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( ^ω^)さんぽのようです


266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:01:46.81 ID:xZokUEylP

投下します
お題は>>166-167 再会、夕焼けです



268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:05:39.57 ID:xZokUEylP

( ^ω^)「ビーグルー散歩に行くおー」

ブーンが声をかけると庭の小さな赤い小屋から飼い犬のビーグルが現れた。
小さくて黒い尻尾を思いっきり横に振ってまだかまだかと待ちわびている。

そしてなれた手つきで首輪にリードを付け

( ^ω^)「さて・・・行くかお!」

▼・ェ・▼「ワンワン!」

走って庭を出た。



270 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:08:33.03 ID:xZokUEylP

夏もようやく終わって夕方になると涼しく感じる
これぐらいが散歩には丁度良い時期だろう。

住宅地を出て土手の道を散歩道を愛犬と歩く。
横を見れば見慣れたアパートや集合住宅
そして横を通り過ぎて行く人。

この道はジョギングや散歩道によく使われるコースだ
それ故多くの人とすれ違う。
ブーンはその一人一人に挨拶を送って行く。


そうして歩いていると見慣れた姿が。

从'ー'从「やっほーブーン君じゃん~どうしたの?」

ブーンが通う高校のクラスメイトの渡邉だ。



272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:12:08.04 ID:xZokUEylP

( ^ω^)「見ての通り散歩だお、
      渡邉はいったいどうしたのかお?」

从'ー'从「わぁーこの子なんていう名前~?」

(#^ω^)「話聞いてねぇお」

( ^ω^)「こいつはビーグルだお」

从'ー'从「へぇ~ビーグルちゃんかぁ~
     ひゃあ!ビーグルちゃん足なめたりしたらダメだよ~」

( ゜ω゜)「あ、こら!ビーグルやめるお!」

ビーグルを渡邉から離す。

▼´ェ`▼「クゥン・・・」

ビーグルは残念そうに離れる。
しかし女の子の足を舐めるなんて・・・正直羨ましい。

从'ー'从「それじゃあブーン君またね~」

( ^ω^)「それじゃあまただお」



275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:16:13.83 ID:xZokUEylP

渡邉を見送りいつも渡る橋が見えた。
いつもならこのまま橋を渡り反対側の道に移ろうとするが

( ^ω^)「今日はもうちょっと先まで行ってみるかお」

▼・ェ・▼「ワンワン!」


橋を通り過ぎてしばらくすると回りはアパートや住宅街の姿は失せ
田んぼや畑がだけになった。
人の姿もまったく無い。

( ^ω^)「かなり遠くまで来たもんだお」

( ´ω`)「しかしこれだけ歩くと足がかなり疲れるもんだお
     ビーグル、ゆっくり行くお」

▼・ェ・▼「わぅ~」

まだ体力の有り余っている飼い犬は不満の声を上げる。
だがブーンがペースを元に戻さないので
ビーグルは仕方なくあわせることにした。



277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:21:01.58 ID:xZokUEylP

そうしてゆっくり進んでいると
一人と一匹がブーンの方に歩いて来ていた。

ブーンが挨拶をかけようとするがその人物を見て驚く。

( ^ω^)「ツン!ツンじゃないかお!」

ξ゚⊿゚)ξ「えっ・・・?あれ・・・ブーンじゃない!久しぶりね!」

ξ゚⊿゚)ξ「中学卒業して以来かしら・・・」

ツンはブーンが中学校の頃、恋人に近い存在だった。
だが中学を卒業し、二人とも違う高校に進学したためその関係は自然と消えていった。

( ^ω^)「そうだおね、感動の再会だお!
      しかしなぜツンがここにいるんだお?」

ξ゚⊿゚)ξ「この子の散歩よ」

リードの先にはには白いチワワが居た。

ξ゚⊿゚)ξ「ブーンは・・・私と同じみたいね
      いつもここまで来るの?」

( ^ω^)「今日は気が向いたから来て見たんだお。
      こんなところで長話するのもなんだし行きながら話すお」

ブーンは向きを変え、ツンと同じ方向へと歩いていった。



278 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:26:14.49 ID:xZokUEylP

ツンは新しい学校はどうかとか最近はどうだとか質問してきた。
質問に答え、逆に問いを返したりした。

でもそんなことはどうでも良かった。
ブーンはまた寄りを戻そうと思っていた。

( ^ω^)「あのさ、ツンξ゚⊿゚)ξ「ブーン、私ね恋人が出来たの」

(  ω)「えっ?」

何を言ったか分からなかった。

ξ゚⊿゚)ξ「私ね、恋人が出来たの。」

どうせ冗談だろう、いや冗談であって欲しい。
だが、ツンの口調は本気だった。



279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/09/26(土) 22:30:56.16 ID:xZokUEylP

(  ω)「・・・・・・良かったおね」

他に言いたい言葉はある。
それなのに、それしか言えなかった。

ξ゚⊿゚)ξ「うん・・・」

そしてすぐにいつもの橋が見えた。

ξ゚⊿゚)ξ「私は橋渡るから・・・」

(  ω)「そうかお、じゃあ・・・さよならだお」


そう言って彼女を見送った。

真っ直ぐ家までの道をたどる。
空を見上げれば鮮やかな夕焼けが滲んで見えた。



[ 2009/10/04 10:26 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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