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('A`)ドクオの恋の行く末は神のみぞ知るようです 第9週


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

注意 このお話は安価スレです
    読者参加形式で物語は進んでいきます




1_20091228210003.jpg


('、`*川「ふぁあーあ」

隣を歩く彼女が口に手を当て大あくびをする。

('A`)「寝不足ですか?」

うん、と曖昧に頷きかけたところで彼女はまた大口を開ける。
脱力感を誘う気の抜けるような音がそこから漏れる。

('、`*川「いやねー、最近また面白いゲーム買っちゃってさ。ついつい夜更かししちゃって」

(;'A`)「ゲームですか」

今日がデートだと分かっていたはずなのになあ、と心の中で独りごちる。
そんなことを知ってか知らずか、彼女は悪びれる様子もなく続ける。

('、`*川「そう。始めたのが2時くらいだったんだけど気づいたらあっという間に3時になっててさー、びっくりしたよー」

('A`)「あ、でも1時間くらいしかやってないんですね」

('、`*川「何言ってんのよー。13時間でしょ」

('A`)「なん……だと……?」



2_20091228210003.jpg




('、`*川

目の下に不健康な隈を作り、大あくびをかます彼女はペニサス伊藤さん
ちょっぴり?引きこもりの気がある女の子だ。

('、`*川「にしても、こんなにいい天気の日に外に出るのは久しぶりだわー」

('A`)「普通逆じゃないですか……」

('、`*川「普通はそうでも私はそうじゃないの」

ボサボサの髪を手櫛で整えながら、彼女は言う。
その余りのだらしなさに、もしかしたら寝起きそのままの格好でここへと来たのではないかと疑いたくなる。

('、`*川「私はね、雨の日のほうが外に出たくなるのよ。晴れの日はダメ」

('A`)「ダメって……何がダメなんですか?」

('、`*川「ダメって言うよりは部屋の窓から晴れた空を眺めるのが好きなだけかな。
     逆に雨の日の薄暗い空は部屋で見てると憂鬱になってくるのよね」

('A`)「変わってますね。俺は雨の日だと外に出なくていい理由になるから嬉しいですけど」

('、`*川「バカねー。晴れの日より雨の日の方が珍しいのよ?
      そういう日に外に出ないでいつ外に出るって言うのよ」

('A`)「いや、晴れの日じゃないですか?」

('、`*川「はぁ……分かってないなぁ」

ため息をつき、彼女はやれやれと肩をすくめる。
晴れの日より雨の日の方が珍しい、という考え方など今まで聞いたこともない。
この人は本当に変わった人だな、と思った。

('、`*川「ま、変わってるなんて誰にでも言えることでしょ。人はみんな違うんだから」

('A`)「そりゃそうですけどね」

一見するとだらしなく、ずぼらな人に見えるが、それでいて一本の芯が真っ直ぐ身体を支えているようにも見える。
良くも悪くも彼女はマイペースなのだ。
そして、それが彼女の魅力の一つなのかもしれない。

('、`*川「あー、眩しい。日の光って苦手だわ」

('A`)「でも、晴れた空を眺めるのが好きなんですよね?」

('、`*川「それは窓越しだから。直射日光は眩しすぎるのよ」

('A`)「窓一枚でそんなに変わるもんですか」

('、`*川「変わるもんです」

互いに顔を見合わせ、軽く笑う。

('A`)「さて」

手をかざし、日の光を遮りながら空を見上げた後、俺は彼女を>>16へと連れて行った。




16 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 16:07:48.30 ID:WCGK3JCT0

ホテル


18 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:08:29.34 ID:do6aiEEqO
まーたホテルか
21 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:09:02.38 ID:oYFhHXTX0
 ま た か 






('A`)「着きましたよ」

('、`*川「あら」

ペニサスさんはハッとした様子で目の前にある建物を見上げる。

('、`*川「別に気にしなくてもいいのに」

('A`)「いやでも、ペニサスさん凄く眠そうでしたから」

('、`*川「そう見えるかもしれないけど、これくらいの夜更かしいつものことだから別に平気よ?」

('A`)「んー、それでもやっぱり心配ですから。途中で倒れちゃったりしたら大変ですし」

('、`*川「だから大丈夫だって」

('A`)「いいですから」

入り口の前で渋る彼女の背中を押し、俺達はホテルの中へと入った。


('、`*川「おー、なかなか広い」

部屋の中を見渡し、彼女はベッドへと駆け寄る。
そのままベッドへと腰掛け、その感触を楽しむ。

('、`*川「やわらかーい」

('A`)「よかったですね。休憩のあるホテルで」

('、`*川「そだねー。流石に一泊ってのはもったいないしね」

ベッドに横になり天井を仰ぐペニサスさん。

('A`)「飲み物とか入りますか?」

('、`*川「んーん、別にいらない」

首を振り答えると、彼女は両腕を大きく広げたまま目を閉じた。

(-、-*川「あー、やばい。すぐ寝れそう」

('A`)「寝ちゃっていいですよ。お昼ごろ起こしますから」

(-、-*川「ほんとー?」

彼女は寝転んだままの体勢でもぞもぞとベッドの中へと潜り込む。

扉の前に突っ立ったまま、しばらくすると静かな寝息が聞こえ始める。
足音を立てないよう忍び足でベッドへ近づき彼女の寝顔を覗く。
どうやらあっという間に寝に入ってしまったようだ。

('A`)「さて」

一泊するわけではないので二人部屋をとってはいない。
一つしかないベッドをペニサスさんが占領していると言う状況だ。

眠気は、特にない。
ただ、寝ようと思えば寝られるくらいではある。
このまま立っててもしょうがないし、どうしようか。

しばらく考えた後、俺は>>39に決めた。




39 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:25:12.94 ID:OH0+sZ/j0

寝顔を見守る


40 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:26:23.25 ID:LcHcPw3rO
>>39
よくやった
41 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:26:38.11 ID:do6aiEEqO
ヌクモリティ……
42 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 16:27:03.04 ID:WCGK3JCT0
ちっ






揺れで彼女を起こさないよう、細心の注意を払ってベッドへと腰掛ける。
彼女の寝息が先程より大きく聞こえるようになった。

(-、-*川

間近で見ると、化粧一つしていないのに彼女の顔はとても綺麗に見えた。
肌に染みや出来物などは一切なく、不規則な生活をしている女性の顔には全く見えなかった。

('A`)「世の女性はペニサスさんの生活のだらしなさを知ったら信じられないような顔をするだろうな」

そうぼやくと、彼女はこちらへと向けていた顔を反対側へとそらす。
聞かれてしまったかな、と若干焦ったがすぐに寝息が聞こえ始めたのでおそらくただの寝返りだろう。

(-、-*川「んー……」

と、静かな寝息に唸りのようなものが混じる。
寝言かな、と聞き耳を立ててみる。

(-、-*川「今日は……寝ない……ぞ」

いや、今あんた寝てますよ、と心の中で突っ込む。
きっと彼女は夢の中でもゲームをしているんだろうな。

('A`)「ふぇ」

突然、鼻にむず痒さを感じた。
やばい、これは……。

('A`)「ふぇえええ」

予感が確信へと変わる。
間違いない。俺の鼻は今くしゃみがしたいと轟き叫んでいるのだ。

(-、-*川「んー」

ここで己の欲望に身を任せ、部屋中に響くようなくしゃみをしたら一体どうなるだろう?
考えるまでもない。彼女の甘美な睡眠の時間を邪魔してしまうに違いない。

('A`)「ふぇええええええ」

しかし、そんな俺の重いとは裏腹に、俺の鼻はくしゃみがしたいと相変わらずの調子で叫んでいる。
まずい。何とかして止めなくては。

そうだ。

('A`)「ふぇええええええ」

俺は思い出した。
あれは確かばあちゃんが教えてくれた、くしゃみを止める方法だ。
最早一刻の猶予もない。効果の程は分からないが試してみるしかないだろう。
俺はばあちゃんから教えてもらった方法を試してみることにした。

くしゃみを止める方法安価 >>66




66 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:40:33.87 ID:tESJrFfz0

ビックリするほどユートピア


73 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:41:43.07 ID:do6aiEEqO
>>66久し振りに見たわwww
74 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:41:58.99 ID:7q8ZwxoDO
>>66
絶対起きるからwwwwww






('A`)「ふぇえええええ」

俺はまず身に纏った衣類を全て脱ぎ捨てた。
そして、白目を剥き、生尻をパンパンと叩く。

(゚A゚)「よっし!」

準備は整った。
後は、くしゃみ止めの呪文を精一杯叫ぶだけだ。

行くぜ!!


3_20091228210003.jpg



俺は心のままに叫び、踊った。
そもそもこれが踊りなのかどうかも怪しいが、とにかく本能のままに俺は身体を動かした。

周りの音など聞こえない。周りのものなど何も見えない。
俺の耳に響くのは「びっくりするほどユートピア!」と言う呪文だけだった。

(゚A゚)「こいつぁすげぇ!!」

ばあちゃんの言った事は本当だったのだ。
昔、葬式の時、ばあちゃんも俺と同じ状況に襲われ、この方法を試し危機を逃れたと言っていた。
ばあちゃんの知恵袋すげぇ!!

(゚A゚)「びっくりするほどユートピア!びっくりするほどユート――」

それは一瞬だった。

(つ、-*川「んー」

彼女が目を擦り、起き上がろうとする姿を俺は見た。
そして、考えた。今の俺の状況とこれを見たときの彼女の反応を。
その間、一秒にも満たないその一瞬で俺は自分が今何を優先してやるべきかを考えた。

(゚A゚)ピキーン

彼女が目を開くその前に、俺は自らの為すべきことをした。

為すべきこと安価 >>96




96 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 16:53:57.40 ID:Adj0oXhP0

マヌーサ






(゚A゚)「マヌーサ!!」

俺は声を大にして次の呪文を叫んだ。
敵を幻に包み、自らの姿を見えにくくする呪文だ。
これも確かばあちゃんが教えてくれたんだった。

(つ、-*川「んー?」

でも幻は現れなかった。

(゚A゚)「現れなかった!!」

現れなかったのならしょうがない。
自分で幻を作るまでだ!

(゚A゚)「これがオレ流のマヌーサや!!」

(つ、-;川「おわっ!!」

ベッドの上からシーツを力ずくで引き抜き、彼女の顔の上へと被せる。

(つ、-;川「な、何よこれー!!」

シーツの下で暴れる彼女を尻目に俺は脱ぎ捨てた衣服へと手をかける。
まずはパンツ。次にシャツ……。

(゚A゚)「よっしゃ、ジャスト3秒!!」


('、`;川「一体全体何なのよー!!」

シーツを払いのけ、ようやく彼女が姿を現した。

('A`)「いえ、ちょっとしたサプライズを、と思いまして」

('、`;川「サプライズって何ー?せっかくいい気持ちで寝てたのにー」

不満気な表情で頭を掻くと、彼女は今日何度目になるかわからないあくびをした。

('A`)「すいません。つい暇だったもので」

('、`;川「だから言ったじゃない、私は大丈夫だって。それならどこか遊びに行けばよかったのよ」

返す言葉もない。
確かに彼女の言うとおりだった。

('、`;川「んー、まぁ少しは寝れたから頭はスッキリしたけどさ」

('A`)「何でしたら、まだ時間あるんで寝ててください。俺は外で待ってますから」

そう言い残し、扉に手をかけようとすると

('、`;川「いいわよー、わざわざそんなことしなくて」

ベッドから立ち上がり、彼女が声をかけてくる。

('、`;川「もう出ましょ。時間早いかもしれないけど私お腹すいちゃった」

('A`)「え、いいんですか?」

('、`;川「さっきのゴタゴタで目覚めちゃって逆に眠れないわよ」

扉の前に立つ俺の身体を押しのけ、彼女が外へと出る。
俺も慌ててその後を追う。

('、`*川「どこかおいしい店知らない?」

('A`)「どういう感じがいいですか?」

('、`*川「んー、味が濃いものをガッツリ食べたい気分」

('A`)「味が濃いものですか」

俺は頭の隅にあった>>126が売りのお店へと彼女を連れて行くことにした。




126 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:12:23.68 ID:hzownMMV0

毒魚料理


131 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 17:12:42.63 ID:G0J8/OEz0
来た来た!
132 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:13:35.13 ID:do6aiEEqO
あの毒魚が再び……!
136 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:17:44.67 ID:OH0+sZ/j0
まだだ!まだ挽回できる!!!!!!
料理さえまともであれば……!!!!!!!






(`A')「へいらっしゃい!!」

店に足を踏み入れると、店主の勇ましい声が俺たちを出迎えてくれた。

('A`)「ここが俺のオススメだよ」

('、`*川「へぇー、何だか変わったお店ね」

店内は紫一色で染め上げられていた。
『毒』と言う一文字を連想せずにはいられない、そんな様子だ。
しかし、お世辞にも趣味がいいとは言えない店内の様子を見ても彼女は嫌な顔一つせず俺が促した席へとついた。

(`A')「ご注文はいかがいたしますか!!」

('、`*川「あら」

注文をとりにきた店主の顔を見て、彼女は俺の顔と見比べる。

('、`*川「お父さん、とか?」

('A`)「いえ、違いますよ」

否定し、店主の方へと同意を求める。

('A`)「ね、店主さん」

(`A')

無視された。

('、`*川「それじゃー、どうしようかなー」

彼女は鼻歌を歌いながらメニューをパラパラとめくる。
間もなくして、メニューの異変に気づいたのかこちらへと顔を上げる。

('、`*川「ここ毒魚って言う魚しか取り扱ってないの?」

('A`)「えぇ、そうなんです。ここは世界に一つしかない毒魚専門店なんです」

('、`*川「ふーん」

興味なさげに彼女はメニューへと目を戻す。
あれ、気に入ってもらえなかったのかな?

('、`*川「じゃあ、ドクオ君適当に選んでいいよー」

('A`)「え、いいんですか?」

('、`*川「うん。見てもどれがおいしいのかよくわかんないし」

これは重要な大役を任されてしまったぞ。
じっくり考えて、おいしい毒魚料理を彼女にご馳走しなくては。

('A`)「よし、決めた!」

(`A')

('A`)「ええと、この>>155って奴を二つください!!」




155 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:25:55.01 ID:7q8ZwxoDO

毒無し定食


163 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 17:26:24.92 ID:G0J8/OEz0
YES!YESSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSSS!!
165 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:26:57.87 ID:OH0+sZ/j0
まぁ無難なところで
166 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:27:14.69 ID:do6aiEEqO
毒無しとなwwwww






(`A')「毒無し定食お待ち!!」

('、`*川「おー、なかなかおいしそう」

テーブルに運ばれてきた料理を見て、彼女が声を上げる。

('A`)「毒無し定食ってくらいですから、ちゃんと毒は抜いてあるはずです。
    安心して召し上がってください」

(`A')フッ

俺の言葉に、店主が小さく笑った気がした。
何だ?

('、`*川「まぁ、流石に毒のあるものを料理として出す店なんてないでしょ。
     それじゃいただきまーす」

手を合わせ挨拶をし、俺達は食事へと取り掛かる。

('、`*川「お、おいしー。この魚いいねー、味が染みてるよ」

('A`)「そうでしょー?ま、俺がオススメしたものですから当たり前ですよ」

言って、俺も一口焼き毒魚に箸をのばす。

('A`)「うんうん」

よく噛み、その濃厚な味を舌の上で味わう。



(゚A゚)「おうぇっ!!」




178 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:33:49.64 ID:7q8ZwxoDO
作者てめぇwwwwww
179 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 17:34:17.25 ID:G0J8/OEz0
ちょwwwwww
180 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:34:29.99 ID:Adj0oXhP0
wwwwwwwwwwwwwwww
181 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:34:38.23 ID:OH0+sZ/j0
ドクオにだけ毒入りwwwwwwwwwwwwwww
183 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:35:40.51 ID:/TWHSzQ9O
悪夢再びwwwwwwwww






('、`;川「え」

料理に舌鼓を打っていたペニサスさんが驚きの顔をこちらへと向ける。
やばい、平静を保たなくては。

(゚A゚)「は、はははー。なんでもないですよー。いやーこれおいしーですねー」

('、`;川「そ、そう?ならいいんだけど」

彼女は再び料理へと目を向ける。
その隙に俺は背後に立っていた店主に小さな声で聞いた。

(゚A゚)「ちょっと!これ毒無しのはずでしょ!?」

(`A')「ククククク」

邪悪な笑みを浮かべ、店主がこちらを見下ろしていた。
何だ、まさかこいつ俺にだけ毒無しではない料理を……。

(`A')「共食いは罪。したがって貴様に今与えられている苦痛はそれに対する罰なのだ」

(゚A゚)「なん……だと……?」


それから奴は「血族」がどうとか「選ばれし者」がどうとか長々と語っていたが
意識の遠のいていた俺の記憶にはそのほとんどが残らなかった。
そして、最後に奴はこう言い残し、厨房へと姿を消した。

(`A')「ふふふ、そしてこの設定は今後の話の展開に何ら影響を及ぼすことはない」

(゚A゚)「なん……だと……?」

店主の背中を見送った後、俺は毒無し定食と再び向き直った。
とりあえず、詳しいことは分からないが店主の話によると毒魚の毒は俺にしか効果を示さないらしい。

('、`;川

ふと視線をあげると彼女が心配そうにこちらを見つめていた。

(゚A゚)「だだいじょうぶですよー。しんぱいいらないですからしょくじをつづけてくださいー」

('、`;川「そう?でも顔色悪いわよ」

彼女には余り心配をかけたくない。
これは俺と毒魚の問題なのだ。

ここで料理を一気に口に運べば彼女の心配は解かれるかもしれない。
だがしかし、果たして俺はそれが出来るのだろうか?

悩んだ挙句、俺は>>202した。




202 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 17:45:51.00 ID:dAtZVI1r0

別の料理を注文


208 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/03/23(日) 17:46:57.50 ID:G0J8/OEz0
別の料理でも…
209 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:47:15.35 ID:h+hbs+KG0
毒魚入ってそうだなwww
210 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:47:49.50 ID:do6aiEEqO
専門店だもんな
212 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 17:48:48.52 ID:5Ammh15U0
毒をもって毒を制すって事か・・・






(゚A゚)「おおーい!ちゅうもんいいですかー!!」

大声で俺は店主を呼びつけた。
しばらくして、侮蔑の表情を浮かべた店主が現れる。

(`A')「なんでしょうか」

(゚A゚)「しろめしくださいー」

(`A')「はい?」

(゚A゚)「なにもはいってないしろめしいっぱいくださいー」

毒魚の入っていないものなら何でもいいのだ。
とにかく、毒に苦しむことなく腹を満たしたかった。

(`A')「うちではそういうものは扱っておりません」

(゚A゚)「なんだとー」

(`A')「毒魚の混ぜご飯ならありますが」

(゚A゚)「なんだとー」

(゚A゚)「じゃあおみずをくださいー」

(`A')「うちでは毒魚ジュースしか扱っておりません」

嘘をつけ!だったら今テーブルの上においてある水は何なんだ!!

(゚A゚)「うそをつかないでくださいーおみずをくださいー」

(`A')「だから扱ってませんて」

(゚A゚)「なんだとー」

と、半ば喧嘩腰で話し合う俺達を止めるようにペニサスさんが口を挟んだ。

('、`;川「水なら私のあげようか?飲んでないし」

(゚A゚)「ほ、ほんとうですかー?」

('、`;川「ほら」

目の前に差し出されたコップ一杯の水。
一気に飲み干す。

('A゚)「ぷはー、生き返るー」

(`A')チッ

('A゚)「ふふ、形勢逆転だな」

片目は未だによく見えないが、意地を張るように店主に言い放つ。

(`A')「しかし、お客様。それだけでお腹を満たせるのでしょうか」

確かに奴の言う通りだ。
コップ一杯の水で腹が満たされる訳がない。
そんなことは俺も承知の上だ。

('A゚)「甘いな、俺はまだ注文をとりやめるとは言ってないぜ?」

(`A')「何?」

俺は店主の前でメニューを広げ、堂々と叫んだ。


('A゚)「毒魚のコロッケを50個だ。50個持って来い!!」


目の前の皿に積み重なるようにして乗った毒魚のコロッケ50個。
今にも崩れそうなほど高く、そのコロッケの塔は聳え立っていた。

(`A')

('、`;川

一足先に食事を終えたペニサスさんと店主は俺をじっと見つめていた。
これからこのコロッケたちをどうするのか、不安と好奇の入り混じった表情を浮かべている。

('A゚)「行くぜ!!」

掛け声と共に俺は箸を手に取る。
そして、コロッケの塔から一つコロッケを取り、口へと運んだ。

(`A')ニヤリ

店主が俺を見て笑っていた。
しかし、お前の思惑通りには事は運ばない。
見てろ、俺のとっておきの策を!!


('A゚)「うおおおおおおおおお!!!!」

('、`;川「こ、衣だけ食べてる!?」


そう、俺の考えた策とはコロッケの周りの衣だけを食べると言うものだった。
これなら毒魚を食べていることにはならず、毒も回らない。

(`A')「なん……だと……?」

店主が驚きの表情を浮かべ、こちらを眺めていた。

('A゚)「ふははは、驚いただろう?まさか衣だけで腹を満たすとは思いもすまい!!」

衣だけをひたすらに食べ続ける俺を見て、店主は拳を強く握り悔しそうにしていた。
ああ、気分がいい。人の狙いを覆すと言うのはこれ程までに気分がいいものなのか。

('A゚)「うめぇwwwwwww衣うめぇwwwwwwwwwwww」

('、`;川

唖然とした表情のペニサスさん。
固まったまま動かない。

('A゚)「うめぇwwwwwwwwwwwwww」

俺はとにかく五十個の衣を食べつくすことだけを考えて、それに集中した。




(`A')「五万円になります」

レジに立った店主が俺にそう告げる。
財布の中を覗くがそこには輸吉が三人寂しく佇んでいるだけだ。

('A゚)「すいません、ペニサスさん。お金貸してください」

('、`;川「全く、あんなに食べるからよ」

彼女から二万円を受け取り、俺の三万円とあわせ店主に差し出した。

(`A')「ありがとうございました」

そう言う店主の顔は酷く嫌らしい笑みを讃えていた。
くそ、こいつ全て分かった上でやられた振りをしていただけだったのか。
やられた……。

('、`;川「私もあんまりお金ないから、早く返してよね」

('A゚)「はい、今から銀行に寄って下ろしてきます」

とぼとぼと肩を落としながら店を出た俺達は、銀行へと向かった。

('A゚)「どうぞ」

銀行から出ると、俺はペニサスさんへと二万円を渡す。
財布に残ったのは一人の輸吉。

('、`*川「どーも」

('A゚)「すいません、迷惑かけてしまって」

('、`*川「いーわよ、返してくれたんだし」

そうは言っても、やはりショックなものはショックなのだ。
余りペニサスさんの方を向けない。

('、`*川「ふぁあーあ、もう帰ろうか」

('A゚)「そう……ですね」

あくびをし、何とはなしに告げられた彼女の提案を俺は断れなかった。
やはり気を悪くしてしまっただろうか。

('、`*川「あ、別につまんないからとかそういうわけじゃないから。
     ただちょっと、疲れちゃっただけ」

今の俺には、それさえ俺に気を遣って言っている詭弁にしか聞こえなかった。

('A゚)「そうですね。俺も少し疲れました」

('、`*川「じゃ、ここで」

手を振り、彼女の背中が遠ざかる。
このままでいいのか?と俺の心が問いかけてくるのが聞こえた。

('A゚)「あ、あの!!」

俺の声に彼女が振り向く。
最後に言っておかなければならない言葉がある。

('、`*川「なーに?」

('A゚)「>>352!!」

(最終安価かもしれない注意報)




352 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 18:25:36.20 ID:D9240oWk0

またね


365 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 18:26:27.35 ID:do6aiEEqO
うん無難だがよし!GJ
368 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 18:26:46.47 ID:c7C+HQb60
GJ
370 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/03/23(日) 18:27:23.54 ID:NPbFrbHv0
フラグ粉砕しなかっただけマシだな






('A゚)「またね!!」

('、`*川

俺の声がまだ太陽の高く昇った空に響いた。
彼女はじっとこちらを見続けている。

('A゚)

('、`*川

('A゚)

('、`*川

('A゚)

('、`*川「また……ね」

('A゚)

('、`*川

('A゚)


('、`*川「またってことはまた私と会う気があるってことだよね?」

('A゚)「も、もちろんです!!」


彼女の問いに慌てて答える。
まだ少し舌が痺れたままだ。

('、`*川「ふーん」

('A゚)

('、`*川

('A゚)

('、`*川「次は」

('A゚)

('、`*川「どこへ連れてってくれるの?」

('A゚)「ペニサスさんが行きたいことならどこへでも!!」

('、`*川

('A゚)

('、`*川「ふーん」

彼女は中空を眺め、何か思案し始める。
しばらく考えに耽った後、彼女は振り返り

('、`*川「ま、後で考えとくわ。今は眠くて考えられない」

背中越しに手を振りながら、去っていった。

('A゚)

一人残された俺は彼女の言葉を頭の中で反芻していた。
考えておく、とは一体何をだろう。

次のデートの行き先だろうか?
それとも次も俺と会うかどうかだろうか?

先程の失態に憔悴しきっていた俺には後者にしか思えなかった。
ネガティブな思考が事態を悪い方向へと押しやっていく。

陽射しがやけに眩しい。
俺は肩を落としたまま、帰路へと着いた。




( ^ω^)「おっつー」

肥えた身体を揺らしながら、自称神が馴れ馴れしく話しかけてくる。

( ^ω^)「どうしたお?何か悪いことでもあったのかお?」

全ての成り行きを知った上で尋ねてくる自称神。
楽しそうな笑みをその顔に浮かべている。

('A`)「うっせー」

( ^ω^)「おっおっwwwwwww落ちこんどる落ちこんどるwwwwww」

(#'A`)「うっせー!!」

( ^ω^)「そんなに何を落ち込んでるんだお?君は初めて継続を勝ち取ることが出来たのに」


('A`)「え」


自称神の言葉に思わずきょとんとしてしまった。
継続、といったか?こいつ。

( ^ω^)「過程はどうであれ、結果継続を勝ち取ることが出来たんだお。素直に喜べお」

('A`)「継続って事は、またペニサスさんとデート出来るってことか?」

得意げな表情で自称神は頷く。
別にお前が何をしたわけでもなかろうに。

( ^ω^)「ま、首の皮一枚繋がったって所かお」

('A`)「首の皮一枚、ね」

( ^ω^)「君の心配通り、彼女は君に対し好意は抱いていないお。
      だからと言って嫌いと言うわけではないけど、
      まぁいっかと言う感じで次のデートを受け入れる気になっただけだお」

何となく分かってはいたけど、改めて言われるとショックだった。

( ^ω^)「だから、次のデートでは細心の注意を払って行動することだお。
      下手なことをすれば即デート終了なんてこともあり得るお」

('A`)「まぁ、出来る範囲でな」

( ^ω^)「おっおっ、よくわかってるお。その通り。
      君は出来る範囲で頑張るしかないお。あとは神様の言うとおり、だお」

自称神は「言うとおり」のところだけを強調するように言った。
自分ではおちゃめな男の子を装ったのかもしれないが、俺にはただのキモイデブにしか見えなかった。

( ^ω^)「死ね」

('A`)「は?」

( ^ω^)「なんでもねーお」

( ^ω^)

( ^ω^)「それじゃみなさん」

( ^ω^)ノシ「ばいぶー」





この小説は2008年3月23日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:d2f8gBAP0 氏

第10週はまったり待ちましょう



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[ 2009/12/28 21:03 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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