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('A`)ドクオの恋の行く末は神のみぞ知るようです 第3週


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

注意 このお話は安価スレです
    読者参加形式で物語は進んでいきます




1_20091228203124.jpg



('A`)「よっし、ぴったし十分前」

いつも通りVIP駅前の待ち合わせ場所に到着。時刻は待ち合わせ時間十分前。
今日は時間に余裕を持って家を出たから丁度いいくらいだろう。

('A`)「さて」

軽く辺りを見回してみるが、どうやらまだ彼女は来ていないようだ。

('A`)「今日はいい天気だし、どこへ行こうかなぁ」

上を見上げれば、広がるは青々と澄み渡る快晴の空。
見ているだけで空気が一段とおいしく感じられた。

(-A-)「んーっ……」

両手を上げ、大きく伸びをする。
未だ残る微かな眠気を吹き飛ばし、新鮮な空気を身体全体で味わう。



(゚A゚)「ぐぅぉえっ!!」

突然、俺の首が何者かによって締め上げられた。


从 ゚∀从「だーれだ!?」

直後、後ろから聞こえた声によって、その何者かが俺の待ち人であることに気づく。
どうやら自分が誰かと言うことを当てて欲しいらしい。もちろん、答えはわかっているのだが。

(゚A゚)「ごっ!ごふっ!ぐぉ!!」

首をチョークスリーパーの形で絞められている為、声が出せない。
それどころか呼吸も出来ない。死ぬ。このままいくと俺は間違いなく死ぬ。

从 ゚∀从「あっれー?わっかんねーのかな?」

(゚A゚)「ふぐっ!ごぇぇ!ごぉっ!!」

そんなことにも気づかないのか、彼女はより一層腕の力を強めていく。
こんなところで死ぬわけにはいかない。俺は残る力を振り絞って、彼女の腕を幾度も叩く。

(゚A゚)「しぐっ!しぐぅ!!」

从 ゚∀从「おっ!やる気か!?負けねーぞ!!」

勘違いしてる。この人勘違いしてる。
彼女の腕の力がさらに強まった。

(゚A゚)「ごぅ!ごっ!しぅ!!」

从 ゚∀从「おらおらおらおらおら!」

(゚A゚)「ほぐっ!ぐほっ!!」

从 ゚∀从「うりゃうりゃうりゃうりゃうりゃ!」

(゚A゚)「げふっ!ぅ!」

从 ゚∀从「そりゃそりゃそりゃそりゃそりゃ!」

(゚A゚)「ぐ」

从 ゚∀从「これでもか!これでもかー!」

(゚A゚)ガクッ

从 ゚∀从

(゚A゚)

从 ゚∀从

(゚A゚)

从 ゚∀从「あれ?」


2_20091228203123.jpg



从*゚∀从「あっはっはっは、悪い悪い!」

ぐったりとした俺の前で実に愉快そうに笑う彼女の名前は、ハインリッヒ高岡さん。
先程、俺の命を奪おうとした殺人未遂犯である。

(;'A`)「悪い悪いで済まさないでくださいよ!本当に死ぬところだったんですよ!?」

从*゚∀从「あはは、ごめんごめん。でもまぁ、死ななかったんだからいいじゃないか!なっ!」

(;'A`)「全く、もう……」

人のことを落としておいて(恋愛的な意味でなく)ここまであっけらかんとしていられる性格は、最早、呆れを通り越して賞賛に値する。
実際、こういうところが彼女、ハインさんのいいところなのかもしれないけど。

从 ゚∀从「まぁ、そう怒んなって。そのお詫びに今日は一日たっぷり楽しませてやるからよ!」

(;'A`)「はぁ」

そう言って彼女は、胸を張る。
その様子はそこら辺の男なんかよりよっぽど勇ましく、かっこよかった。
と同時に、彼女が女であることを改めて確認させられもしたわけだが。

从 ゚∀从「よっし、それじゃまずはどこに行くんだ?」

('A`)「そうですねー」

そう彼女に聞かれ、俺は意識を失う前の記憶を探る。
若干ぼやけていたものの、その中から目的のものを見つけ、俺達は>>14へと向かった。




14 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 16:41:14.03 ID:VQ67xq710

美術館






从 ゚∀从「おー!こういうところは初めてだなー!」

(;'A`)「ハ、ハインさん、声が大きいですよ」

从 ゚∀从「え、ああ、ごめんごめん」

様々な絵画が飾られている館内は何の音もなく深閑としていた。
よく通るハインさんの声が響くことで、他の人がこちらを向く。恥ずかしい。

(;'A`)「初めてで嬉しいのは分かりましたから、もう少し静かにしましょ。ね?」

从 ゚∀从「おっけー!任せとけ!!」

(;'A`)「だーかーらー」

ああ、困ったな。
でも、楽しそうにしてもらえてるのは正直嬉しい。
ここに連れてきてよかった、そう思えた。

从 ゚∀从「しっかし、あれだなー」

('A`)「なんですか?」

壁に飾られている絵画を見回しながら、ハインさんが呟く。

从 ゚∀从「みんな、絵うまいんだなー」

(;'A`)「そりゃそうですよ。ここ美術館なんですから」

从 ゚∀从「こういう絵が描けたら、外の景色とかも俺達とは全然違って見えるんだろうなー」

('A`)「あー、そうかもしれないですねー」

結構納得。
あまり絵には縁のなさそうなハインさんだからこそ思いつくような考えなのかな。

从 ゚∀从「ドクオはどうだ?絵うまいのか?」

('A`)「え、俺ですか?俺は上手くないですよ。普通です」

从 ゚∀从「そっかー。まぁ上手そうには見えねーもんな」

ちょっと傷ついた。


从 ゚∀从「お、この絵なんか見たことあるぞ」

そう言ってハインさんが指差したのは、三人の女性が落穂を拾っている絵だった。

('A`)「ああ、これは結構有名ですよね」

从 ゚∀从「描いた人の名前分かる?」

('A`)「そりゃ、もちろん」

と、俺が答えるや否や、ハインさんは絵の説明の部分を隠す。

从 ゚∀从「見ちゃだめなー」

どうやら、俺が言い当てられるかどうかを試したいらしい。

('A`)「はは、そんなの見ないでも簡単ですよ」

从 ゚∀从「じゃあ、誰?答えられなかったら罰ゲームな」

俺は事も無げに答える。

('A`)「>>32ですよ」




32 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 16:58:48.67 ID:We8E3aTT0

つまんねーから早く自殺しろよクズ






('A`)「つまんねーから早く自殺しろよクズですよ」

从 ゚∀从「は?」

ハインさんの顔色が変わる。

('A`)「いや、だからその絵の作者はつまんねーから早く自殺しろよクズですよ」

从 ゚∀从「は?」

ハインさんはもう一度繰り返す。

从 ゚∀从「それ俺に言ってんの?」

何か凄い視線が突き刺さってる。
ていうか殺気を感じる。

(;'A`)「ち、違いますよ!その作者のことを言ってるんですよ」

俺は慌てて取り繕う。


从 ゚∀从「え」

(;'A`)

若干彼女の表情が和らいだ、ように見えた。

从 ゚∀从

(;'A`)

从 ゚∀从「つーと」

(;'A`)

从 ゚∀从「何、それは」

(;'A`)

从 ゚∀从「この絵の作者がどうしようもないクズ野郎だってことを言いたかったわけ?」

(;'A`)「えぇ、まぁ、そういう風に受け取ってもらっても僕は構いませんけど」

从 ゚∀从「へぇー、この絵の作者ってそんな悪い奴だったのか」

ハインさんの目から殺気が消えた。
どうやらそういう風に受け取ってもらえたらしい。

从 ゚∀从「具体的にそいつは何したの?」

(;'A`)「え?」

絵の方へと向けられていた視線が再びこちらを向く。

从 ゚∀从「いや、それだけ言えるってことはこの絵の作者がどんな奴かちょっとは知ってるんだろ?」

(;'A`)「え……えぇ、一応」

从 ゚∀从「じゃあさ、それ俺にも教えてよ。ちょっと興味湧いてきた」

(;'A`)「えぇと、それはですね」

俺はパニック状態の頭を何とか整理し、彼女へと返答を返す。

(;'A`)「>>57をしたんですよ」




57 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:10:54.72 ID:We8E3aTT0

^^


61 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:11:54.41 ID:VQ67xq710
>>57
お前スナイパーだな?
きっとまたやるとは思っていたがw






(;'A`)「^^をしたんですよ」

从 ゚∀从「へ、何だって?」

あれ、今俺どうやってこれを言葉にしたんだ。
何かすごい言語の神秘みたいなのを感じる。

('A`)「いや、だから^^ですよ」

从 ゚∀从「んぁ……何?」

ハインさんはうまくこれを真似できないらしい。
ちょっぴり優越感。

('A`)「全く、ハインさんったらこれくらいのことも発音できないんですか?^^ですよ。^^」

从 ゚∀从「のぅ……あぁ?何だって?」

('A`)「^^。分かります?^^ですよ」

从#゚∀从「わっかんねーよ!!」

('A`)「^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^」


从#゚∀从イライラ

やばい。ハインさんイライラしてる。
何かイライラって文字が顔に浮き上がってるみたいだ。
でも、こういう表情も意外といいな。ゾクッってする。

('A`)「^^」

从#゚∀从イライラ

('A`)「^^」

从#゚∀从イライライライラ

('A`)「^^」

从#゚∀从イライライライラ

('A`)「^^wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

从#゚∀从


从#゚∀从ブチッ


ハインさんの中で何かが切れる音がした。
丁度、限界まで伸ばしきったゴムが切れるときと同じような音が。

从#゚∀从

と、彼女は俺の手を引き、美術館の外へと引っ張っていく。

('A`)「ど、どうしたんですか?いきなり」

俺は引っ張られるがまま、身を任せる。

从#゚∀从「よし、ここなら人も少ないな」

連れて来られたのは狭い路地。
確かに、周りに人は誰もいない。

('A`)「こんなところに連れてきて一体――」

言いかけた瞬間、ハインさんの右手が俺の顔面へと迫ってきた。
今なら何とか避けれるかもしれない。
俺は彼女の右ストレートに対し>>85した。




85 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:25:53.09 ID:uLv+Dl520

土下座






(;'A`)「す、すいませんでしたぁ!!」

俺は咄嗟に身を屈め、地面へと両手をついた。

从;゚∀从「なっ!」

ハインさんのストレートが空を切る。
思い切り打ち抜くつもりだった俺の顔がそこにないのだから、当たり前の結果だ。

(;'A`)「この通り!この通りですからお許しを!」

地に額をつけ必死に謝る。
視界の上側に彼女の足が見える。

从;゚∀从

拳が空振りしたから、次は足蹴にでもされるかなと思ったが、俺の予想は外れた。
彼女は黙ったまま、動かない。


(;'A`)

頭を下げてから数分。
未だ、彼女に動く気配はない。

俺は恐る恐る頭を上げてみた。

从 ゚∀从

こっちを見下ろしてた。

(;'A`)「ひぃ!」

その視線に思わず驚いてしまい、後ろへと後ずさる。
情けない声が薄暗い路地に響いた。

从 ゚∀从

(;'A`)

从 ゚∀从「お前」

(;'A`)「は、はい」

从 ゚∀从

(;'A`)


从 ゚∀从「なかなかやるじゃん」

(;'A`)「へ?」


予想もしていなかった言葉に、肩の力が抜ける。
なかなかやるって、土下座がうまいってことを言いたいのか?

从 ゚∀从「いやー、俺のパンチを避けるとはなぁ。大したもんだよ」

(;'A`)「……え?」

避ける?自分はただ土下座をしただけなのだが。
避けたと言うよりは、たまたまかわせたと言うのが適切ではないだろうか。

从 ゚∀从「結構自信あったんだけどな。これでも俺強いんだぜ?」

(;'A`)「はぁ」



从 ゚∀从「こんなヒョロっちぃ身体してんのになぁ。あ、だから避けられたのかな?」

彼女はしゃがみこみ、俺の身体をまじまじと見つめながらそう言った。

从 ゚∀从「何か格闘技とかやってんの?」

(;'A`)「え」

从 ゚∀从「あるいは、昔やってたとか」

(;'A`)「格闘技ですか?」

从 ゚∀从「うん。空手とかボクシングとかいろいろあるだろ?」

(;'A`)「はぁ」

彼女はやはり先程の俺の回避を偶然の産物とは思っていないらしい。
その瞳には好奇心のようなものが見える。

(;'A`)「えっと」

少し悩んだ後、俺は>>120と返すことに決めた。




120 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:44:37.65 ID:QCSO6D/e0

通信空手


123 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:45:10.49 ID:wbKdNDgbO
通信空手wwwwwwww
125 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:45:25.32 ID:uLv+Dl520
通信空手ってwwwww






('A`)「えぇ、少し前から通信空手をやってまして」

从 ゚∀从「通信空手?」

('A`)「はい。通信空手です」

俺がそう答えると、彼女は不思議そうな顔をし始める。

从 ゚∀从「通信空手って、どういうの?」

('A`)「いや、なんかこう通信で空手を習うみたいな」

俺の説明の仕方が悪いのか、彼女はまだよく分かっていないような顔をしている。

('A`)「んー何ていったらいいんだろうな」

('A`)「毎月空手の教習ビデオが届いてそれ見ながらホワァー!とかワーイ!とかやるんですよ」

从*゚∀从「なんだそれ!おっかしぃ!」

何故か笑われた。


从*゚∀从「へぇ、そんなんでも強くなれるんだな。知らなかったわ」

('A`)「あまり通信空手をなめない方がいい……」

从*゚∀从「なんだそれ!強そー!かっけー!!」

おお、ウケたウケた。
我ながらナイス発言だったな、今のは。

('A`)「ぐぅっ!近づくな!!俺の通信空手が目覚める前に離れろぉ!どうなっても知らんぞ!!」

从*゚∀从「あーっはっはっは!面白い!それ面白いわ!!」

ぐぅ

从 ゚∀从「あ」

と、そこでハインさんのお腹から虫の音が鳴る。

从*゚∀从「いやぁー!笑いまくったら腹減っちゃったわ。どっか飯いこーぜ!飯!」

時刻を見るともうお昼過ぎ。
確かに腹が減ってもおかしくない時間帯だ。

('A`)「そうですね、それじゃ……」

俺達はすきっ腹を満たすため>>144へと向かった。




144 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:57:23.65 ID:VQ67xq710

値札のない寿司屋


150 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 17:58:45.81 ID:QCSO6D/e0
値札がないって超高級なんじゃなかったか?www
153 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 18:00:24.99 ID:0xgeMYna0
>>144
フラグ折れる予感wwwwwwwwwwwwwwwwwww






从 ゚∀从「おー」

('A`)

俺達は寿司屋の前に来ていた。
と言っても、回転寿司ではない。回らないお寿司の店にだ。

从 ゚∀从「寿司かー。結構久しぶりだなー」

('A`)「俺もです。それじゃ入りましょうか」

从 ゚∀从「でも、いいのか?ここ結構高いぞ?」

('A`)「はは、大丈夫ですよ。お金はちゃんと持ってきましたから」

从 ゚∀从「そっか。まぁ俺も結構持ってきたから大丈夫か」

('A`)「いえいえ、その必要はないですよ。ここは俺が全額持ちますから」

从;゚∀从「マジで?そんな金持って来たの?」

('A`)「まぁ、そんなことは気にしないで入った入った」

从;゚∀从「お……おぉ」

  _
( ゚∀゚)「らっしゃい!!」

カウンターの方から威勢の声が響く。
流石、回らない寿司屋。気合の入り方からして一味違う。

('A`)「さ、どうぞ」

俺はカウンター席の椅子を引き、ハインさんを促す。

从 ゚∀从「お、さんきゅー」

俺もその隣に座り、カウンターの奥を見る。
トロやイカなどの書かれた札が架かっていた。

('A`)「さ、どれでも好きなの頼んじゃってください」

从;゚∀从「ほ、本当に大丈夫なのか?金足りる?」

('A`)「だから、そんなことは気にしないでくださいって」

从;゚∀从「んー」

彼女は渋々といった感じで札へと目をやる。

从;゚∀从「じゃあ、適当に握り一人前で」

('A`)「え、そんなんでいいんですか?もっと自分の食べたいの頼んじゃっていいんですよ?」

从;゚∀从「ああ、俺お腹減ってないから。これでいい」

('A`)「そうですか」

彼女はそう言ってはいるが、明らかに遠慮をしているように見えた。
もう少し俺を頼ってくれてもいいのにな。

  _
( ゚∀゚)「へい!そちらの彼氏さんはいかがいたしましょう!?」

(;'A`)「か、彼氏!?」

マスターの言葉に思わずお茶を噴出しそうになる。
慌てて横へと目をやると

从;゚∀从

さっきの言葉は聞こえてなかったのか、ハインさんは相変わらずの表情で札を眺めていた。
  _
( ゚∀゚)「で、どうしますか?」

(;'A`)「お、おっほん!えぇと、それじゃあですね」

俺も彼女と同じように札へと目をやる。

('A`)「そうですね。それじゃ>>181でお願いします」




181 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 18:15:48.37 ID:9mHx6MEd0

ウニ、大トロ


186 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 18:16:26.26 ID:QCSO6D/e0
いきなり最高値じゃねーかwwwwwwwww
187 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 18:16:28.74 ID:LdlbwPGxO
お茶
188 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 18:16:39.52 ID:0xgeMYna0
>>181
鬼畜wwwwwwww
189 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 18:16:55.35 ID:NDU8L/G/O
>>181
死亡フラグwww






('A`)「それじゃウニと大トロを五人前でお願いします」

从;゚∀从ブフォッ

ハインさんが啜ってたお茶を勢いよく噴出した。
  _
( ゚∀゚)「へい!ウニ、大トロ五人前で!」

从;゚∀从「ちょ!お前何頼んでんだよ!!」

零したお茶をお絞りで拭きながら、彼女は慌てた様子で俺に言う。

('A`)「何ってウニと大トロ五人前ですけど」

从;゚∀从「何で五人前なんだよ!!バカかお前!!」

('A`)「いや、だって一人前って量少ないじゃないですか。ネタ二種類だしそれじゃお腹膨れませんよ」

从;゚∀从「膨れるとか膨れないとかの問題じゃないだろ!お前、ここどこか分かってんのか!?」

('A`)「どこって、寿司屋ですよ」

从;゚∀从「っ……!!」

('A`)「大丈夫ですって、財布ならここにちゃんとありますから」

从;゚∀从「そういう問題じゃ……」

そこまで言いかけて、ハインさんは言葉を止める。
そして、俺から目を逸らすと

从;-∀从=3ハァッ

と、深いため息をついた。

从;゚∀从「……まぁ、いいよ。足りなかったら、俺がその分負担してやる」

('A`)「だから、そんな心配要らないですって。そんなことより久しぶりの寿司をたっぷり味わいましょうよ」

彼女は再び俺の方を見ると、顔を手で押さえ先程と同じため息をついた。


~食後~

(*'A`)「うますぎwwwwwwwwww笑いが止まらんwwwwwwwww」

ふんわりとした握りのシャリととろけるような舌触りの大トロ。ほっぺたが落ちそうになるほどうまかった。
一方、ウニはと言うと、正直今まであの癖のある匂いと食感があまり好きではなかったのだが

(*'A`)「ウニ!すまんかった!今までなめててほんとすまんかった!!」

その考えを今日大きく改めさせられた。

从 ゚∀从「ふぅ、確かに文句のつけようがない程の出来だったな。うまかった」

(*'A`)「なんですかハインさん、その反応は。
     もっとおいしかったならおいしい!って叫びましょうよ。いつもみたいに」

从 ゚∀从「ん、まぁ、おいしかったよ。なかなか」

何故かこれまでの彼女からは考えられないほど、冷めている反応だった。
あまり寿司は好きではなかったのかな?

  _
( ゚∀゚)「それでは、お勘定の方を」

(*'A`)「はいはい」

俺は促されるままレジの方へと向かう。
  _
( ゚∀゚)「ええと、ウニ、大トロ五人前と……」

レジに表示されている金額がどんどん増えていく。

(*'A`)「さて、いくらかな」

財布の中を確認する。
輸吉が三人、しっかりとそこにいた。
  _
( ゚∀゚)「で、ですね。占めて六万五千円になります」

(*'A`)「はい、六万ごせ……」

(*'A`)

('A`)


('A`)「え?」


ん?なんて言ったんだ?この人は。
六万とか聞こえたような気がしたが。

从 -∀从=3ハァ

横でハインさんがため息を吐いてるのが聞こえた。
俺はまだよく状況をつかめていない。

('A`)

レジの表示を見直す。
六、五、零、零、零。

('A`)「あぁ、六万五千円ね」

('A`)

(゚A゚)



嘘……だろ?
こっちには輸吉三人が控えてると言うのに、それでも足りない?
そんな馬鹿な。


从 ゚∀从「ったく、だから言ったんだよ」

呆然としている俺の横で呆れたようにハインさんが言う。

从 ゚∀从「ほら」

と、彼女が俺の前へと歩み出る。

('A`)「え」

从 ゚∀从「俺が払っといてやるから。お前は先に外出てな」

何を言ってるんだこの人は。
もしかして、一人で六万五千円を全額支払う気なのか?


  _
( ゚∀゚)「へい!まいど!!」

(゚A゚)「本当に払ってる!!」


从 ゚∀从「よし、じゃ行くか」

固まってる俺をよそに、彼女は店の出口へと歩いていく。

从 ゚∀从「どうした?置いてくぞ」

そう言われても、驚きすぎて体が動かない。
と言うか、こんな払ってもらっちゃっていいのか?

(;'A`)「あ、ちょ!ちょっと!!」

从 ゚∀从「あ?」

扉を開こうとしているハインさんを引き止める。
そうだ。このままでいい訳がない。
付き合っているではないが仮にも俺達はデートをしているんだ。

彼女に全額を払わせておいてノコノコと店を出る男がどこにいる。

(;'A`)「ハインさん!」

深呼吸し、興奮冷めやらぬ体を無理矢理に落ち着かせる。
そして、俺は彼女に>>267と言い放った。





267 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 [sage] 投稿日: 2008/02/17(日) 18:49:44.91 ID:9mHx6MEd0

('A`*)「あざーす!!」






(*'A`)「あざーす!!」

俺は深々と頭を下げ、大声で礼を言った。

从 ゚∀从「はん、気にすんな。ただし、次からは気をつけろよ?」

(*'A`)「はーい、ハインさん!次からはちゃんと気をつけます!!」

軽くそう言ってのける彼女に対し、満面の笑みで返す。
うん、そうだよ。お礼以外俺に何が出来ると言うのさ。
戦闘力たったの三万のこの俺に。

从 ゚∀从「じゃ、いこーぜ」

(*'A`)「はい、ハインさん!一生ついていきます」

俺はヘコヘコと頭を下げながら、彼女の後を追った。
それにしても、ハインさんかっこよすぎる。惚れ惚れするね、全く。

从 -∀从「んーっ……つっかれたー」

大きく伸びをしながら、彼女が呟く。
夕日に照らされた髪が眩しく光っている。

('A`)「そうですねー、結構歩きましたもんねー」

寿司屋を後にしたあと、俺達は街を適当にぶらぶらとしていた。
どこか遠出をするにも時間が微妙だったし、彼女も楽しんでくれたみたいだから、この選択は正解だったと思う。

从 ゚∀从「さーて、それじゃそろそろ帰るかー」

日ももうすぐ落ちようとしている。
彼女の言う通りそろそろ帰り時かもしれない。

('A`)「んじゃ、帰りましょうか」

俺の返答に彼女は頷く。

ただ、ここでさよならするってのも味気ない。
せめて家路の途中くらいまでは見送らせてもらいたいものだ。

('A`)「それじゃあ」

俺は思い切って、彼女に>>306と提案してみた。




306 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:02:55.84 ID:kpLAHEP30

この騎士めに帰り道をエスコートさせてください


313 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:03:56.51 ID:ww8lKmZ6O
おまwwwハインは騎士って知らねーぞwww
319 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:06:18.31 ID:QCSO6D/e0
ハインがどう思うかだなぁwwwwww






('A`)「この騎士めに帰り道をエスコートさせてください」

俺は片膝をつき、彼女に言った。

从 ゚∀从「騎士?なーんだそりゃ」

彼女は軽く笑いながらそう返す。

('A`)「俺はハインさんの騎士ですから、あなたを守る役目があります」

俺は彼女の目をしっかりと見つめて続ける。

从 ゚∀从「ははは、なかなかカッコいいこと言うじゃん」

('A`)「そりゃもう、騎士ですから」

彼女は微笑みながらこっちを見つめている。

从 ゚∀从「んじゃ、途中までなら」

('A`)「ほ、本当ですか?」

从 ゚∀从「あぁ」

ハインさんは大きく頷いて、答える。

从 ゚∀从「エスコート頼むぜ、騎士さんよ。しっかり俺を守ってくれよな?」


从 ゚∀从

('A`)

二人だけの帰り道。
既に日は暮れていて、周りに人の気配はない。
手こそ繋いではいないが、俺達の距離は近い。

从 ゚∀从「今日、なかなか楽しかったぜ」

流れていた沈黙を突然破り、彼女が言う。

('A`)「俺もですよ。ハインさんのおかげですごく楽しかったです」

从 ゚∀从「そりゃなー。俺がいなかったらお前、あの寿司屋から出られなかったもんな」

そう言って彼女は笑う。

(;'A`)「い、いや!そういうことじゃなくて!!」

実際そうではあるのだが、自分の言いたかったことはそういうことではない。
俺はしっかりとそれを否定し、付け加える。

('A`)「純粋に楽しかったんですよ。ハインさんとのデートが。本当に」

从 ゚∀从「はっ、分かってるよ」

もう一度軽く笑って、彼女は続ける。

从 ゚∀从「俺と一緒にいてつまんなそーにしてた奴なんて見たことねーからな。とーぜんだよ、とーぜん」

恥ずかしげもなくはっきりと言っている辺り、本当にそう思っているのだろう。
ああ、やっぱりこの人はかっこいいな。俺とハインさんの性別が逆転したら意外とお似合いかもしれんね

从 ゚∀从「あ、ここでいいよ」

そういって、彼女が立ち止まる。

从 ゚∀从「こっから先は一人で帰れるから。あんまり遠くまで送らせちゃっても悪いだろ?」

('A`)「いや、別に俺はそんな……」

前へと歩いていったハインさんがこちらを振り返る。

从 ゚∀从「じゃ、またな」

軽く手を上げ、彼女はそう言った。
またな、と。もう一度会おう、という意をこめた言葉を彼女は確かに口にした。

('A`)「は、はい!」

俺は慌てて返す。
その言葉に相応しい、別れの挨拶を。

別れの挨拶安価>>364

(ハイン継続かどうかを最終決定)




364 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:21:56.68 ID:otcyB6YX0

また……会えますか?


368 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:22:51.11 ID:QCSO6D/e0
なんて綺麗な挨拶wwwwwwwww
371 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:23:07.26 ID:ww8lKmZ6O
チッ!こりゃ継続か……
373 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 投稿日: 2008/02/17(日) 19:23:20.44 ID:1tsw/FXq0
>>364
ちょwwwwwwwwwwww
良い神現るwwwwwwwwww






('A`)「また……会えますか?」

俺は静かにそう聞いた。
勇気が出なくて尻すぼみな言葉になってしまったが、俺はちゃんと自分の思ってることを伝えた。

向こうを向いている彼女の背中が、ゆっくりとこちらを向く。

从 ゚∀从

从 -∀从=3ハァ

从 ゚∀从

从 ゚∀从「俺がまたなって言ってるんだから会えるに決まってんだろ。何言ってんだ」

('A`)「あ……」

彼女の言葉に、俺は何も言えなかった。
何かが心の奥から湧き上がってきて、俺の喉を詰まらせたみたいだ。

从 ゚∀从「じゃ、またな」

彼女はもう一度その言葉を告げ、後ろを振り返る。

('A`)「あぁ……」

ダメだ。何か言わないと。
このままじゃ、ダメなんだ。


('A`)「あの!」

前を向いた彼女の背中に叫ぶ。

('A`)「次は!」

自然とあふれ出る言葉をそのまま叫ぶ。

('A`)「次は俺が寿司おごりますから!必ず!!」

彼女は、俺の言葉を受け立ち止まる。


从 ゚∀从

从 -∀从

从 -∀从ハッ

小さく笑ったような息が聞こえた。

从 -∀从「楽しみにしてるぜー」

そして、言葉とは裏腹な全く期待のこめられていない声を出す。
ひらひらと手を振りながら、彼女は去っていった。

('A`)

その背中を俺はじっと見送っていた。
ハインさんの華奢だけどどこか逞しい、その背中を。




( ^ω^)「騎士(笑)」

自称神が予想通りの言葉を言ってきた。
でも、今の俺にそんな攻撃は全くの無意味だ。

('A`)「へっ、好きなだけ言ってろよ」

( ^ω^)「エスコート(笑)」

('A`)「効かねーなー。今の俺バリア張ってるし」

( ^ω^)「あなたを守る(笑)」

('A`)「無駄無駄」

( ^ω^)「六万五千円」

('A`)「むだむ……」

少し、グサリときた。


( ^ω^)「あざーすってwwwwwwwwwお前それでも男かおwwwwwwwwwww」

(;'A`)「う、うっせーな!だったら他にどうしろって言うんだよ!」

( ^ω^)「そりゃ、あれだお。あの寿司屋に賃金なしで永久就職するとか」

(;'A`)「で、出来るかそんなこと!!」

( ^ω^)「ま、あの人がお金持ちで助かったおね。本当、運がいいやつだお」

(;'A`)「う……うるせー」

運がいい。言われてみれば確かにそうかもしれない。
正直、あれ程の金をハインさんが持ってるとは予想だにしていなかった。

( ^ω^)「まぁ、それにもちゃんと理由があるんだけど」

(;'A`)「あ?」

( ^ω^)「いや、別になんでもないお。気にすんなお」

( ^ω^)「さて、それで次のことだけど」

('A`)「おう」

( ^ω^)「残念なことに継続ということで、今回は次の相手を選ぶことはしないお」

('A`)「残念って……少しは祝えよ」

( ^ω^)「いやいや、実際心の奥では祝ってるんだお?
      最後のやり取りなんか見ててこっちが恥ずかしかったくらいだお」

(;'A`)「ぐお」

そういえば、俺達のデートの一部始終はこいつらに監視されてるんだった。
今更ながら、すごく恥ずかしくなってきた。

( ^ω^)「ま、この調子で次も頑張ってくれたまえお」

('A`)「頑張れって言ったってな」

どうせ、お前達が大体の内容を決めちまうんだろ。
心の中で呟く。

( ^ω^)「でも、今度は同じ人との二回目のデートだお。
       ある程度補正というものはかかってきてもおかしくないお」

('A`)「補正?」

( ^ω^)「あぁ、こういう言い方をすると君には分からんかお」

( ^ω^)「簡単に言えば、一回目のデートよりは二回目のデートの方が
       あっちからの君に対する好感度は高いわけだお。当然ながら」

('A`)「ああ、まぁ言われてみれば確かにそうかもな」

( ^ω^)「だから自然と相手に逃げられる確率も減ってくるわけだお」

('A`)「お、なるほど」

その言葉を聞いて、俺は嬉しくなった。
と言うことはデートを重ねるほどに、安全になっていくわけだ。

( ^ω^)「といっても、このことはもちろん神様達も知ってるわけだお。
      これがどういうことを意味してるか分かるかお?」

俺の安堵の気持ちを悟ったのか、自称神が嫌らしい笑みを浮かべる。
気持ち悪い。出来るならこいつの顔を二、三回ぶちまわしてやりたいな、と思った。

('A`)「ど、どういうことだよ?」

俺は湧き上がる怒りを抑えて自称神に聞く。

( ^ω^)「ふふん、それは起こってからのお楽しみだお」

ああ、やっぱり抑えられないかもしれない。
プルプルと肉の揺れる下顎を思いっきりかち上げてやりたい。

( ^ω^)「じゃ、長々と君と喋ってても仕方ないし、今日はここら辺で終わりにするお」

('A`)「あぁ、勝手にしろ」

( ^ω^)「一週間後もまぁ、せいぜい頑張ることだお」

('A`)「はいはい」

( ^ω^)「それじゃみなさん」

( ^ω^)ノシ「ばいぶー」





この小説は2008年2月17日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:2xjbeNPI0 氏

第4週はのこちらへどうぞ



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[ 2009/12/28 20:33 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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