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( ><)わかんないんですが謎を解きながら旅をするようです 最終話


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ





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最終話『目的地と出発地』
  _
( ゚∀゚)o彡゜「おっぱい! おっぱい!」

そこは世界の北の果て。
常に荒れ続ける海に囲まれ、数多くの伝説と物語を生み出した島。辿り着けた者は誰一人としていないとされている神秘の島。
そこには今日も爽やかな表情で腕を振っている一人の男がいた。
  _
( ゚∀゚)o彡゜「一日二乳! おっぱい! おっぱい!」

『お前は二乳どころじゃ無いような気がするお』

  _
( ゚∀゚)「あれ? 起きてたの?」

( ^ω^)『なかなか寝付けないんだお』

わかんないんですの呪文で一時的に目覚めた後、ブーンは……世界樹は再び眠りについた。
現在は花を咲かせる力も無く、特殊な力で番人の頭の中へ話し掛けるのが限界であった。
  _
( ゚∀゚)「あんたもゆっくり休んでなよ」

( ^ω^)『無理しすぎて逆に目が冴えちゃったお。どうすれば良いんだお』
  _
( ゚∀゚)「よっしゃ、俺が子守唄歌うわ」

( ^ω^)『どうせおっぱいおっぱい連呼しているだけだろうから遠慮しとくお』
 _
(;゚∀゚)「うむう……」


それから番人は腕振りを止めてその場に座り込み、樹を見上げながら話し掛けた。
  _
( ゚∀゚)「しっかし、いくら目覚めが近い時期だからと言っても、
     やっぱ無理しすぎたんじゃねえのか?」

(;^ω^)『自分でもそう思うお。流石に疲れたお』
  _
( ゚∀゚)「だったらあの子の監視とかは全部俺に任せて、
     あんたはあの子の到着まで寝てりゃ良かったんじゃね?」

(# ^ω^)『港町へ行かせた時の事を忘れたとは言わせないお』
 _
(;゚∀゚)「正直すまんかった」

番人は樹に向かって頭を下げて、反省の意思を示した。
  _
( ゚∀゚)「……それはまあ確かに俺のミスだけどさ、
     でも俺もやっぱりあの子のために何かしたかったんだよ」

( ^ω^)「……おっ?」
  _
( ゚∀゚)「『おっ?』じゃなくて」

番人は大きな溜息をつくと、声をやや大きく鋭くして自分の胸の内に有る重い気持ちを吐き出した。
  _
( ゚∀゚)「ブーン君を死なせて悲しかったのはあんただけじゃねえって事だよ」

( ^ω^)「………お前」
  _
( ゚∀゚)「罪滅ぼしをしたかったのは俺だって同じなんだよ!」


世界樹を求めて旅をするわかんないんですを最初に見つけたのは、島を離れて世界中を見回っていた番人であった。
  _
(# ゚∀゚)「あんたって奴は無理して力使いまくって……気取ってんじゃねえよまったく!」

世界樹がわかんないんですに肩入れして、必要以上に手助けをしようとして無理をしていた事を番人は知っていた。
それは公平性からみても、旅人の覚悟を試すと言うルールから見ても、明らかに偏ったものであった。
だが番人はそれを非難する事はなく、寧ろ自らも同じような思い入れをしていたのである。
  _
(# ゚∀゚)「実際にあの子の望みを叶えられるのはあんただけだけどよ……俺だって……」

( ^ω^)「……すまんお」
  _
( ゚∀゚)「ああもう辛気臭え! とにかく次からは俺もばしばし動くからな!」

( ^ω^)b「把握したお!」

そして一通りの主張を終えた後はしれっと態度を変えて、また馴れ馴れしい口調で話し始めた。
  _
( ゚∀゚)「……っと、それにしても色々と引っかかるんだよなあ」

( ^ω^)『何がだお?』


  _
( ゚∀゚)「何であの子円周率の上8桁を知っていたんだろうな……」


(;^ω^)『………』

2_20091228192015.jpg




( <●><●>)「………」

そこは大陸の南。穏やかな気候に守られた、暖かく優しい人々の集う小さな村。わかんないんですの故郷、ぽっぽ村。
そこでは病床についているちんぽっぽのベッドの周りを家族や友人らが取り囲み、見守っていた。

 @ノノノ@
(*‘ω‘ *) 「しっかりするのよちんぽっぽちゃん」
  _、 _
(* ω` *)「……」

(‘ω‘*)「チンポポ……」

(´‘ω‘ `)「死なないで欲しいぽ……」

(*‘へ‘ *)「(ちんぽっぽがこんな事で死ぬ訳がねえ!)」

 / ‘ ‘ \
/  * ω *)「きっともうすぐわかんないんですさんが帰ってきてくれます」

(*-ω-*)「……………」

ちんぽっぽは未だ目を覚ます事無く、眠り続けていた。
その寝顔は愛らしくて穏やかなものであったが、額に載せている濡れタオルに溜まっていく熱の量は凄まじいものであった。

 / ‘ ‘ \
/; * ω *)「タオルを早く換えてあげないと……」

(*‘へ‘ *)「(わかってますの奴、こんな時に何やっているんだ!)」


大勢の縁者がちんぽっぽの家に詰め掛ける中、わかってますだけは一人家の外にいた。
冷たい北風をその身に受けながら、ただじっとそこに立ち尽くしているのであった。

( <●><●>)「わかんないんですさんがもうすぐ帰って来るのはわかってます」

誰に言うでもなくそう呟くと、その声にあわせるように遠くから少しずつわかってますを呼ぶ声が近付いてきたのであった。


「……わかって……ます…ちゃーん!」


( <●><●>)「……どうやら間に合ったようですね」

わかってますは数歩ばかり前に進み、村の入り口から歩いて近付いてくるであろうわかんないんですの姿を見ようとした。
しかしわかんないんですの声は予想以上に早く接近し、しかもそれは思いもしない方向から聞こえてきたのである。


「わかってますちゃん! ただいまなんです!」

わかってますの足元には、その大きな体によって作られる大きな影が出来ていた。
しかし次の瞬間、それはもっと大きな影に重ねられて見えなくなってしまった。
わかってますが頭上を見上げた時、自分の影を隠したものの正体を知る事が出来たのだった。

( <●><●>)「流石に私でも、これは判りませんでした……」

3_20091228192014.jpg



そうして自分の驚きを控えめに表現してから、改めて友人に向かって挨拶をしたのであった。


( <●><●>)「わかんないんですさん、お帰りなさい」






4_20091228192014.jpg



( ><)「わかってますちゃん、ただいまなんです!」


そこにあったのは、大きな翼を広げて宙に浮くわかんないんですの姿であった。
わかんないんですはそのままゆっくりと落下してわかんないんですの真横に降り立つと、にっこりと笑って見せた。

( ><)「世界樹の実、持ってきたんです!」

( <●><●>)「それならわかってます。さあ早くちんぽっぽさんの所へ
         行ってあげてください」

( ><)「はいなんです!」

わかってますはわかんないんですに背を向けると、ちんぽっぽの家に向かって一目散に駆け出した。
走っているその間に、背中に背負った鞄に貼りついていた翼は勢いに負けて、はらりと地面に落ちてしまった。
しかしわかんないんですはそれに気が付く事も無くあっという間に去って行った。


( <●><●>)「世界樹がここまでわかんないんですさんに力を貸してくれたとは……
         わかりませんでした」

落とされた翼は水分を失ってどんどん変色して行き、縮んで行き、後には茶色い枯葉の残骸が残された。
そしてそれすらも風に吹かれた途端にぼろぼろと崩れ去り、塵となって消えたのだった。

( <●><●>)「未来がどのようになるかは、やはりその時がこなければ
         全てが明らかにはなりませんね」



一方、わかんないんですは玄関のドアをノックする事も忘れてちんぽっぽの家に飛び込み、寝室へ駆け込んでいた。

( ><)「ちんぽっぽちゃーん! ただいまなんです!」

その声と駆け足の音に反応して、集まっていた面々は揃ってドアの方を向いた。

(‘ω‘*)「チンポポ!」

(*‘へ‘ *)「(おう! 遅えぞ!)」

(´‘ω‘ `)「お帰りぽ……」

( ><)「みんな来ていたんですね! 今すぐちんぽっぽちゃんを助けてあげるんです!」

わかんないんですは鞄を下ろすと、その中に手を突っ込んでごそごそと探り始めた。
鞄から出した腕を高く上げた時、その手に握られたみかんが光を放ち、部屋をきらきらと照らした。


( ><)「ちんぽっぽちゃん、これを食べてくださいなんです」

みかんの皮を丁寧に剥いて、その中の身を取り出した。そしてそれをそうっとちんぽっぽの口の中に押し込んだ。

( *)-ω-(* )「ぽ……もぐもぐぽっぽ……」

いつもならみかんと聞いただけで勢いよく飛んで来て、一口で丸ごと食べてしまうちんぽっぽであった。
しかし今は弱々しくゆっくりと咀嚼し、少しずつ飲み込む事しか出来ていなかった。

( ><)「どうですか? 美味しいんですか?」

(*-ω-*)「…………」

( ><)「ちんぽっぽちゃん? ちんぽっぽちゃん!?」

みかんを食べ終えた後もちんぽっぽは静かに目を閉じたままであった。ただじっと眠っているだけであった。

( ><)「起きてくださいなんです……いつもみたいにボインボインって
     跳んで下さいなんです……」

わかんないんですの目の端には涙が浮かんでいた。手はちんぽっぽがかけている布団をぎゅっと握り締め、悲しみに耐えていた。
その後ろからそっと手が伸びてきて、震える肩を抱きしめてくれた。

 @ノノノ@
(*‘ω‘ *) 「わかんないんです君、泣かないでぽ」

( ><)「ままぽっぽさん……ごめんなさいなんです……僕……」

 @ノノノ@
(*‘ω‘ *) 「あなたはとてもよく頑張ってくれたぽ」


(;><)「でも、どんなに頑張っても助けられなきゃ意味が無いんです!」

わかんないんですはままぽっぽの手を振り払い、ちんぽっぽに覆い被さり、そして思いっきり泣き出したのだった。

(;><)「ちんぽっぽちゃん! ごめんなさいなんです! 僕の……僕の所為で……!」

わかんないんです涙がぽたぽたと零れ落ちて行き、布団の上に点々としみを作っていった。
その視界は目の表面を覆う涙の膜によって大きく歪み、ぼやけていた。

(*-ω-*)「……っぽ」

そのため眠っていたちんぽっぽの体がわずかに揺れたのにも気が付く事も無かった。
それどころか大きな泣き声でちんぽっぽの小さな声を掻き消してしまっていた。

(;><)「こうなったら僕もちんぽっぽちゃんと一緒に……!」

(;´‘ω‘ `)「それはだめぽ、落ち着くぽ」

 / ‘ ‘ \
/; * ω *)「と言うか、今ちんぽっぽさん動きましたよね?」

(;><)「だって僕の所為でしんじゃ…………えっ?」

むんぽっぽの言葉を聞いてわかんないんですはちんぽっぽの顔を覗き込んだ。
まだぼやけているその視界の向こうから、友の声が聞こえてきた。


(*‘ω‘*)「ちんぽっぽ?」

( ><)「……ちんぽっぽちゃん?」


すると突然視界の中に大きな影が現れたかと思うと、それがわかんないんですの目の回りをごしごしと擦り始めた。
それは涙をぬぐおうと伸ばされた、ちんぽっぽの手であった。

(*‘ω‘*)っ「………」


( ><)「………生きてる……生きているんです!」

ちんぽっぽが拭ってくれたおかげで一度は鮮明になった視界が、また歪み始めていた。
それは胸から湧き上がる感情が、わかんないんですに次々と涙を流させていたからであった。


( ><)「ちんぽっぽちゃんが生きているんですー!」

  _、 _
(* ω` *)b「………!」

 @ノノノ@
(*‘ω‘ *) 「ちんぽっぽちゃん大丈夫ぽ!? どこか痛いとこは無いぽ!?」


( ><)「ちんぽっぽちゃんが助かったんですー!」

わかんないんですは諸手を上げて大声で叫び、その喜びを目一杯表現していた。




その次の瞬間、ちんぽっぽがベッドから跳ね起きたのであった。


(#‘ω‘#)つ ΣΣ====□

              「ちんぽっぽーーーーーっ!」



そしてすかさず枕を掴み取ると、それをわかんないんです目掛けて投げつけてきたのである。



====□)><)

         「キャーーー! なんですー!」


(#‘ω‘#) =3 「しゃらぷっぷ!!」



どうやらわかんないんですの大声がうるさく、それに対してして腹を立てているようであった。


(#)><)「うう……痛いんです………」

わかんないんですは頬を優しくさすって痛みと枕の跡が取れるのを待った。
しかしその顔は痛みによって苦しみを見せる事はなく、寧ろどこか嬉しそうであった。


( ><)「でも、これがいつものちんぽっぽちゃんなんです」

そして目の周りを指で擦って涙を拭き取ると、今度は笑顔を作って、そして今度こそちんぽっぽの顔をしっかりと見た。



( ><)「いつもの元気なちんぽっぽちゃんに戻ってくれたって事が………」



そして自信を持って、はっきりとした声で述べたのだった。




( ><)「わかったんです」


(*‘ω‘*)「…………ちんぽっぽ?」





5_20091228192014.jpg





(*‘ω‘*)「さんきゅっきゅ!」






この小説は2007年3月02日から2007年3月12日にかけてニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:+ljZgzzb0 氏(初期ID)

記事元は内藤エスカルゴさんになります




ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/28 19:22 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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