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( ^ω^)は食闘士のようです 剣竜鬼編


はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ




その男、満を期して現る


喰疾如風―――喰う疾きこと風の如く

礼徐如林―――礼徐なること林の如く

注文如火―――注文すること火の如く

不働如山―――働かざること山の如く


体重難知如陰  体重知りがたきこと陰の如く
脂肪動如雷震  脂肪動くこと雷の震うが如し


内藤ホライゾン、いざ参る




20080422053619.jpg



聖戦から早 二月

寒空、更に深くなり

木枯らし体に染み入る

       マクドナルド
噂の戦地、幕怒鳴怒

訳あり、謎あり、問題あり

故に店消滅

故に、毒男 職失う


原因、あの二人の男に他ならぬ

内と外、同時攻撃展開

店の被害、修復不能であった


もう一人の男、内藤

行方、分からず

しかし、他方に伝説残しけり


『わんこそば、脅威の1000杯到達』

『早食い、1分の壁越える』

『牛 丸ごと、おかわり』


どれも たった一人の男が成し遂げたという

しかし、名前分からず

否、言わずとも知れる

毒男唯一人、そう確信す


しかし、そんな伝説が生まれる最中

胸中、穏やかでない者現る

各地に眠る食闘士―――


日の光を浴びず

唯一人、自らを高め続ける者達

そんな彼らが何故、今頃?


聞くな、漢なら分かる

『どちらの方が食の道を極めているか』

比べたい、試したい、競いたい……

単純明快、故に好奇心止まらず


さぁ、新たな歴史の幕開け

訪れるは黄金時代

食の力、世間の前に姿を現す

言うならば、大盛時代……


そんな世界の頂点に立つ者

誰が知ろうか

神のみぞ知る


否、食闘士達、想う

『自分こそが王者なり』

『自分こそが神なり』

絶対的自信、意地、食の道への飽くなき探究心……



世界が動き始めた頃

毒男、只今絶賛仕事中


('A`)「いらっしゃいませ~」


しかし、いつ見ても平凡

心、いつしかあの場所に置き去りに

自らの神と崇めた男、内藤

会えず、見れず、語れず……


故に毒男の心

再び凍り、死の眠りに就く

しかし、運命の歯車それを許さず

またしても、この男の日常を奪い去る


(;'A`)「いらっしゃいま……!!?」

毒男、目前の光景に自らを疑う

彼の目に映るもの

其れは一人の肥し男


纏いしもの、タキシード



これは喪服……


しかし、肥し男

間違いを犯している訳ではない

『死を運ぶ』

故に喪服……



だが毒男

其の男の顔を見るや否や

心、歓喜に震える



( ^ω^)「……久しぶりだお、毒男」

('A`)「な、内藤さん!!」



其の男 内藤

突然の来訪


しかし、毒男

ある異変に気付く

『倒れているものがいない』


つまり、内藤の臭い、消滅

何故、何故、何故、何故?

疑問、溢るる、とめどなく


(;'A`)「な、内藤さん……風呂に、入ったのですか!?」

( ^ω^)「…『クリスマス』『ホテルのレストラン』、これだけ言えば分かるな?」

毒男、ある事件の概要 頭に浮かぶ

その名も

『クリスマス、食壊事件』

このVIP地区を中心に

あらゆる店のケーキ、チキン消えゆく

まさかの犯人、内藤


何故か

其の哀しき理由、童貞故

カップル共に死の制裁を


そして内藤

最も効率的な恋仲破壊方法思いつく

『性交寸前の者どもに虎馬を与えよ』

神からの命と思い、実行


ホテル内部侵入

其の為に正装

更に、臭いの呪いを捨てる為 風呂へ


そうして、ホテル内レストラン 

全ての食物、喰らい尽くす

味付けは塩辛い

其の理由、仲間なら分かる筈

これ、事件の真相


('A`)「そうだったのか……でも、今日はどうして俺のとこに?」

( ^ω^)「何を言っている、また会うときはこの店と言っただろう」


毒男

なんと無しに始めた仕事

      ケンタッキー
まさかの『剣竜鬼』

運命の悪戯

否、必然

神、毒男を伝説の傍観者に選ぶ

毒男、知る由もなく成されるがまま


('A`)「今日はこの店を喰らいにきたんですか……?」

( ^ω^)「違う、今日はアイツを喰らいにきた……」


内藤、指し示す

其の先には齢六十程の爺

咳き込み、唾を撒き散らす

女人、其れに対し絶叫


毒男、思う

この爺、死にかけ

『まさか内藤、人を喰らうようになったのか……?』

否、断じて、否

この爺、放つはドス黒きオーラ

其れ食闘士のもの也


それ故、惹かれあう



/ ,' 3「ふぉふぉふぉ、流石にオーラを隠す事はできんか……」

爺、瞳 妖しく光る

鷹の目、睨む


同時に、屁 放つ

傍にいた女人、悶絶

さらに思う、

『何を食えばこんな臭いがでるというのか……!?』


否、食ったのではない

腹の中で発酵

この爺、実のところ齢八十

しかし、其の闘志、衰える事無し



( ^ω^)「内藤ホライズン……食闘士名はブーン……」

/ ,' 3「荒巻スカルチノルフ……食闘士名はヤマタノオロチ……」



両雄、睨みあう

否、見つめあう


その瞳に込められた意志

其れは恐らく愛

ようやく出会えた

『自らを更に高めてくれる者』

お前を負かすことで食の道、更に極めたり

言わずとも、其の意志 伝わる


両者、悠然とレジへ

当然、注文の為


二人のオーラ、激しくぶつかり合う

毒男、それに圧倒され手に汗握る


( ^ω^)「金なら俺が払う……臆するなよ」

/ ,' 3「ふぉふぉふぉ、わしの事を甘く見ると痛い目にあうぞ……」


何を隠そう荒巻

大財閥、『子作繁盛』の社長

主な商品は『オナホ』『バイブ』『アナルビーズ』

家族計画には欠かせない品物

故に、金など鼻紙同然


/ ,' 3「のう、内藤。注文などしている場合ではないとは思わぬか……?」

( ^ω^)「くくく、まさか同じ考えとは」

毒男、困惑

注文せずに何をしようと言うのか

食うもの無くては何も出来ず

食うもの無くては戦争始まらず


しかし、この考え甘すぎる

例え得るなら、生クリーム乗せ餡蜜

荒巻、内藤

同時に言い放つ


( ^ω^) / ,' 3『あるだけの鶏肉を持って来い』


毒男、興奮

鼻血ダム決壊

血の海地獄 完成


だが、客怒る

『俺達の分をどうする気だ!』

『どうせ食えるはず無いくせに!!』


内藤、それに対し

やれやれと唸る

客、この時黙っているのが良しだった


( ^ω^)『破!!』

咆哮

否、空気を発射する

内藤、彼は歯を磨かない

産まれてこの方 一度もである


それ故、彼の呼吸が常人に触れる時

考える暇も与えず、意識を切り裂く


『うぐぁああ!』
          『くさぁあああああああ!!』
   『ぬわぁああああ!!』


今のこの状況の様に―――


店主、この状況を見て思う

『ここにいるのは悪魔だ……』


歯向かう?

馬鹿を言うな

凡人では十秒と持たず

死を、紐を結んで贈られるだろう……


故に、彼、全てを諦める

全てを、毒男に託す

神に認められた傍観者――毒男に

其の考えと共に

彼もまた、考えるのを止めた


/ ,' 3「凄まじい威力じゃ……」


倒れる人を見て思う

否、そうではない

荒巻が見つめる物

其れは、カーネルサンダース人形


何故か?


先ほどの内藤の奥義

 スメル・ファイヤー
『口砲波動臭』

其の圧倒的な力により

人形は腐敗していた……


( ^ω^)「どうでもいい、早く喰らいあおう」

まるで気にした様子、無し

悠然と、着席


/ ,' 3「それもそうじゃの」

荒巻、同じ様に

颯爽と、着席


後に歴史に名を残す

『剣竜鬼 死闘乱舞劇』

ここに開幕


毒男、彼の心に溢れる感情

其れは『感謝』

故に、正拳突


予備カーネル人形

微塵、粉砕


毒男 次第に人外の力身に付けたり

強靭、無敵、最強

しかし、食闘士には程遠い

彼は唯の傍観者

鶏肉を灼熱揚げするだけで良し……

唯、黙々と



/ ,' 3「外は寒いが中は暑いのう……」

荒巻、言葉と共に服を脱ぐ

ブラを外し終えたところで内藤、驚愕


なんという素晴らしき体……

そして、逞しき怒鬼棒……

齢八十とはとても思えぬ……


内藤の其れとは比べ物にならず

当然、食には何の関係も無し

だが、精神的ショック

次第に効果を成すだろう

荒巻、ほくそ笑む



('A`)「おまたせしました、とりあえず100個程ずつ」

持ち運ぶは鳥の死骸……

油の塊……

だが、不思議と人気ある魔法の品


( ^ω^)「少ない、お」

内藤、ポツリとそう呟く


毒男、予想は出来ていた

だが、其れでも言葉の威力

毒男の脳内、揺さぶる

立ち眩み、ふらふらと舞う

頭、ぶつけ、流血


/ ,' 3「のう、もう腹が減って仕方ないんじゃ……」

突如、轟音 鳴り響く

窓ガラスにひび入る程の


毒男、混乱

理解等、まるで不可能

『これは一体なんの音だ!?』


爆撃? ドッキリ? 怒声? 使徒襲来?

 否   否   否   否

どれも否


答えは荒巻の腹の虫

これぞ、最高出力の空腹力也



( ^ω^)「……」

/ ,' 3「……」


軽く、見合わせ



( ^ω^)「轟!!」

/ ,' 3「戒!!」


同時に喰い始める

その速度、疾風の如く

その迫力、鬼人の如し


油まみれの手

良く似合う事 この上無し



荒巻、技術を使用

老体の事を考え 編み出した業


手で喰い易く千切る

其処に込められた力

容易く、人を破壊せり


その肉を大口を開け

/ ,' 3「破軍ッ!!」

喰らう


正に頭脳と食力の併せ業

大企業の社長は並ではない


反して 内藤 力業

肉を口に放り込む

後、口の中で骨と肉を分解


肉を飲み込み

骨を

( ^ω^)「牙狼ッ!!」

口から発射


其の飛ばした骨の威力

容易く人 貫通せり

故に店、半壊


毒男、その人外の闘い

唯、傍観するのみ

否、それしか出来ない……

追いつけない、近づけない、共に歩めない……


其れは傍観者としての運命

神は悪戯に笑うであろう


毒男、静かに笑う

そして、ノーマルと共にもう一つ

『黒山椒チキン』を揚げる事にする

せめてもの、抵抗

場に、何か自分の居た証を残したかった


舞い落ちる山椒は

毒男の涙だったのだろうか―――



/ ,' 3「ぐっ……!!」


荒巻に焦り、生まれる

思った以上の速さ、内藤

伝説を作り上げる男は伊達で無し


先ほどから、屁止まらぬ

其れ、荒巻の危機の標

元々、胃腸弱いが故

雷轟く荒巻の腹内

それでも負ける訳にはいかぬ……


…………!!

荒巻に電流走る―――


舌を駆け巡る其れは痛み

人は呼ぶ――『辛味』


そう、毒男が出した『黒山椒チキン』

荒巻にとって これ鬼門


腸への衝撃、更に激しく

味覚に訪れる支障

計り知れなし


怒鬼棒、萎んでいく……

皮被り、冬眠……


反して、内藤

この辛味、吉と出る


発汗作用

肥えた体に染み渡る

流れ出る汗

内藤の不純物を消し去っていく


言わば、摂取と放出 同時に

故、内藤 無敵モード

増していく臭い

一度の風呂ではやはり不足だった


毒男 眺める光景に思う

『俺の行動で戦局が著しく変化した……』

内藤、圧倒的優勢

荒巻、其の手 止まる


故、毒男 感涙

涙の数だけ強くなる

自分の価値見出す

『僕はここにいてもいいんだ……!!』


おめでとう

おめでとう



そんな状況の最中

一人の男の声が店内に響く

/ ,' 3「ふぁふぁふぁ……ふぁーふぁっふぁっふぁっ!!!」


そう、荒巻

絶望的状況で尚、笑う

発狂?

否、断じて、否


荒巻、ここにきて状況打開を企む

他者の二人には分かる筈無し

荒巻に隠された力

絶対奥義


毒男、荒巻の挙動

見逃すことなく、目に焼き付ける

しかし、その眼を疑うことになる


/ ,' 3「おぶらぁぁあああ!!」

突如、悲鳴

荒巻の其れは雄叫び

痛みを乗り越え、勝利を会得する為に


手を口の中へぶち込む……

この行動、内藤も一時手を止め視界に焼き付ける

そんな二人を見てかは分からず


荒巻、

―――『体は入れ歯で出来ている』

静かに、そう一言


引き抜いた右手にあるもの

それは『入れ歯』

だが、待て

彼の口の中にはまだ歯がある

どういうことか?


/ ,' 3「なに、入れ歯を三つほど口の中にな……」

その言葉と共に

またしても、口に手をぶち込む

左手に握られているはまたしても入れ歯


両手、其の口 牙生やす

三叉の龍 ここに現る

故、食闘士名 ヤマタノオロチ


右の龍が肉を喰らい

左の龍がその身を引き千切り

本龍が余すことなく飲み込む


              ドラゴバイツ
これぞ荒巻の秘奥義『龍撃歯斬』

この奥義を使用

故、荒巻の速度上昇

先ほどの五倍ほどか

しかし、充分

内藤の速度を越すには過度に充分



だが、内藤―――

( ^ω^)「くくく……甘い考え、だお」

この一言、荒巻の背筋凍らせる


荒巻、既に力 出し尽くした

それでも、内藤 余裕満面


一体何故?

はったり?

荒巻には答えだせず

疑問の表情、内藤を捉える

内藤、言葉 紡ぐ


( ^ω^)「所詮は食べやすくするための小細工……」

荒巻、思う

『それの何がいけない?』

食べやすくする

それ即ち、喰う事の速度を高める事也


( ^ω^)「早く喰うとは……こういう事だ」

そんな荒巻の思考

ぶち壊すはこの男


内藤、王手をかける

そのとった行動

やはり、人の其れを超える



内藤、口にまるごとチキンを入れ……

入れ……

入れ……


刹那、骨の砕ける音

噛み砕く、骨を、肉を、衣を

終わらない晩餐会

喰らう音色、正に交響曲


そして、『飲み込む』

骨ごと、丸ごと、何もかも……

小宇宙の果てを見た
        
      ブラックホール
名付けて『黒全飲全』


毒男

この光景を見て何を思うか

否、言わずとも知れる

彼の心は、既に表れている


そう、またしても失禁……

さらに絶頂……

溢れ出すは涙……

感動の心

ここに極まれり


しかし毒男、履いているもの紙オムツ

この展開、予測済み

誠、恐ろしき男よの


荒巻、思う

『発想で既に負けていた……』

老いを感じさせぬ其の体

実際の所、既に崩壊寸前か


強靭な顎

水々しき肌

ピンク色の乳頭……


『これが若さか……』

荒巻、次世代の到来を確かに感じる

寂さを感じる程

其の横顔は憂いを帯びていた


昔の自分は良かった

戦争地、唯一人生き残る

救ってくれたは現地住民

其の者達の食料、全て喰らい尽くす

故、彼等 餓死


荒巻、其れを見て笑った

『自分の食力は人の生死を支配する……』

その思い

彼を狂気に至らすに容易い


その後、ひっそりと自らを高め続け

今、この時に至る


だが、今はどうか

孤独で在り過ぎたせいなのか

敗北、唯 其の身に染み入る




荒巻、絶対に其れを認めぬ

負けぬ、引かぬ、媚びぬ


『敗北等、無かった事にすれば良い』

狂気、加速

溢るるは闘志でない

漆黒の悪意

殺意なり



/ ,' 3「ぅぅおひょおおおおおお!!」


三首の龍 内藤に迫る

その光景

奇妙奇天烈 摩訶不思議

奇想天外  四捨五入

出前迅速  落書無用



( ^ω^)「ふん……」

だが、内藤

その龍を口で受け止める

三つの牙が一つの口に受け止められ―――



( ^ω^)「浄杖ッ!!」

噛み砕く……

入れ歯、木端微塵……


歯を歯で砕く

其れ即ち、理解不能

其れ即ち、意味不明


荒巻 唖然

毒男 脱糞


内藤、静かに語りかける



( ^ω^)「お前の『悪意』頂こう……」


内藤、荒巻の頭に被りつく

喰らうは

その悪しき魂

浄化、聖化、正常化……


『食闘士としての熱き魂

      思い出せ、荒巻スカルチノルフ』


其の優しき言葉

荒巻の心に響き渡る


思い出していく過去の記憶―――



『爺ちゃん、お年玉頂戴』

『爺ちゃん、ゲーム買って』

『爺ちゃん、早く金』


孫よ、ああ孫よ

何とも言えぬ可愛らしさよ

其の、清らかな瞳

今の荒巻に直視出来様か


ああ、荒巻よ

踏み外した道、今なら間に合う

思い出せ、熱き魂 

思い出せ、燃える闘志



荒巻、呆然と立ち尽くす

否、決意秘めたる其の眼

これぞ、食闘士の物也


/ ,' 3「わしは……食闘士、荒巻スカルチノルフ……」

呟く言葉

戻ってきた、男の世界へ


だが、入れ歯無し

故に今の言葉

内藤、毒男には届かず



( ^ω^)「僕は食闘士、内藤ホライゾン……」



其の言葉、確かに届く


漢同士だからこそ分かる

心の言葉

空気振動など飾りである

言葉とは、心と心のぶつかり合い

両者、理解、完了


友情、芽生える

内藤の魅力故か……


漢達の戦い、再び始まる

最早、荒巻にとって其れは負け戦

歯茎だけで闘う等 笑止千万


だが、荒巻

其の笑顔

太陽のごとく眩しく輝き

聖母の様に優しく微笑む


負けても良い

この闘いこそ、生きてきた意味――

荒巻、齢八十

人生の意味、悟る



鶏肉消える時

其の場に立つ男

内藤、唯一人―――


荒巻、深き眠りに就く

憑き物が堕ちたが如く

安らかな眠り、幾年ぶりか……


傍観者、見届ける

『真の王者、此処に在り』

内藤こそ、この時代を制する者

一人、確信す


( ^ω^)「厳しい戦いだったお……」

だが内藤

其の言葉 口にしながらも

デザートを頬膨らませ食べている

この男の胃袋

銀河を超える……


同時に蓄えたエネルギー

其れ一つで何日の時を過ごせようか……

飽食、ここに極まれリ



( ^ω^)「さて……」

立つ鳥、跡を濁さず

綺麗に掃除

礼儀正しく、まさに王に相応しく


荒巻を布団に寝かせ

顔に、白い三角の布を被せる

喪服、今こそ役に立ち

線香の香り、剣竜鬼を支配する


肉の残り、骨

墓標と成り得るのだろうか……


立ち去る男の背中

其れ見て、毒男、思う

『俺は、どうすればいいのか……』

付いていきたい

男と共に、何処までも歩んで生きたい


だが、毒男、平凡

食闘士達の戦いに踏み込んで良いものか

其の答え分からず

足、動かず


オムツの中の暴れん坊達

其れのみが、垂れ流されていた……

そして、荒巻

何故、死んだ事になっているのか……



だが内藤

進む歩を止める

ゆっくりと振り返り

立ち尽くす毒男に対し、一言


( ^ω^)「ついて来い……」

多くは語らず

けれども、言葉の意思

恐らくは語り尽くせぬ


やはり、この男

王になり、神になり……

世界を傘下に置くべき存在

其れだけの魂、感じる事この上無し


さぁ、進め毒男

傍観者としての使命を果たすが良い

内藤の偉業、其の目に焼き付けろ


毒男の踏み出す一歩

其れは、世界の改革への第一歩


神は悪戯に笑う

たった二人の人間が

この世界を大きく作り変えるが故……


『人間のちっぽけな働き、食を極める

其れで世界が変わるなど、なんと馬鹿らしい事か』

神は見下し、笑うのだ


しかし内藤

この伝説序曲に過ぎぬ

唯、この男が目指すもの

其れ即ち、『神の座』


『高慢な態度

胡座をかき、見下す愚かな神よ

この俺が、そこから引き摺り降ろしてやる』


天を見据え、言い放つ

宣戦布告、開戦の鐘、下克上

食の道の先に神を見る


各地の食闘士

恐らくは其の意志に触発され動き出すだろう……




こうして、今回の闘いは幕を閉じる

だが、内藤の其れは始まったばかりだろう

そして、今も闘いを続けているだろう

友、毒男と共に


何故、彼は闘いを続けるのか

聞くな、其の答えは既に知れている


彼が彼あるからこそ

そう、彼の名は―――




―――( ^ω^)は食闘士のようです―――






この小説は2008年1月20日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者は◆9d9cVF02x2 氏



ご意見等あれば米欄にお願いします


[ 2009/12/27 16:27 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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