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( ^ω^)季節を旅する文猫冒険記のようです 最終章 そのいち

  
はじめてブーン系小説を読む方はこちらへどうぞ

諸注意 このお話には房津チックな表現、キャラ設定が使用されております




ああ、世界にはまだまだ未知なる出来事や、不思議が満ち溢れている。
きっと見たことのない景色や、新しい世界がどこかにあって、僕らと出会うのを待っている。

僕らはそれを捜し求め、あれからも旅を続けていた。


そして今。


『グォオオオオオオオオオオオオ――――――――』


(;゚ω゚)「ひ、火ィーーーーーー!!」

ミ;゚Д゚彡「ににに、逃げろぉおおおおおお!!」


僕らの前に居るのは、体表からまばゆい光熱を放ち、口からは火炎をふきだす化け物。
だがしかし、その姿はどこかで見たような、デジャヴを感じずには居られない存在だった。

巨大な体躯、二対の大きな翼、岩石のような爪、そうこれはまるで、変身後の僕自身。
火を噴くドラゴン、それが今、僕らを睨みつけ高らかに咆哮をあげている。


まさにそう、最初からクライマックスなのであった。





1_20091226235826.jpg



                    最終章 風と共に歩むもの

                 そのいち 『 内緒のバイリンキャット 』



まず、あれからの事を少しばかり語っておこう。その間にも、様々な出会いや別れがあった。
第一に、あれからすぐ、しぃはイトーと言う女性によって、泣く泣くツアーとやらを行うために連行された。

(*;ヮ;)「やだー!! もっとフリーダムに生きるのーーー!!」

('、`#川「ええいこの我侭娘は!!」

(;゚ω゚)「いででででっ!!! ちょ、羽を微妙に掴まないで!!」

(*;ヮ;)「ちぎれても離しませんぞ!!」

( ;ω;)「いやああああああああああ!!!」

ミ;゚Д゚彡「やめてあげて!!」


居るとやかましい限りだったけど、いざ居なくなるとその静けさが妙に寂しかったのを覚えている。

しかし、それから再会するたびにやっぱり鬱陶しかったので、今はこれでいいんだと思った。
ちなみにその時のショボの反応は、もう今更語るまでもなくきもかった。


そうそう、クーを連れてビロードに会いに行った時もまた、中々たいへんだった。

見た目は人間の姿をしている、という点で充分驚かれていたのだが、
それ以上に、あの魔科学の本を書いた本人が目の前にいるという事で、その興奮ぶりは凄まじかった。

(*><)「はぁはぁはぁはぁ……どうしたらいいんですか!
       もう僕はどうしたらいいんですか!!??」

川 ゚ -゚)「わかりましたから落ち着いてください」

(;*゚∀゚)「おい何してんだ!!」

(*><)「わかんないんです!! わかんないんですぅううううううううううう!!!」ヘコヘコヘコ



( ゚ω゚)

その時、勢いあまってクーを押し倒した挙句、上から覆いかぶさり、
ついには腰を振りはじめたのを見て、もう二度と会わせまいと胸に誓った。

ぜったいに許さないよ。


ああ、クーと言えば、ツィール達とも旅を共にする事もあったのだけれど、
その際に、ヒートが持っていたあの精霊石と、彼女の体質にとても興味を示していたっけ。


川 ゚ -゚)「……それは、リミッターが無いせいだな」

(*゚∀メ)「りみ…? なんだいそれは?」

川 ゚ -゚)「知っての通り、この石は精霊の力の結晶だ、それも見たところこの石は特に強い、
     だからそれを普通に使うためには、その力を小出しにさせる必要があるんだよ」

(*゚∀メ)「要は加減するってことか」

川 ゚ -゚)「うん、けどまあ…
     普通はそういうのは精霊の力を行使する本人がする事なんだけどね
     どうやら彼女はそれを苦手としているのか、すべて受け止めてしまっている、
     だから、自らが行使しようとした際には、負荷が大きすぎて耐えられないんだろう」

(;*゚∀メ)「あー……」

ノハ*゚?゚)「難しいことはよくわからないぞ!!」

( ・∀・)「馬鹿にされてるんだよ」

川 ゚ー゚)「ふふっ」

(;^ω^)「クー、そこ笑うとこじゃないお」

(*゚∀゚)「つーことは、そのリミッターとやらがあれば何となるって事か?」

川 ゚ -゚)「ああ、というわけでヒート君」

ノパ?゚)「お、おお!? なんだ! なんだなんだ!!?」

川 ゚ -゚)「もしよければ、しばらくこの石を私に預けてくれないか?」

そうして、クーによる精霊石改造がなされたらしいのだけど、
どうなったのかを見る前に、再びツィール達とは別れてしまったため、未だ見れていない。
何が変わったんだろう、気になる、なにせ僕とて精霊使いゆえに、ゆえに。


……。


そんな事もあったなぁ、なんて思いつつ、話は再び冒頭へと戻る。


(;゚ω゚)「ぎゃああああああ!!!」

ミ;゚Д゚彡「あちあち!! こ、焦げるって!!」

ミ;゚Д゚彡「ちょ、つーちゃん!? まだ見つからないの!!??」

ここはオムの海岸線にある洞窟、名を不審、文字通り不審な洞窟には、
例のつーちゃんが探しているという、伝説の黒と白の包丁が眠っている。かもしれないそうだ。

ここに行くと決めた当初はこそ、楽しそうだと思っていた。


ミ,,゚Д゚彡 洞窟だって、楽しそう

( ^ω^) 探検はロマンだお

とか、そんなのん気な事を言っていた僕らだったが、いざ来てみれば、
そこに居たのは、雄叫びと共に紅蓮の炎をはきだす、大きな火竜。

しかも、物凄い攻撃的で、僕らを見るなり襲い掛かってきたのだ。説明おわり。

そうして僕らは今、手ごろな岩陰を見つけると、そこに身を隠し、
とりあえずそこでやり過ごす事にした、というか、つーちゃんは先に行ってしまったんだけど、
一体どこまで潜っていったんだ、ていうか、何かあからさまに僕らが狙われているような。


ミ;゚Д゚彡「ブーン!! ほら、な、何とかしろよあれ! 同じドラゴンだろ!?」

(;^ω^)「だから、僕は戦いとは嫌いなんだってばお!!」


『グォオオオオオオオオ!!!』

ミ;゚Д゚彡「うわ!! また来た!!」

(;^ω^)「……もう外出たいお…ん?」

と、今更だけど気付いた事がある、あの火竜、背中になんかの文字が見える。
あれは何だろう……うーん、J、かな。


(;^ω^)「ん、J?」

炎の竜、J、まさか。


(;^ω^)「!!」

ふとした思い付きは、すぐに確信へと変わった。
当時とは姿がいささか違うが、そうだ、きっとそうに違いない。

僕は岩陰から飛び出すすと、なるべく目立つ大岩の上にまで飛び移った。
ちなみに、最近はけっこうコツを掴んできたのか、この状態でも少しだけならホバリングできるようになった。
ゆくゆくは、ほら、こう、ヤシの実とか、そういうのを飛んでって取れるようになれたいいよね。

まあ、そんなどうでもいいとして。

突然の自殺行為とも呼べる行動に、フサは大慌てで戻ってくるよう呼びかけた。
と、そんな声を聞きつけたのか、洞窟の奥がオレンジにそまり、大きな影がこちらへ迫るのが見えた。

ミ;゚Д゚彡「ひえ、ブーン!! 馬鹿、おい戻ってこい!! 」

(;^ω^)「大丈夫だおフサ、僕の考えがもしも正しければあれは……!!」


そして、とうとう火竜がばかでかい洞窟の中、大きな羽ばたきの音をつれて、僕の前に現れた。
口元からは炎が漏れ出し、今にもこちらへ向かって吐き出してきそう。
あんなものに焼かれれば、下手すれば骨しか残らない。だが、それでも。


『グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』

( ゚ω゚)「オオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」


負けじと、僕は雄叫びをあげる、そして。


翼を大きく広げ、二本足で立ち上がり、右手はへその上で真横に、左手は手のひらを前面につきだし。
再び、声高々に、魔法の言葉を唱えた。


(#゚ω゚)つ「変!! 身っ!!」
 つ


それと同時に、僕の周囲でまっ白い風が渦をま巻きながら吹き荒れる。
天井にまで届くほどの白い竜巻が、僕の姿をも覆い隠した。

やがて風が止むと、白い羽がばらまかれ、その隙間から、青いドラゴンが姿を現す、ええ、僕です。


(;゚∀゚)o彡゜『グォ!?』(な、なんだと!?)

( ゚ω゚)『おおお!!ぐおおおおん!』(ジェクト!! お前、ジェクトなんだお!?)

(*゚∀゚)o彡゜『グォ!! ぐぁぐぁごうぐおおお!!』(な、そういうお前は…オメガ!? オメガじゃないか!!)

( ^ω^)『がおー!! おおっ!!おおーう!!』(やっぱりそうだったのかお!! こいつ、驚かせやがってぇ)

( ゚∀゚)o彡゜『ぐぉがぐるるおおあおおん』(おいやめろよ、お前の風は俺の体温無駄にあげちまうんだからよお)


ミ;゚Д゚彡(……何をぐぎぐぎ言ってるんだろう…)

そうして、すっかり意気投合した僕らは、懐かしい顔馴染み、いや顔はもう全然違うんだけど、
とにかくあれ、昔馴染み、そんなあれなので、僕らは思いで話に花を咲かせるのであった。


2_20091226235826.jpg


( ゚∀゚)o彡゜『ぎゅるるぐぅぁうお、おうおうおう』(しかしビックリだぜ、ちょいと脅かしてやろうと思ったらよお)

( ゚∀゚)o彡゜『ぐおおおがるる、がおおん』(なんだよあの猫の姿、どうやってるんだ? 教えててくれよ)

( ^ω^)『ぐおおおがおぐぉんぐぉあがおおんおんおんお』(教えてあげたいのはやまやまだけど……あれ実は)

( ^ω^)『がおがおがおおおおおおおおおおおん!!』

( ^ω^)『がおがお』(なんだお)

(;゚∀゚)o彡゜『ぐぼずび、がろつべんざざ』(何とまあ……お前も大変だったんだなぁ)

( ^ω^)『がおがいがー』(そういうジェクトこそ、どうなんだお、姿変わってるとこ見るに…)

( ゚∀゚)o彡゜『だがーん』(いやーちょっと火口で遊んでたら落ちちゃってさあ)

石の上に座りこみ、僕らの会話はつーちゃんが呆れたような表情で帰ってくるまで続き、
その頃にはすっかり不貞腐れたフサとつーちゃんを背に乗せて、僕らはそのまま洞窟を後にした。


その夜。


川 ゚ー゚)「なんだ? やけにご機嫌じゃないか」

( ^ω^)「おっお、実はさっき行ってきた洞窟で、ジェクトに会ったんだお」

川 ゚ -゚)「というと、ああ、爆炎の子か…ジョルジュだったかな」

( ^ω^)「そうだお」

ミ,,゚Д゚彡「そういえば、ずっと話してたよな」オカゲデ ヒマデ ヒマデ

(*゚∀゚)「そういえば、なんだその爆炎とか忘却とかその変な名前は」

( ^ω^)「ああ、これは僕らがよくやるドラゴン四天王遊びで使う名前なんだお」

(;*゚∀゚)「して…なんだ、その頭の悪そうな遊びは…」

( ^ω^)「いや、こう……四人でポーズ決めて、順番に名乗りをあげていってから、
       最後にみんなの力をあわせて、背後で大爆発を起こすと言う……」

(;*゚∀゚)「……楽しいのか?」

(;^ω^)「うん……うん?」ナンデ?


人と、ドラゴンの隔たりは、まだまだ大きいようです。



                          そのいち『内緒のバイリンキャット』おわり





この小説は2009年6月1日ニュース速報(VIP)板に投稿されたものです
作者はID:4NLqfiIG0 氏

最終章 そのには、こちらからどうぞ



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[ 2009/12/27 00:00 ] ナギ戦記 | TB(0) | CM(0)

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