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無題

※微グロ的な意味で閲覧注意





631 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:16:15.75 ID:EpCFb2PjO

そこは、一つの狭い部屋。
部屋の中には一組の男女。

女の方は、泣き叫んでいた。


ξ;⊿;)ξ「私は何もしてないッ! 小人が、鬼が彼を殺したのぉっ!!」

(,,゚Д゚)「はいはい、静かにしてろ」

ξ;⊿;)ξ「私じゃないっ、私じゃないよッ! 信じてよぉっ!!」

(,,-Д-)「あーはいはい……」

ξ;⊿;)ξ「小鬼がやったんだってばぁっ!! 何で私が捕まるのよぉッ!?」

(,,-Д-)「はー……頼むから静かにしといてくれよー……」


がちゃり、ぱたり。
部屋に居た男が、外へ出て行く。



632 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:18:05.39 ID:EpCFb2PjO

部屋の外に居た男と、部屋から出てきた男が顔をあわせる。
軽く挨拶をしてから、隣に並んだ。
自分が出てきた扉に背中を預け、溜め息を吐く。


( ・∀・)「どうです?」

(,,゚Д゚)「ひでぇもんさ」

( ・∀・)「自分で殺したののに、小鬼とはね」

(,,゚Д゚)「まあ、大好きな恋人を殺しちまったんじゃな」

( ・∀・)「現実逃避ですか」

(,,゚Д゚)「アレだろ、やんでれって奴だろ」

( ・∀・)「先輩、ヤンデレ好きなんですか?」

(,,゚Д゚)「嫁さんは普通だ」

( ・∀・)「それ以上はのろけととらえます」

(,,゚Д゚)「お前が言ったんだろうが……」



633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:20:06.08 ID:EpCFb2PjO

( ・∀・)「ま、痴情のもつれってやつでしょうね」

(,,゚Д゚)「ああ、だろうな。指紋も出てるし」

( ・∀・)「しかしまあ、よくアレで自分じゃないって言えますね」

(,,゚Д゚)「殺人犯の心理なんざ分かりたくもねぇさ」

( ・∀・)「ま、彼女は自分の中じゃ悲劇のヒロインなんでしょうね」

(,,゚Д゚)「恋人が殺されたのに冤罪で捕まった自分が可哀想、ってか?」

( ・∀・)「そうそう、まあもうすぐ静かになるでしょ、現実受け入れて」

(,,゚Д゚)「だな」

( ・∀・)「さて、悲劇のヒロインさんはどうしてるかなっと」

(,,゚Д゚)「こら、不謹慎だからあまり言うな」


男が呆れた様に笑って、肩を竦めてから若い男を諌める。
若い方の男は苦笑い、女が居る部屋を窓から覗いた。



635 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/08/03(月) 18:22:05.84 ID:EpCFb2PjO

そして、若い男の顔が、さっと青ざめた。
カタカタと震えて、隣に立つ男の腕を掴んだ。


(,,゚Д゚)「あん? どうした?」

(; ∀ )「せ、せん、ぱ、あれ、」

(,,゚Д゚)「あ? 何だ、よ、─────ぇ?」


部屋の中では、奇妙な生き物が女を引き裂いていた。
腹を裂いて臓物を引きずり出し、声も出せない女は口をぱくぱくと開閉するだけ。

その奇妙な生き物の姿は醜く歪んだ顔に、頭には角が二本あった。
小鬼と言う言葉がぴったり当てはまる姿に、男達は言葉を無くす。

あびゅっ、と水っぽい断末魔の後、女は動かなくなる。
女の首をねじ切る奇妙な生き物は、けたけたと笑って外に繋がる窓から出て行く。

出て行く直前に、ちらりとだけ男達を見て笑った。


部屋の中には、女が真っ赤になって倒れるだけ。


おわり。




[ 2009/08/03 20:44 ] 総合短編 | TB(0) | CM(0)

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