スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

(゚、゚トソン鉄仮面のようです


20 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:23:03.36 ID:AvboBjJ2O


むかしむかし、ビップ国という小さい国に美しいお姫様がいました。

その美貌は周囲の国にも響いていましたが、お姫様には1つ困ったところがありました。

笑わないのです。

それどころかお姫様は全ての表情に乏しいのでした。

せっかくの美しさも固い表情のままでは半減してしまいます。


そこで、お姫様のお母様、つまり王女様はお姫様にこう言いました。


从 ゚∀从「なあトソン、お前は私に似て美しいんだからもっと笑ったりしたらどうだ?」

('A`)「え?」←王様

从^∀从

<ギャァァァァ!!チョークスリーパーハラメェェェ!!!




24 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:24:43.70 ID:AvboBjJ2O


从 ゚∀从「とにかく、もっと可愛らしい人にならないと白馬の王子様はいつまでたっても来ないぞ」


さて、困りました。
そうは言われてもお姫様は笑い方を知らないのです。


仕方がないので誰かに聞いてみることにしました。


そこで呼ばれたのは、プギャーと呼ばれる若い騎士でした。

剣の腕に優れ、ビップ国では一二を争う騎士です。
しかし素行が悪いという理由で、階級としては中の上ぐらいのところにいました。


( ^Д^)「お呼びでしょうか、お姫様」




25 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:26:58.00 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「プギャー、今日は貴方に訊きたいことがあるのです」

( ^Д^)「何でしょうか?」

(゚、゚トソン「笑顔の作り方です」


( ^Д^)「へ?」

(゚、゚トソン「何度も言わせないで下さい。笑顔の作り方、です」


ここまで聞いて、プギャーは吹き出しそうになりました。
ビップ国の中でも鉄仮面とか鉄面皮とあだ名されているお姫様に、笑顔の作り方を訊かれているのですから。


しかし、そこでプギャーは不思議なことに気付きました。


( ^Д^)「恐れながらお姫様、それを何故私にお訊ねに?」




27 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:27:50.59 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「侍女に訊いたところ、ビップ国では貴方が一番良く笑うそうなので」


なるほど、確かにプギャーはよく笑います。
それも下品に、大声で、時には涙まで流し、場所を考えずにお腹を抱えて笑います。


しかしいざ笑顔の作り方を訊かれても、まったく思い付かないものです。
そこで、プギャーはその場をごまかそうとこう言いました。


( ^Д^)「笑顔は作るものではないと思います。嬉しいときや面白いときに、自然と笑えるものかと…」

(゚、゚トソン「そうですか…では、私を笑わせてくれませんか?」




29 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:28:38.80 ID:AvboBjJ2O


さて、困ったのはプギャーです。

鉄仮面とまで言われるお姫様を笑わせるなど至難の技。


以前に王様がお姫様を笑わせようと曲芸師を何人か呼んだのですが、全て失敗だったといううわさまであります。


(;^Д^)「じゅ、準備が必要なので明日でもよろしいでしょうか?」

(゚、゚トソン「分かりました。期待していますよ、プギャー」


その場はなんとかしましたが、問題を先延ばしにしただけです。

自分の館に帰ったプギャーは何を思ったか、コックにこう言いました。




31 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:29:18.53 ID:AvboBjJ2O


( ^Д^)「明日姫様に美味い飯を食わせてやりたい。今用意できるものでもいい、最高に美味い食事を作ってくれ」


プギャーは美味しいご飯を食べたとき、幸せな気分になり自然と笑みが零れてきます。

面白いことでだめならば、心にうったえかければよい、そうプギャーは考えたのでした。



次の日のお昼時、プギャーは再びお姫様のところにやってきました。

( ^Д^)「お姫様、ぜひ食べていただきたいものが」

そう言って従者が運んできたのは一杯のシチューでした。




34 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:31:50.91 ID:AvboBjJ2O


ありふれた食事ですが、プギャーのコックが一番得意で、出す直前に味見したプギャーも、幸せな気分で笑顔になりました。


ゆっくり味わって食べたお姫様。
しかしその口元が綻ぶことはありませんでした。


(゚、゚トソン「とても美味しかったです。城のコックにも見習わせたいものです」

(゚、゚トソン「で、これが笑顔の作り方となんの関係があるのですか?」

(;^Д^)「それは…」

(゚、゚トソン「まあ良いです。明日、また準備をして来てください」


こうして、プギャーの戦いが始まりました。




36 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:33:03.17 ID:AvboBjJ2O


ある日はとても可愛らしいリスを捕まえてお姫様に差し上げました。

ある日はとても美しいドレスを差し上げました。

ある日はお姫様を褒め続けました。


しかし、どれも笑うことはありませんでした。



ある日、お姫様をお城から連れ出して美しい湖のほとりまでやってきました。


( ^Д^)「どうですかお姫様。笑えませんか?」

(゚、゚トソン「ふむ、駄目ですね。ここまで美しいものははじめて見るのですけれど」

( ^Д^)「…そうですか。申し訳ありません」




37 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:34:14.37 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「よいのです。やはり私は、ただの鉄仮面。笑うことなどできないのでしょう」

( ^Д^)「そんなことは…」

(゚、゚トソン「知っています。国中の笑い者に…それどころか周りの国々にも笑われていることぐらい」


( ^Д^)「…お姫様」


諦めかけているお姫様に、プギャーは力強い声で言いました。


( ^Д^)「美しい、可愛らしいなどとても曖昧なものです」

( ^Д^)「人によってそんなものは変わってしまいます」




39 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:35:38.46 ID:AvboBjJ2O


( ^Д^)「たとえ二人の画家が同じものを見てそれを描いたとしても、まったく同じものにはならないでしょう」

( ^Д^)「だから、貴方が可愛らしい人かそうでないかなど、お気になさらないで下さい」


その言葉はお姫様の心にとても響きました。


( ^Д^)「それに私は貴方は―――」



続いたはずのプギャーの声は、風の音にさらわれてしまいました。


( ^Д^)「――いえ、なんでもありません」

(゚、゚トソン「…そうですか」




42 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:38:58.22 ID:AvboBjJ2O


さて、それからいくつかの朝が来たころ、お姫様は王女様に呼ばれました。


从 ゚∀从「トソン、笑えるようにはなったか?」

(゚、゚トソン「いえ。しかし、毎日試してみてはいます」

从 ゚∀从「そうか…。実はな、お隣のラウンジ国から結婚の話があってだな」

从 ゚∀从「相手はブーン王子だ。これは悪いが断れん」


ラウンジ国はとても大きな国で、戦争もとても強い国でした。
ブーン王子はその乱暴な性格が災いして、もう35にもなるのに未だに結婚相手が見つからないでいたのです。




44 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:44:03.99 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「国のためならば行きましょう」

こうして、ブーン王子とお姫様の結婚が決まりました。



結婚式はビップ国の大聖殿でおこなわれることになりました。

( ^ω^)「ふひひwwよろしくだおトソンwww」

(゚、゚トソン「こちらこそよろしくお願いします」


初めて見たブーン王子はそのうわさに違わず、みにくい王子でした。
外見だけでなく言葉づかいも、性格もひどいものです。

しかしお姫様は、国のためならば、と何も感じていませんでした。


さて、結婚式の開始も近付いてきました。




45 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:44:50.98 ID:AvboBjJ2O


そんなとき、ブーン王子は何を思ったかこう話し出しました。


( ^ω^)「ふひひwwトソンはぜったいに笑わないらしいおねwwww」

(゚、゚トソン「はい、最近は色々と試しているのですが…」

( ^ω^)「ブーンのためにかおww嬉しいおwwwww」


从#゚∀从「……」

(;'A`)「押さえて押さえて…」


やっぱり失礼な王子様。
今にも飛びかかりそうな王女様を王様はなんとか止めています。


( ^ω^)「よーしwwそんなトソンをブーンが一発で笑わせてあげるおwwみwなwぎwっwてwきwたwww」




46 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:46:42.97 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「本当ですか?」

( ^ω^)「まじまじwwいくお……よく見ていてほしいお」

真面目な顔になる王子様。
そして、

( ^ω^)「 お ち ん ち ん び ろ ん び ろ ー ん ! 」

从 ゚∀从
('A`)
(゚、゚トソン

( ^ω^)
(^ω^ )
( ^ω^ )

沈黙が訪れました。
その沈黙を破ったのは、お姫様の一言でした。

(゚、゚トソン「…きたならしい」

( ゜ω゜)

その言葉を聞いた王子様は鬼のように怒りました。




48 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:48:13.65 ID:AvboBjJ2O


(#゜ω゜)「お前自分が何を言っているのか分かっているのかお!?」

(゚、゚トソン「はい。しかし汚いと感じたものを汚いと言ってはいけないのでしょうか?」

(#゜ω゜)「おおお!!一度とならず二度までも!」


(#゜ω゜)「よろしいならば戦争だ」


怒りが頂点に達した王子様は結婚を取りやめ、ラウンジ国に帰り母親にこう言いました。

(#゜ω゜)「カーチャン聞いてくれお!トソンの奴笑うどころかブーンのことバカにしやがったおぉぉ!!」




49 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:48:53.30 ID:AvboBjJ2O


ξ#^ω^)ξ「なんですって!?小国の分際で…滅ぼしてくれるわ!」


次の日、ラウンジ国からたくさんの兵がビップ国に攻めてきました。
ビップ国は大慌て。

(゚、゚トソン「すみません。私のせいで…」

从 ゚∀从「いんや、あれは仕方がない。あんなところにお前をやるものか」

(゚、゚トソン「お母様…」



('A`)「見送りの言葉もなしですかそうですか」


すぐにビップ国を守るべく、王様が引き連れた兵たちが城を出発しました。
当然騎士であるプギャーもその中の一人です。


( ^Д^)「姫様…」




51 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[>>50有り難うございます]:2009/09/23(水) 00:50:42.14 ID:AvboBjJ2O


( ^Д^)「俺のせいだ、俺が上手く笑わせていればこんなことには…」

('A`)「プギャー」


(;^Д^)「ドドドドクオ陛下!?」

('A`)「そう畏まるな。お前には本当に娘が世話になった」

( ^Д^)「いえ…私の力が及ばないばかりにこんなことに」

('A`)「いや、お前はよくやってくれたよ。俺が保証する」

( ^Д^)「陛下…」


プギャーの階級を今の場所に置いたのは王様でした。
力があるばかりに酒と女に溺れ、騎士にあるまじき生活をしていたからです。




53 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:51:49.31 ID:AvboBjJ2O


('A`)「俺は知っている。お前がトソンのために酒も女も止めたこと、稽古に励んでいること」

('A`)「トソンのために、あれだけ尽くしたこと」


王様は影も髪も薄いけれどとても賢く、最近のプギャーの行いも気付いていました。

もちろん、プギャーがお姫様に心をひかれていることにも。


('A`)「だから、もしものときはトソンを頼む」

( ^Д^)「陛下、それは」

('A`)「なに、もしも、のときだ。俺の強さはお前もよく知っているだろう?」

( ^Д^)「…そうですね」

王様とプギャーは笑い合いました。




54 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:52:43.45 ID:AvboBjJ2O


戦が始まりました。


(#^Д^)「我らが姫様のために!死力を尽くして戦え!」

プギャーは叫びながら、全力で剣を振るいます。
その強さはまるで獅子、ラウンジ国の兵はそれを見ただけで怖じ気づいてしまいました。


(#'A`)「あんな王子にやるぐらいなら、俺に寄越せぇぇ!!」

王様も負けてはいません。
小さな身体にどこにそんな力があるのでしょう、身の丈より大きい槍を軽々と振り回し、誰よりも多く兵を討ち取っていきました。


(#^Д^)「押し切るぞ!続け」




56 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:53:59.04 ID:AvboBjJ2O


いっとうラウンジ国の兵がいるところにプギャーは馬で突っ込んでいきました。
それに続くビップ国の兵たち。

ラウンジ国の兵は散り散りになっていきます。


そんなとき、一人の騎士が立ちはだかりました。

(,,゚Д゚)「気が向かんが仕方がない…」

('A`)「!!赤虎のギコか!」

( ^Д^)「こいつが…」


そう、この赤い鎧の騎士こそラウンジ国最強の騎士、ギコでした。
プギャーより大きな身体に大きな剣。

迫力も王様に負けてはいません。


( ^Д^)「陛下!ここは私が!」




57 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:54:43.67 ID:AvboBjJ2O


('A`)「…任せたぞ。死ぬなよ!」

( ^Д^)「はっ!!」


そう言い残し、王様はラウンジ国の兵の海に姿を消しました。


(,,゚Д゚)「銀獅子のプギャーか」

( ^Д^)「いかにも」


プギャーの着ている銀色の鎧。
あの湖へ行った次の日、お姫様からいただいたものでした。

それと同時に銀獅子という名前もいただきました。
これが、プギャーの誇りです。


(,,゚Д゚)「我が国の王子が、すまなかったな」

( ^Д^)「ええ。謝っても許しませんが」

(,,゚Д゚)「だろうな。だが女王様の命令だ、悪いが…」




58 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:55:40.87 ID:AvboBjJ2O


ギコが剣を抜きます。
それを見たプギャーも剣をかまえ直しました。


(#,,゚Д゚)「死んでいただこう!!」

(#^Д^)「断る!」


剣と剣がぶつかりました。

高く澄んだ音が戦場に響きわたります。

一回二回、一度離れて三回四回。
どちらも一歩もゆずりません。


(,,゚Д゚)「ふんっ!」

(;^Д^)「ぐっ…」

五回目、ギコの剣がプギャーに近いところで受け止められました。
じりじりと、プギャーの剣が押されていきます。

ギコの剣の方が大きく重いため、押し合いではプギャーの方が弱いのです。




59 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:56:49.65 ID:AvboBjJ2O


(#,,゚Д゚)「はあっ!」

(;^Д^)「くあっ!?」

ギコはプギャーを剣で突き飛ばしました。
そして、プギャーが怯んでいるその一瞬で――

(#,,゚Д゚)「終わりだ!」

(; Д )「があぁぁ!!?」


その大きく重い剣を、鋭く振り切りました。
赤い赤い血を胸から噴き出しながら、地面に倒れるプギャー。

(,,゚Д゚)「…恨むなよ」

うつ伏せに倒れたプギャーを見ながら、ギコは言い捨てました。


(メメ Д )「恨むかよ」

(;,,゚Д゚)「な!?」

ギコは驚きました。




61 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:58:00.34 ID:AvboBjJ2O


手応えが確かなら、プギャーは死んでいるはずなのです。


(,,゚Д゚)「まさか――銀の鎧か!」


そうです。
お姫様がプギャーに与えた鎧は、お姫様の鉄仮面よりもずっと固い、とても頑丈な銀でできていたのです。


(メメ^Д^)「姫様残して、死ねるか!」

そしてプギャーは、素早く斬りかかりました。

(#,,゚Д゚)「ちぃっ!!」

(#メメ^Д^)「あああああっ!!」


再び剣と剣のぶつかる音が響きます。
しかしギコが押されているようです。

プギャーの剣を受け止めるのが遅くなったからでしょう。




64 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 00:59:22.45 ID:AvboBjJ2O


(#メメ^Д^)「せいっ!」

(;,,゚Д゚)「ぐっ…」

はじめとは違い、剣と剣が何度も何度もぶつかります。


音を数えて30が過ぎたころ、ギコに一瞬のスキができました。

(#メメ^Д^)「だぁぁぁぁぁぁ!!」


その一瞬を、プギャーは見逃しません。

ギコの剣より速い一振りを、ギコに浴びせました。

(メメ,,゚Д )「…無…念」


今度崩れ落ちたのは、ギコでした。

(#メメ Д )「やった…のか?」

しかしすぐにプギャーも倒れてしまいました。
もう指一本も動かせないくらい、力が抜けていくのが分かりました。




65 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 01:00:21.36 ID:AvboBjJ2O


いつの間にか気を失っていたプギャー。
目を覚ますとそこは自分の寝室の天井でした。


( ^Д^)「…うーん」

とりあえず生きていたみたいだ、とプギャーはほっとしました。

しかし、身体が持ち上がらないのは、全身に巻かれた包帯のせいだけではないでしょう。


(゚、゚トソン「気が付きましたか?」

( ^Д^)「え?姫様…あれ?」


声のした方をプギャーが見ると、そこにはお姫様がいました。

(゚、゚トソン「死んでしまったかと思いました」

( ^Д^)「なんで姫様が?っていうか男の寝室に入ってるってどうよ?」




66 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 01:01:08.10 ID:AvboBjJ2O


(゚、゚トソン「少し落ち着きなさい」

( ^Д^)「は、はい」


まだプギャーは混乱しているようです。
しばらくして、ゆっくりとお姫様が口を開きました。


(゚、゚トソン「まだ、笑顔の作り方を教えてもらっていませんからね」

(゚、;トソン「死んでもらっては…あれ」

(;、;トソン「あれ?何で、涙が…」

(;^Д^)「ちょ…」


プギャーはまた困ってしまいました。
なんとかしないと、と次のように言いました。

( ^Д^)「お姫様、帰って来たんですよ、生きて。何故泣くんです?」

(;、;トソン「そうですよね、なのに…?」




67 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 01:02:18.76 ID:AvboBjJ2O


( ^Д^)「きっとそれは嬉し涙ですよ、ほら…」

そっと涙を拭うプギャー。
お姫様が、とても可愛らしい人だと、プギャーは思いました。


( ^Д^)「笑ってください」

ようやくお姫様の涙が止まりました。


(゚ー゚*トソン

涙がなくなり、目を腫らした美しい顔に浮かぶのは、見たこともないぐらい美しい、お姫様の笑顔でした。




69 :(゚、゚トソン鉄仮面のようです[]:2009/09/23(水) 01:04:14.92 ID:AvboBjJ2O



こうして、表情の出し方を知らなかったお姫様は、この日笑い方と泣き方を知りました。


ようやくお姫様の鉄仮面が、剥がれ落ちたのでした。



おわり






投下絵

トソン、プギャー
1_20090923151715.jpg


[ 2009/09/23 15:16 ] 総合短編 | TB(0) | CM(3)

ドックンドックン~!ふぅん!ハインにゃーんにゃーん
機械による無作為な粛正…誰の良心も(ry
[ 2009/09/23 19:36 ] [ 編集 ]

プギャーのくせにカッコいいなぁ
[ 2009/09/25 01:16 ] [ 編集 ]

よかったよ!
[ 2009/09/25 18:34 ] [ 編集 ]

コメントの投稿


更新は止まっていますがコメントはご自由にどうぞ
修正・削除依頼等、何かしらの連絡はコメントもしくはメルフォよりお願いします
拍手だと高確率で長期間気づきません

スパム対策のため"http"と"@"を禁止ワードに設定しています
URLを書き込む際は"h"を抜いて投稿してください













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://gyokutonoyume.blog116.fc2.com/tb.php/2593-4bbe8b9c


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。