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マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです


29 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:01:08.52 ID:juRuRlPtO

私は…今はしぃ。昔はしぃずか。
結構有名なマラソンランナーなんだけど、一時期はあんまり結果を出せてなかったの。
でも、その時でも、終盤まではトップを走ってたんだよ?

――不思議だって思うかもしれないけど、ちゃんと聴いてね?


…毎回、あと5kmのところで不思議な世界に旅立っちゃってたんだ。
夢…だったのかな?今はもう分からないけど。
帰って来ても時間は進んでないし、私のいた場所は変わってない。でも、疲れはそのまま残っちゃうからペースがもたなかったの。

――これは私が旅立った、最後のお話。



31 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:03:10.80 ID:juRuRlPtO

―1年前―

タッタッタッタッ
(;゚ー゚)(ちょっと速すぎたかな?でも、変な世界に行っちゃうのを考えたらこんなもんよね)

川 ゚ -゚)タッタッタッタッ

(;゚ー゚)(あれは…クー?速いわね。でも、負けられない!)

(;゚ー゚)(て思ったのに、いきなりあっちに飛ばされそうな感じがする。)

シュー

Σ(;゚ー゚)「や、やっぱりぃー!?」

シュン!



32 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:05:29.93 ID:juRuRlPtO

――――

(;゚ー゚)「いてて…今度はどんな世界かしら?前回みたいに剣と魔法の世界は勘弁して欲しいわ」
  _
( ゚∀゚)「よう。しぃ。久しぶりだな」

(*゚ー゚)(…誰?とりあえず合わせてみないと)

(*゚ー゚)「えぇ。本当に久しぶりね。1年ぶり位かしら?」
  _
( ゚∀゚)「おいおい、大丈夫か?お前が急に旅に出るなんて言ってから半年位しか経ってないだろ」

(*゚ー゚)(半年前…私が変な世界に飛ぶようになった時期と同時ね。偶然かしら?)

(*゚ー゚)「そ、そうだったかしら?ちょっと色々あってね。大変だったの」
  _
( ゚∀゚)「そーか。大変だったな。話は家でゆっくり聞くとして、とりあえず帰ろうか」

(*゚ー゚)(私は…この人と暮らしてたの?)

(*゚ー゚)「えぇ。一緒に帰りましょ?」



33 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:08:45.83 ID:juRuRlPtO

テクテク...

('A`)「おう、しぃちゃん。久しぶりだな。
   …ちっ。ジョルジュも一緒か。お前には嫁がいるのに」
  _
( ゚∀゚)「お前も仕事帰りか。
     おい、妹と一緒に帰ったって問題ないだろ?いいかギコ…いやエロゲオタ、絶対しぃに手を出すなよ?」

(#'A`)「エロゲなんてやってねぇよ」

(*゚ー゚)(この人('A`)がギコ!?私の世界と全然違う。こんなブサメンじゃ絶対にないわ)

('A`)「エロゲはやってない。ギャルゲだけだ」
           _
(*゚ー゚)(で、この人( ゚∀゚)はジョルジュ。私の兄…かな。お嫁さんがいるみたい)

('A`)「エロゲは買う勇気がない」

(;゚ー゚)(てゆーか私の名前、しぃに変わってる!?今まではそんな事なかったのに)

('A`)「それじゃあね、しぃちゃん。ジョルジュ。」

(*゚ー゚)(わっ。考えてた内に時間経ってたみたいね)

  _
( ゚∀゚)「じゃあな、ギコ。いい加減エロゲ止めろよ。
     さぁ。しぃ、帰ろうか」

('A`)「それでも僕は、やってない」



34 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:11:03.91 ID:juRuRlPtO

テクテク...
  _
( ゚∀゚)「着いたな。ただいまー」

川 ゚ -゚)「おかえり、ジョルジュ。早かったな。お、今日はしぃも一緒か。久しぶりだな」

Σ(;゚ー゚)(クー?どうして!?)
  _
( ゚∀゚)「あぁ。仕事帰りに歩いていた時にたまたま帰ってきたみたいでな」

(;゚ー゚)(とりあえず合わせないと)

(;゚ー゚)「うん。久しぶりにお兄ちゃんと帰ってきたよー」
  _
( ゚∀゚)「とりあえずまずは皆で晩飯食おうじゃないか。俺はもう腹が減って大変だよ」



36 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:14:10.12 ID:juRuRlPtO

川 ゚ -゚)「――よし、じゃあ少し待っていてくれ。すぐ出すよ」
  _
( ゚∀゚)「お。今日は豪勢だな。何かあったのか?」

川 ゚ー゚)「君と結婚する前の日記を読み返してな。たまには…と思ったんだ。良いだろう?」
  _
( *゚∀゚)「…クー」

川*゚ー゚)「ジョルジュ…」

(;゚ー゚)(えっと…どうしたらいいのかしら)アセアセ

川 ゚ -゚)「…と。今日はしぃがいるんだったな」
  _
( ゚∀゚)「えー。いーじゃないかよー」
川 ゚ -゚)「駄目だ駄目だ。」
        _
,,川*゚ -゚) (゚∀゚ )
   (後で…な)ボソッ   _
( *゚∀゚)



37 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:17:09.52 ID:juRuRlPtO

(*゚ー゚)(まぁまぁ。あまぁーいこと。火傷しそう…って、あれ?この言葉は古いのかしら?)

『いただきます』

―――――

『ごちそうさま』
  _
( *゚∀゚)「ちょっと疲れたから、先に風呂入って寝るよ。おやすみぃ」

(*゚ー゚)「はぁい。おやすみなさい」

川 ゚ -゚)「で…だ。しぃ。いや…しぃずか。私達はさっきまでマラソンをしていた。そうだな?」

Σ(*゚ー゚)「え!?なんであなたがそれを知ってるの?」

川 ゚ -゚)「簡単な事だ。―――――」

…長かったから、要約してみるよ。
・クーはマラソンをしていた時、別の世界に飛ばされた
・この世界にいたクーの日記を読んで、しぃは「おにぃ」とジョルジュを呼ぶ事を知った
・「お兄ちゃん」に違和感を持ち、カマをかけてみた
・『クー』の日記は2つあって、片方はどうやらジョルジュが書いたものらしい

(*゚ー゚)「とりあえず分かったわ。で、良いの?そのジョルジュさんのとこに行かなくて。」

川 ゚ -゚)「あぁ。それは心配ない。睡眠薬をジョルジュの晩御飯にいれといたから」

(*゚ー゚)「あら…それはびっくり」



40 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:20:22.86 ID:juRuRlPtO

川 ゚ -゚)「で、だ。ちょっと聴いてくれ。どうやら私達の別の世界に飛ぶという現象は、この世界のジョルジュが起こしたらしい」

(*゚ー゚)「…どういうこと?」

川 ゚ -゚)「『クー』さんの日記は、ジョルジュさんの眉毛が生えた、ということが書かれた日を最後に終わっていたんだ。それまでは全くジョルジュのことは書かれていなかった。
     しかしもう一つの、ジョルジュが書いた方は、ずっとジョルジュが好きで、既に結婚している、ということが書いてある」

川 ゚ -゚)「つまり、ジョルジュの眉毛が」

(*゚ー゚)「何かの引金になっているって訳ね」

川 ゚ -゚)「よく分かってるじゃないか。
     …さぁ、奴の眉毛を貰いに行こうか」

(*゚ー゚)「い、いきなり!?」

川 ゚ -゚)「あぁ。奴の日記もついでに拝借したんだが、あの眉毛には対象を、パラレルワールドのいずれかに送る能力があるらしい―――」

また長いから要約しちゃうよ。
・ジョルジュの眉毛には、対象をどこかのパラレルワールドに送る能力がある
・また、望まないところに対象が言った時にはすぐ能力を解除し、対象を元の世界の元の状態に戻すことが出来る
・ジョルジュの目的は、リアルでエロゲ展開を望んだから
・クーはこの世界に来て半年だが、ジョルジュに誘われそうな時は毎回睡眠薬を飲ませて無理に寝せている。

(*゚ー゚)「把握。ジョルジュはエロゲオタってことね」



41 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:23:21.67 ID:juRuRlPtO

川 ゚ -゚)「さすがに半年も睡眠薬を飲ませ続けていたら耐性がつきそうじゃないか。だから行こう」

(*゚ー゚)「し、仕方ないよね。行きましょう」

バタン

ゾリゾリ

ペタン

バタン
  _
川 ゚ -゚)「よし」



42 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:26:31.60 ID:juRuRlPtO

(*゚ー゚)「これで帰れる訳ね」

( ゚∀゚)「ふぁあ…ん?ま、眉毛が、眉毛がない!!まさかクーか!?」

バタン!!
  _
川 ゚ -゚)「起きたか」

( #゚∀゚)「眉毛を返せえええ!!!」
  _
川 ゚ -゚)「何のことだ?」

( #゚∀゚)「俺の眉毛の能力を知ってる奴は、お前しかあり得ないんだよ!!」
  _
川 ゚ -゚)「言いがかりはよしてくれ」

(;゚ー゚)「クー!バカやってないで帰ろうよ!」

( #゚∀゚)「バカって言うな!!!」
  _
川 ゚ -゚)「お前はうるさいな。
     『しぃ』と『クー』を『解除』」

シュンッ!



44 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:29:11.23 ID:juRuRlPtO
  _
川 ゚ -゚)「とりあえず帰れた訳だな」

(*゚ー゚)「まだパラレルワールドを移動してるとこだけどね。…ところでクー、眉毛落としたら?」
  _
川 ゚ -゚)「いや、これが意外と良いんだよ。意外と」

(*゚ー゚)「…そう。それなら良いけど」
  _
川 ゚ -゚)「あぁ。これで(眉毛を除いて)元通りだ」

( <●><●>)「やれやれ…貴方は何もわかってませんね」
  _
川 ゚ -゚)「…どういうことだ?」

(*゚ー゚)「え、何?誰?どういうこと?」

( <●><●>)「クーさんだけではなく、しぃさんもいらっしゃいますか。これは好都合」

( <●><●>)「クーさんは先ほど、『「しぃ」と「クー」を「解除」』と仰いましたよね?『しぃずか』ではなく、『しぃ』と」
  _
川 ゚ -゚)「そう言ったが…何か問題でもあるのか?」

( <●><●>)「えぇ。少し。その眉毛の前の持ち主であった、ジョルジュさんには言っていませんでしたが、
       パラレルワールドの解除には、解除される人の元の世界の名前を正しく言わなければバグが起こります」
  _
川 ゚ -゚)「バグ…とは?」

(*゚ー゚)「まさか私…死んじゃうの?」



46 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:33:34.50 ID:juRuRlPtO

( <●><●>)「いえ、そんな大層な事ではありません。これから、貴方の名前は『しぃずか』ではなく、『しぃ』になります。構いませんか?」

(*゚ー゚)「えぇ。全く。なぜか私の名前っぽくはないもの。それ」

( <●><●>)「把握しました。それでは、マラソンの続きを頑張って下さい。それでは」



47 :マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです[]:2009/08/29(土) 23:35:20.09 ID:juRuRlPtO

―――――

その後のマラソンで、私は半年ぶりに一位を取れたの。
それから先は、私とクーのどちらかが、必ず一位になるようになったの。やっぱり私達は速いのよ。別の世界に飛ばされなきゃ。

あ、そうそう。
この時からずっと、私とクーは親友よ。これからも絶対。

ギョロ目の人は、あれから夢の中で一度だけ会ったわ。
「あっちの世界で、どうして私が旅に出てたの?」って聞いたの。

そしたら、
「ジョルジュが、彼の世界にいた、しぃという妹に恋心を抱いていたのは分かってます。彼の妹はそれが嫌で旅立ったのです。
しかし、ジョルジュは眉毛に細工をして、『しぃ』さんが替わる時には自分の近くに呼び寄せる、という機能を付けたのも分かってます」
だって。

あと、
「対象を転位させるのには対象が弱っていなければならないという条件は分かってます」
とも言ってたな。

だからマラソンやってた時に飛んじゃったのかな。

ピンポーン
<おーい、しぃー。練習するぞー。早くー

あ、クーが呼んでる。行ってくるよ。

ばいばい。

(*^ー^)ノシ







48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2009/08/29(土) 23:42:36.51 ID:juRuRlPtO

>>29、>>31-34、>>36-37、>>40-42、>>44、>>46-47

以上でした。

マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁんの憂鬱のようです
改め、
マラソンランナー(*゚ー゚)ちゃぁんの幸福のようです
でした。


お題は、
・マラソンランナー(*゚ー゚)ずかちゃぁん

・( #゚∀゚)「眉毛を返せえええ!!!」
   _
・川 ゚ -゚)「言いがかりはよしてくれ」

・( <●><●>)「やれやれ…貴方は何もわかってませんね」

・('A`)「それでも僕は、やってない」

でした!
学校のテンションで書き終えたっ!

[ 2009/08/31 10:00 ] 総合短編 | TB(0) | CM(1)

ドックンドックン~!ふぅん!にゃーんにゃーん
ドックンはやってない!
[ 2009/08/31 22:10 ] [ 編集 ]

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