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( ,_ノ` )シブサワは物語が嫌いなようです

※性的な意味で閲覧注意





393 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:52:01.81 ID:87GwcHGQO


金と暴力の街、オオカミ。

世界中で最も危険な場所であるこの街は、この世の全ての悪を凝縮したような世界である。


住民は皆明日の見えぬ生活の中、盗み、騙し、殺し、生きている。



この街で産まれ、育ったシブサワもその魔窟の住民の一人だ。



 _、_
( ,_ノ` )シブサワは物語が嫌いなようです



生まれも育ちもオオカミであるシブサワ。
そんな彼に幼い日の思い出などロクなものはない。

といってもこの街の住民ならそれは大概当てはまるのだが。

幼い頃から同じことしかしていない、即ち、盗んで騙して殺して生きてきた。




394 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:53:07.31 ID:87GwcHGQO


そうして生きてきてもう40になるシブサワ。
これでもオオカミでは高齢に当たる。

それでも生きているのは、彼がこの街で生きていくことに優れていたからに他ならない。


殺しの腕とその頭脳、そして強い精神力の三つが揃った彼だからこそ、この歳まで生きることができているのだ。

そのどれか一つでも一定値を下回れば、この街では死を待つ以外の術がないのだから。


その一定値を下回った輩を狩るのが、シブサワの仕事である。

オオカミの一角、狭い裏路地に彼の姿はあった。

(;・∀ ・)「ち、くしょう…」

 _、_
( ,_ノ` )y━・~「残念だったな、同情はしないが」




395 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:53:53.75 ID:87GwcHGQO


別れの言葉と共に紫煙を吐き出すシブサワ。

今回のターゲット、またんき――部下に裏切られた哀れな男だ――を手に持つハンドガンの照準に入れた。


無慈悲に、引き金を引く。


今際の言葉を発することなくまたんきは銃弾の打ち込まれた頭を地に叩きつけた。



義理も人情も通用しないこの世界、物語でも救いようがない。

だからこそシブサワは物語が嫌いだった。

幼き日に読んだ本は彼が送っていた日常の壮絶さには及ばなかったし、今でも暇潰し程度に読む本も、救いのあるものばかり。




396 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:55:15.84 ID:87GwcHGQO


ある人は物語だからこそ救いの手を差し伸べることができる、と言ったらしいが、それはただの逃避でしかないことをシブサワは幼き心で既に理解していたのだ。


極めつけは、自分達のような世界で暮らす人々を描いた漫画。
東洋の何という国のものだったかは忘れたが、その中の登場人物は自らの使用する武器にまでこだわっていたのだ。


笑わせる。

シブサワは銃を腰のホルダーに乱暴に戻した。



自らの得物が何なのかなどさして重要ではない。
限られた得物をいかに扱うかが、超一流と一流を別つものだとシブサワは考える。


だからこそ愛銃の名称など、シブサワは生まれてこの方考えたことなどなかった。




397 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:56:48.01 ID:87GwcHGQO


話の内容も実に滑稽だった。
オオカミのような街を模した物語なのに、正義と悪を論じている。

資本主義社会において正義と悪ほど曖昧なものはない。
おまけに人間の一般常識が全く通用しない世界にその話を持ち込むなど、シブサワにはもう笑うことさえできなかった。


またんきを始末を済ませたシブサワはしばらくじっとしていたが、やがて誰かに話しかけるように言葉を発した。


 _、_
( ,_ノ` )y━・~「居るんだろう?ツン」

ξ゚⊿゚)ξ「……」


すると暗闇からゆらりと現れたのは金色の巻き髪が印象的な少女。
たが、彼女は一瞬でシブサワとの距離を詰め、懐からサバイバルナイフを取り出した。




399 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:58:00.05 ID:87GwcHGQO

 _、_
( ,_ノ` )y━//~「そう来たか!」

気付いたときには刃が一閃。
意識の外で咄嗟にそれをかわしたシブサワの頬が僅かに緩む。

シブサワのくわえていたタバコが彼の口元近くで切断されたのにもかかわらず、だ。


ひらりひらりと舞う金の蝶、その一撃をかわすもう一匹の蝶。

まるで求愛行動のよう。


愛の反対は憎ではない、とはシブサワの自論。
つまり、彼にとっては先程の比喩表現は適切ではない、事実なのだから。


やがてシブサワが行き止まりに追い詰められる。


ξ゚⊿゚)ξ「……」

ツンと呼ばれた少女の右腕がいっとう速く振るわれた。




400 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 00:59:12.59 ID:87GwcHGQO


――が、
 _、_
( ,_ノ` )「バカだな」


速く振るうということはどうやっても必ずスキが生じるということ。

その刃がシブサワに届く前に、ツンの脇腹に蹴りの応酬が見舞われ、軽い身体が吹き飛んだ。


そのままゴミ置き場に突っ込み、無防備な状態を何秒も晒してしまう――

 _、_
( ,_ノ` )「また俺の勝ちだな」

ツンが気付いた頃には、眼前で銃口を向けるシブサワが笑っていた。


ξ゚⊿゚)ξ「…ちっ」
 _、_
( ,_ノ` )「50点だ。俺の今日の標的、場所、得物までを当てたのは評価できる。だが実行動に移してからがまるで駄目だな」



401 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:00:44.11 ID:87GwcHGQO


ツンはシブサワの弟子のような存在だ。

シブサワはその腕から、名前も顔も街に知れ渡っている。
そんなシブサワに包丁一本で挑んできたのが幼い彼女だった。


ただ単純にその少女に興味が湧いたシブサワは、彼女を仕留めることをしなかった。

そうして、何度かツンに襲撃され、その度に撃退する、という関係が出来上がった。
シブサワ相手に襲いかかるため彼女の殺しの腕は飛躍的に向上したし、毎回シブサワが撃退した後批評を行うので、その関係を師弟とするのは間違いではないだろう。


今日もシブサワがハンドガン一挺で仕事をするのを見越してか、ナイフで接近戦を挑んできたツンである。




402 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:01:44.52 ID:87GwcHGQO


悔しそうな顔をするツンを見、シブサワは己の欲が満たされていくのを感じた。

服従欲や征服欲の類いだろう。


やがてシブサワはナイフを奪い取り、乱暴にツンの服を脱がせてゆく。


ツンは何故だか分からないがシブサワの征服欲を刺激する。

彼女を傷付けていいのはシブサワだけなのだ。
ツンを傷付けた者は残らず殺したし、それによって、ツンの心から血の一滴までシブサワの物であると彼女に知らしめてきた。


ツンの白い肌が露になり、腹部辺りに自らの蹴りの痕を見付けたシブサワは、さらに満足げにその淡い赤を舐めた。

思わず眼を瞑るツン。




403 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:02:30.04 ID:87GwcHGQO


ツンの露出は控え目な胸からやがて秘部にまで達し、そこにシブサワの指が突っ込まれた。


白い肢体が跳ねる。



ツンはシブサワに抱かれることに嫌悪感を抱いてはいない、むしろ服従させられていることに快楽を感じてしまう。

ツンは何故こんなことをされるのかは分からなかったが、これが習慣となっているため何の疑問も感じていないのだ。


シブサワの指が膣内で踊る度に嬌声が漏れる。

ツンの意識が白く蕩けてきた頃、濡れぼそった秘部にシブサワは己の肉棒を挿入した。


意識が弾ける感覚。

征服的にして官能的、屈辱的にして快楽的な感覚が二人の身体に満ちていく。




404 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:04:30.27 ID:87GwcHGQO


シブサワの律動は止まらず、ツンの腰も止まらない。


快楽の波が押して返す、そんな感覚。

返ってくる度その波は大きくなっていく。


ツンの白い肌が僅かに紅潮しているのが酷く美しい。


一際高い波が押し寄せ、ツンが身体を痙攣させた。

シブサワの肉棒が抜き出され、欲の塊がツンの白い肌に吐き出される頃には、ツンは数えきれないほど達していた。



しばらく余韻に浸るツンに、シブサワは自分のコートを着せてやる。


ふと、やはり物語よりも現実の方がずっと面白い、と感じたシブサワであった。




405 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:05:40.19 ID:87GwcHGQO


次の日も、シブサワは変わらず仕事に出かけた。


唯一違ったのは、晴れ渡った夜空に沢山の星が浮かんでいたことか。


しかし、それにシブサワはどうしようもなく嫌な予感を感じた。


 _、_
( ,_ノ` )「クロ、だな…」

今日の依頼は標的不明、場所と時間を指定したいかにも怪しいものだった。

どう考えても誘き出しされているのだが、シブサワはそれはさほど気にかけてはいなかった。


それにツンのように不意討ちの方が彼には厳しい。

彼の腕なら襲われることがわかっているならば、余程のことではない限り問題ない。

ツン並みの実力者が二人以上ならば話は別だが。



406 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:06:40.64 ID:87GwcHGQO


ツンの強さはシブサワにしてはまだ脅威にはなり得ないが、この街なら五の指には易々と入るだろう。

そして、ツンと互角以上の強さを持つシブサワは勿論その頂点に存在する。


判断力、推理力、応用力、瞬発力…

戦闘には様々な形の力が必要とされるが、超一流と呼ばれる存在はそれら全てを経験で補っている。

反応速度は特にそうだ。


避けるというただ単純な動作においても判断力と瞬発力が必要とされる。

それを反復すること、つまり何度も戦闘を経験することで、人間の限界まで速度を速めているのだ。




407 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 01:07:27.17 ID:87GwcHGQO


ツンに足りないのはその経験則、シブサワの勘というやつで、それはいつ手に入るのか全く予想もつかない。


それがツンに備わったときが、シブサワの死ぬときなのかもしれない。



 _、_
( ,_ノ` )「なるほどな。俺の勘は当たったわけだ」

(-_-)「そうでしょうね。お久し振りです、師匠」


依頼の場所――昨日と代わり映えのしない路地裏だ――にいた人物、それはまだ若き頃シブサワが正式な弟子として連れていたヒッキーという青年だった。


 _、_
( ,_ノ` )「で?俺の元を去ったお前が今更何の用だ」

(-_-)「何、依頼ですよ。依頼主は分かりませんが」



422 :シブサワは物語が嫌いなようです[はじめてのさるさん!]:2009/09/24(木) 02:09:29.38 ID:87GwcHGQO

 _、_
( ,_ノ` )「ふむ、心当たりがあり過ぎるな…」

(-_-)「はは、僕もですよ」


ヒッキーはある日、とある高名なヒットマンを殺して調子に乗ったのかシブサワの元を去った。

ああいう奴ほど早死にするものだが、思いの外長生きしているな、とシブサワは素直に感心した。


(-_-)「まあ、僕には丁度良い依頼でした」
 _、_
( ,_ノ` )y━・~「そうか」


タバコに火を灯す。


(-_-)「僕を育ててくれた貴方に感謝しなかった日はありません」

ヒッキーが懐から取り出すはサブマシンガン。


(-_-)「だからこそ、その貴方を殺すという形で恩返しをさせて頂きます」




425 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:10:55.59 ID:87GwcHGQO

 _、_
( ,_ノ` )y━・~「ちっ!」

言うが早いか飛び退くシブサワ。
足元を弾丸が抉る。


一対一ならまず足を潰せ。

よく覚えていたなとシブサワは毒づいた。

元々ヒッキーは銃の扱いに長けていた。
この狭い路地にサブマシンガンというチョイスも、評価をするなら高得点を与える必要があるだろう。



少なくとも袋小路に追い込まれることだけは避けなければならない。
走り出しながら、シブサワは自らの記憶から周辺地図を引き出した。



 _、_
( ,_ノ` )y━・~「いつ以来だろうな…こんな状況」

ヒッキーから逃げ切り、隠れた曲がり角。
今まで狩る立場から狩られる立場へ。




427 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:13:05.47 ID:87GwcHGQO


恐らく年齢が原因だろう、既に息が上がりかけていた。

それとも昨日頑張り過ぎたか……?
そんな思考が彼の判断力を鈍らせた。

――轟音。

押し寄せる爆風。
間違いなく手榴弾だ。
 _、_
(;,_ノ` )「随分とまあやる気だな!!」

音で耳がやられたシブサワ。

自らより格上には何の遠慮もするな。
相手の情報収集能力を低下させることも戦闘を有利に進めることに繋がる。

全てシブサワが教えたことだ。
それに彼の身体がまったく着いていかない。

(-_-)「流石の貴方も歳には勝てませんか!?」

 _、_
(;,_ノ` )「くそが…タバコ無くしちまっただろうが」




428 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:14:25.69 ID:87GwcHGQO


ヒッキーの声と銃声ががやや遠くから聞こえるが、耳が使えない今、音に頼るのは危険すぎる。
 _、_
(;,_ノ` )「分かっててやってやがるな…」
短く舌打ち。
手榴弾が近くに来たということは間もなくここにヒッキーが来るということ。

早くここを移動しなければ――

(-_-)「見つけましたよ」
 _、_
(;,_ノ゜)「がっ!」

煙に紛れて現れたヒッキーが股間に蹴りをお見舞いする。

久し振りに味わう、生物ならば抗えない痛み。
思わず膝をついてしまう。

綺麗汚い言ってられない、金的など躊躇うな。

そういえばこれも教えたな、と倒れたい衝動を堪える。




430 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:16:18.84 ID:87GwcHGQO


(-_-)「残念ですよ。貴方がここまで弱くなっているとは」

(-_-)「いや、僕が強くなってしまったのでしょうかね?」

のっぺりとしたヒッキーの顔に、笑みが浮かぶ。
シブサワに向けられる銃口。

(-_-)「さようなら」

銃爪が、無慈悲に、引かれる。

その刹那になんとか動くことを開始できたシブサワは、それを回避しようとしたが、サブマシンガンの有効範囲はそれには余りにも広すぎた。


上がる血飛沫。
 _、_
(メ_ノ` )「ぐう…」

致命傷は避けたものの、左足が撃ち抜かれている。

他にも腹部に二発、肩に一発。




431 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:17:28.58 ID:87GwcHGQO


(-_-)「仕留め損ねましたか。まあ、その左足では逃げようがないですがね」

シブサワの嫌いな物語なら、万事休す、とでも書くのだろう。

 _、_
(メ_ノ` )「…ま、悪くはなかったかな」

(-_-)「これで終わr――」


刹那。

ヒッキーの右腕を弾丸が掠めた。

(-_-)「誰だ!」

ξ゚⊿゚)ξ「はじめまして」

闇夜に浮かぶのは、昨日と同じ金の巻き髪が印象的な少女。
昨日着せたシブサワのコートを着ていた。
今日もシブサワを襲撃するために息を潜めていたのだ。

(-_-)「邪魔が入ったか…」

ツンの持つハンドガンから弾丸が吐き出される。




433 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:19:55.26 ID:87GwcHGQO


豹のように素早い動きでそれをかわしたヒッキーは一度立て直すためにその場から退いた。
すぐにツンがシブサワに駆け寄る。

 _、_
(メ_ノ` )「ツンか。悪いが、お前に助けてもらうほど俺は落ちぶれては――」

シブサワの何とも情けない言葉は、ツンの声に遮られてしまう。

ξ゚⊿゚)ξ「何を勘違いしているのかしら?貴方を殺すのはこの私、どこの馬の骨とも知れない輩にやられて貰っては困るの」

そう言うと踵を返してシブサワに背を向けてしまった。


征服していたはずの少女にまで助けられてしまったシブサワだったが、少女の言葉に何も言い返すことができなかった。




435 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:20:59.87 ID:87GwcHGQO


ツンには大きいはずのシブサワのコート。
シブサワが思っていたよりも大きかったその背中は、コートが様になっていた。


そんなことを考えていると、再び手榴弾が放られていた。
しかしツンは落ち着いていた。
地に落ちた手榴弾を足で蹴飛ばすという荒業をやってのける。


ξ゚⊿゚)ξ「はっ、ワンパターンね!」

(-_-)「ちぃっ!」

手榴弾の爆発をかわしたヒッキーが、サブマシンガンを乱射しながら突撃してきた。

これはまずい、ヒッキーは自棄でやっているのではない。
自信があるからこそやっているのだ。
そんな思考がシブサワの脳を満たす。



436 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 02:22:40.76 ID:87GwcHGQO


しかし、その瞬間、シブサワは確かに音を聞いた。

ツンの全身の細胞が、ぴしりと音を立てたのを。

ξ#゚⊿゚)ξ「!!」

まるで猫のしなやかさで跳躍。
そのまま路地の壁を蹴り、ヒッキーまでの距離を詰める。

(#-_-)「くっ…!」

突進を敢行していたヒッキー、動きが急に止められるわけもない。
スローモーションで銃口がツンを追いかける。

ツンは迷わず銃を投げ捨て、懐から長物のナイフを引き抜いた。


ξ#゚⊿゚)ξ「でぇぇぇい!!」

(#-_-)「ああああああああ!!」


激突。
そして、静寂が訪れた。
立っていたのは、ツンだった。



443 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 03:06:46.52 ID:87GwcHGQO


火事場の馬鹿力、だったのだろうか。

ツンのあの音は、恐らく経験則が完成した音だったのだろう。
初めて見るほどに速い動きだった。

 _、_
(メ_ノ` )「やるじゃないか」

ξ゚⊿゚)ξ「勘違いしないで。あんたが思ってるほど、私は弱くない」
 _、_
(メ_ノ` )「そうかよ」


嘘だ。
本人も興奮醒めやらないでいるのがシブサワには良く分かる。

一通りの応急処置をして、シブサワを自宅にまで送り届けたツンは、最後に言い放った。

ξ゚⊿゚)ξ「いい?貴方を殺すのはこの私だからね!?」

ξ゚⊿゚)ξ「だからそれまでは絶対に死ぬな!!」




444 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 03:10:04.56 ID:87GwcHGQO




それはシブサワの知りうる物語のどんな台詞より、説得力があった。

彼女の背中はやはり大きく、今の俺よりあのコートは似合うだろうなとシブサワは一人呟いていた。







446 :シブサワは物語が嫌いなようです[]:2009/09/24(木) 03:14:47.16 ID:87GwcHGQO

これにて投下を終わります
さるさんってコワい。改めてそう思った。

>>393>>394>>395>>396>>397>>399>>400>>401>>402>>403>>404>>405
>>406>>407>>422>>425>>427>>428>>430>>431>>433>>435>>436>>443>>444


お題は
ξ゚⊿゚)ξ「勘違いしないで。あんたが思ってるほど、私は弱くない」
思ったよりも大きかったその背中
幼い日の思い出
でした

なお、支援して下さった皆様本当にすいませんでした
そして有り難うございます

ミス、拾い損ね、批評有ったらよろしくお願いします



[ 2009/09/24 19:08 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

いい作品だ。
[ 2009/09/30 19:52 ] [ 編集 ]

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