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( ,,゚Д゚) が想いを届けるようです


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




辺りは田園が広がり、畦道には蛙を捕まえる子供達。その微笑ましい様子を眺める大人達。
長閑で空気の澄んだこの田舎に、彼、内藤ホライゾンは住んでいた。

彼の住まいは木々に囲まれた一軒家で、古びた木造の建物だった。
周りに人家はなく、青々とした草花や朽ちた大木が侵入者を防ぐように生い茂っていた。
そのことが辺りの空気をも変えるのか、一見すると、まるでここだけ切り離された印象を与える。
まさに、幽霊屋敷と呼ぶのにふさわしい趣きだった。

(  ω )「……」

周りが塵で散らかされた居間。
今日も彼は何もせず、ただ無心に仏壇に手を合わせるだけだった。

彼の時間は、半年前から止まっていた。
彼にとっては忘れられない記憶。瞼を閉じる度に思い出す。
愛する人が目の前で果て、人形と化した瞬間。
彼は何も出来ず、ただ己の非力を嘆いた。
その日から、彼は過去に生きる人間となった。
流れてゆく日々を、ただ彼女との思い出に浸る時間に割いていた。

楽しかったあの頃を思い出し、そして未来に紡がれる筈だった記憶に思いを馳せる。
愛し合い、子どもを産み、笑い合い、幸せな生活を送る。

 君と一緒なら、どんな未来が待っていたのだろう――

幸福という名の未来は、彼には訪れなかった。

不意に、玄関を叩く音が響いた。



1_20091229184829.jpg




「郵便でーす。内藤さん、開けて来てくださーい」

声の主は玄関のはめ込み硝子を割るような勢いで叩く。
彼は憂鬱になりながらも、重い足取りで玄関へ向かった。

( ,,゚Д゚)「どーも、想いをあなたに届けます、猫耳運輸でーす!」

( ^ω^)「……ご苦労様ですお」

はやく用を済ませて帰ってもらおう。彼は判子を握り締め、男を見た。するとすぐに、ある疑問が湧く。

( ^ω^)「……宅配物はどこだお?」

( ,,゚Д゚)「いやぁ、それがちょっと訳アリでして」

そう言って男は、突然靴を脱ぎ始めた。

(;^ω^)「なにしてるんですかお?」

( ,,゚Д゚)「お邪魔しまーすっと」

(;^ω^)「ちょ、待つお!」

男は彼の制止も聞かず、我が物顔で家中に入っていった。

( ,,゚Д゚)「うわ、ひでえ散らかりようですね」

(# ^ω^)「出ていってくれお! ここは僕の家だお!」

しかし男は意に介さず、探し物があるかのように視線を巡らせた。そして、男の動きが止まった。

( ,,゚Д゚)「お、あったあった」

男が歩み寄った先、それは愛する人が祀られている神聖な場所だった。

(# ^ω^)「それに触ったら承知しないお!」

( ,,゚Д゚)「大丈夫ですって。何もしませんよ」

男は彼の方を見ずにそう告げると、その場に座し、掌を合わせた。

彼は男のその姿を怪訝そうに見て、尋ねた。

( ^ω^)「……彼女の知り合いですかお?」

しかし男は大きくかぶりを振ると、

( ,,゚Д゚)「知り合いって訳ではないんです。ただ、ちょっと頼まれ事をされたのでね」

そう答え、ゆっくりと立ち上がった。
男が何を言っているのか、彼には解らなかった。

知り合いでもないのに黙祷を捧げるのだろうか。それに頼まれ事というのが引っ掛かる。
彼女が眠り始めてから半年が経つ。なぜ今頃になって訪ねて来るのか理解出来ない。
彼の頭の中で、あらゆる憶測が生まれては消えていった。

( ,,゚Д゚)「さて、準備完了っと」

そう呟くと男は両手をポケットに突っ込み、

( ,,゚Д゚)「あなたにお届け物があります。内藤さん」

彼を見据えて言った。
彼はその粗暴な態度に憤りを覚えながらも、あくまで冷静に返した。

(# ^ω^)「……で、それは何処にあるんですかお?」

( ,,゚Д゚)「今のあなたには見えません」

男は即答した。
彼は男のからかっているような態度に、拳を強く握り締めた。
我慢が限界に達しようとしていた。

(# ^ω^)「……ふざけているのかお?」

( ,,゚Д゚)「ふざけてなんていませんよ。あなたに『形の見えない贈り物』を届けに来たんです」

次の瞬間、彼の頭の中で何かが切れる音がした。

(# ^ω^)「ふざけんじゃねぇお!! なんだおその『形の見えない贈り物』って!! それに……」

彼は大きく息を吸い込み、

(# ^ω^)「一体誰からなんだおっ!!」

叫んだ。しかし男は怯む素振りも見せず、ポケットから手を抜いた。
その右手には一枚の紙が握られていた。男はそれに目を通し、一呼吸して答えた。


(,,゚Д゚)「差出人は……ツンさんからです」


次の瞬間、彼の目は大きく開かれた。心臓が大きく跳ねまわる。

 あり得ない。それだけは絶対に――


( ^ω^)「今……なんて……」

すると男は、ゆっくりと人差し指をある方向へ向けた。
その先には、男がついさっき掌を合わせた場所。

(,,゚Д゚)「……彼女からですよ。内藤さん」


暫しの沈黙。先に破ったのは男の方だった。

(,,゚Д゚)「あなたに、彼女の『想い』を届けに来ました」

( ^ω^)「……真面目に言ってるのかお?」

(,,゚Д゚)「はい」

真意を探るべく、彼は男の瞳を見据えた。
やや茶色がかった男の瞳はやけに冷静で、視線を反らさずに彼を見つめ返していた。
嘘をついているようには見えなかった。

(,,゚Д゚)「まあ、実際に感じてもらった方がはやいでしょう」

そう言うと男は彼にゆっくりと近づき、すっと右手を伸ばした。
そして指先を、彼の額に乗せた。

(# ^ω^)「……おちょくってんのかお?」

男の無礼な振る舞いに、彼は威圧するような口調で言い放つ。しかし、

(,,゚Д゚)「目を閉じて下さい」

男は動じない。


(,,゚Д゚)「内藤さん。あなたに『愛』のお届け物です。受け取って下さい」


男のその言葉には真剣さが宿っていた。ふざけている訳では、ない。
ものは試しだ。少しだけ付き合ってやろう。彼はそう思い、ゆっくりと瞼を下ろした。


何も無い暗黒の空間に彼は漂っていた。身体は羊水に浸かった赤子のようにゆっくりと回る。
ふわふわと浮かんでいる感じがやけに心地よかった。
暫くして、彼は目の端で何かを捉えた。身体を捻り、ゆっくりと顔を向ける。
それは小さな光だった。夜空に浮かぶ星のように、淡い光が儚げにゆらめいていた。

だが次の瞬間、その光は徐々に輝きを増し、暗黒の世界を照らし始めた。
そして、その光は突如、爆発したかのように全ての空間を呑み込んだ。彼は堪らず目をつむった。

気がつくと浮かぶような感覚は無くなり、どこか柔らかい地面に立っている感触を足で受けた。
頬に微かな風を感じ、青っぽい匂いが鼻腔をくすぐる。彼は恐る恐る目を開けた。


( ^ω^)「……これは……」

目の前には広大な緑が広がっていた。地平線まで伸びる、果てのない草原。
風が吹く度に、草花の葉擦れの音が響き渡る。その音色が、やけに懐かしく感じる。

( ^ω^)「ここは……一体……?」

不意に背後から、彼を呼ぶ声がした。
心臓がひとつ跳ねた。その声には聞き覚えがあった。

 まさか――

彼はゆっくりと、声のした方を向いた。そして対象を捉えた瞬間、彼の目は大きく開かれた。

( ゚ω゚)「……ツ……ン?」

ξ ゚ー゚)ξ「久しぶりね、ブーン」


そこに、彼女はいた。
白いワンピースを着て、腕を後ろにまわし、あの頃のように優しく、柔らかく微笑んでいた。
記憶に残る、愛しい彼女のままだった。

(* ^ω^)「ツン……会いたかったお!」

ξ ////)ξ「ち、ちょっとブーン!?」

彼は彼女の元へ向かうと、両腕を広げ抱き寄せた。
乱暴にすると壊れてしまいそうなくらい細い身体を、彼はそっと包み込んだ。
やや長めの髪が頬に当たり、彼女の息遣いが耳に届く。
記憶に残ったままの彼女の感触、体温を、彼は全身で受け止めた。

ξ ////)ξ「恥ずかしいでしょ! 離してよ!」

(* ^ω^)「嫌だお! ずっとこのままだお!」

彼は腕に力を込め、その意思を彼女に示した。
彼女は彼の腕の中で暫くもがいたが、やがて無駄だと理解したのか、

ξ*゚⊿゚)ξ「もう……仕方ないなぁ」

やや不貞腐れたようにそう呟くと、彼女も彼の腰にそっと腕をまわした。

夢にまで見た瞬間だった。
彼女が微笑み、抱き締めると子どものようにはにかみ、優しく応えてくれる。
至福の時が今、彼の腕の中にあった。

( ^ω^)「……ツン、愛してるお」

ξ ////)ξ「なっ!? なに言ってんのよバカ!」

( ^ω^)「バカでもいいお。僕は何度でも言うお。
       ツン、他の誰よりも、何よりも深く、君を愛しているお」

ξ ////)ξ「……」

彼はそう囁くと、彼女の頬に手を添えた。彼女はそっと顔を上げ、彼と視線を交じらわせた。
朱色に染まった彼女の顔が、妙に愛しく感じられた。

( ^ω^)「……愛してるお」

ξ*゚ー゚)ξ「……私もよ」

彼が顔を近づけると、彼女は応えるように目を閉じた。
そして、彼はそっと口づけをした。
夢のようだった。
言葉では言い尽くせないほどの幸福が、喜びが、彼の胸を熱くさせた。
彼は惜しむように唇を離し、彼女に微笑んだ。
しかし彼女の表情は、彼の予想していたものと違っていた。

( ^ω^)「……ツン? 泣いてるのかお?」

ξ ⊿ )ξ「……ごめんなさいブーン。ごめんなさい……」

(;^ω^)「ツン? 急に謝られてもよくわからないお」

すると彼女は一歩退いた。ついさっきまで零だった距離が、次第に離れてゆく。

ξ ⊿ )ξ「私、あなたのことを愛しているわ。だから……だからね……」

(;^ω^)「ツン?」

ξ ;⊿;)ξ「だから、私は……私は……」

彼女は溢れ出るものを堪えるように、少しずつ言葉を紡ぐ。
そして、彼にとって残酷な言葉を言い放った。

ξ ;⊿;)ξ「私はあなたに……お別れを言いに来たの」

その言葉を聞いた瞬間、彼は頭を硬い物で殴られたような衝撃が走った。
唾を飲み込もうとしたが、叶わなかった。口の中は既に渇いていた。

(;^ω^)「そんな……ツンは僕のことが嫌いなのかお?」

ξ ;⊿;)ξ「違う……違うわ……」

( ^ω^)「だったら……!」

ξ ;⊿;)ξ「私はもう、あなたを苦しめたくないの!」

彼女はそう叫び、また一歩退いた。

(;^ω^)「ツン、僕は苦しんでなんか――」

ξ ;⊿;)ξ「来ないでっ!」

再び距離を縮めようとする彼を、彼女は拒絶するかのように叫ぶ。

ξ ;⊿;)ξ「あなたが私を想う気持ちはとても嬉しいわ……でも、でもね……」

彼女は嗚咽を漏らしながら、続ける。

ξ ;⊿;)ξ「もう私のことは忘れて、前に進んでほしいの……
       私のせいで駄目になってゆくあなたを、見たくないの……」

また一歩、距離が広がる。彼はその距離がもう縮まることがないことを予期し、堪らなく不安になった。

(;^ω^)「ツン、待ってくれお。行かないでくれお……」

ξ ;⊿;)ξ「愛してるわブーン。あなたが私のことを忘れても……
       私はずっと、あなたの幸せを願ってるわ……」

(;^ω^)「ツン!」

彼が叫ぶのと同時に、彼女の身体は徐々に朧げとなり、霧となって消えた。
彼はその光景を、ただ呆然と見つめていた。

(  ω )「……ツン?」

既に彼女が消え去った空間に、彼はそっと手を伸ばした。しかし当然、何も掴むことなく空を切る。

 忘れるだって? そんなこと、出来るわけないじゃないか――


そう思った時に、彼は背後にある気配を感じた。
振り返ると、そこには彼の背の丈ほどある大きな箪笥が置かれていた。

(;^ω^)「これは、なんだお?」

箪笥は漆塗りで黒く輝き、取っ手には金粉が散りばめられていた。
一見して、かなり高級そうな箪笥だった。

当然、勢いよく箪笥の引き出しが開かれた。
そしてその引き出しの中から、薄くて四角いものが飛び出した。
それは画用紙だった。何百、何千もの画用紙が手品のように規則正しく飛び出す。
舞い上がったそれは宙で弧を描き、彼の後方を囲むように並び始めた。

その光景に呆気に取られていた彼だったが、画用紙に描かれているものを視認して、固まった。
画用紙に描かれていた人物。それはツンだった。
しかもそれは静止画ではない。
薄い画用紙に描かれている彼女は、まるでアニメーションのように動いていた。

彼を驚愕させたのは、それだけではない。
何千もの画用紙に映し出されている光景には、全て見覚えがあった。

ある画用紙に映っている光景は、幼少時に彼女と初めて出会ったこと。
また違う画用紙には、小学生の時に彼女と言い争いになったこと。
またある画用紙には、高校生の時に彼女に悪戯で酒を飲まされた時のこと。

(;^ω^)「全部、僕と……ツンの、思い出……?」

彼がその画用紙の正体を知った時だった。

突如、弾けるような音と共に、それは激しく燃え上がった。



(;^ω^)「え……?」

突然の現象に、彼の思考は一瞬停止した。
やがて、燃え上がる記憶の画用紙を前にして、彼はその意味を理解した。

(  ω )「あ……あ、ああ……」

 ツンと海へ出掛けた時のこと
 ツンと一緒にアイスクリームを食べた時のこと
 ツンが夏祭りの日にワガママを言って僕を困らせた時のこと

 ツンと一緒に紅葉を眺めた時のこと
 ツンが食べ過ぎだと注意した僕を小突いた時のこと
 ツンがダイエットに付き合えと僕を引っ張りまわした時のこと

 ツンが僕の為に下手くそなマフラーを編んでくれたこと
 ツンと一緒に綺麗なイルミネーションのツリーを眺めた時のこと
 ツンが寒いからと言って僕の手を握った時のこと

 ツンと一緒に桜並木道を歩いた時のこと
 ツンが作った不味い手料理を我慢して食べた時のこと
 ツンが酒に酔って周りの花見客に迷惑をかけた時のこと

 そんなツンとの大切な思い出が、目の前で、音をたてて燃えてゆく――

( ;ω;)「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


炎が全てを包み込み、画用紙を灰にしていった。
だが彼は目の端で、まだ燃えていない一枚の画用紙を捉えた。
そこに描かれていた光景、それは彼にとって一番大切な記憶だった。

( ;ω;)「それは……それだけは!」

 ……あの日は、鈴虫の鳴き声がやけに響く夜だった。
 アスファルトでできた道を外れ、トラクターでできた轍の上を歩いていた。
 ツンは僕の手をとると、恥ずかしそうに視線を落とした。
 僕はツンと歩調を合わせるように、ゆっくりと歩いた。
 やがて僕達は、とある場所に行き着いた。

 そこは一見すると、ただ田園風景が広がっているようにしか見えなかった。
 ツンはムードなんか何もないじゃないと僕を罵った。
 僕は慌てて弁明し、ある一点を指差した。
 それを見た瞬間、ツンの表情がぱあっと明るくなった。
 そこにはたくさんの蛍が、空に浮かぶ星のように光っていた。
 淡い光が辺りを優しく照らし、幻想的な雰囲気を醸し出していた。

 僕はツンの手をとった。
 そして、想いの全てを彼女に伝えた。
 僕がツンのことをどれだけ好きか、
 どれだけ愛しているかを、精一杯の気持ちを込めて、言葉を紡いだ。

 僕が言い終えると、ツンはそっと俯いた。僕は駄目かと思った。
 すると彼女は突然腕を僕の首にまわし、引き寄せるようにキスをした。
 僕はバランスが崩れないように足に力を込め、ツンの腰に手を添えた。
 唇を離すとツンはありがとうと言って、そのまま僕に身を預けた。
 そして、僕の耳元で優しく囁いた。

 「……ずっと、ずっと一緒だよ……」


彼が彼女と永遠の愛を誓い、彼女を守りぬくと決意した日。
彼の人生で最も幸福で、重要で、大切な、かけがえのない思い出。

その記憶も、炎は容赦なく喰らった。

( ;ω;)「止めてくれぇぇぇぇ!!」

忘れたくない、失いたくないという彼の悲痛な叫びは、燃え上がる炎には届かない。

炎は全てを燃やし尽くし、そして役目を果たしたかのように、燻って消えた。

( ;ω;)「あああああああああっ!!!」





炎が消えると、辺りは再び闇に包まれた。









彼の意識は、その闇に抱かれるように、ゆっくりと遠のいた。










( ,,゚Д゚)「それでは、失礼しました!」

( ^ω^)「ご苦労様ですお」

彼は玄関で男を見送っていた。実家からの手紙を届けに来た配達員だった。

( ,,゚Д゚)「確かにツンさんからの贈り物、届けましたよ」

( ^ω^)「ツンさん?」

聞き慣れない名前を耳にして、彼は首をかしげた。

( ,,゚Д゚)「あ、いえ……こっちの話です」

男は深くお辞儀をすると、踵を返した。
彼は男を見送るように、ゆっくりと玄関の戸を閉めた。



( ,,゚Д゚)「……確かに届けましたよ。あなたの『愛』を……」

男は帰り際にそう呟き、視線を上げた。
夕日によって朱く染まった空を見て、男は視線を戻して苦笑した。


(;^ω^)「しっかし、ひどい散らかり様だお」

彼は塵だらけの居間を見て、嘆いた。

( ^ω^)「……片付けるかお」

指を合わせ大きく背伸びをした時、彼はある異変を見つけた。

( ^ω^)「……これは……?」

散らかされた居間の一角に、ひとつだけ開けた空間があった。
そこだけは何故か綺麗で、まるで最近まで何かを置いてあったかのようだった。


2_20091229184828.jpg


( ^ω^)「……変なもんだお」


彼はそう呟くと、ゆっくりと片付けを始めた。

ふと顔を上げ、外の様子を一瞥した。

青々と茂った草花が風に揺れ、葉擦れの音が耳に届いた。

そして鈴虫の鳴き声が、妙にうるさかった。



おわり





この小説は2007年3月7日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:wc78PUvOO 氏
作者がお題を募集して、それを元に小説を書くという形式のものです


お題
・メールボックス
・アル(ス)ファルトでできた道


ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/29 18:50 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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