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(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです


156 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:07:47.54 ID:cCnjbfIq0

一番最初に目に留まる部分って、とても大切だと思うんだ。
人で言うならば見た目だったり。
見た目で第一印象って決まるだろう?

それと同じで、僕が今綴っているこの日記の最初のページも大切だと思うんだ。
だから…なんて書こうか凄く悩んでいる所なんだ。
悩み続けて数ヶ月、未だに一行目が書けていなかった。

最初の一言、人に伝えるべきことがあるなら君はなんて書くんだい?



157 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:08:43.63 ID:cCnjbfIq0

(-@∀@)「この日記は…いつか誰かの手に渡るときがくるのだろうか…?」

パタン、と静かに両手で日記を閉じた。
それ以降は、無音が僕の耳に纏わりついた。
これはこれで嫌じゃない、というか慣れてしまった僕がいた。

数ヶ月も無人島に一人で住んでいると嫌でも慣れてしまうものだ。

何故無人島に数ヶ月もいるのかって?
僕はこの島である物を探しているのさ。
そう…伝説の…これ以上は秘密だ。

(-@∀@)「さて、今日も地道に探しに行きますかね」

両手で押さえていた日記帳を机の上に置き、僕は立ち上がった。
そして今にも壊れそうなドアを押して外の世界へと一歩踏み出した。



159 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:09:29.22 ID:cCnjbfIq0

外の天気は雲一つない晴れだった。
快晴というやつだが、僕はあまり好きではなかった。
ただでさえ蒸し暑い島なのに余計暑くなってしまうじゃないか。

僕が作った小さな小屋は川の上流にあり、雑木林の中なのでそれなりに涼しい場所にある。
だが少し歩けば水辺を離れてしまい、雑木林が作っていてくれていた影もなくなってしまうので暑くてしょうがないのだ。
しかし、目的の物を見つけるためには、山頂にある野原に向かわなければならない。

(;-@∀@)「あづい…」

暑い、と言ったところで返事が来るわけでもないが、つい言ってしまいたくなるほどの暑さだった。
それでも目的の物を見つけるためだと思い、我慢して山頂へと歩を進めた。



160 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:10:11.69 ID:cCnjbfIq0

(-@∀@)「今日は見つかるといいな…」

淡い期待を胸に、山頂にある野原へと脚を踏み入れ、辺りを見渡してみた。
この島の端から端まで見渡せる山頂、今日は快晴ということもあって素晴らしい景色だった。

( ´∀`)

素晴らしい…景色…?

(;-@∀@)「まさか…あれが…!」

この島には僕以外人間はいない。
生き物なんて野生の兎やら鹿などがいる程度だ。
なのにコイツは…?

(-@∀@)「これが………伝説の……!!」

僕は息を呑んだ。
調べた所によると、もしアイツが僕の目的の物であるならば、木であるはずだから動くはずはない。
そう思い、僕は走って駆け寄った。



162 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:11:01.63 ID:cCnjbfIq0

(-@∀@)「これが…伝説のモナーの木…?」

モナーの木。
その木になる果実はとても美味しいらしく、どんな万病でも治ってしまうという不思議な果実。
だが、モナーの木自体が中々見つからないため、幻の果実とされていた。

(;-@∀@)「ここにあるのが伝説の果実なのか…?」

僕は果実を採ることに躊躇った。
何故ならば、その果実は…人間で言う股間の部分に二つだけ実っていたからだ。
これはどう見てもアレにしか見えない。

と、採ったら悲鳴をあげたりしないだろうか…?
そんな不安しかなかったが…。

(-@∀@)「そうだ…僕には娘のデレが待っているんだ…」

そう、娘であるデレの不死の病を治すために僕は今までこの島にいて、モナーの木を探し続けていたんだ。
ここで躊躇ったら可愛い娘の死につながってしまう。
僕は勇気を出して、モナーの木に実っている果実二つを鷲掴みし、捻って引っ張った。



164 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:11:59.75 ID:cCnjbfIq0

(;´∀`)「痛いモナ!
      女の子になっちゃうモナ!」

あぁ、やっぱりあの果実はアレだったのか…。
その考えが先にきてしまい、僕はモナーの木が喋りだしたことに驚きはしなかった。

( *´∀`)「この外道!」

何か言ってるよ、この木…。
もうこの場から走って逃げたいよ…。

( ´∀`)「何故君はモナの大事な部分を採ったモナ!」

急にモナーの木は真面目な問いかけをしてきた。

(-@∀@)「それは、僕には不死の病に侵された娘が待っているんだ。
       その子の病を治すためには君の果実が必要だったんだ」

( ´∀`)「そうモナか…。
      なら持ってけ泥棒!」

おい、随分軽いノリだな。



165 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:12:45.34 ID:cCnjbfIq0

( ´∀`)「実は言うと、この果実は一日で再生するんだモナ」

(-@∀@)「凄いな…」

( ´∀`)「大事な部分だから当然モナ!」

うん、そこは聞きたくなかったよ。

(-@∀@)「とりあえず…ありがとう、モナーの木。
       これで娘は助かる…」

( ´∀`)「…大事にしてあげてくれモナ」

お礼を言った僕はモナーの木に背をむけて、小屋へと向かって歩いていった。
静かに小屋に入り、机の上に置いてあった日記帳を開いた。

(-@∀@)「…」

島を出る前に何かを綴るべきだと思った僕は、ペンを持った。



166 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:13:31.00 ID:cCnjbfIq0

『僕はこの島に来て思った事がある。
 信じる者は救われるという言葉があるが…。

 信じることができるからこそ、努力することができる。
 結局信じてるだけじゃ駄目なのだと実感した。

 信じていれば神様が助けてくれる、そんなわけがない。
 信じて何か行動を起こせば、何かが起きる。

 僕は今回、孤独に耐えながらこの島に来てよかったと思う。
 もう少しで、家族皆で笑って過ごせるのだから…。

 信じる者は、何事にも耐えながら、努力することができる。
 僕はそう思う。』



167 :(-@∀@)信じた先にあるものは…のようです[]:2009/10/11(日) 14:14:16.29 ID:cCnjbfIq0

日記帳を閉じ、最低限の荷物を鞄へ詰め込み、海へと向かった。
僕がこの島に来たときの小さなボートが置いてある。

(-@∀@)「今から帰るよ…」

待っていてくれ、デレ。









173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2009/10/11(日) 14:27:08.22 ID:cCnjbfIq0

支援、乙ありがとうございました。

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お題:

(-@∀@)「これが………伝説の……!!」

(*´∀`)「この外道!」

[ 2009/10/11 22:09 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

不死の病って…死なないの?
不治の病じゃなくて?
[ 2009/10/12 15:01 ] [ 編集 ]

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