スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ξ ゚⊿゚)ξ は( ^ω^)に持っていかれるようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




いつも通り澄ました顔で座っている。

きれいな服に身を包み、澄ました顔で座っている。

真っ赤なスカート、胸元の大きなリボン、てっぺんのひらひら。

すべてが私を着飾っている。

今日もガラス越しにお客さんを眺める。そんな毎日。

でも今日は違った。

やっと一人の人がやってきた。




20070610092925.jpg




(    )「これはなんだお?」


今日もお客さんが近くまでやってくる。
でも、私の近くまでは来ない。それが日常。


( ^ω^)「お! 金髪がかわいいおwwwでもなんだか古いような気もするお……。
      まあいいお! 細かいことは気にしないお!」


でも今日は違った。今日だけは。
理由なんてきっとない。ただ何となく。
きっとそんなところ。何でもよかった。
彼は私を選んでくれるかもしれない。それだけでも。


( ^ω^)(がんばるお~)


彼はズボンのポケットからお金を取り出す。私を買うためだろうか。
まだ分らない。分らないから期待する。

彼のお金を受け取った「仲介者」は彼の代わりに商品を取りにかかる。
彼の、「仲介者」の手が伸びてくる。
私の方に近づいてくる。きっと私だ。


( ^ω^)「あー! 惜しかったおー。もう一回チャレンジだお!」


どうやら失敗したみたい。「仲介者」が定位置へと戻っていく。
それでもめげずにもう一度。彼はズボンのポケットからお金を出す。
もう一度「仲介者」は私のほうにやってくる――――。


( ^ω^)「たりーおー」


その日僕は学校に行く気になれず、ゲーセンに行った。
こんなこと高校に入ってからの二年間と三か月一回もしたことがなかった。

でも今日だけはなぜか、行きたくなかった。
僕にとっては非日常。昼間の町の中の喧騒。
でも、そこにいる人は普段からそこにいる人であって、僕だけがイレギュラーな存在。
そんなことを考えながら歩いていると、不思議なものが視界に入ってきた。


( ^ω^)「……メイドの、人形?」


こんな田舎にまで日本のおたく文化が、と憂いているとどうやらそうでもないらしい。
そこのゲーセンはどちらかといえば女の子向けで華やかで。でもなぜか僕を惹き付ける。
自然と足は動く。手はポケットの中へ。
そこから先はよく覚えていないが、メイド人形がいるユーフォーキャッチャーを二回プレイ。

何とか人形を取ると、店員が来てくれてその人形の箱を渡してくれた。
何でも、品入れの時に必ずこの箱も渡してくれと言われたらしい。
よくわからないが、気づけば自分の部屋にいた。


( ^ω^)「どうして僕はこんな人形なんか欲しくなったんだお?」


いつもと違う空間にいせいで頭がやられたか、実はそう言う趣味があったとか……
などと思考していると急に眠気がおそってくる。
次の日の夕方まで、かあちゃんに叩かれようとも起きなかったらしい僕はひとつ選択を迫られることとなる。
ただ聞いただけではちょっとした質問。
でも人生を大きく左右する重大な質問。





   まきますか まきませんか







この小説は2007年6月07日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:byl/ISZY0 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/30 20:24 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/3020-453786a7


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。