベルトを着けていたそうだが…
       ガンマンなのか?」

( ^ω^) 「……。銃は護身用だお。一人旅はなにかと物騒だから一応持っているけど
       銃で生計を立ててる訳じゃないお」

( ・∀・)  「はっ、どうだか」

(;*゚ー゚)  「モモラーさん!」

( ・∀・)  「おいアンタ、ジョルジュに何を命令されたんだ?一体何が目的なんだ!?」

(;^ω^) 「ジョルジュ…?何の話をしているんだお…?」

 / ,' 3  「ワシらも色々と立て込んでおってな。
       本当なら体が回復するまで2、3日ゆっくりしていってもらいたい所だが…、
       すまんが夜が明けたら村を出て行ってもらいたい」

(;*゚ー゚)  「……」


( ^ω^) 「わかりましたお。助けて頂いてありがとうございましたお」

 / ,' 3  「うむ、馬はやれんが明日までに水と食料は用意しておこう。ではな」

( ・∀・)  「……」

ガチャ バタン


( ^ω^) 「……」

(;*゚ー゚)  「ブーンさん…薄情な扱いでごめんなさい…」

( ^ω^) 「何を言ってるんだお、シィさんが助けてくれなかったら僕は今頃死んでいたお。
       シィさんは僕の命の恩人だお。本当にありがとうだお」

(;*゚ー゚)  「……」

ξ ゚⊿゚)ξ  「…私も助けてあげたんですけどね」

(; ^ω^) 「あ、ご、ごめんだお。もちろんツンちゃんにも感謝してるお。ありがとうね」

ξ#゚⊿゚)ξ  「子供扱いすんなっ!」




( ^ω^) 「シィさん、ジョルジュって誰だお?」

(;*゚ー゚)  「…無法者の集団のリーダーです」

( ^ω^) 「…狙われているのかお?」

(;*゚ー゚)  「はい。この村はむかし金の採掘場だったんです。
        金が採れなくなって大部分の人がいなくなってしまったけど
        残った人は鉱山に残った僅かな金を集めて村の財産にしました。
        ジョルジュはそれを狙っているんです」

( ^ω^) 「……」

(;*゚ー゚)  「だから、村長達も気が立っているんです。いつジョルジュ達におs

ガチャッ

(・∀・)  「……」

(*゚ー゚)  「モモラーさん。どうしたんですか」

(・∀・)  「…アンタ、ブーンさんって言ったか…」

( ^ω^) 「……」

(・∀・)  「アンタの顔、見た事あるって言ってる人がいる」

(; ^ω^) 「ッッ!!」

(・∀・)  「昔ポストマン(郵便屋)をしていた時に見かけた賞金首の張り紙に、
       アンタとよく似た顔があったそうだ……」

(; ^ω^) (まさか…、こんな田舎に…あんな昔の張り紙を覚えてる人間が…)

(;*゚ー゚)  「……」

ξ;゚⊿゚)ξ  「……」

(・∀・)  「どう言う事か答えてもうおうか…」

(;*゚ー゚)  「ブーンさん…」

(; ^ω^) 「……」



「おらぁ!村長でてこい!!」



(;*゚ー゚)  「!! ジョルジュだわ…」

(#・∀・)  「あいつらまた…シィ達はここを動くんじゃないぞ!」 ガチャッ

モモラーは飛び出した。

(;*゚ー゚)  「モモラーさん!」

ブーン達は窓から外を見た。


 / ,' 3  「お前達…いい加減にしてくれんか…」

  _
( ゚∀゚)   「俺達だって好き好んでこんな寂れた村に何度も足運んでる訳じゃねえんだよ。
       さっさと金塊を渡してくれねえか?こちとらあんまり気が長い方じゃねえんだ、
        いつブチ切れて村を襲っちまうとも限らねえぜ?」


(#・∀・)  「ふざけるな無法者共め!何度も言ったハズだ、俺達は金塊を渡すつもりはない!!
       そんな脅しには屈しないぞ!!」

  _
( ゚∀゚)   「おうおう威勢のいいこって。オウお前等、コイツらに脅しはきかねえってよ。
        ちょっくら試してみようじゃねえか!」

手下達  「ウヘヘヘ」


バァン! バァン! バァン! バァン! バァン! バァン!

ガシャーン! バリーン! キャー!


ジョルジュ達は周りの家に向かってメチャクチャに発砲した。


(#・∀・)  「や、やめろお!」

モモラーは腰の銃を抜いた。

ガォン!

(;・∀・)  「うわっ!」

モモラーの銃はジョルジュの銃弾によって弾かれた。

  _
( ゚∀゚)   「生兵法はケガの元、ってな。
        少しばかり銃を知ってるからって調子に乗ると早死にするぜ?」

(;・∀・)  「くっ…」
  _
( ゚∀゚)   「なあ村長、おとなしく出すモン出しちまった方が村の為だとは思わねえか?」

 / ,' 3  「…あれは村の命綱だ。奪われたらどの道村は終わりだ。渡す訳にはいかん…」
  _
( ゚∀゚)   「…もういいや、アンタは村長降板だ。
        他の奴らも目の前で一匹死ねば考え直す気になるだろうよ」


カチャ


ジョルジュは村長に銃を向けた。



(;*゚ー゚)  「やめてー!」

ξ;゚⊿゚)ξ  「お、お姉ちゃん!」

シィがジョルジュ達の前に躍り出た。

  _
( ゚∀゚)   「ほぅ、こりゃあえらい上玉じゃねえか」

 / ,' 3  「シィ!出てきちゃイカン!」

(;*゚ー゚)  「お願いです。ひどい事はやめてください」

  _
( ゚∀゚)   「ひどい事はやめて、ねえ…。
        いいぜ、アンタが俺達の仲間になるってんなら村長の命は助けてやるよ」

(;*゚ー゚)  「え……」
  _
( ゚∀゚)   「なぁに安心しなよ、俺達全員でやさしくしてやるぜ?
        特にそのでっかいオッパイをな…(ニヤニヤ」

手下達   「グヘヘヘヘヘ…」

(;*゚ー゚)  「い…いや……」

ξ;゚⊿゚)ξ  「お姉ちゃん!!」

(;・∀・)  「くそっ!」 バッ

ガォンッ!!

落ちた銃を拾おうとしたモモラーの足元に鉛の弾丸が打ち込まれた。
  _
( ゚∀゚)   「動くんじゃねえ!なんならお前等を打ち殺して
        ここでドンパチ始めてもいいんだせッ!!?」

(;・∀・)  「……ッ!」

 / ,' 3  「うう……」
  _
( ゚∀゚)   「ホラ、俺の馬に乗りな。
        …おお!こりゃいいオッパイだ!!最高だぜアンタ!!」

(;*゚ー゚)  「イヤー!は、放してぇぇぇ!!!」
  _
( ゚∀゚)   「おいおい、そんなに暴れるなよ。
        腕にオッパイが押し付けられて我慢できなくなっちまうぜ…。
        こうなったらこの場で一発…




『やめろ!!』




  _
( ゚∀゚)(;*゚ー゚)(;・∀・) / ,' 3 ξ ゚⊿゚)ξ  「ッ!?」





( ^ω^) 「シィさんを放すお…」

  _
( ゚∀゚)  「……見ねえカオだな…。誰だテメェは?」

( ^ω^) 「僕はブーン。旅の者だお」
  _
( ゚∀゚)  「旅の者だぁ?じゃあテメェには関係のねえ話だろ、部外者はすっこんでな」

( ^ω^) 「シィさんは僕の命の恩人だお。彼女に危害を加えるなら…僕が相手になるお」
  _
( ゚∀゚)  「…命の恩人って……はっ、なんともおめでてえ野郎だな、付き合いきれねーぜ」

( ^ω^) 「……」
  _
( ゚∀゚)  「ヨソ者なら殺しちまっても別に文句はねえよなぁ?村長…」

ジョルジュは手下の一人にアゴで指図した。

手下   「……」

手下は無言で銃をブーンの方に向けた。

(;*゚⊿゚)  「ブーンさん!!!」



パァァァ―ン!



 
皆、何が起こったのか分からなかった。

気づくとジョルジュの五人の手下達の手元から銃が消えていた。

( ^ω^) 「……」

ブーンはいつのまにか銃を構えている。
  _
( ゚∀゚)  「てめえは……」

( ^ω^) 「シィさんを放すお…」


(;*゚ー゚)  「ブ…ブーンさん…」

(;・∀・)  (な、なんて早撃ちだ…。銃声は一つだったのに、アイツらの銃が全部弾かれている…
        アイツやっぱり……)


  _
( ゚∀゚)  「……サウンド・ホライゾン」

( ^ω^) 「……」



  _
( ゚∀゚)  「思い出したぜ…。
       昔ナスタウンで南軍の一個中隊をたった一人で壊滅させた男の話だ…。
       あまりの早撃ちで何発撃っても銃声が一度しか聞こえず、
       ついたあだ名が銃声のホライゾン…。
       もう死んだと聞いてたが……、今の早撃ち…噂通りだ、間違いねえ。
       まさかこんな片田舎をうろついてやがったとはな……」


( ^ω^) 「……」
  _
( ゚∀゚)  「……」


ブーンとジョルジュは無言で睨み合った。

  _
( ゚∀゚)  「…今日のところは引いてやる」

( ^ω^) 「……」

  _
( ゚∀゚)  「だが明日だ。明日の正午にまた来るぜ、今度は全員でな。
       その時までに答えを決めときな村長。
       返答によっちゃあ……………お前ら皆殺しだ」


 / ,' 3  「……」

  _
( ゚∀゚)  「ハァッ」

ドドドドドドドドド


「……」

突然のジョルジュ達の逃走に、村人達は呆気にとられた。


(; ^ω^) 「…………ふぅ」


(*;⊿;)  「ブーンさん!」 タッタッタ ギュッ


( ^ω^) 「もう大丈夫だお」


ブーンは震えるシィを優しく抱きしめた。



その直後

『Yheaaaaahaaaaaaaaaa!!!!!』


村全体から歓声が上がった。



・・・・・・・・・・・


 / ,' 3  「まずは礼をいっておく、シィを助けてくれてありがとう」

( ^ω^) 「…いえ」

 / ,' 3  「しかしアンタはすぐにこの村から立ち去るべきだ。
       明日にはジョルジュ一味が総出でやってくる。
       ヤツら相手にあれだけの事をしたんだ、見つかればただでは済まんだろう」

( ^ω^) 「……」

(;*゚ー゚)  「……」

(・∀・)  「村長、戦いましょう」

 / ,' 3  「……」

(・∀・)  「あの金塊を奪われたら俺達は冬を越せない。
       ヤツらに屈したところで待っているのはどうせ破滅だ。
       だったら俺は開拓者らしく戦いたい。
       それにこっちにだって武器はあるし、鉱山で使っていたダイナマイトだってある。
       決して勝てない戦いじゃないッ!!」

 / ,' 3  「……他の皆も同じ意見か…?」


『おう! このまま黙ってられるか! そうだ戦うしかない! やってやるぜ!』


( ^ω^) 「……」

 / ,' 3  「…………わかった、戦おう。…いいですかな?保安官」


保安官と呼ばれた初老の男は申し訳なさ気に口を開いた。

保安官  「ジョルジュ達の振る舞いを止める事の出来ない私に、
      アンタ達の決意に水を指す資格はないよ…。
      期待は出来んが一応本部に援軍の要請を出しておこう。
      仮に要請が受け入れられても明日には間に合わんだろうが…」


( ^ω^) 「皆さん。僕も一緒に戦わせてくださいお」


(;*゚ー゚)  「ブ、ブーンさん!?」

 / ,' 3  「……」


(・∀・)  「…アンタがジョルジュの仲間じゃない事は認めるよ、疑って悪かった。
       そしてアンタが只者じゃない事もさっきの早撃ちを見て分かったが、
       正体はあえて詮索しない」

( ^ω^) 「……」

(・∀・)  「しかし何故だ?この戦いはアンタには全く関係の無い事だ。
       アンタが戦う理由が一体どこにあるっていうんだ?」


( ^ω^) 「…モモラーさんの言ってた通り、僕は賞金首だお。
        悪いことを沢山した、人も殺したお」

(・∀・)  「……」

( ^ω^) 「でもそんな僕でも受けた恩は忘れないお。
        馬も水もなくして、野垂れ死ぬ寸前だった僕をあなた達は助けてくれたお。
        こんな僕の命を救ってくれたお」

(;*゚ー゚)  「……」

( ^ω^) 「どうせ死ぬハズの命だったお、
        だったらそれを救ってくれたあなた達の為に使いたいお」

(・∀・)  「……村長」

 / ,' 3  「…わかった。しかし自分の命を捨石のように扱ってはいかん。
       アンタをこの村の用心棒として雇おう。皆それでいいか?」


『大歓迎だぜ! この人が味方なら百人力だ! よろしく頼むぜ!』

 / ,' 3  「…保安官」

保安官   「わかってる。彼の事は本部には黙っておくよ」

( ^ω^) 「ありがとうございますお」


(;*゚ー゚)  「……」


村の男達は明日のジョルジュ達のとの戦いに備えて準備をはじめた。


(・∀・)  「作戦は簡単だ。
       まずは村長の返答を聞きに来たジョルジュ達を村の中央までおびきよせる。
       俺達は周りの建物に銃を持って隠れていて、不意をついて奴らを一気に狙い撃ちだ。
       ダイナマイトもここで使う」

(・∀・)  「奴ら全員が中央まで来るとは限らないが、少なくともジョルジュは殺せるだろう。
       リーダーを失った奴らがどう動くかは分からないが、とにかく残りも徹底的に叩く。
       イキナリの奇襲でリーダーが死ねば奴らも慌てるだろうし、人数もこっちの方が多い。
       必ず勝てるさ。……どうだいブーンさん」

( ^ω^) 「いい作戦だお」

(・∀・)  「アンタのお墨付きがもらえれば心強い。
       ブーンさんは最初の奇襲攻撃の時ジョルジュを狙ってもらいたい。
       アイツだけは必ず始めに叩いておかなきゃならない、アンタの腕に期待させてもらうよ」

( ^ω^) 「わかったお」

(・∀・)  「よし、じゃあ皆準備に取り掛かってくれ!」

モモラーの声と共に男達が動き出した。







  _
( ゚∀゚)  「お前等全員出撃だ!準備をはじめろ!!」

アジトに帰ったジョルジュは、仲間達に号令をかけた。

手下A   「頭ぁ、出発は明日でしょう?何も今から準備するこたぁ…」
  _
( ゚∀゚)  「あの様子じゃ例え全員で行ってもヤツラは降参するツモリはねえだろう。
       逆に俺らを返り討ちにしてやろうと準備をしてるかも知れねえな」

手下A  「…なるほど……夜襲ですかい?」
  _
( ゚∀゚)  「俺ぁハナっからそのつもりさ。だからワザと日時を指定したんだ。
       明日来るって言ってた俺らがその日の内に襲ってきたら、
       アイツらもさぞかし驚くだろうよ」

手下B   「しかし…、ヤツらはあのサウンドホライゾンを味方につけたようですぜ?」
  _
( ゚∀゚)  「だから?」

手下B  「だから…、て。
      サウンドホライゾンっていやあ西部でも一、二を争う早撃ちって噂じゃねえですか。
      確か何年か前に死んだって噂だったが、あの早撃ちは間違いねえ」

  _
( ゚∀゚)  「ああ、確かにアイツはサウンドホライゾンだ。しかし一体お前は何が言いてえんだ?」

手下B   「正直分が悪すぎるぜ。金塊は惜しいがあの村はあきr


ガォンッ!

突然の銃声に、周りの手下達は一斉に振り返った。
さっきまでジョルジュに食い下がっていた手下が倒れている。


「……ッ!!!」

その手下の死体を見つめ、他の手下達は唖然となった。

眉間、心臓、両手、両足が全て打ち抜かれている。

バラバラバラバラ

ジョルジュのリボルバーの弾倉から、六つの薬莢が零れ落ちた。


手下A  「うそだろ…。銃声は一発だけだったぞ…」

  _
( ゚∀゚)  「確かにヤツは西部で一、二を争う早撃ちだ。…ナンバーワンは俺だがな……
       おう!サボってねえでとっとと準備を始めやがれ!!」




その夜、ブーンはシィ達の家に泊めてもらう事になった。

コンコン

夕食を終え、ベッドについたブーンの部屋のドアがノックされた。

( ^ω^) 「どうぞだお」


(*゚ー゚)  「……」

( ^ω^) 「シィさん。どうしたお?」


(*゚ー゚)  「明日…ジョルジュ達と戦うんですよね」

( ^ω^) 「…うん、戦うお」

(*゚ー゚)  「……」

( ^ω^) 「……」

(*゚ー゚)  「避ける方法はないんですか…」


( ^ω^) 「黙って金塊を差し出せばジョルジュ達も何もしないお。
        でもそれじゃこの村は終わりだお」

(*゚ー゚)  「…でも、戦って人が死ぬよりは……」

( ^ω^) 「飢えて死ぬのも銃で死ぬのも同じ事だお。
        戦わなければ全滅だお、だけど戦って勝てれば犠牲は少なくて済むお」

(*゚ー゚)  「でも…」

( ^ω^) 「それに今更言っても始まらないお。
        村の男の人達はみんなやる気だお。ブーンだって」


(*゚ー゚)  「……でも…」

( ^ω^) 「シィさんだって本当は分かってるハズだお」


(*゚ー゚)  「でもっ!」


ガバッ

(*゚ー゚)  「!!」
( ^ω^) 「……」

ブーンはシィを抱きしめた。


( ^ω^) 「…大丈夫。全てうまくいくお。シィもツンちゃんもブーンが必ず守るお」

(*゚ー゚)  「……」

(*;ー;)  「死なないで…」



( ^ω^) (いただきますお)







・・・・・・・・・・・



(*゚ー゚)  「ブーンったら、ベッドの上でも早撃ちなのね」


( ^ω^) 「………」






ガォンッ!


静かな夜が、一発の銃声と共に壊された。

  _
( ゚∀゚)  「まずは男共を皆殺しだッ!!銃を持ってるやつもいるから気をつけろッ!!!」

手下達  「おおおーッ!!!!」

バァン! バァン! バァン! バァン! バァン! バァン!

ガシャーン! バリーン! うわー! ギャアアアー!!



(*゚ー゚)  「ブーン!今の音は…」

( ^ω^) 「…銃声だお」

(*゚ー゚)  「!! ど、どうして」

( ^ω^) 「ジョルジュ達が攻めて来たんだお」


「うおおおお!!皆殺しだぁッ!!!」


(*゚ー゚)  「!! ブーン!」

( ^ω^) 「大丈夫、こうなる事は分かってたお。
        シィ、いいかお、今からブーンの言う通りにするんだお…」

(*゚ー゚)  「う、うん…」



・・・・・・・



手下A  「オラァ!!」   ドガッ!

手下達がブーンの部屋のドアを蹴破った。

手下A  「ちっ、誰もいねえか」

手下B  「窓が開いてやがる。ここから逃げたのかもな」

手下A  「けっ、まあいい次に………おい」

手下Aはベッドを指差した。

シーツの下で何かがモソモソと動いている。


手下C  「っぶわはははは!!こりゃいいや」


手下A  「…おいおい、隠れるならもっと上手くやりなよ」

ガバァッ!!!

手下Aは乱暴にシーツをめくり上げた。


(*;口;) 「んーっ!んんーっ!」


手下A  「裸の女ぁ!!!?」

手下A  「なんだこりゃ…。どうなってやがる。
      なんで裸の女が猿轡されて手足をベッドに縛られてやがるんだ…?」

手下B  「…ゴクリ。どうでもいいじゃねえか…。なあ、ちょっと遊んでいかねえか…?」

(*;口;) 「んんーっ!んんんーっ!!!」

手下A  「馬鹿野郎!こんな時に何言って

手下C  「お、おい!その女のプッシーに刺さってるのって……」

手下AB 「?」

(*;口;) 「んんーっ!んーんんんんーっ!!!」

手下C  「ダイナマイ


ドガ――――――――ン!!!!!!




( ^ω^) 「さてと、ひと暴れするかお」





村人A 「くそったれ!どうすりゃいいんだ!!」

村人B 「ににに逃げようぜ!」

村人C 「馬鹿野郎!戦うんだよ!」

村人D 「しかし…」

( ^ω^) 「おーい!」


村人達 「ブーンさん!」

( ^ω^) 「みんな大丈夫かお?」


村人B 「アイツらメチャクチャだよ!俺達を皆殺しにするつもりだ!!」

村人A 「ブーンさん、一体どうすれば…」

( ^ω^) 「落ち着けお。それより保安官を見なかったかお?」


村人A  「さぁ…俺達は見てないが…」

( ^ω^) 「そうかお」


手下達  「見つけたぁ!!!」

村人達  「うわああああ!!!!」


手下達  「うおおおおおぶち殺s

( ^ω^) 「オラァ!! 死ねお!!!」

バァンッ! バァンッ! バァンッ! バァンッ! バァンッ!


村人達  「ぎゃあああああああ!!!!」

手下達  「ッ!!?」

村人A  「…な…んで…(パァン!

手下達  「……」

( ^ω^) 「…こっちは片付いたお、そっちの方はどうだお?」

手下    「…お、おう。こっちもかなり殺したぜ………………つーかお前誰d

パァァァン!!

手下達  「ひぎぃぃぃぃぃぃ!!!!」






保安官 「なんという事だ…」

( ^ω^) 「保安官!」

保安官 「! …ブーンさんか。大変な事になってしまったよ」

( ^ω^) 「保安官、援軍の要請は出したんですかお?」

保安官  「出すには出したが、まだ本部に届いてすらいまい…。もう間に合わん…」

( ^ω^) 「要請を出す時に、ブーンの事は…」

保安官  「? ああ、アンタの事は報告しとらんよ」

( ^ω^) 「ほんとですかお?」

保安官  「……本当だ、一切しとらん。しかし今はそんなk

( ^ω^) 「ありがとお!」 パァン!



ξ;゚⊿゚)ξ  「……」


(;^ω^) 「ツ、ツンかお!?」

ξ;゚⊿゚)ξ  「ブーンさん!」

(;^ω^) 「生きていたのかお…」

ξ;゚⊿゚)ξ  「眠ってたら…イキナリ大きな音がして…気づいたら家が燃えてて…
         お姉ちゃんもブーンさんもどこにもいなくて………。!! お姉ちゃんは!?」

( ^ω^) 「大丈夫だお、安全なところに避難したお」

ξ;゚⊿゚)ξ  「よ、よかった…」

( ^ω^) 「ツンもお姉ちゃんのところにいk

ξ ゚⊿゚)ξ  「ホラッ!これ見て!」

( ^ω^) 「! ダイナマイトかお」



ξ ゚⊿゚)ξ  「倉庫にあったヤツを全部持ってきたの。
         ほら、あそこにジョルジュの手下が何人もたむろってるでしょ?
         アイツらにこれを投げつけてやろうと思って…」

( ^ω^) 「……。
        アイツらちょっとバラけ過ぎだお。一発で全員殺せるか分からないお。
        銃で狙うにも弾避けになるものが多いから手こずりそうだし…」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……」

( ^ω^) 「ツン、アイツらの注意を引き付けてくれないかお?
        そのスキにブーンが全員やっつけるお」

ξ;゚⊿゚)ξ  「注意を引くって…。一体どうやって…」

( ^ω^) 「いいかお、今からブーンの言う通りにするんだお…」





手下達  「もうこの辺のヤツらは全員殺したな。そろそろ他に行くか…」


ξ;゚⊿゚)ξ  「あ、あんた達!」

手下達    「!?」

ξ;゚⊿゚)ξ  「わ、私と…い、い事…しない?」

手下    「??なんだコイツ?」

手下    「女…つーかガキじゃねえか」

ξ;゚⊿゚)ξ  「……」

ゾロゾロゾロ

ξ;゚⊿゚)ξ  (よし!集まって来た!)




手下    「この状況で……なぁにトチ狂ってんだコイツは?」

手下    「ぐへへへ、でも良く見りゃ顔はなかなかだぜ?」

手下    「好きだねーお前も」

ξ;゚⊿゚)ξ  「………」

手下達   「うへへへへへへへへ」

ξ;゚⊿゚)ξ  (ブーンさん……早く助けて!!)


コロコロコロコロ


手下達  「…? なんだこの筒は」

ξ ゚⊿゚)ξ  「……うそーん」





ドガ―――――ン!!!!







手下達  「うはははー殺せ殺せ!」

( ^ω^)ノ   ポイ

ドガ―――――ン!!!!





村人達  「きゃああああ!助けてー!」

( ^ω^)ノ   ポイ

ドガ―――――ン!!!!





神父  「神よ…どうかお救いください…」

( ^ω^)ノ   ポイ

ドガ―――――ン!!!!







( ^ω^) 「ダイナマイトうめぇwwwwwwwwww」









(;・∀・)  「くそっ…アイツら」


( ^ω^) 「モララーさん!」

(;・∀・)  「ブーンさんか!! ……アイツらやってくれたよッ!!!」

( ^ω^) 「あそこの教会にいるヤツらと撃ち合ってるのかお?」

(;・∀・)  「ああ、ジョルジュ達が村長を連れて教会の中に入っていった。
        金塊の隠し場所がバレたんだ!」

( ^ω^) 「……金塊があるんじゃダイナマイトは使えないお…」

(;・∀・)  「なんとか助け出したい所だが俺一人じゃどうにもならん!
        他から助けを呼んできて…」

( ^ω^) 「駄目だお、もうみんな死んだお」

(;・∀・)  「!! なんてこったッッ!!!!!」

(;・∀・)  「こうなったら俺達h

ガッ

(;・∀・)  「? な、なんだ?」

( ^ω^) 「モララーさん、行くお」

(;・∀・)  「えっ?えっ?」




( ^ω^)(;・∀・)  「うおおおおおおおおおお!!!!」
            「うわあああああああああ!!!!」


手下達   「!! 突っ込んできやがった! 撃て撃てえ!!」



バァン! バァン! バァン! バァン! バァン! バァン! 

(;・∀・)  「ぐは! ぎゃっ! ばっ!」

( ^ω^) 「おおおおおお!」

パァァァン!!!


手下達   「ぐわああ!」


手下    「なんてやつだ!味方を盾にしてやがる! 怯むな!撃てええええ!!!」

バァン! バァン! バァン! バァン! バァン! バァン!


(;・∀・)  「こっ れっ はっ ひっ どっ いっ!」

( ^ω^) 「wwwwwwwww」


パァァァン!!!


手下達   「ぎゃあああああああ!!!!」







  _
( ゚∀゚)  「お、あったあった。ようやくお宝を拝めたぜ」

 / ,' 3  「……」
  _
( ゚∀゚)  「始めから素直に渡してくれればよかったんだよ村長……ってもう死んでるか」

手下    「頭、早いとこズラかりやしょうぜ」
  _
( ゚∀゚)  「そうだな。…だがまだやり残しが残ってるぜ……」

手下    「?」
  _
( ゚∀゚)  「出て来いよ」

「……」

ガタッ

( ^ω^) 「こんばんわだお」

手下    「てってめえは!!」

パァァン!

手下達   「ぎゃああああ!」

( ^ω^) 「……」


  _
( ゚∀゚)  「ヒュ~♪ たいした腕だな、手下が全員やられちまった。
       さすがサウンドホライゾンだぜ」


( ^ω^) 「そんなにホメられると照れるおw外のヤツらも全員殺したお」

  _
( ゚∀゚)  「おkおk、たいしたもんだぜ。
       村のヤツらもよくお前を味方に引き入れたもんだよ、大金星だぜまったく」


( ^ω^) 「うーん、それはどうかお」


  _
( ゚∀゚)  「で、その村のヤツらはどこに隠れてやがる?
       もしかしてこの教会を囲んでやがるのか?」


( ^ω^) 「いやいやいやいやw、村の人達も含めて全員殺したって言ったんだおw」

  _
(;゚∀゚)  「はぁぁあ? オイオイ、そりゃ一体どーゆーこった?
       村のヤツらはお前の雇い主だろうが?」


( ^ω^) 「うん、確かにブーンは雇われたけどあの人達は全員死んでもらわないと困るんだお」
  _
(;゚∀゚)  「あぁぁん? なぁ、わりぃけど詳しく説明してくれねえか? アタマが混乱してきた…」

( ^ω^) 「www
        ブーンも始めは食料と馬を拝借してとっとと村を出るつもりだったんだお。
        でも村人の中にブーンの顔を知ってる人がいたんだお」
  _
( ゚∀゚)  「まぁ、サウンドホライゾンっていやぁ一昔前はかなりのビッグネームだったからな」

( ^ω^) 「いやいやそんなの大分前の話だお。
        5年前にブーンが死んだ事にしてからずっと田舎を旅して来たけど、
        顔を指された事なんて一度もなかったお。全くツイてないお」
  _
( ゚∀゚)  「…あ、なるほど!だから口封じってワケか。
       五年前に死んだハズのサウンドホライゾンが実は生きてたなんて話になりゃあ
       また軍やら賞金稼ぎやらに狙われるハメになるもんなぁ」

( ^ω^) 「ホントそれだけはマジ勘弁だお」
  _
( ゚∀゚)  「で、ついでに金塊も頂いちまえ、と」

( ^ω^) 「バーロー」
  _
( ゚∀゚)  「……」

( ^ω^) 「……」

  _
( ゚∀゚)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」(^ω^ )

  _
( ゚∀゚)  「全くたいした野郎だよ、アンタは。
       気に入ったぜ。なぁ、俺と組まねぇか?
       俺達二人が揃えば無敵だぜ。
       西部中のアウトローのトップに立つ事だって夢じゃねえ」

( ^ω^) 「アンタはそこそこ使えそうだけど遠慮しとくお。
        もう血生臭いのはごめんだお。ブーンは静かに生きて行きたいお」
  _
( ゚∀゚)  「これだけ殺しといてよく言うぜ…。
       まぁ気持ちは分かるよ、俺と一緒じゃアンタのプライドが傷つくもんなぁ」

( ^ω^) 「?どう言う事だお?」

  _
( ゚∀゚)  「とぼけんなって。
       アンタは俺の手下も村人も皆殺しにした。
       だがそんなアンタの前に俺は生きて立ってる。
       こりゃどう言う事だ?」

( ^ω^) 「……」

  _
( ゚∀゚)  「あの時、昼間俺の手下共の銃を弾いた時、なぜそのまま殺さなかったんだ?
       なぜ俺を狙わなかった?」

( ^ω^) 「……」
  _
( ゚∀゚)  「へっ、アンタは分かってたんだろ?アンタより俺の方が早いって。だかr


パン!

  _
( ゚∀゚)  「……」

( ^ω^) 「……」
  _
( ゚∀゚)  「おい………………ま…だ……しゃべ……ってん……だろが………」

ドサッ

( ^ω^) 「アンタにはこの村の人を皆殺しにして
        金塊を奪った張本人になってもらわないと困るお。
        それにあそこでアンタを殺してたらブーンが一人で
        全員殺さなきゃならなくなってたお」

  _
( ゚∀゚)  「ぐっ……ぐはははははははは……。
       なん…て野郎だよ……血も…なm


パン!



死体 「……」








ドガ―――――ン!!!!

ドガ―――――ン!!!!

ドガ―――――ン!!!!

ドガ―――――ン!!!!

ドガ―――――ン!!!!



ブーンは残ったダイナマイトを全て使って村を徹底的に爆破した。
ジョルジュ一味や村人達の死体は誰が誰か分からなくなるほどバラバラになった。


( ^ω^) 「終わったお」








パカラ パカラ パカラ パカラ
 

馬にまたがり村を去るブーンの前方に、眩しい朝日が昇り始めた。


( ;ω;) 「きれいだお…」



ブーンは泣いた。
朝日の美しさに、命の儚さに、昨夜ベッドの中でシィに言われた言葉の厳しさに、
ブーンは泣いた。



( ;ω;) 「グッバイだお」



またあての無い旅が始まる。






fin








この小説は2007年6月15日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:B4iMq/HR0 氏

続きはこちらでございます



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[ 2009/12/30 23:51 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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