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とある百貨店の昼休みのようです


232 :とある百貨店の昼休みのようです []:2009/09/08(火) 00:42:53.25 ID:dR3O58cTO

都内某所、とある百貨店のモニター室。
壁には大きな鏡と、赤いスイッチが見受けられる。
その部屋の中心、長机を挟んで、二人の女性が向かいあっていた。
一人はこの百貨店の責任者。もう一人は、金髪ロールの小さな女の子だ

川 ゚ -゚)「ツンデレちゃんと言ったかな?」

川 ゚ -゚)「君は今、泥棒で捕まったからここにいるわけだが間違いないか?」

ξ゚⊿゚)ξ「はい…」



233 :とある百貨店の昼休みのようです []:2009/09/08(火) 00:44:00.55 ID:dR3O58cTO

川 ゚ -゚)「素直でよろしい。では、君が犯行に及んだ理由を百字以内で述べよ」
ξ゚⊿゚)ξ「だって・・・おいしそうだったんだもん」

川 ゚ -゚)「確かに、我が百貨店のベーカリーは素晴らしいパンを焼くよ。クリームパンみたいな奴が焼くだけあって」

ξ゚⊿゚)ξ「…?」

川 ゚ -゚)「でもね、それを盗んじゃうのはどうなのかな?」

ξ゚⊿゚)ξ「…いけない事です」

川 ゚ -゚)「そう、いけない事だ。そんな風に食べられても、パンだって嬉しくないんだ」



235 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 00:46:06.75 ID:dR3O58cTO

ξ゚⊿゚)ξ「ねえ、ママに言うの?」

川 ゚ -゚)「言うよ。君はそれだけの事をしたんだ」

ξ゚⊿゚)ξ「…パパにも?」

川 ゚ -゚)「言うね、君は叱られるかも知れないけど」

ξ;⊿;)ξ「あ…あぁ」

それを聞いた途端、女の子は小さな肩を震わせ、堰を切ったように泣き出した。スカートの膝元が、瞬く間に涙で濡れていく。
それを見て取ったクーは、おもむろに立ち上がり、ツンを残して退室。
薄暗い廊下を数歩だけ進み、隣室へと入った。



236 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 00:48:22.72 ID:dR3O58cTO

川 ゚ -゚)「見ていた通りだ、認めたよ」

( ^ω^)「…ぬう」

从'ー'从「あの子…あんなに目を腫らして…」

そう、マジックミラー。
彼女達のやり取りは、最初から隣室にいた筒抜けだった。
そして、それを見ていたのは

川 ゚ -゚)「迷子センターに問い合わせがあったそうだ。私としては通報する気も無い、どうする?」

( ^ω^)「…叱ってあげるべきですお」
从'ー'从「よしましょうよ、あの子だって悪気はないです!」
( ^ω^)「確かに、可哀想だお」

( ^ω^)「でも…あの子はウチのパンを盗んだ、それはいけない事だお」

从'ー'从「それは…」
川 ゚ -゚)「なら、彼女に決めてもらおうか」

从'ー'从「え?」

川 ゚ -゚)「ここに来なかった事にするのさ」



237 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 00:49:39.26 ID:dR3O58cTO

川 ゚ -゚)「パン屋のお姉さんは君を許すってさ」

ξ;⊿;)ξ「…本当に?」

川 ゚ -゚)「でも、お兄さんは許さないそうだ」

ξ;⊿;)ξ「!!!」

川 ゚ -゚)「でも、それは君が嫌いだからじゃない。確かだ」

ξ;⊿;)ξ「…」

川 ゚ -゚)「今日の事はパパとママには黙っていてあげる、おまわりさんにも言わない」

ξ゚⊿゚)ξ「! 本当に!?」

川 ゚ -゚)「ああ、両親が迎えに来てる。そこにいるお兄さんに迷子センターに連れて行ってもらいな」



238 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 00:51:51.87 ID:dR3O58cTO

( ^ω^)「僕はお金の為だけにパンを焼いてるわけじゃないお」

( ^ω^)「でも、それを盗まれたら、いい気持ちはしないんだお」

( ^ω^)「もし君が、今日の事を素直に打ち明ける日が来たのなら」

( ^ω^)「また来るといいお」

( ^ω^)「たっくさんパンを焼いておくお」

( ^ω^)「さ、迷子センターだお。両親の所にお帰り」

ブーンは、震えるツンの手をゆっくりと離した。

両親の姿を見たとたん、弾かれたように駆けていくツン

それを見届けたブーンは軽く手を振ってから、その場を去ったのだった



239 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 00:58:04.23 ID:dR3O58cTO

ブーンはその足で遅い昼食をとろうと、フードコートに向かう。

その道中、玩具売場にて担当の流石兄弟と出くわした。

( ´_ゝ`)「よう」
( ^ω^)「おいすーww調子はどうだお?」

( ´_ゝ`)「コホン…」

( ´_ゝ`)「もし君が、今日の事を素直に」

(;^ω^)「・・・」

(´<_` ) 「幼女相手に説くとは流石だなブーン」

(;^ω^)「……」

それからブーンは徹底的にいじられた。
実際には彼がざるそばを食べ終える二、三十分ほどであったものの、彼には無限を感じさせる時間であった。



240 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:00:29.56 ID:dR3O58cTO

(´<_` )「と、もっといじり倒したいところだが…弟者」

( ´_ゝ`)「…ああ見えてるぞ兄者」

(;^ω^)「え?え?」

(^ω^;)「え?」

三人が見たもの、それは

(*'∀`)「フレッシュwwwwフレッシシュシュwwフヒヒヒヒヒwwww」

子供用のパジャマをバッグに詰め込む男の姿であった



242 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:03:17.65 ID:dR3O58cTO

b<『デンワダゾワタシ!デンワダゾワタシ!』
川 ゚ -゚)「!(いつ聴いても良いな、私の声は)」
川b゚ -゚)「もしもし」
(b^ω^)『店長、玩具売場で万引きですお』
川b゚ -゚)「またか…玩具というと子供だろう?」
(b^ω^)『いえ、おっきいお友達ですお』
川b゚ -゚)「…わかった、すぐ行く」

川 ゚ -゚)d「…」

この時、クーは休憩時間を利用し、近所のカフェに腰を下ろしたばかり

(´・ω・`)「ご注文はおきm」
(;´゚ω゚`)「ヒィッ!」
(;´゚ω゚`)「キャンセル?キャンセルでございますね?」

日替わりランチを楽しみにしていたという



245 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:06:56.57 ID:dR3O58cTO

都内某所、とある百貨店のスタッフ専ry。その部屋の中心、長机を挟んで、男女が向かいあっている。

川 ゚ -゚)「名前は?」

('A`)「鬱裸ノ玉子」
川 ゚ -゚)「…そのふざけた名前は本名か?」

('A`)「本名なんざ言うわけねえだろう、警察かよお前(笑)」

('A`)「通報するか? やれよ」

('∀`)「タダ飯が喰えるからな!」


ピキリィ--川 ゚ -゚)z_____!

(;'A`)「(なんだ!?このプレッシャーは…)」

(;'A`)「(・・・か、体が動かないっ!)」

川#゚ -゚)「お前には……通報すら生ぬるい」



246 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:09:29.54 ID:dR3O58cTO

( ^ω^)「やれやれ、やっと店長が来てくれたお」

( ´_ゝ`)「俺達のフロアで盗みを働くとは、滑稽な」

(´<_` )「だが、常に監視を行き届かせる俺達に隙は無かった」

( ´_ゝ`)「流石だよな俺ら」

確か狙われたのってプリキュアのTシャツだったお…

そう言おうとしたブーンの視界に、赤いボタンを押すクーの姿が入った。

もちろん、ミラー越しに



249 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:12:13.66 ID:dR3O58cTO

(;´_ゝ`)(´<_`;)(;^ω^) 「「「あ」」」

とっさに耳を塞ぐ三人。
瞬間、耳をつんざかんばかりの銅鑼の音が、休憩室を塗りつぶした

(;^ω^)「始まったお」
( ´_ゝ`)「あの部屋、防音だったよな?」
(´<_` )「ああ、店長は涼しい顔してるけどな」

なんということでしょう。クーが壁の赤いボタンを押すと、天井から巨大な銅鑼が落ちてきて、男の頭頂に直撃したではありませんか

「-------!------!?------z____!?」

微かに聞こえてくるそれは、のたうちまわる万引き犯の悲鳴だったのか、クーの恨み節だったのか、それとも両方か、三人には判りようもありません。



252 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:17:01.99 ID:dR3O58cTO

都内某所、とある駅前の、とある百貨店
从'ー'从「ポイント二倍おつけしますよー」
(´<_` )「兄者、そのポップコーンどうしたんだ」
( ´_ゝ`)「そこのゲーセンで作ってきた」
(´<_` )「子供の列に並んだのか、流石だな兄者」

お客様の笑顔をモットーに



254 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:19:23.14 ID:dR3O58cTO

( ^ω^)「おや」

ξ゚⊿゚)ξ「…」


( ^ω^)「隠れてないでこっちにくるお」


ξ゚⊿゚)ξ「ごめんなさい…」

( ^ω^)


ξ;⊿;)ξ「ごめんなさい…」


ξ;⊿;)ξ「クリームパンみたいなおじさん!」


( ^ω^)


( ゜ω ゜)グサッ

お気軽に声をおかけください



256 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:26:00.04 ID:dR3O58cTO

(;'A`)「あの…店長……コーヒーが入りました」


川 ゚ -゚)「出直せ、今の気分はミルクティーだ」


(;'A`)「店長…その……」

川 ゚ -゚)「くっちゃべってる暇があったら掃除でもしたらどうだドクオ」

(;'A`)「!?」

川 ゚ -゚)「調べはついてるぞ、お前の母親はウチのお得意様だ」

(;'A`)「カーチャンが?」

川 ゚ -゚)「もうお前はウチの貴重な労働力だ。売場を任せるのはまだまだ先だろうがな」


個性溢れる店員があなたをお待ちしております。



257 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:26:51.96 ID:dR3O58cTO

おしまい。







264 :とある百貨店の昼休みのようです[]:2009/09/08(火) 01:35:27.38 ID:dR3O58cTO

まとめ
>>232-233 >>235-240 >>242 >>245-246 >>249 >>252 >>254 >>256-257
お題
川 ゚ -゚)「百字以内で述べよ」
ξ゚⊿゚)ξ「だって・・・おいしそうだったんだもん」
銅鑼の音
('A`)「鬱裸ノ玉子」

でした。話のプランを削るのも大切だ…
[ 2009/09/08 19:44 ] 総合短編 | TB(0) | CM(2)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
鶉のドックン
[ 2009/09/08 20:08 ] [ 編集 ]

これすきだ!
[ 2009/09/09 09:29 ] [ 編集 ]

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