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ξ ゚⊿゚)ξツンはお預けなようです 第八話


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




ミ,,゚Д゚彡「……?」

ξ ゚⊿゚)ξ「やぁようこそスピリチュアルカウンセラーへ。
       まずは落ち着いて椅子に腰掛けて欲しい」

ミ,,゚Д゚彡「……」


20071231100653.jpg




その人はツンの言葉に従い、差し出された椅子に座った。


ξ ゚⊿゚)ξ「はじめまして。私はお預けのツンといいます。
       ここは人が何かを忘れていく場所。
       ここに来た人が忘れる何かを私が預かり、本に書いて本棚に納めます。
       アナタは何かを忘れれば帰る事が出来ます」

ミ,,゚Д゚彡「……」

ξ ゚⊿゚)ξ「ですから、何か忘れたい事を私に話して下さい」

ミ,,゚Д゚彡「……」

ξ ゚⊿゚)ξ「……どうかしました?」

ミ,,゚Д゚彡「私……」

ξ ゚⊿゚)ξ「はい」

ミ,,゚Д゚彡「私は……私は女なんです」

ξ ゚⊿゚)ξ「見れば分かります」



AAを見ただけでは分からなかった。



ミ,,゚Д゚彡「女なのにこんなにヒゲが生えていて……」

ξ ゚⊿゚)ξ「そういう人もいるのね」

ミ,,゚Д゚彡「きっと男性ホルモンが普通の女性より多いんでしょう」

ξ ゚⊿゚)ξ「永久脱毛でもしてみたら?」

ミ,,゚Д゚彡「試しました。病院のものも試してみましたが……」

ξ ゚⊿゚)ξ「そう、残念ね」


その女性は少しだけ考えるようにした。


ミ,,゚Д゚彡「もし……もし何かを忘れられるなら……」

ξ ゚⊿゚)ξ「何でもどうぞ」

ミ,,゚Д゚彡「私の体に備わってる毛を生やす能力を忘れてしまいたいです」

ξ ゚⊿゚)ξ「なるほど」

ミ,,゚Д゚彡「出来ますか?」

ξ ゚⊿゚)ξ「文章に出来る事なら何でも忘れられますよ」

ミ,,゚Д゚彡「じゃあ、お願いしていいですか?」

ξ ゚⊿゚)ξ「もちろん。名前を教えて頂ければ」

ミ,,゚Д゚彡「フサです。富佐と書きます」



【富佐は毛を生やす能力を忘れた】



ツンはそう本に書き加え、富佐から忘れ物を預かった。


ミ,,゚Д゚彡「ありがとうございました」

ξ ゚⊿゚)ξ「私はお礼を言われるような事はしてませんから」

ミ,,゚Д゚彡「いいえ。それでも、ありがとう、と」


富佐の体は次第にツンの前から消えていった。
その顔は満足そうだった。



それから一ヶ月後。


( ゚Д゚)「やべぇ、体の毛が全部無くなった」


富佐の髭はもちろん、髪の毛から眉毛から腋毛から下の毛から、
ありとあらゆる毛が生えてこなくなったので、ツルツルになった。
富佐は鏡の前で立ち尽くす。

鏡の前でツルツルになった自分の体を見て立ち尽くした。
しかしツンには関係のない話だった。


ξ ゚⊿゚)ξ「~♪」


ツンは自慢の巻き髪をすく。
綺麗なカールを描く金色の髪がツンの頬を撫でる。


ξ ゚⊿゚)ξ「髪は女の命よね~」


でもツンにはちょっとだけ関係のある話だったかもしれない。



 八話終わり




この小説は2007年12月28日から2007年12月29日にかけてニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者は暇潰し ◆ODmtHj3GLQ 氏
第九話はこちらからどうぞ



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/29 09:42 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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