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ノハ;゚⊿゚)火事いいいいいいいっ!? のようです


254 :ノハ;゚⊿゚)火事いいいいいいいっ!? のようです[]:2009/10/01(木) 19:31:05.61 ID:m6F+ptLh0

ノパ⊿゚)「うーん、何だか焦臭いな……」

 私は焼けすぎた炭の臭いを感じて目覚めた。
 はっきりとしない意識の中で目覚まし時計を見ると、午前6時を指していた。

ノハ;゚⊿゚)「――って、火事いいいいいいい!?」

 ガスが漏れて火事になったりしていたら大惨事だ。
 私は慌てて寝室のドアを開け、火元はどこかと見回す。
 キッチンにフライパンから思わず見惚れるほど、美しい輝きを放つ特大の炎柱と――

(;ФωФ)「ぬおおおおおっ!? み、水!!」

 ――私の夫であり、寡黙で無口なロマネスクが珍しく慌てていた。
 フライパンから燃え上がる炎柱に水で消そうと蛇口を捻っている。

ノハ;゚⊿゚)「ってええええええい! 火のついた油に水はいかああああああん!」

 ちょうどすぐ右手にタオルがかけてあったので、それを取りながら邪魔なロマネスクに肩からぶつかる。
 蛇口から流れ出ている水でタオルを濡らし、炎柱の元であるフライパンを覆うようにかぶせる。

 こうして、何とか火事で全焼という事件は免れた。
 天井にちょっと焦げがついたのは気にならないが、全焼よりはマシと考えよう。

ノハ#゚⊿゚)「……かろうじて鎮火したのはいいが、一体何をしていたんだ?」

(;ФωФ)「む……すまぬ」

ノハ#゚⊿゚)「すまぬじゃないッ! 火事になったらどうするつもりだったんだああああ!?」



255 :ノハ;゚⊿゚)火事いいいいいいいっ!? のようです[]:2009/10/01(木) 19:32:24.01 ID:m6F+ptLh0

(;ФωФ)「い、いや、その………………だったから」

ノハ#゚⊿゚)「あああああっ!?」

(;ФωФ)「ぬ、ぬ……た、誕生日……だったから、10段重ねホットケーキ……」

 大きな体を思いきり縮め、消え入りそうな声で呟く。
 10段重ねホットケーキは私の得意料理の一つであり、大好物の一つでもある。
 それに、確かに今日は私の誕生日だ。となれば、この人は私の為に?

ノハ;゚⊿゚)「ぬ、むう……」

 正座をしながら項垂れるロマネスクを見て、ちょっと叱りすぎたかな、と思った。

ノパ⊿゚)「……ロマネスクッ!」

(;ФωФ)「むっ!」

 小さくなった体をびくつかせ、元の大きさに戻る。

ノハ*//⊿//)「そ、その……あ、ありがとな……作り方、教えてやるから」

(*ФωФ)「……う、うむ」

 寡黙で無口で、口下手な人だけど。
 料理もさっきの騒ぎを見て分かるように、下手だけど。

 やっぱり、私を思いやって、愛してくれるから私はこの人を好きになったのだろう。

      ノハ;゚⊿゚)火事いいいいいいいっ!? のようです~おしまい~







257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/10/01(木) 19:33:47.47 ID:m6F+ptLh0

1レスに収めようとしたら無理だった
支援ありがとう愛してるちゅっちゅっ

>>254-255
お題
鎮火
10段重ねホットケーキ

[ 2009/10/04 21:19 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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